May 09, 2023
「この世で最も美しい名前」
「この世で最も美しい名前」
名前をつけていなかったのが
良い事なのか
良くなかった事なのか
今でもよく分からない
ーーーーーーーーーーーーーーーー
彼女からそれを聴いた時は
嬉しかった
でも、
疲れているのも確かだった
でも、
やっぱり嬉しかったな
うん
最高に嬉しかった
僕には二人子供がいる
でも、
本当は三人いる。。
真ん中の子は
彼女のお腹の中で
短い人生を終えてしまった
下らない、センスのかけらもない言葉だと思うけど
流産ってやつだ
この言葉を考えた奴に僕は今でも腹が立つ
産まれる事が流れる、だって?
馬鹿にしてんのか?
人の命を何だと思ってんだ?
もう生きていたんだぜ?
彼女の下腹部に耳を当てたら
僕の子供は動いて運動していたよ
鼓動の音だって聞こえた
もう生まれていたんだよ
流れたなんて、二度というな
僕の子供はきちんと生きたんだ。
二度と言うな。。。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
子供の名前は大事だ
人が人生で1番耳にするのは
自分の名前だと思う
だから
絶対に美しい響きじゃないといけない
だから
僕は子供の名前は真剣に考えた
だから
名前を考えつく前に
僕の子供は遠くに行ってしまった
馬鹿みたいだけど
今だにこんな事を考えてしまう
僕が名前を早く決められていたら
僕の子供は
今も生きていたんじゃないかって
何の根拠もないけどね
何だかそんな気がしてしまう。
ーーーーーーーー
彼女が現実を受け入れるまで
1ヶ月以上かかった
心臓が止まっているって
病院の先生はどんな気持ちで言ったんだろうか
良い先生だった
優しい方だった
だから彼女の決心がつくまで
手術は待ってくれた
僕も勿論待ったよ
彼女の表情をみて
早めに人生を終えた僕らの子供を
僕らの側から離そうなんて
言う気はしなかった
ーーーーーーーー
結局彼女は僕に何も言わずに
ある日手術を終わらせて来てから
僕にそれを告げた。
「そうか」と言って
僕は彼女を抱きしめた。
僕達は泣いていた
しばらく何も言わずに泣いていた
ーーーーーーーー
よくある事だと人は言う
先生もそう言ってくれた
自分の事を絶対に責めないで下さいって
。。。。
無理な話だよ。
自分を責めないなんて
あの雨の日に、彼女にもっとあたたかいコートを着せてあげれば、、、
あの日にあんなつまらないことで喧嘩をしなければ、、、
僕がもっと仕事を休んで、
もっと沢山、彼女の下腹部を優しく撫でて
話しかけて
歌ってあげたら
もしかしたら
子供はまだ生きていたかも知れないってさ
考えるなって言う方が無理さ
責めるななんて不可能だよ
ーーーーーーーー
君といつかお話ができるって思っていたんだよ
今でも生きていたら
もう五歳かな
ごめんな
まだ名前を決められてないんだ
名前は大事だから
何でだろう五年以上経つのに
思いつかないんだ。
ごめんな。
父さんが名前を決められていたら
もしかしたら君はここにいたかも知れないのに
君をこの手で抱きしめたかったよ
愛してるって何千回でも
伝えたかった
いつか必ず名前を決めるから
そこで待っててくれ
天国にいったら
いっぱい遊ぼう
例えどんな時間であっても
生きて側にいてくれてどうも有難う。
君は永遠に僕の大切な大切な子供だよ
もう少し先になると思うけど
会える日を楽しみにしてるよ
勿論さ、
その時までに
この世で最高の名前を考えておくよ
この世で最も美しい名前を。
名前をつけていなかったのが
良い事なのか
良くなかった事なのか
今でもよく分からない
ーーーーーーーーーーーーーーーー
彼女からそれを聴いた時は
嬉しかった
でも、
疲れているのも確かだった
でも、
やっぱり嬉しかったな
うん
最高に嬉しかった
僕には二人子供がいる
でも、
本当は三人いる。。
真ん中の子は
彼女のお腹の中で
短い人生を終えてしまった
下らない、センスのかけらもない言葉だと思うけど
流産ってやつだ
この言葉を考えた奴に僕は今でも腹が立つ
産まれる事が流れる、だって?
馬鹿にしてんのか?
人の命を何だと思ってんだ?
もう生きていたんだぜ?
彼女の下腹部に耳を当てたら
僕の子供は動いて運動していたよ
鼓動の音だって聞こえた
もう生まれていたんだよ
流れたなんて、二度というな
僕の子供はきちんと生きたんだ。
二度と言うな。。。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
子供の名前は大事だ
人が人生で1番耳にするのは
自分の名前だと思う
だから
絶対に美しい響きじゃないといけない
だから
僕は子供の名前は真剣に考えた
だから
名前を考えつく前に
僕の子供は遠くに行ってしまった
馬鹿みたいだけど
今だにこんな事を考えてしまう
僕が名前を早く決められていたら
僕の子供は
今も生きていたんじゃないかって
何の根拠もないけどね
何だかそんな気がしてしまう。
ーーーーーーーー
彼女が現実を受け入れるまで
1ヶ月以上かかった
心臓が止まっているって
病院の先生はどんな気持ちで言ったんだろうか
良い先生だった
優しい方だった
だから彼女の決心がつくまで
手術は待ってくれた
僕も勿論待ったよ
彼女の表情をみて
早めに人生を終えた僕らの子供を
僕らの側から離そうなんて
言う気はしなかった
ーーーーーーーー
結局彼女は僕に何も言わずに
ある日手術を終わらせて来てから
僕にそれを告げた。
「そうか」と言って
僕は彼女を抱きしめた。
僕達は泣いていた
しばらく何も言わずに泣いていた
ーーーーーーーー
よくある事だと人は言う
先生もそう言ってくれた
自分の事を絶対に責めないで下さいって
。。。。
無理な話だよ。
自分を責めないなんて
あの雨の日に、彼女にもっとあたたかいコートを着せてあげれば、、、
あの日にあんなつまらないことで喧嘩をしなければ、、、
僕がもっと仕事を休んで、
もっと沢山、彼女の下腹部を優しく撫でて
話しかけて
歌ってあげたら
もしかしたら
子供はまだ生きていたかも知れないってさ
考えるなって言う方が無理さ
責めるななんて不可能だよ
ーーーーーーーー
君といつかお話ができるって思っていたんだよ
今でも生きていたら
もう五歳かな
ごめんな
まだ名前を決められてないんだ
名前は大事だから
何でだろう五年以上経つのに
思いつかないんだ。
ごめんな。
父さんが名前を決められていたら
もしかしたら君はここにいたかも知れないのに
君をこの手で抱きしめたかったよ
愛してるって何千回でも
伝えたかった
いつか必ず名前を決めるから
そこで待っててくれ
天国にいったら
いっぱい遊ぼう
例えどんな時間であっても
生きて側にいてくれてどうも有難う。
君は永遠に僕の大切な大切な子供だよ
もう少し先になると思うけど
会える日を楽しみにしてるよ
勿論さ、
その時までに
この世で最高の名前を考えておくよ
この世で最も美しい名前を。
March 18, 2023
そうするよ
調子はどうだい?
