June 28, 2020

死を最も近くに感じた10days 

死を最も近くに感じた10days


最近訳あって、仕事の都合などで、
子供二人と妻を自宅に置いて、
マンスリーマンションに一人で暮らしていた。


先週の頭辺りに、体調が途轍もなく悪くなり、
下痢と嘔吐だけをひたすら繰り返して、
おそらくは生焼けのお肉を食べたせいだろう。
その上運悪く風邪をひいてしまい、結果的に軽い肺炎にまで発展してしまい、

何を食べることも、飲むこともできなくなってしまい、
一人暮らしの部屋で朦朧とした意識の中、
気を失うように眠り、
苦しすぎて覚醒し、
というのを三日ほど繰り返していた。


その時に意識が辛うじてある時に、妻に着信をかけた。
その後もすぐ気を失ってしまい。
折り返しの妻からの電話も気付けなかった。


結局、不審に思った妻が夜に、警察を頼んで、
強引に僕の部屋を開けてくれた。
僕は深く脱水症状が起きていて、頭も錯乱していた。

妻がそのまま救急車を呼んでくれ、
救急病院に運搬され、その間もずっと妻は付き添い、
僕を最大限見守ってくれた。


結局僕は食中毒と肺炎を併発してしまい、少しの間入院していました。



あと、2、3日部屋で一人そのままでいたら、死んでいたかもしれなかった。。



その間の家の事も、僕の事も、
妻は走り回って対処してくれ、
退院後も僕が安静にできるように全て手配してくれた。


不可抗力で自分が崩れてしまったとはいえ、
すぐに妻は気づき、動いてくれる、
僕の命と健康を守って頂いた。


ワイフには途轍もなく感謝している。

彼女は本物の優しさや同情心、繊細な感受性、
そして的確な行動力と、強い精神力を持った『美しき』人間なんだと、改めて尊敬を感じた。。。


退院したあと、妻と子供たちと僕の病み上がりの体力の許す限り遊んだり話したりした。


改めて子供達は奇跡的と言っていいほど美しい存在だということ、
そしてその様子が僕に生命エネルギーをあたえてくれるということ


そして妻がもつ美しき家庭愛、
家族に対する深い深い愛情と、彼女がもつ類稀なる誠実さに、改めて気づいた。


僕は本当に素晴らしい家族に恵まれた。

僕は妻を最大限愛しているし、
これからも不断の努力を惜しまず彼女の誠意に応えようと思っている。


子供達はいつも僕を好きでいてくれて、必要としてくれている、
そのような形で、僕の存在を全肯定してくれる存在が、
どれだけ生きていくことのモチベーションを健全に上げてくれるか。
家族は僕に生きていく根本のエネルギー与えてくれるものなんだと改めて確信しました。

感謝の気持ちが溢れています。


愛する妻と、
愛する子供達へ。

あなた達が永遠に幸福でありますように。
強く祈りを込めて。



shinagawahiroshi at 03:18|PermalinkComments(0) 子供 | 

April 17, 2020

音楽業界の再発展について、非常に重要な話 『OLD 品川洋が 本気で話し始める音楽業界の未来について』vol.1

音楽業界の再発展について、非常に重要な話
『OLD 品川洋が 本気で話し始める音楽業界の未来について』vol.1



「過渡特性」という言葉、殆どの人が知らないでしょう。

「過渡特性」とは簡単に言うと、音の時間軸上での、実際の生音と比較してどのくらい正確に再現されているかというものです。

例えば現在のハイレゾ音源などでも、
ピアノの鍵盤の打ち込まれた瞬間の音の立ち上がりであったり、
ギターをピッキングしたりした時の立ち上がりのニュアンス、
歌の、声の発生が始まる瞬間の声帯の微細な震えや、ビブラートの繊細な揺れ、声が止まる時の減衰のリアルな情報は

