バーチャル博物館「沢村栄治記念館」http://sawamuraeiji.yomibitoshirazu.com/で再開しています。

 私たち夫婦は柳川の水が合わない。
 だからほぼ毎週料理用の水をどこかに汲みに行くことにしている。
 水はやはり熊本のもの、特に阿蘇白川水系が美味しいように感じる。したがってたいていの場合行くのは熊本の水汲み場である。
 先日は和水町の「菊水一号館(仮名)」に汲みに行った。
 ここで売っている弁当にはビビンバ、チヂミ、キムパプなど、本格的な韓国料理があるので、ここに行った日は夕食を作らなくていいが、その話はまた今度。
 普段は休日半額なので高速道路を使うのだが、今回は南関町経由で一般道(国道443号線)を通った。まったくの気まぐれである。
 この道路はみやま市の瀬高町、山川町を通過していく。
 途中、河童の絵を描いた「ひっそり堂」もあって面白いのだが、その話もまた。
 山川町には青輝園(実名)というところがあって、ここは、「座敷梅」が有名である。
 これは広いお座敷に盆栽というにはもっと大きな梅が所狭しと並べられていて、今の季節の風物詩として有名である。
 443号線沿いの電柱には、この「座敷梅」の看板がずーっと掲げられていて、その看板を横目で見ながら菊水に向かうことになる。
 ここでは、私の経験を追体験してもらうため、私の脳内環境をできるだけ忠実に再現してみたい。老眼の方はできれば眼鏡を外してご覧ください。

「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」「座敷梅」


熊本県産乾椎茸


え?


 菊水一号館で見たポスター、私には「熊本県座敷椎茸」と見えたのだ。もちろん、本当は「熊本県産乾椎茸」である。

座敷椎茸

 こんな場面を想像してしまった。
 実際にあったら座敷はカビだらけになり、入った人は真菌性肺炎になってしまうだろう。
 私の思い込みと老眼は相当進行しているようだ。