2006年11月17日

愛着?

私はポルトガル語はコインブラのポルトガル語(エストレマドゥーラ方言っていうんですか?)しかできないので、北部とか南部とかちょっと違う方言を聞くと「あれっ」となるし、ましてブラジルのポルトガル語を聞くときなんかはくすぐったい感じすらします。
慣れというか、慣れをこえて「愛着」というやつですね、きっと。
別に母国語でもなんでもないくせにね。

ポルトガル語を勉強している人のほとんどがブラジルポルトガル語をやっているから、普通は逆でポルトガルのを聞くと「なんだよこれ?」ってなるものですけどね。




そんなことはよしとして、スイス・ロマンシュ語の授業。
履修者が3人しかいない、ゼミ形式の骨のある授業。
ロマンシュ語自体3万人くらいしか話し手がいない小さな言語なのですが、その中でも変種が多く、5〜6の方言があるようです。

自分は教官のT盛先生から「ピュテール語」の辞書を借りて、様々な方言を読んでいます。
しかし辞書は「ピュテール語−ドイツ語」であるため、ドイツ語の分からない私は独和辞典を片手に辞書をひく・・・なんて骨の折れる作業だ!!

でもそんなこんなで苦労して読んでいると、テキストに「ピュテール」の表記があるとちょっと嬉しくなってしまうものです。
授業で他の変種の辞書で予習した人が迷っていると、ちょっと優越感を覚えたりして。
別に喋れないし、実際に耳にしたことがない言語なのに。

ここでも「慣れ」とは違う、「愛着」のようなものが芽生えてきているようです。
1000人以上いる学生の中で自分くらいしかやっていない、自分だけの言語、みたいなものですからね。

これじゃ完全におかしな人ですな。





ちなみにT盛先生はこの授業で得られた情報を総合して将来は文法サイトを立ち上げようと目論んでいるようです。
でっかいような、ちっちゃいような・・・。

shin_t at 23:59│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!日記 

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