ほとんど再現されていません


今はデジタルオーディオ、ハイレゾで、
24bit96kHzとかが主流ですよね

でも、全然ダメなんですそれじゃ
まったく。。


レコードの再評価が数年前から起こりましたよね

そこには周波数特性の広さというよりも、

「過渡特性」というものの情報が、全く比較にならないぐらい詰め込まれています


もちろん、録音から、最終段階のマスタリングまで、オールアナログで作られたものだけです

一旦どこかの過程でデジタル化された途端に、
過渡特性は死にます。


そのアナログの録音機材も、
基本的には、真空管か、トランジスタ回路によって作られているもので、
オペアンプと呼ばれるような集積回路を使われていないものです

大抵のオペアンプは過渡特性を減衰させます



優秀な回路のフルチューブが僕はベストだと思っていますが、
優秀な回路のトランジスタ仕様の回路でも十分です。



まず、そのようなレコーディング環境を整えることです。


つぎにそれをどのようなモノ(つまりはCDであるとか、レコードであるとか、デジタルハイレゾデータとかです)
でリスナーに届けるかが重要になります。


結論から言うと、マスターテープをそのままダビングして、
それをそのまま聴いて貰えるようにします
(AmpexとかStuderとか言われるものです)


そのテープを、(テープといっても、昔よく皆んなが聞いていた手のひらサイズのものじゃありませんよ)
聴ける環境を全国の、
オーディオ喫茶なり、CDショップなり、ライヴカフェなり、ライヴハウスなり、映画館なり、
に提携して整えて貰います。


勿論理想は、フルチューブか、オールディスクリートの再生、増幅アンプを使って、
優秀なスピーカーで、
10Hzから50kHzか100kHzまで
しっかり周波数を再生できて、
「過渡特性」をきちんと表現できるスピーカーを使います。



そして、映画館でお金を払うように、
あるいはライブカフェなら、ワンドリンク付きで、コンサートよりは低めの設定でチケットを買って貰います。



たった1度経験すればわかります。
録音から再生まで、
オールアナログで、
優秀な真空管回路で作られて、再生され
それが、
優秀なスピーカーから出てきた音を聴けば


耳が音を聴くのではなく
身体中と魂が音に会い、音と触れ合います。

普段、皆さんが経験している、ストリーミングサービスのイヤホンの音とは、
まるで、まるで、別の別の別のものです。



目を閉じれば、アーティスト、ボーカリスト、ミュージシャンが、実際に現れます。

それは本当にアメイジングな体験です。

体を実際に触れてくるような原始的な感覚がそこにはあります。


ライヴを観に行けばいいじゃん?
と思う人もいますでしょう。


でもライブ会場のシステムというものは、
理想的な再生システムとは程遠いものです。



感の良い人ならこんな経験あるでしょう。
大きな会場にロックバンドのライヴを観に行ったけど、
音が大きいだけで、細かい音、バランスも、なんだかぱっとしないなぁ。
という経験。



100人以下の規模のライヴハウスの素晴らしいところは、
楽器の音が生音がかなり大きめにミックスされて、ストレートに観客に届くところです。

ボーカルも、機材に拘れば、オールディスクリートなどで再生可能です。
でも殆どのライヴハウスはそれはやっていませんが。
(そこにライヴハウスが着手すれば、プレミアムライヴハウスとして、公式に認定されるようなネットワーク組織をつくります)





