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 東欧遠征に敗れて皇帝の座から追われ、エルバ島に流されていたナポレオンが脱出し、軍勢を率いてパリに迫りつつあるというときの新聞の第一報である。

怪物、流刑地を脱出(2月26日)

その後の記事である。
 
コルシカの狼、カンヌに上陸(3月1日)

悪霊、ガップに出現。討伐軍が派遣さる(3月3日)

食人鬼、グラッスへ(3月5日)

王位簒奪者、グルノーブルを占領(3月7日)

悪辣皇帝、リヨンに。恐怖のため市民の抵抗は無し(3月10日)

僭主、パリより50マイルまで迫る(3月15日)

ボナパルト、北方へ進撃。速度増すもパリ入城は不可能か(3月17日) 

ナポレオン氏、明朝パリへ(3月19日)

皇帝陛下、フォンテンブローへご帰還。皇帝万歳(3月20日)

(以上Wikipediaより)

 1ヶ月経っていない。この話は出来すぎていて、「本当かな?」と思ってしまう。もともとが反ナポレオンの新聞社の記事ともともとが親ナポレオンの新聞社の記事をうまく接ぎ木して捏造したのではないか。 

 だが、こちらの記事は紛れもない事実である。

 「一億特攻」の言葉が叫ばれて既に久しい。だがこの言葉の叫び続けられねばならぬところ、国民の中にはまだ特攻精神に徹しきっていないものがあるのではないか。しかし今ほど一億国民すべてに特攻精神が求められているときはない。(6月14日)
 
伝統誇る米騎兵師団、代々木原頭に幕営。和やかな帝都進駐風景。(8月30日)

 本当はもっと抱腹絶倒の記事があった記憶があるのだが、どうもこの前後の新聞や雑誌の記事はネットでは見つけにくい。私のように「面白い」と思う人が少ないらしく、古本屋にでも行かなければ見つけられないようだ。
 古本屋にあるものも「燃やしてしまえ」という運動があるようだし、そのうちに「幻」ということになるかもしれない。

 困難な時代がやってくる。

 この2015年、誰が何を言っていたか、しっかり覚えておこう。

 糾弾や復讐のためではない。そんなことはわが民族には似合わない。 

 笑い飛ばし、恥ずかしがらせるためだ。古来、私たち日本人は恥を知る民族なのだ。