僕の方はまあ、なんとか生きてるよ
相変わらず傷つきながら
忙しく暮らしてる
あの頃とあんまり変わらないよ
ほんの少し賢くなって
ほんの少し愚かになった程度さ。
君が別れ際に言ってた事、
何度も何度も僕の心の中に響いたよ
僕はあの頃、自己憐憫に依存していたんだ
大切なものを失った痛みや虚しさを忘れる為に
必死だったんだ
正直グサッときたよ
君の言った事が真実だったからさ
僕は我儘で、視界が狭かったんだ
認めるよ
君の心の痛みも
君の優しさも
気づけないくらい
色んなモノを抱えて
勝手に途方に暮れていたんだ。
「自分を幸せにできる人って、誰だと思う?」
って君は僕に聞いたよね。
あの時の僕は、
「きっと神様みたいなもんか、気まぐれに吹く風の様なモノが、その辺を決めるんじゃないかな」って
僕は答えた
その言葉を聞いた時の、
君の表情を鮮明に覚えてるよ
君は何も言わず、どこか悲しそうに微笑んでいた
今なら分かるけど、君は僕を憐れんでいたんだね
僕の事を可哀想な人だって
そして、
あの瞬間に君は僕から離れる事を決めたんだって
今なら分かるんだ。。。
もう20年近く会ってない。
君が生きているのかどうかも分からない。
君は今も若いままの顔で
僕の中にいる。
もう一度だけ、会えたらなってずっと思ってるよ。
謝る事さえできないで、
感謝を伝える事さえできないで、
ずっといるんだ。
今日もこれから仕事に戻るよ、
なんだか最近は特に忙しいんだ。
歳をとるっていうのは、ややこしいもんだ。
いつか君に会えたらいいなって、
これからも思い続けると思う。
理由はよく分からないけど、
多分、、、
あの質問にもう一度答えなおしたいんだろうと思う。
つまり、
さっき書いた事さ、
「自分を幸せにできる人って、誰だと思う?」
って質問。
今なら分かるよ。
多分、君が僕に伝えたかった事なんだろうと思う。
僕はこう答えなおしたいんだ、
「自分を幸せにできる人は、自分本人だけなんだよね。」
って。
あの時の僕が、そう答えられたら
もう少し長く、君と一緒にいられたかなって
つまり僕はそう思ってるんだろうな。
相変わらず、情けないままだよね。
もし本当に君がここにいて、
僕のこんな言葉を聴いたら、きっとこう思うんだろうな。
「そんな事考えてないで、
今をしっかり見つめて
今のあなたや、
今あなたの周りにいる人を大切にして」
って。
分かったよ。
分かってるよ。
どうも有難う。
そうするよ。
僕の方はまあ、なんとか生きてるよ
相変わらず傷つきながら
忙しく暮らしてる
あの頃とあんまり変わらないよ
ほんの少し賢くなって
ほんの少し愚かになった程度さ。
君が別れ際に言ってた事、
何度も何度も僕の心の中に響いたよ
僕はあの頃、自己憐憫に依存していたんだ
大切なものを失った痛みや虚しさを忘れる為に
必死だったんだ
正直グサッときたよ
君の言った事が真実だったからさ
僕は我儘で、視界が狭かったんだ
認めるよ
君の心の痛みも
君の優しさも
気づけないくらい
色んなモノを抱えて
勝手に途方に暮れていたんだ。
「自分を幸せにできる人って、誰だと思う?」
って君は僕に聞いたよね。
あの時の僕は、
「きっと神様みたいなもんか、気まぐれに吹く風の様なモノが、その辺を決めるんじゃないかな」って
僕は答えた
その言葉を聞いた時の、
君の表情を鮮明に覚えてるよ
君は何も言わず、どこか悲しそうに微笑んでいた
今なら分かるけど、君は僕を憐れんでいたんだね
僕の事を可哀想な人だって
そして、
あの瞬間に君は僕から離れる事を決めたんだって
今なら分かるんだ。。。
もう20年近く会ってない。
君が生きているのかどうかも分からない。
君は今も若いままの顔で
僕の中にいる。
もう一度だけ、会えたらなってずっと思ってるよ。
謝る事さえできないで、
感謝を伝える事さえできないで、
ずっといるんだ。
今日もこれから仕事に戻るよ、
なんだか最近は特に忙しいんだ。
歳をとるっていうのは、ややこしいもんだ。
いつか君に会えたらいいなって、
これからも思い続けると思う。
理由はよく分からないけど、
多分、、、
あの質問にもう一度答えなおしたいんだろうと思う。
つまり、
さっき書いた事さ、
「自分を幸せにできる人って、誰だと思う?」
って質問。
今なら分かるよ。
多分、君が僕に伝えたかった事なんだろうと思う。
僕はこう答えなおしたいんだ、
「自分を幸せにできる人は、自分本人だけなんだよね。」
って。
あの時の僕が、そう答えられたら
もう少し長く、君と一緒にいられたかなって
つまり僕はそう思ってるんだろうな。
相変わらず、情けないままだよね。
もし本当に君がここにいて、
僕のこんな言葉を聴いたら、きっとこう思うんだろうな。
「そんな事考えてないで、
今をしっかり見つめて
今のあなたや、
今あなたの周りにいる人を大切にして」
って。
分かったよ。
分かってるよ。
どうも有難う。
そうするよ。
January 10, 2023
Blueな夢と、空を埋め尽くす雪
今日はとてもリアルな夢を見た。
14歳の頃のガールフレンドとデートをしていた日の夢だった。
僕の記憶の幾つかの断片を利用し、
夢は映像を作り上げていた。
そこには、あの頃のままの彼女がいて、
あの頃のままの僕がいたのだけれど、
僕の心の中には
今の僕がいてその情景を俯瞰していた。
彼女はあの頃の様に、美しく無邪気に笑って
幸せそうだった。
僕も、あの頃の様に笑ったりして見せていた。
でも、僕はずっと悲しかった。
とてもとても悲しかった。
何故なら、僕の心は
現在の自分であり、
この恋が終わってしまう事を知ってしまっていて、
彼女の未来に起こる、
限りなく悲しい未来を知ってしまっているからだった。