結論を書きます。
本当に素晴らしいオーディオ体験を、
今生きている殆どの人間が、
未体験です。


僕はその本物のオーディオ体験を何度も経験しています。



このようなビジネスモデルが出来上がれば、
音楽業界が再興する可能性はおおいにあると思います。


僕はまず、個人商店として、それをやるか、
どこかの優秀なオーディオ喫茶と提携してやりたいと思っています。


アーティストが何百万円、何千万円、何億円をかけて作った音源が、
無料で聴かれまくってしまう、
ぶっ壊れた音楽文化社会になってしまいました。

最悪なことです。


そして収益の減った、音楽家がコンサート、ライヴの数を増やし、
ツアーの本数を増やし、
アーティストが疲弊し、魂が痩せ、
肥沃な精神が食い潰されていっています。



何年もかけて、莫大な資産を使って作られた音源が無料で聴かれるべきではありません。
どのような観点から考えても当然のことです。


リスナーやストリーミング会社は、本質的な音楽文化、音楽業界の発展については真剣に考えていないようです。

残念ですが、それが現実です。


上記の音源による収益モデル、
それは僕の、音楽ビジネスの再興のアイデアの、ほんの一部でしかありません。





shinagawahiroshi at 01:21|PermalinkComments(0) 音楽業界の発展について 

April 14, 2020

OLD 品川洋が、唐突にオススメする一曲 Vol.16

OLD 品川洋が、唐突にオススメする一曲
Vol.16

浜田省吾 さんの
「日はまた昇る」

アルバム『Save Our Ship』に収録されています

https://www.dailymotion.com/video/x5n7kv1


この数日、何度も聴いて、歌詞も何度も読んでいました。


歌詞

海鳴りの聞こえる丘で 青空を見上げて想う
この旅の途上で 愛した人の懐かしい面影を

今日まで何度も厄介な事に
見舞われて来たけれど
今も こうして暮らしてる
これからも 生きてゆけるさ

夕日が空を 染めてゆく
明日の 朝も 日はまた昇る
おれが ここにいるかぎり
おれが そこにいようといまいと

激しい河の流れを 静かに見つめて

闇の向こうに何があるのか
誰ひとりわからない
わからぬことを わずらうよりも
今日 この時を 生きていたい

河を渡り 谷間をぬって 頂きを越えて

長い旅路の色んな場所で
数えきれぬ人に出会う
誰もが 皆 自分の人生と闘っている

荒野にひとり君は立ってる
行く道は幾つもある
だけど たどりつくべき場所は
きっとただ ひとつだけ

どの道を歩いて行こうと
君は君の その人生を 受け入れて楽しむ他ない
最後には 笑えるように





浜田省吾さんは、僕がかつて所属していた事務所の大先輩で、
コンサートを観れる機会がある度に行かせていただいています。

バックステージで御挨拶もさせて頂いております。

この曲は、ライブでも、終わりのあたりのハイライトとして使われることも多く、
この音楽の後ろに広がるエネルギーというか、見えない景色のスケールの大きさに、いつも呆然としてしまいます。


浜田省吾、というアーティストは、
よく、俗に「アルバム」アーティストということばがありますが、
もっと深く大きなアーティストです。

マスメディアも基本的に頼らない、
ヒット曲を簡単にかける力量がありながらあえてかかない。
タイアップもしない。
誇大広告をしない。

すべて音楽的良心による信念によるものだと思います。

ミュージシャンの中で浜田さんをリスペクトし、理想のアーティストとして評価する人が、
どれだけ多いことか。

そしてファンをとてもとても大切にする。


事務所をやめて10年ほども経つのに重役の方から未だに、フレンドリーに僕に連絡が来るんですよ。
信じられます?

トップ中のトップレジェンドのアーティストですよ。

実は今日も、電話して重役の方と世間話をしました。
岩○さん、僕の第二の父です。


最上級の尊敬と感謝を込めて。



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現在の時代性とか、
僕のメッセージを重ねたものとかではありません。

シンプルに、純粋に良いなと思ったので紹介しています。



shinagawahiroshi at 19:00|PermalinkComments(0) 唐突にオススメする一曲 

April 11, 2020

唐突にオススメする一曲vol.15

OLD 品川洋が、唐突にオススメする一曲
Vol.15

THE YELLOW MONKEY

「JAM」

https://youtu.be/xv55yyNxCuE

です。
僕らの世代なら聴いたことのない人は居ないでしょう。

夜中に目が覚めて、この曲をリピートして聴いていました。

新型コロナウィルスを
第三次世界対戦の始まりと、例えるジャーナリストの発言が増えてきました。

この曲を書いた時、吉井さんはどんな気分だったんだろう。
素晴らしい曲を書いてくれてどう有難う御座います。
m(._.)m

僕達の淡い希望や、精神を保つために描いた夢は、
無と化すのでしょうか?

