金風という秋の季語に、
金木犀の香りや色づき始めた葉っぱを思います。
わたしは秋刀魚の皮がチリチリ焼けた音とキモが好きです。
こんにちは、ネコイケガミです。
涼しくなると空気が澄んで、観月もいいですね。
先日、お茶会に行ってきました。
紅茶とサンドイッチのお茶会、
縁側で漬物をつまみながらほうじ茶を啜るお茶会、
古今東西いろいろありますが、
今回は抹茶と和菓子をいただく茶道のお茶会です。
十五夜が近かったので、お茶席ではお月見のしつらえでおもてなし頂きました。
なんだか菓子皿のブツブツも月のクレーターにみえてきました。
これを茶道では“みたて”と言います。
本来の使い方とはちがうものを見立てて使うことです。
ぼ~っとしていたら、ご亭主(お茶会の主催者)から、
花所望があり慌てふためくネコ。
茶道のお茶会では、花所望という、客が床の花をいけるお作法があります。
ば~ん
お粗末様でした。
さて、中秋の名月というと十五夜のほうが有名ですが、
ひとつきあとには次に美しいと言われている十三夜が見られます。
別名“栗名月”とも呼ばれ、この時期に取れた栗をお供えして観月するそう。
満月ではなく8割がたのお月様を愛でるこの名月は、今年は10月21日にあたります。
秋の夜長に栗のおまんじゅうでもいただきながら、
お月様をながめてみてはいかがでしょうか。
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