僕は悲しくて、全身から絶えず力が抜けていく様だったけれど、
まだ元気で無邪気な彼女の為に
精一杯、幸せな1日を過ごそうと頑張っていた。
儚く消える事を知っていながら
彼女の笑顔を大切に見つめた。
もう二度と触る事ができなくなる彼女の
あたたかい手を
どこまでもどこまても大切に握った。
不思議な感覚だった。
生きている死体と僕は手を繋いでいた。
実像と虚無を同時に見つめていた。
特別な事は何も言ってあげられなかった。
特別な事は何もしてあげられなかった。
もうこの世にいない、彼女の身体を
僕は夢の中で確かに自分の腕でそっと抱きしめていた。
嬉しさと悲しさが絶えず僕の心を引き裂いていた。
何も知らない彼女が、
僕に向かって微笑む映像を残して
夢は唐突に終わった。
ーーーーーーーーーーーーーー
僕は今たった一人、
窓の外に降る雪を眺めている。
今日は随分と沢山雪が降っている。
空を真っ白に埋め尽くす程、
沢山の雪が降っている。
不思議な事に
雪が沢山降れば降るほど
空は何処までも
からっぽになっていく様だ。
僕は思い出した様に
「さよなら」
と心の中で呟いた。
雪は音もなく降り続けていた。
14歳の頃のガールフレンドとデートをしていた日の夢だった。
僕の記憶の幾つかの断片を利用し、
夢は映像を作り上げていた。
そこには、あの頃のままの彼女がいて、
あの頃のままの僕がいたのだけれど、
僕の心の中には
今の僕がいてその情景を俯瞰していた。
彼女はあの頃の様に、美しく無邪気に笑って
幸せそうだった。
僕も、あの頃の様に笑ったりして見せていた。
でも、僕はずっと悲しかった。
とてもとても悲しかった。
何故なら、僕の心は
現在の自分であり、
この恋が終わってしまう事を知ってしまっていて、
彼女の未来に起こる、
限りなく悲しい未来を知ってしまっているからだった。
僕は悲しくて、全身から絶えず力が抜けていく様だったけれど、
まだ元気で無邪気な彼女の為に
精一杯、幸せな1日を過ごそうと頑張っていた。
儚く消える事を知っていながら
彼女の笑顔を大切に見つめた。
もう二度と触る事ができなくなる彼女の
あたたかい手を
どこまでもどこまても大切に握った。
不思議な感覚だった。
生きている死体と僕は手を繋いでいた。
実像と虚無を同時に見つめていた。
特別な事は何も言ってあげられなかった。
特別な事は何もしてあげられなかった。
もうこの世にいない、彼女の身体を
僕は夢の中で確かに自分の腕でそっと抱きしめていた。
嬉しさと悲しさが絶えず僕の心を引き裂いていた。
何も知らない彼女が、
僕に向かって微笑む映像を残して
夢は唐突に終わった。
ーーーーーーーーーーーーーー
僕は今たった一人、
窓の外に降る雪を眺めている。
今日は随分と沢山雪が降っている。
空を真っ白に埋め尽くす程、
沢山の雪が降っている。
不思議な事に
雪が沢山降れば降るほど
空は何処までも
からっぽになっていく様だ。
僕は思い出した様に
「さよなら」
と心の中で呟いた。
雪は音もなく降り続けていた。
January 01, 2023
「元旦に僕が伝えたいこと」
「元旦に僕が伝えたいこと」
常套句や表面的な挨拶は抜きにして、
あなたに伝えたいことを伝えようと思います。
心の底から、
あなたが幸福である事を祈っています。
「あなた」とは、
これを読んでいるあなたのことです。
それは不特定多数でありながら、
全ての一個人に向けたメッセージであるという意味です。
世の中には不条理なことも無慈悲なこともたくさんある。
調子の良い時もあれば、最悪の時もある。
僕だってそう。
だから伝えたい事はたったひとつ
僕は、これを読んでいる、
たった一人の
「あなた」に語りかけている
「あなた」の存在を心の底から祝福し
「あなた」の幸福を心の底から祈っています
最大の愛と慈悲を込めて。
西暦2023年1月1日
品川洋
常套句や表面的な挨拶は抜きにして、
あなたに伝えたいことを伝えようと思います。
心の底から、
あなたが幸福である事を祈っています。
「あなた」とは、
これを読んでいるあなたのことです。
それは不特定多数でありながら、
全ての一個人に向けたメッセージであるという意味です。
世の中には不条理なことも無慈悲なこともたくさんある。
調子の良い時もあれば、最悪の時もある。
僕だってそう。
だから伝えたい事はたったひとつ
僕は、これを読んでいる、
たった一人の
「あなた」に語りかけている
「あなた」の存在を心の底から祝福し
「あなた」の幸福を心の底から祈っています
最大の愛と慈悲を込めて。
西暦2023年1月1日
品川洋
December 31, 2022
皆様、良いお年をお迎えください。
皆様、良いお年をお迎えください。
m(_ _)m
御挨拶のかわりに、
この曲の意訳をさせて頂きます。
https://youtu.be/ftjEcrrf7r0
U2 「ONE」
歌詞 和訳(意訳)
by品川洋
少しは良くなってきたかい?
それとも相変わらず苦しいのかい?
誰かのせいにして責めてしまえば
君の心は晴れそうかい?
たった一つの愛と、
かけがえの無い其々の命
暗い夜を越えるのに必要なのは、それだけだよ
一つの愛を、僕達は分かち合おう
それを大切にしないと、全て失われてしまうんだ
がっかりさせてしまったかな?
後味の悪い思いをさせてしまっただろうか?
君は自分が愛されていなかったと嘆き
僕も不幸であればいいって思ってるみたいだね、、、
過去に起こった嫌な出来事を持ち出すには
今夜はもう遅過ぎるよ
僕達は一つだよ、
でも同じ人間だってわけじゃない
お互いの心を想い、
支え合わなくちゃ辛いだけだよ
支え合って
力を一つにしなくちゃ
自分の今迄の罪が許される事を、
願う事に意味があるなんて思うのかい?