世間が殺伐としているように感じます。

僕は明日、
「素敵なものが欲しいけど、あんまり売ってないから、好きな歌を歌おうと思います」

皆さんもできれば、そうして下さい、
歌うことだけじゃなく、感染のリスクを考慮したうえでか好きなことをして、
必要以上のdarknessを空に還してみて下さいね。

P.S. 辛いのは皆さんだけじゃありません、
僕も同じです。
非常に多くの人が同じです

この一週間は、途轍もなく酷い気分でした。

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現在の時代性とか、
僕のメッセージを重ねたものとかではありません。

シンプルに、純粋に良いなと思ったので紹介しています。


shinagawahiroshi at 05:35|PermalinkComments(0) 唐突にオススメする一曲 | 新型コロナウィルス

April 07, 2020

人が「生きる」事を利用して人を「殺す」ウィルス

人が「生きる」事を利用して人を「殺す」ウィルス


または、
資本主義の性質を利用して、拡大力を増幅させる特性を持ったウィルス。


今回の新型コロナウィルスにはそんな印象を感じます。



経済活動をして、人が活発に移動して人と人が触れ合うことで感染率を高めていく性質を持っている。


でも資本主義経済社会の中で、商売する事をやめてしまえば、対、人を顧客として直接、接する職業は、
感染のリスクを常に孕むことになります。



日本や多くの国は資本主義経済社会です。
お金無くして生きてはいけません。
なのでやはり働きます、働かざるを得ません。
お金がないと生きていけないのが資本主義社会ですから。

遠くの国へ出張にも出るし、多くの人と会って打ち合わせをします。


そういう、現代の社会のあり方を、
まるで利用するかのように、
新型コロナウィルスは感染拡大しているのです。



でも、このウィルスに打ち勝つ方法はあまりに簡単なんです。

皆んなが働かなければいい。

つまり皆んなが十分な物資やお金があれば良い。


そして、どうしても家でじっとしていられない人は、
命の危険を覚悟して、
まとめて巨大な空間で生活すれば良いのではないのでしょうか?
勿論、死を覚悟しての話ですが。


或いは、家の中にいて、
ストレスがたまらないような、
様々な方法、知識、知恵を、早急に、
共有する

それだけでかなりリスクは減ると思うんです。


何年も前に、カナダや、オーストラリアで、
「ベーシックインカム」という実験が行われました。

それは生活するのに困らない必要最低限のお金(確か1人12〜15万円くらいだったかな)を皆んなが支給されるという制度です。

なかなかうまくいっていたみたいです。
労働しなくてあまった時間をやりたかった仕事の時間と労力にあててみたり、

もともと仕事が好きな人は関係なく熱心に働いたり。

特に必要最低限で構わない人は、のんびりそのお金で過ごしていたと言います。



僕は個人的には、
一時的にベーシックインカムを使うべきでわないかと考えたりしています。




なんだか新型コロナウィルスは、食物連鎖の応用でいうと、、資本主義社会の上に居る捕食的存在のように思えるんです。


shinagawahiroshi at 21:53|PermalinkComments(0) 新型コロナウィルス | 雑文

April 06, 2020

OLD 品川洋が、唐突にオススメする一曲 Vol.14

OLD 品川洋が、唐突にオススメする一曲
Vol.14

(「唐突にオススメする一曲」企画は普段Facebook _  https://m.facebook.com/hirosi.sinagawa  _ でしか掲載していないのですが、この曲は特別に当ブログでも掲載したく思います)

U2
「Where the Streets Have No Name」

アルバム"The Joshua Tree"
の一曲目ですね

地球上で最も多くの人、回数、で聴かれている曲の一つだと思います。

アンセム中のアンセムですね

個人的に、
ここ半年くらいは、
朝起きてからまずこの曲を聴きます。

清らかで前向きな気持ちになることが多いです。

自分で持っている当時の(1987年。僕が6歳くらいの時のリリースもの?)レコードを自分で24/192でデジタルコンバートしたものを聴いています
(理由はCDよりグッとくる音だからです)




和訳 (僕の意訳となっています)
『Where the Streets Have No Name』

I wanna run, I want to hide
I wanna tear down the walls
That hold me inside
I wanna reach out
And touch the flame
Where the streets have no name 

