1990年04月

1990年04月14日

政経


急かされもしてるし書こうかなーっと。(今日は4/14です)




政治経済について。



政経はとにかく「簡単」「楽」と言われる科目だ。

確かに用語集を比較すると厚さは日本史の半分とか。

僕も日本史が上手くいかず、春に政経に乗り換えたクチだ。

夏前までなら地歴や数学を選択している人が政経に乗り換えると言うのはありだと思う。

ただ、あまり「政経だから」という幻想に飲まれないように。

ご存知かも知れないが政経は受験できる学校が減る。

東京の私立で言うと慶応、上智、立教などは政経受験不可だ。

「第一志望は早稲田だからいいや」という場合も、

併願校として上記の大学は受けれないことを心に留めておこう。

また余談だが慶応は数学を重視する。

慶応志望で今数学をやってるなら頑張って続けたほうがいい。




本題に入る。


使った参考書

・政経ハンドブック
・政治・経済用語集 山川出版
・実力をつける政治・経済80題 Z会
・政経スピードマスター

あとは資料集が1冊あればいいと思う。



冒頭の通り政経は楽だ。情報量が少ない。しかしある意味で難しい。

勉強の仕方が難しい。

日本史の場合はよく知らないけど、時代に沿って理解し覚えていけばいいだろう。

政経はそうはいかない。

なぜならば、政経は名前の通り「政治」と「経済」を学ぶ。

普通は政治を一通りやって経済、または逆の順で学ぶことが王道であろう。

それが問題だ。


歴史なら流れが分かるだろうが、政経は飛び飛びになる。しかも分野ごとに学ぶので

余計につながりが見えない。

覚える事柄は少ないのだが、把握が難しい。

例えて言うと、歴史の勉強は地図を描いていくようなものだが、

政経はボール(覚える事柄)を腕いっぱいに抱え込んでいく感じだ。

まぁ、僕は結構愚直に覚えていったほうなんだけど。


対策というか有効な勉強法としては自分で紙にまとめることかな。

大きな無地の紙とか用意して、1枚につき1つor2つのテーマをまとめていく。

まとめ方としては、

重要な項目だけで大まかな流れを書く→間に細かい項目や説明を書いていく。

といった感じがいいだろう。

実際に書いたやつを見せて説明できればいいんだけどなぁ。

注意書きで「この年には○○があった」などとどんどん書き加えていくと

政経では難しい「地図を描く」ということができる。



参考書レベルのインプットは秋には粗方終わらせよう。

夏休み明けまでに政治と経済分野を終わらせて、夏明けから国際分野。

(ホント政経は分類がウザい。

時系列の参考書とかも存在していいと思うんだけど難しいんだろうなぁ。)

秋に「ハンドブックの内容は分かります。」と言える状況に持っていければ完璧。

その後は問題をどんどんやろう。

正直、ハンドブックができますレベルくらいにはみんな来れる。

この上に行くには当たった問題数が勝負。

センター一通りやるとか、受けないような私立でも赤本やるとか。

分かる問題はとばしていいからとにかく知らない問題にたくさん当たる。

(ま、二度と出ないだろ、みたいな問題はやらなくてもいいけど)


そうすれば政経で合格点は確実でしょう。



あと、新聞は読んだほうがいい。受験のためだけじゃなく。

1面だけでも読んで、学んだことある分野に近い事柄だなー。

と思ったらネットで詳しく調べてみるとかしてみると時事にも強くなるかも。

ま、秋冬になると時事問題の参考書とか出版されるからそれでやってもいいけどさ。


ちなみに政経はよく言われるけど満点は取れない教科だからね。

センターで僕が一番満点取りにくいな、と思うのは政経。

政経はあくまでも合格点を取りにいって英国で差をつけるという感覚でいるように。




政経はこんな感じだと思います。


参考になったら一段とばしの旅のほうで投票とかしてくれると嬉しいです。

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拓斗

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