それで傷つけた人達の痛みを無かった事に出来るとでも思っているのかい?
現実から逃れようとしても、
結局は向き合わなければならないんだよ
僕が質問し過ぎて、困らせてしまっただろうか?
君は相変わらず何も答えてくれないね
僕は答えをわかっているつもりだよ
僕達は一つにならなくちゃいけない
だけど人は皆違う心を持っている
そして何度も互いに傷つけ合ってしまう
何度も、
何度も、、、
愛とは神殿のようなものだよ、
そして愛は法でさえ超越する力を持っているはずさ
君は寂しがりやで、僕の側に来たかと思えば
すぐに気まぐれに僕を傷つけようとするね
君の気持ちは分かる気がするけれど
そんな事を繰り返していても
虚しいだけだと思わないかい?
たった一つの愛と、
かけがえの無い其々の命
誰もが皆
やるべき事は分かっているはずだよ
僕達は其々違う心を持っているけれど
お互いの事を想い合い、
支え合わなければいけないんだよ
そうでなければ誰も幸せになんてなれないよ
支え合おうよ、
支え合って一つになるんだ
そうすれば僕達はきっと
幸せになるはずだよ
僕はそう思うよ
心から
そう思うよ
December 20, 2022
信念について
○信念について
例えば夢があるとして
それを叶える為に本当に必要なモノは何なのか?
自分にそれを叶える才能があるのか?
その疑問は影のように永遠に付き纏う
数ヶ月努力をするのはそんなに難しい事じゃない
でも10年以上できる人はそうそう居るものじゃない
ましてや何度も失敗を繰り返して
誰かに無理だと言われ
応援してくれていた人も側を去ったり
そんな事はザラにある
それでも信じて歩み続ける事はなかなかできる事じゃない
途中で大怪我したり、病気になったり
仲間に裏切られたりもする
それでも信じ続けるのはなかなかできる事じゃない
若く無知ならば
自分は天才等と思い込むのは難しい事じゃない
でも自分より実力が上だと感じさせるような人と何度も出会ったり
自分とは全く違う個性を持った人が
成功していくのを何度も目にすれば
思い込みだけで自分を天才等と思い続けるのはほぼ不可能だ
逆に考えてみよう
自分に本当に才能があるとしたら?
自分がいつか本当に成功するのだとしたら?
どうするべきだろう?
簡単な事だ
ひたすらに信じ続けるべきだろう
信じなければ
努力は続けられない
信じなければ
挫折は乗りこえられない
でも、答えは分からない
自分が本当に才能があって
成功するなんて
それに対する確実な答えなんて
何処をどう探しても見つかる事などない
では、諦めるのか?
確証がないからと?
そこが大きな分かれ目になる。
あらゆるリスクを考慮して
それでも信じる価値があるのか?
それを何処までも深く自問する
幾ら考えても確証はない
ド派手に転んで大失敗
そんなイメージは簡単に浮かぶ
仮にそうなったとしても
信じ歩み続ける価値はあると心から思えるか?
夢など見えなかったフリをして
安全な道へ引き返す事もできる
でもそれで納得できるのか
?
?
?
?
?
僕の場合の結論はこうです。
目をそらせない程の
美しい夢ならば
何を失ったとしても
信じる価値がある
才能があるか
成功するかは永遠に分からない
でも信じる価値があると
心の底から思えるならば
どれ程傷ついても
どれ程バカにされようと
どれ程大変だろうとも
歩み続ける意味がある。
信じる価値があると見極めたなら
迷い悩む事に合理は無い。
そこまで考え尽くし
決断できる人はなかなか居るものじゃない
そして信じ
実際に行動し続ける事はもっとできる事じゃない
夢を叶える為に最も必要な事は、
そしてそれを成す為に必要なのは
ただ一つ、
「信念」
だ。
それが最も有効な手段である事は、
確かだ。
叶うかどうかではない。
どうしても叶えてみたいと、
心の底から思えるかどうかだ。
そこまで腹をくくれたら、
その想いは
「信念」
となる。
そして
「信念」
を持つ人の歩みは、
強い。
とても、
強い。
November 13, 2022
飛行機で数時間行ったとこだよ
思ってる程遠くないよ
飛行機なら半日もかからないんじゃないかな
ここからじゃ見えはしないけどね
大きな音も聴こえないけど
でも、それは確かな事だよ
現実だよ
夢でもないし、テレビドラマや映画の話しじゃない
本当に起きてるんだよ。もう8ヶ月以上も続いてる
勿論小さな子供達も巻き込まれてる
勿論君と同じくらいの歳の人も巻き込まれているし
僕みたいに音楽が大好きな人も巻き込まれてるよ
僕?
僕がどう思うかって?
最悪な気分だよ
何でこんな事が起きてるのか
全くもって1ミリも納得がいかないよ
何の罪もない子供達が巻き込まれていて
その子達は僕の子供達と全く同じ
限りなく美しい瞳をもっているからね
子供達に限った話しじゃないよ
大人も、男も女も老人も
巻き込まれているんだ
どんな感じか、、、想像を絶しているよ
多分毎日、大きな地震が起きて
街のそこら中で爆発が起こって
火事も起きて
でも、誰も助けに来てくれない
そんな想像よりももっと酷いだろうと思う
信じられないよ
でも現実なんだ
衛生放送でこんな中継を観たんだ
フランスの軍隊が最新のハイテクミサイルについて、その凄さを語っているんだ
そして、実際にカメラの前でそれを撃ったんだ
僕はテレビを消したよ。
子供達も見ていたからね。
何て説明すれば良いんだ?
子供達に。
学校で誰かが喧嘩をしていて
大怪我をして
血まみれになっていたら
先生も、友達も
真剣に、絶対に止めるよね?
当たり前の事だよ
争いも暴力も良くない事だ
子供達には当然の様にそう教えているのに
賢い大人達が
何百人も何千人も何万人も何億人もいるのに
その争いを止められないんだ
もっと最悪な事に
その事でお金を儲けている人達もいるんだよ
ミサイル、戦車、ライフル、
ナイフ、手榴弾、
それらが使われる度に
景気が良くなっている人達がいるんだ
工場はフル稼働で
人手も足りないくらいで
給料は上がっていき
どんどん人を雇っている
今年のボーナスは跳ね上がるだろうね
新築のマンションが買えるかも知れないね
。。。。
そう言えば、何の事について話しているか
言ってなかったっけ。。
でも、もう言わなくても分かるだろう?