逃げたい、隠れたい
僕を閉じ込めている
この壁を打ち破りたい
手を伸ばして
あたたかい炎に触れたい
名前のない通りへ行きたい

I wanna feel sunlight on my face
I see the dust-cloud
Disappear without a trace
I wanna take shelter
From the poison rain
Where the streets have no name
Where the streets have no name
Where the streets have no name 

顔に太陽のぬくもりを感じたい
塵雲が跡形も無く
消えていくのを見たい
毒された雨から
遠ざかりたいんだ
名前のない通りへと
名前のない通りへ
名前のない通りへ

We’re still building and burning down love
Burning down love
And when I go there
I go there with you
It’s all I can do 

人々はいまだに愛を築き上げては
燃やし尽くしてしまっている

でもやがて僕は辿り着きたい
その時は君を連れて行く
約束するよ

The city’s a flood, and our love turns to rust
We’re beaten and blown by the wind
Trampled in dust
I’ll show you a place
High on a desert plain
Where the streets have no name
Where the streets have no name
Where the streets have no name 

街は洪水で、人々の愛は錆びついてしまっている
強い風に打ちひしがれ
塵の中に埋もれてしまいそう

でも ごらん 見せたい場所があるんだ
砂漠の平原の高台にある

名前のない通りがあるんだ
まだ汚れていない通りがあるんだ
名前のない通りが

We’re still building and burning down love
Burning down love
And when I go there
I go there with you
It’s all I can do 

人々はいまだに愛を築き上げては
燃やし尽くしてしまっている

でもやがて僕は辿り着きたい
その時は君を連れて行く
約束するよ

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現在の時代性とか、
僕のメッセージを重ねたものとかではありません。

シンプルに、純粋に良いなと思ったので紹介しています。


shinagawahiroshi at 14:04|PermalinkComments(0) 唐突にオススメする一曲 

April 05, 2020

世界中に雨が降っている

世界中に雨が降っている


その雨は重力を無視して、上下左右から降ってくる


僕達は傘はさすけど、

体が濡れてどうにもならない



どうしたらいいか、
わからないまま何十日も時は過ぎる



僕達はやがて風邪をひいてしまうかも知れない



人々は皆んな不安と心配、そんなストレスが、
潜在意識の中で、他者への怒りに変わっていくことに気づいていない。



多くの人が風邪をひくだろう、

でもその風に効く薬は未だない。



全てが虚しく、
諦めが毎日僕の全身をぬるぬるとした手で掴み、動きを止めようとする。


人々は次々に死んでいく。

風邪をこじらせて、

体力が尽きる。




雨は僕達に下された神からの鉄槌なのだろうか?

人々が築きあげた欠陥社会をリセットしようとしているのか?

どこまで、人を無と化すつもりなのか、

それとも人類を試しているのか?

