こんばんは。
ネコ・イケガミです。


食卓に並んだカブの煮物と菜の花の胡麻和えに冬の名残と春の走りを感じ、
季節の移ろいを楽しんでいます。


さて、『永遠の穴場』と言う潔さにシビれる、
板橋区立美術館に行って参りました。

楽しみにしていた展覧会が始まったのです。

IMG_0200


『池袋モンパルナスとニシムイ美術村』

IMG_0199


ニシムイ美術村をご存知でしょうか?
戦後の沖縄に、芸術家が集まるコミュニティが建設され、
文化の発信地となった集落です。

戦後まもなく、東京で美術を学んだ芸術家たちが故郷沖縄に戻り、
ニシムイ美術村を作り上げていきました。

米軍占領下にあった当時の沖縄で、
画家たちは米兵にクリスマスカードや肖像画を売って
生活の足しにしていました。生きるためです。

本当に彼らが描きたいものは、戦争の惨状、不条理な社会への憤り。
当時の顧客、米兵には売れないとはわかっていても、描かずにはいられない。
それもまた生きるためだったのかもしれません。


わたしがニシムイ美術村を知ったのはこの一冊の小説でした。


IMG_0215


『太陽の棘』原田マハ
ニシムイ美術村をテーマに書かれた小説。

こちらを読むまでは、沖縄に美術村があったことを知りませんでした。
また、沖縄出身の画家すらもピンときませんでした。

生き生きと、力強く、ときにどうしようもなく悲哀に満ちた絵の数々が作中に登場し、
いつか本物を見てみたいなあと思っていたところに、
今回の展覧会。

ところでなぜ池袋?
まあええわ。。散歩がてらにとりあえず行ったらよろしいやん。。
と観に行ったらば、目からウロコが落ちました。


続く