僕も口にも出したく無いよ
。。。。
それは現実に起きてるってことは確かだよ
ミサイルの爆発音は日本までは聴こえてこないし
人々が血まみれで倒れている姿もここからじゃ見えないよね
だいぶ寒くなってきた
もうすぐ雪も降るだろう
敢えて何の話かは言わないよ
もうはっきりわかるだろう?
そこでは嘘みたいな悲しい事が
毎日起きてるんだ。
ウクライナの場所かい?
。。。
飛行機で数時間行った所だよ。
飛行機なら半日もかからないんじゃないかな
ここからじゃ見えはしないけどね
大きな音も聴こえないけど
でも、それは確かな事だよ
現実だよ
夢でもないし、テレビドラマや映画の話しじゃない
本当に起きてるんだよ。もう8ヶ月以上も続いてる
勿論小さな子供達も巻き込まれてる
勿論君と同じくらいの歳の人も巻き込まれているし
僕みたいに音楽が大好きな人も巻き込まれてるよ
僕?
僕がどう思うかって?
最悪な気分だよ
何でこんな事が起きてるのか
全くもって1ミリも納得がいかないよ
何の罪もない子供達が巻き込まれていて
その子達は僕の子供達と全く同じ
限りなく美しい瞳をもっているからね
子供達に限った話しじゃないよ
大人も、男も女も老人も
巻き込まれているんだ
どんな感じか、、、想像を絶しているよ
多分毎日、大きな地震が起きて
街のそこら中で爆発が起こって
火事も起きて
でも、誰も助けに来てくれない
そんな想像よりももっと酷いだろうと思う
信じられないよ
でも現実なんだ
衛生放送でこんな中継を観たんだ
フランスの軍隊が最新のハイテクミサイルについて、その凄さを語っているんだ
そして、実際にカメラの前でそれを撃ったんだ
僕はテレビを消したよ。
子供達も見ていたからね。
何て説明すれば良いんだ?
子供達に。
学校で誰かが喧嘩をしていて
大怪我をして
血まみれになっていたら
先生も、友達も
真剣に、絶対に止めるよね?
当たり前の事だよ
争いも暴力も良くない事だ
子供達には当然の様にそう教えているのに
賢い大人達が
何百人も何千人も何万人も何億人もいるのに
その争いを止められないんだ
もっと最悪な事に
その事でお金を儲けている人達もいるんだよ
ミサイル、戦車、ライフル、
ナイフ、手榴弾、
それらが使われる度に
景気が良くなっている人達がいるんだ
工場はフル稼働で
人手も足りないくらいで
給料は上がっていき
どんどん人を雇っている
今年のボーナスは跳ね上がるだろうね
新築のマンションが買えるかも知れないね
。。。。
そう言えば、何の事について話しているか
言ってなかったっけ。。
でも、もう言わなくても分かるだろう?
僕も口にも出したく無いよ
。。。。
それは現実に起きてるってことは確かだよ
ミサイルの爆発音は日本までは聴こえてこないし
人々が血まみれで倒れている姿もここからじゃ見えないよね
だいぶ寒くなってきた
もうすぐ雪も降るだろう
敢えて何の話かは言わないよ
もうはっきりわかるだろう?
そこでは嘘みたいな悲しい事が
毎日起きてるんだ。
ウクライナの場所かい?
。。。
飛行機で数時間行った所だよ。
October 25, 2022
新しい朝をようやく迎えました。「浜田省吾」Live2022/10/24
今日は僕にとって特別な日でした。
パンデミックがこの世界に起こってから
僕は自分の演奏活動もせず
誰のコンサートにも行っていませんでした。
それは、自分の中で
「浜田省吾」様のライヴを
パンデミックが起こった後に
最初に観たいと思っていたからでした。
コロナウィルスが様々な事を変え
様々な悲しみを生みました
世界中のジャーナリストも
文学者も
誰も
混乱、悲劇、感傷、
等に
ただ相槌を打つような反応ばかりで
真っ向からその現実と向き合い
「確かで、愛を持ち、見せかけではない
前向きなメッセージ」を
発する事ができていないと僕は感じていました
そして、
マスレベルで人々にメッセージを届けられる誰かが
その様なメッセージを発して欲しいと願っていました。
そんな中、
2021年3月に
突然
浜田省吾様の配信シングル
「この新しい朝に」
がリリースされました。
その曲の歌詞には
僕が聴きたかった言葉、
いや、それ以上の大きなモノが
しっかりと
書かれきっていました。
僕の潜在意識の中で、
出口を求めて彷徨っていた(僕の影)に
光の中から手を差し伸べ
暗闇から出させて貰うような感覚がして
何処からか涙が出てきました。
僕は、かつて
浜田省吾様の所属するプロダクションに
所属させて頂いておりました
浜田省吾様も、プロダクションの皆様も、
お世辞でも何でもなく
心から愛に溢れた方々で
事ある度に連絡を下さっていました。
僕は、「この新しい朝に」
にあまりにも感動してしまい
聴いてすぐに
プロダクションの偉い方に電話をして
心の底から感動した事を伝えました。
この様なメッセージを、
誰かが発してくれる事を待っていた事
そしてその途轍もなく難しい事を
見事にやって頂けた事
それによって本当に救われた事
を伝えました。
僕はプロダクションに所属させて頂いていた
長い年月の間
観られる限りの膨大な方の
ライヴを観に行かせて頂きました。
その中で
最も素晴らしいライヴをしていた方は
贔屓も御世辞も全く抜きにして
浜田省吾様でした
そしてその実力は明らかに突出していました。
これは、
真実を伝える為に敢えて書くのですが
僕の育った世代は
浜田省吾様の同世代ではなく
僕はプロダクションに所属して頂くまで
浜田省吾様のアルバムをしっかりと聴いた事はありませんでした。
けれども、
僕がメジャーデビューをしたのと同時期に
浜田省吾様は「My First Love」というアルバムをリリースし
僕はそのアルバムの全てのクオリティの高さに
度肝を抜かれました
そして、
そのアルバムのリリース後に行われた
ライヴツアーを観させて頂き
その完成度の高さ
会場を包み込む様な限りなく大きな
愛と誠実さ、慈愛に溢れた
演奏、パフォーマンスに
完璧に魅了されました。
それは僕にとって非常に嬉しい事でもあったのですが、
非常に厳しい試練にもなりました。
その様な、
自分が心の底から偉大だと思うアーティストが
同事務所に所属しているという事は
否が応でも常に自分と比べてしまいますし
尊敬するからといって
自分の音楽やパフォーマンスが
直接的に影響されてはなりません
そして自分の作り出すものやパフォーマンスが
その偉大なアーティストと比較されても
劣るモノである事は許されません
僕はプロフェッショナルなミュージシャンとして
数年も経たない時期に