この雨を乗り切る事で、強くなれと、賢くなれと無言のメッセージを送っているのだろうか。




毎日、人々は死に、迷い、不安を抱え、
保身と思いやりの間でジレンマを起こす。


雨はいつ止むのかわからない。


誰一人としてそれを知る者はいない。



雨は降り続けている。


目に見えない雨が。



shinagawahiroshi at 03:47|PermalinkComments(0) 散文 選 | メッセージ

March 28, 2020

最近はfacebookに書いてます

最近はfacebookに色々と投稿しています。

手順が楽なのです。

ご自分のアカウントを持っている方ならすぐ見られます。

品川洋
https://m.facebook.com/hirosi.sinagawa


OLD


shinagawahiroshi at 12:39|PermalinkComments(0) 近況 

March 13, 2020

幸運にもまだ生きているんだから

不思議なもので

誰のせいでもなく地球に現れたウィルスは

人々の暮らしを、或いは人々の日常感を変え

様々な苦しみや悲しみが、人々の中にうまれ

誰のせいでもなかったはずが、

気づいたら「誰かや何か」を責めたり、疑ったり、憎んだり


殆どの人々が想像できなかった現象なのに、

個々の状況の違いで、ダメージやリスクの差が生まれ

それを隣人や遠くの誰かのせいにして怒る人

或いは自分のせいにばかりして、誰もが持つような不完全性を、自分のだけは深刻に考え
自分の頭を自らの手で叩き続ける人



どちらも、出口のない暗い道を辿る



今から何ができるかを考えるだけ。

今から何を行うかだけ。

自分に何ができるかだけ。

家族や友や隣人や、自分と「同じ人達」と

力を合わせて、

今から何かできるかを考え、

今から何をやるかだけ。



幸運にもまだ生きているんだから。


shinagawahiroshi at 21:44|PermalinkComments(0) 散文 | メッセージ

February 22, 2020

「天才の代償」

「天才の代償」


多くの才能を授かった

人の心の機微を見つめ理解することができた



人より随分長い時間集中していられる力を持っていた
生まれつきだ


興味のあることなら
何時間でも
毎日12時間だって平気で没頭していた


小説の行間を読むのが好きだった
そこに隠された作者のイメージをリアルに心に広げることができた



常識なんて興味なかった


小学一年のはじめての算数の授業で、
まだ誰にも習ってない計算を、
どんどん何ページ分もといて夢中になった。

先生は驚いていた、
「くもん、かなにかならっているの?」
『いえ、とくに。。教科書を開いたら問題が書いてあったので、文章の説明を何となく読んでいたらできたので、気づいたら何問もといていました。すいません、先生わるいことだったですか?』

