October 19, 2007

*一色*

透明なガラス窓 だんだん濁ってく
目の前でつくられてくモザイク
エンジン音 伝わってブレる視点
灰色車内は色も温度もない

窓の外 ぼんやりと浮かぶ 色。色。
数分後 あの色に溶ける 僕。僕。

吹き付ける風 飛ばされないよう
あの色の中に ゆっくり入って行く
無数の穴開くような 音 聞きながら
破裂しそうな僕を 僕は 庇う

灰色車内 降りたはずの僕は まだ、まだ、
無数の線に 邪魔されて何も見え ない、ない、

それでも 瞼落してしまいたくないから
終りの砂嵐には まだ 早すぎるから
僕は 壊れたテレビのような映像を
何かを探しながら ただ 見つめ続ける


shina09 at 23:59│Comments(0)TrackBack(0)clip!

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