その様な恐ろしく巨大な課題を
持つ事になってしまったのです。
その様な厳しい人生の季節を経ても
ライヴを観させて頂く度
浜田省吾様は僕にとって
偉大な存在であり続け
時を経つごとに
更に更に尊敬し見習いたいと
心から思う存在となっていきました。
「My First Love」が2005年にリリースされて
その後僕のバンドには様々なことがあり
何年もお世話になったプロダクションから
独立させて頂き
長い年月が経ち
僕の人生にも色々な事が起こり
そして2019年の日常の中に
突如として
COVID-19の感染、拡大が起こりました。。。
まだ終わってはいない新型コロナウィルス蔓延の中ではありますが
ワクチンの開発、接種の行き渡りが行われ
ウィルスに対しての分析、理解、対処も
ようやく
人々が元の日常生活を送れるレベルまでに
確立されてきました。
そして、
今日
浜田省吾様のライヴツアー
「ON THE ROAD 2022 Welcome Back to The Rock Show “EVE”」
札幌公演が行われました。
会場は満員でした。
会場には様々な世代の人々が集まっていました。
皆、何年もの間、この日を待ち焦がれていたのだと感じました。
その様な思いが静かな一体感となって
会場を満たしていました。
会場の中には年齢が60歳以上と思われる方も
沢山いらっしゃっていました。
その中には持病もお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
車椅子で観に来られている方もいらっしゃいました。
家族の方と思われる人に手を借り支えて貰いながら歩いて席に移動する方もいらっしゃいました。
大分ウィルスの被害が収まってきたとは言え
人によっては、
感染すれば命に関わる事も十分あり得ます。
それでも、会場の皆様は
感染防止の為に声を出す事はせずとも
強く手拍子を打ち、
高く高く手を振り上げ、
盛大な、盛大な拍手で
嬉しさを、
生きている喜びを、
湧き立つ希望を、
感謝を表現する様に、
素晴らしい演奏に、パフォーマンスに応えていました。
その会場の様子は、
とてもとても、
美しいものでした。
僕自身、マスクの中で歌を口ずさみながら
言葉にならない喜びを
感動を
手が痛くなる程の拍手で表現し
目の前に
「新しい朝」を連れてやって来てくれた
偉大なアーティストに感謝を伝えました。
僕達が暮らす当たり前の日常が
本当は当たり前じゃないという事、
その儚さと
その奇跡を
噛み締める様に、
一曲一曲の演奏、パフォーマンスを心に刻みました。
数年ぶりに観させて頂いた
浜田省吾様のライヴは
相変わらず
愛、誠実、慈愛に溢れており
COVID-19の蔓延を経て
更に深みのある演奏、パフォーマンスになっていました。
終演後のアナウンスに沿って
静かに並び帰っていく人々のマスクの上には
明るい朝に照らされた様な
輝く瞳が見えました。
そして、
僕の心の奥底に
ようやく
「新しい朝」が
美しい熱気と、
待ち焦がれ聴き慣れていた楽曲の演奏と共に
訪れ、
僕の目の前に
最高に眩しい朝陽が、輝きました。
僕は、今日という日を、
一生忘れる事は無いと思います。
最大の感謝を込めて。
m(_ _)m
https://youtu.be/-bRRaRjVxik
パンデミックがこの世界に起こってから
僕は自分の演奏活動もせず
誰のコンサートにも行っていませんでした。
それは、自分の中で
「浜田省吾」様のライヴを
パンデミックが起こった後に
最初に観たいと思っていたからでした。
コロナウィルスが様々な事を変え
様々な悲しみを生みました
世界中のジャーナリストも
文学者も
誰も
混乱、悲劇、感傷、
等に
ただ相槌を打つような反応ばかりで
真っ向からその現実と向き合い
「確かで、愛を持ち、見せかけではない
前向きなメッセージ」を
発する事ができていないと僕は感じていました
そして、
マスレベルで人々にメッセージを届けられる誰かが
その様なメッセージを発して欲しいと願っていました。
そんな中、
2021年3月に
突然
浜田省吾様の配信シングル
「この新しい朝に」
がリリースされました。
その曲の歌詞には
僕が聴きたかった言葉、
いや、それ以上の大きなモノが
しっかりと
書かれきっていました。
僕の潜在意識の中で、
出口を求めて彷徨っていた(僕の影)に
光の中から手を差し伸べ
暗闇から出させて貰うような感覚がして
何処からか涙が出てきました。
僕は、かつて
浜田省吾様の所属するプロダクションに
所属させて頂いておりました
浜田省吾様も、プロダクションの皆様も、
お世辞でも何でもなく
心から愛に溢れた方々で
事ある度に連絡を下さっていました。
僕は、「この新しい朝に」
にあまりにも感動してしまい
聴いてすぐに
プロダクションの偉い方に電話をして
心の底から感動した事を伝えました。
この様なメッセージを、
誰かが発してくれる事を待っていた事
そしてその途轍もなく難しい事を
見事にやって頂けた事
それによって本当に救われた事
を伝えました。
僕はプロダクションに所属させて頂いていた
長い年月の間
観られる限りの膨大な方の
ライヴを観に行かせて頂きました。
その中で
最も素晴らしいライヴをしていた方は
贔屓も御世辞も全く抜きにして
浜田省吾様でした
そしてその実力は明らかに突出していました。
これは、
真実を伝える為に敢えて書くのですが
僕の育った世代は
浜田省吾様の同世代ではなく
僕はプロダクションに所属して頂くまで
浜田省吾様のアルバムをしっかりと聴いた事はありませんでした。
けれども、
僕がメジャーデビューをしたのと同時期に
浜田省吾様は「My First Love」というアルバムをリリースし
僕はそのアルバムの全てのクオリティの高さに
度肝を抜かれました
そして、
そのアルバムのリリース後に行われた
ライヴツアーを観させて頂き
その完成度の高さ
会場を包み込む様な限りなく大きな
愛と誠実さ、慈愛に溢れた
演奏、パフォーマンスに
完璧に魅了されました。
それは僕にとって非常に嬉しい事でもあったのですが、
非常に厳しい試練にもなりました。
その様な、
自分が心の底から偉大だと思うアーティストが
同事務所に所属しているという事は
否が応でも常に自分と比べてしまいますし
尊敬するからといって
自分の音楽やパフォーマンスが
直接的に影響されてはなりません
そして自分の作り出すものやパフォーマンスが
その偉大なアーティストと比較されても
