(2012年8月11日更新)

「高校数学・新課程を考える会」は、2011年8月に開催されました「高校数学・新課程勉強会2011」を実施するために作られた会です。

本来は8月の勉強会にてその役割を終える予定ではありましたが、新課程についての各方面からの関心に応えるためにその活動を続けていくこととなりました。

新課程が開始されることに際し、もっともポイントとなることは、「脱ゆとり」と称されることに関していかに対応できるかということと思われます。

昨今の数学教育の現状は「大学受験」において合格点を取ることに終始し、そのため、有能な生徒の集まる進学校においても「三角関数の合成は、公式を覚えてあてはめろ」などといった教育がまかり通っているようです。

数学教育においては「論理的思考力を付けさせる」という大義名分を持っているはずなのですが、それが全く達成されていない現状は憂慮すべき事態であり、それが新課程体制に至っても続くのであれば、この国における教育に未来はありません。

「数学を教える」ことを「合格点を取らせるため」ではなく、「人材を作る」ことにシフトをするためには、大きな戦いを強いられることになるかとは思われます。

しかし、何よりも「数学教育」を健全化するために、弊会は尽力を尽くしたいと思っております。

数学が高校における「主要教科」から消えないためにも…。


なお、各イベントの事務に関しては小生のみで行っているところがあります故、いただいた質問や予約についての返答の遅延などがあると思いますが、その点につきましてはご容赦いただければと存じます。


これからも弊会の活動に対しまして、ご理解、ご協力をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

   2012年8月11日
   高校数学・新課程を考える会 事務局長・大淵 智勝