「いえ、悪くはありませんよ、すごいね。ふーん。」
といって先生は呟いていた
「全部正解だね」

『はぁ、普通にやっていたらそうなりました』




ーーーー

自分が何か夢中になっている時は特に、
まわりのことが見えなかった。
周りの人の心の寂しさや悲しさを何度取りこぼして来ただろうか。

なんと言ったらいいかわからない、
申し訳なかった。
悪気があったわけではなかったんだ。
君を嫌いなわけでもなかった。

でも君は、こんな僕を理解するのは難しいから、
冷たい人間に見えたのかもしれないね、
もしかしたら、憎んでいるかもしれないね。


ーーーーー

人とはモノの見え方が違うとはっきり意識したのは二十代後半だったろうか。


小さい頃から、多くの人と別のものを見ていた。

空と海が似ていること、
川のせせらぎの音の中に、僕の命の答えが隠されていること。
暗い夜の月の明かりを何時間でも眺めていられること。


ーーーー
メンタルクリニックの先生は、
先天的発達障害があると言っていた。
そりゃそうだろうな、何を今更言っているんだろうと思った。



ーーーー
自分がどう生きていけば良いかはいつもわかっていた
心を静かにしていれば、
心の奥の方が答えをくれた。

迷いは基本的にはなかった、
恐れも不安も、幻想だとわかっていた。
やるべき事をやるだけだと考えていた



ーーーー
多くの人に「変わってるね」と言われた

僕にとっては僕が基準で、僕が普通なので、
随分不完全な言葉を伝えてくるなぁと思っていた。


ーーーーー

幼い頃は、
父と母はよく喧嘩をしていた。

大声で汚い言葉で罵り合うのを聞かされるのが本当に嫌だった。

自分の部屋にいってイヤホンを耳に入れて大きな音で音楽を聴いた

あるいは、枕で耳を塞いで眠って、

考えてみればあの頃からずっと僕は入眠障害だ。




ーーーーーー

川辺の公園を歩くのが好きだった、

大きな木が生えていれば、そこに耳をピッタリとくっつけて、中で水が流れている音を聴くのが好きだった。



ーーーーーー
23歳の時に、
2時間くらい川辺にあった柵にもたれて、
沈みゆく太陽と、煌き出す星の、月の明かりを眺めていた。

その時に感覚的に、全てのことが理解できた。
この宇宙の存在する意味や、自分が存在する意味や、なにもかもが全て理解できた。

その時は不思議なほど涙が溢れて止まらなかった




ーーーーーー


普通と思っているだろうと思われる人々が、普通にできているであろうことが、
僕には困難だった。
やりたくもなかったし、むいてないともおもっていた。


ーーーーー
音楽を作るのが好きだった

自分の心が、形になっていき、それを客観的に認知できることが面白かった。

不思議とそうやってつくった音楽を聴いて感動する人がいることを知った。


無形のものであるからこそ、
有形の幻であるが故の脆いもの達の横をすり抜けて、
意味のある無形のものを伝えられる喜びを知った。



ーーーーーー


いつも、
「まともな人」よりも「まともじゃない人」に惹かれてしまう

彼等の心がわかるような気がしたからだ。



ーーーーーーー

月に一度くらいは本気で自殺しようかと思ってきた

20代の頃のある夏に、夜中に一度高いビルの屋上のヘリにしばらく立っていたことがある。

飛び降りようかとしばらく考えながら、生ぬるい風に吹かれて僅かに揺れていた


その時世界はあまりにも静かだった

僕に何も語りかけてこなかった

だから僕はその場を去って

家に戻り

お酒を少し飲み、眠った



ーーーーーー

小さな頃からいつも、

全てのものが、少し遠くに感じる時があった

例えば友達と遊んで一緒に話している時

例えば恋人と真剣な話をしている時


ガラスの厚い板を通して彼等、彼女らを感じることがおおかった



ーーーーー
集中すれば

メロディはいくらでも浮かんだ

僕の心の無限の空の中にそれらは浮かんでいるから

ある種の集中力をあげれば、

大体いつでも掴むことができた


ーーーーー
心を言葉にする事は自然にできた

眠れない夜には2時間でも3時間でも文章を書き続けた



ーーーー
あまりお金に興味を持てなかった


ーーーーー

人は皆すぐにこの宇宙のかけらを集めて、
人として生まれ、
すぐにまた宇宙のかけらに戻っていく


いつも、いつでも死んでも構わないと思っていた。



ーーーーーー


時々、どうにもならない暗闇の中から抜け出られない時がある

何をしても
どこにいっても
誰と話しても
どんな本を読んでも
瞑想をしても
ヨガをしても
楽器を弾いても
歌を歌っても


どうにもならない


ライフル銃があったなら、
カートコバーンみたいに、
R.M.E.を聴きながら
足の指で引き金を引いて

この脳味噌の全てを宇宙のカケラに帰してしまおうかと思う



ーーーーー
これからだって、いくらでも素晴らしい音楽を作れるだろう

素晴らしい演奏もできるだろう

誰かが喜んでくれるかもしれない


ーーーーーーー
でも正直なところ、今夜は


このまま眠って、そのまま永久に起きないでいられたら
心の底から神様に感謝したい

と思っている


ーーーーー
覚醒剤をやったことはない

だからASKAの気持ちも、アンソニーキーディスの気持ちも、キースリチャーズの気持ちも、ボンゾの気持ちも、よくわからない。

でも彼等を責める気持ちにはなれない、

彼等は天才の代償を払うために、
人々の想像をこえた苦難を背負っているんだと思う。



ーーーーー


僕は一体何者なんだ?

僕は一体何者なんだ?


君は君が一体何者なのかわかるかい?



僕にはよくわからないよ。



自分が素晴らしい存在であるような気がする時もあるし、
どうにもならないクズにしか思えない時もあるし、

どっちでもないし、どうでもいいや、と思う時もある。



ーーーー
天才達は、

天才の代償を払いながら

苦悩を背負って生きている



お金持ちが面倒でも経理や会計士を雇って、
税金を払い、
その上、税務署に嫌味を言われたりしているように


ーーーー

僕はあと何年生きればいいんだ?

僕はあと何度絶望し、希望を見つけなければいけないんだ?

僕はあと何度、漆黒の闇のような部屋の中で、

限りなく孤独な時間を過ごさなければならないんだ?


ーーーー
明日も朝陽は昇る

雲がそれをあまり隠さないでくれれば良いけれど。

僕の見る朝陽と

君の見る朝陽は

違うんだろうな


全く違うんだろうな。。。





shinagawahiroshi at 21:38|PermalinkComments(0)  | 散文 選