劣るモノである事は許されません
僕はプロフェッショナルなミュージシャンとして
数年も経たない時期に
その様な恐ろしく巨大な課題を
持つ事になってしまったのです。
その様な厳しい人生の季節を経ても
ライヴを観させて頂く度
浜田省吾様は僕にとって
偉大な存在であり続け
時を経つごとに
更に更に尊敬し見習いたいと
心から思う存在となっていきました。
「My First Love」が2005年にリリースされて
その後僕のバンドには様々なことがあり
何年もお世話になったプロダクションから
独立させて頂き
長い年月が経ち
僕の人生にも色々な事が起こり
そして2019年の日常の中に
突如として
COVID-19の感染、拡大が起こりました。。。
まだ終わってはいない新型コロナウィルス蔓延の中ではありますが
ワクチンの開発、接種の行き渡りが行われ
ウィルスに対しての分析、理解、対処も
ようやく
人々が元の日常生活を送れるレベルまでに
確立されてきました。
そして、
今日
浜田省吾様のライヴツアー
「ON THE ROAD 2022 Welcome Back to The Rock Show “EVE”」
札幌公演が行われました。
会場は満員でした。
会場には様々な世代の人々が集まっていました。
皆、何年もの間、この日を待ち焦がれていたのだと感じました。
その様な思いが静かな一体感となって
会場を満たしていました。
会場の中には年齢が60歳以上と思われる方も
沢山いらっしゃっていました。
その中には持病もお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
車椅子で観に来られている方もいらっしゃいました。
家族の方と思われる人に手を借り支えて貰いながら歩いて席に移動する方もいらっしゃいました。
大分ウィルスの被害が収まってきたとは言え
人によっては、
感染すれば命に関わる事も十分あり得ます。
それでも、会場の皆様は
感染防止の為に声を出す事はせずとも
強く手拍子を打ち、
高く高く手を振り上げ、
盛大な、盛大な拍手で
嬉しさを、
生きている喜びを、
湧き立つ希望を、
感謝を表現する様に、
素晴らしい演奏に、パフォーマンスに応えていました。
その会場の様子は、
とてもとても、
美しいものでした。
僕自身、マスクの中で歌を口ずさみながら
言葉にならない喜びを
感動を
手が痛くなる程の拍手で表現し
目の前に
「新しい朝」を連れてやって来てくれた
偉大なアーティストに感謝を伝えました。
僕達が暮らす当たり前の日常が
本当は当たり前じゃないという事、
その儚さと
その奇跡を
噛み締める様に、
一曲一曲の演奏、パフォーマンスを心に刻みました。
数年ぶりに観させて頂いた
浜田省吾様のライヴは
相変わらず
愛、誠実、慈愛に溢れており
COVID-19の蔓延を経て
更に深みのある演奏、パフォーマンスになっていました。
終演後のアナウンスに沿って
静かに並び帰っていく人々のマスクの上には
明るい朝に照らされた様な
輝く瞳が見えました。
そして、
僕の心の奥底に
ようやく
「新しい朝」が
美しい熱気と、
待ち焦がれ聴き慣れていた楽曲の演奏と共に
訪れ、
僕の目の前に
最高に眩しい朝陽が、輝きました。
僕は、今日という日を、
一生忘れる事は無いと思います。
最大の感謝を込めて。
m(_ _)m
https://youtu.be/-bRRaRjVxik
July 14, 2022
「Burl Audio B2 Bomber A/D の合理的な使い方について」
「Burl Audio B2 Bomber A/D の合理的な使い方について」
今回は僕が5年ほど前から愛用する
Burl Audio B2 Bomber A/D
について説明したいと思います
(A/Dとはアナログ、つまり生の音をデジタル情報に置き換える機械の事を言います。
AnalogとDigitalの頭文字をとってA/Dと呼ばれています)
Burl Audio B2 Bomber A/D
の合理的な使い方について
まず、Burlの理念はAnalog Rec時代の良さを現代のモダン デジタルに融合させることでした
そして、音楽にとって最も大切な事は
「音の鮮度」を、保つ事だとBurlは考えました
それを達成する為に最適な回路が
カップリングコンデンサーや一般的なオペアンプ を排除した
トランスと、ClassAディスクリートでA/Dコンバーターに最短で音を運ぶという
最も音を損失させない回路でした
A/Dコンバーターのチップも
最も音楽的で、且つハイファイである
ベストなモノが選択されました
かつてアナログ時代に行われていたマスタリング手法は
アナログミキサーでMixをし
トータルコンプをかけ
オープンリールにマスターを落とし込むというやり方でした
その最後にオープンリールレコーダーに落とし込む時に
全てのトラックが気持ち良く接着する
Glueと呼ばれる効果とパンチ感が生まれました
デジタルレコーディングが行われるように
時代が変わってからは
上記したオープンリールレコーダーに落とし込む時の絶妙なGlueとパンチを再現する事ができず
多くのエンジニアが
マスタリングを終えた後
一旦オープンリールレコーダーに落とし
それをまたデジタルに戻すというような作業を行い続けていました
そこでBurlは、オープンリールレコーダーに落とす際に産まれるアーティファクトを
出来うる限り無くしつつ
音楽的な良い部分を残し
現代のモダンミュージックに
最高の音の鮮度を保ったまま
絶妙なGlueとパンチを与える
ことを思いついたんです
つまり、
Burl Audio B2 Bomber A/D
というのは
単なるA/Dではなく
オープンリールレコーダーに代わるモダンな
マスタリングハードウェアでもあるのです
現代のデジタルレコーディングのミックス、マスタリングは
オープンリールはおろか、マスターコンプでさえかけない手法も行われるようになりました
マスタリングイコライザーや
マスタリング用コンプも
トランスレス回路のものが
多く使われるようになってきました
けれどもそれだけでは、
絶妙なGlueとパンチは産まれません
そこでBurl Audio B2 Bomber A/D
が最高の最終行程を付与することが出来るのです
このA/Dの入力には、
非常に精密に作られた
ステップ式のアナログボリュームが備わっています
音楽制作者が出来るだけハイファイで透明な結果を求める場合は、
A/Dへの入力ボリュームを下げる事によって
