2005年12月23日

がん、情報戦争

妻の乳がんが見つかってからふた月。怒涛のような月日が過ぎました。
細胞診の三日後、乳頭直下の浸潤性の硬がんと告げられた妻からの電話。
そのときからふたりの闘いは始まりました。
それは本とインターネットと病院が戦場となった情報戦争といえるものでした。
絶え間ない情報戦は、もちろん、不安や恐怖と戦う神経戦も引き起こしました。

書店にはがん関係のコーナーがあり、患者向けの医学書から闘病記、病院の選び方や名医ガイドがこれでもかとばかり並んでいます。ちょうど大橋巨泉氏の闘病記も出たばかりでした。インターネットで乳がんを検索すると、これも書籍同様に、各ジャンルにわたって数え切れないサイトがあります。

14年前の下咽頭がんに始まり、胃がんと、再度の下咽頭がんと、がんと闘い続けた父のおかげで、がんの本はかなり読んできたつもりでした。でも、あらためていろいろ読みましたが、本もインターネットも手がかりとはなりますが、そこには解決編はありませんでした。

主戦場は妻がひとりで巡った病院でした。妻の望んだ乳房温存手術にたどり着くまで、闘いは続きました。そしてようやく、闘いの一幕を終え、休む間もなく第二幕が始まりました。

次回以降、時にふれ、妻自身がその顛末を綴ります。

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