トランスによる様々なノンリニアな特性は軽減されていきます
逆に、よりGlue感やパンチ、アナログレコードのような前へ飛び出すようなサウンドを求める場合は
A/Dへの入力を最大まで上げることで、そのような音になっていきます。
その際多少レベルがクリップしても構いません
Burl Audio B2 Bomber A/Dは
オープンリールレコーダーでクリップした時のような、
気持ちの良いAnalog回路によるクリップが産まれるように設計されています。
多くの人が
Burl Audio B2 Bomber A/Dを
他のメーカーのA/Dと同列に考え比較してしまうという誤解が生まれているようです。
他のメーカーのA/Dはただ何も着色せず
音の鮮度を落とす事だけをします
そしてその前にエンジニアは
オープンリールレコーダーの代わりになるような
非常に高価なハードウェアを繋げて
その後にケーブルを繋げて(ここでも音の鮮度は落ちます)
最終行程を行います。
最後にもう一度書きますが、
Burl Audio B2 Bomber A/Dとは
非常に優秀なマスタリングハードウェアの機能を備えつつ
一般に他のA/Dを使用する際におこる
音の鮮度の欠落を限りなく抑え
マスターを作り出す
他に例の無い
全く新しく洗練された
マスタリング機器なんです。
そして、それと同時に
ミックス前に録音するトラックの演奏や音源を
最高レベルの鮮度を保った状態でA/Dできる
レコーディング機器でもあるんです。
あなたがAnalogレコーダーの作り出す
効果を全く求めないのであれば
Burl Audio B2 Bomber A/D
は必要ないかも知れません。
けれどもあなたがAnalogレコーダーの持つ
「長所だけ」を求めるならば
Burl Audio B2 Bomber A/Dは
最高の選択になるでしょう。
June 25, 2022
「タイムマシーン」は(多分)永遠に造られない根拠
「タイムマシーン」は(多分)永遠に造られない根拠
暇つぶしに書いてます。
タイムマシーンは永遠に造られないと
個人的には思ってます。
何故なら西暦2022年現在の時点で、
過去の歴史上
タイムトラベルして未来から人類がやって来た形跡が確認されてないからです。
仮に未来でタイムトラベルが可能になるのなら、
技術が開発されてからある程度の時間の間に
タイムトラベルに関して国際的に法的規制が明確に行われると予想されます。
その理由は、
誰かが自由にタイムトラベルできて何の行動規制もされないのならば、
世界を独裁的に支配できる権力を持つことが可能になるだろうし、
我れ先にと様々なやり方で権力支配しようと
破滅的な競争が起きるだろうと想像できるからです。
例えば米国あたりが最高機密レベルで
タイムトラベルを行い、
国際秩序を守るという大義のもとに
実行可能にし、
自国の実質的権力を国際的に優位にしたとしても、
歴史を振り返ってみても、
おそらく100年も経たない間に誰かがその非倫理性、非民主主義性を告発するでしょう。
仮に、国際的に法的規制が行われて、
タイムトラベルが一般的に可能になるのだとしても、
「過去」「現在」「未来」、全ての時間の世界に、
その法規制を伝え、
実施しなければ有効性が成り立たないので、
2022年現在の時点で、
そのような時間超越的国際法が立法されていることが確認出来ないので、
その文脈でもタイムトラベルが未来永劫不可能だと想像できます。
最後に、
もしタイムマシーンが造られるとして、
どのような状況でタイムトラベルが可能になるかと想像すると、
どこかの大金持ちの科学者が、
個人的に社会的に害の無い範囲で、
開発、実行し、秘密裏に楽しんでる程度かなと思いますが、
そのような文脈で行われたとしても、
ある程度大規模なコンピューターによるシステム管理が必要とされると思うので、
その場合、米国の安全保安局あたりが
お得意のハッキングで情報を入手し、
技術を何としてでも手に入れると想像できるので、
この可能性も無いかなと思います。
まあ、多分そうだと思ってるだけなので、
「想像ゲーム」程度に受け取って下されば幸いです。
未来の事を完全に知る事なんて誰にも不可能ですから。
それこそタイムトラベルでもしない限り。。。
暇つぶしに書いてます。
タイムマシーンは永遠に造られないと
個人的には思ってます。
何故なら西暦2022年現在の時点で、
過去の歴史上
タイムトラベルして未来から人類がやって来た形跡が確認されてないからです。
仮に未来でタイムトラベルが可能になるのなら、
技術が開発されてからある程度の時間の間に
タイムトラベルに関して国際的に法的規制が明確に行われると予想されます。
その理由は、
誰かが自由にタイムトラベルできて何の行動規制もされないのならば、
世界を独裁的に支配できる権力を持つことが可能になるだろうし、
我れ先にと様々なやり方で権力支配しようと
破滅的な競争が起きるだろうと想像できるからです。
例えば米国あたりが最高機密レベルで
タイムトラベルを行い、
国際秩序を守るという大義のもとに
実行可能にし、
自国の実質的権力を国際的に優位にしたとしても、
歴史を振り返ってみても、
おそらく100年も経たない間に誰かがその非倫理性、非民主主義性を告発するでしょう。
仮に、国際的に法的規制が行われて、
タイムトラベルが一般的に可能になるのだとしても、
「過去」「現在」「未来」、全ての時間の世界に、
その法規制を伝え、
実施しなければ有効性が成り立たないので、
2022年現在の時点で、
そのような時間超越的国際法が立法されていることが確認出来ないので、
その文脈でもタイムトラベルが未来永劫不可能だと想像できます。
最後に、
もしタイムマシーンが造られるとして、
どのような状況でタイムトラベルが可能になるかと想像すると、
どこかの大金持ちの科学者が、
個人的に社会的に害の無い範囲で、
開発、実行し、秘密裏に楽しんでる程度かなと思いますが、
そのような文脈で行われたとしても、
ある程度大規模なコンピューターによるシステム管理が必要とされると思うので、
その場合、米国の安全保安局あたりが
お得意のハッキングで情報を入手し、
技術を何としてでも手に入れると想像できるので、
この可能性も無いかなと思います。
まあ、多分そうだと思ってるだけなので、
「想像ゲーム」程度に受け取って下されば幸いです。
未来の事を完全に知る事なんて誰にも不可能ですから。
それこそタイムトラベルでもしない限り。。。