yoh (vocal.)
2008年01月02日
ヴォーカルの葉です。
今年もよろしくお願いします。
年末の杏露虫忘年会に参加できなかったので、アルバム完成新年会を期待。
さて、去年まではメンバー全員のブログが一緒くたでしたが、
新年から私個人のブログにしてみました。
↓
葉葉blog
今後はこちらも覗いてみて下さい♪
インド旅行記なんかもアップしていく予定です。
2007年12月26日
ヴォーカルの葉です。
清澄白河の東京都現代美術館に全景展を見に行ったのは、去年の12月。
そのカタログが、やっと、、やっと、、、完成。
6キロを超える、一年越しの分厚い重い想い。
ページをめくる度、何でもアリのバイタリティーに刺激されます。
23日は、ハードコアのイベントを見に熊谷で日本酒。
24日は、パーティーでシャンパン。
気管が凄いことになっていて、オカマ?もしくは渋谷109のショップ店員みたいなハスキーヴォイスです。
2007年12月21日
今このHPにアクセスしたら、66666人目の訪問者でした。
ヴォーカルの葉です。
ここ数ヶ月、メンバーのブログ更新率が頗る悪いですね、、、。
押し迫る一ヶ月でした。
昨日はフィラデルフィア美術館展を見に、上野東京都美術館へ。
色々な巨匠を少しずつ、いいリフレッシュになりました。
今年もあと十日。
2007年12月12日
ヴォーカルの葉です。
杏露虫ライブラッシュが終わり一段落かと思いきや、
来週月曜日にはソロライブをやります。
内容は異なりますが、これで4週連続ライブということに。
2007、年の瀬は大放出です。
12月17日(月)
恵比寿天窓SWITCH
19:00開場*19:30開演*ticket¥2000
葉葉は2番手で20:15〜です。
編成は、生グランドピアノに杉本優くん(写真左)バイオリンに阿部美緒さん、小山りえさんの前回メンバー+ラップトップとエレキギターで菊池達也くんも加わり、よりいっそう濃厚なステージに。
クリスマスも近いので、大天使ガブリエルの告知通りイエスが生まれてきそうなイメージでいきます。
今年最後のライブ、ぜひともいらして下さい♪
2007年12月11日
ヴォーカルの葉です。
12月8日(土)
『貴女が思う"お洒落な"服装でお越し下さい』
という触れ込みの、cure jazzライブを見に文化村へ。
一段高い後列に弦楽カルテット(弦楽アレンジ:中島ノブユキ)
その前に左から坪口昌恭(p,org)、堀米綾(harp)、鈴木正人(b)、藤井信雄(ds)。
途中でトランペット類家心平がゲスト参加。
ワインレッドのカクテルドレスのUA、右にDCPRGでも被っていた毛皮帽子の菊地成孔。
男性は全員黒スーツ。
一曲目の「虹の彼方に」は、恐ろしくスローかつ断片的に進行。
ただでさえ鳴りのいいオーチャードで、パードン木村さんがボーカルにダブを、、、。
シャンパン呑みながら見たいなと思ったときには、ナチュラル酔っぱらいでしたね。
喋りの絡みもSM調で面白かったです。
*セットリスト*
虹の彼方に
ボーン・トゥー・ビー・ブルー
チュニジアの夜
夜が明けない星のための音楽
オーディナリー・フール
バードランドの子守歌
溜息の泡
マネージャングルのジャンヌ・ダルク
蜜と蠍
ルイザ
ランバレネの賛美歌
この街はジャズすぎる
〜encore〜
アイル・ビーン・シーン・ユー
水質
12月9日(日)
渋谷ネストにて、残響レコード企画ライブに参戦。
関わったみなさん、ありがとうございました。
ライブの前後にアルコールを一滴も摂取しなかったことが、思い出せないくらい珍しい日でした。
落ち着かないので、コンビニでラミー買いましたけど。
その後、朝方まで録音し歌入れ終了。
ジャケもこしらえたので、山場は越えたかな、、、。
2007年12月03日
ヴォーカルの葉です。
11月30日(金)
東中野の梅若能楽堂でクラシックを。
「谷川俊太郎の詩への音楽〜A Flight of songs」に行きました。
■ 出演 ヴァイオリン・河村典子 コントラバス・白土文雄 ソプラノ・荒牧小百合
スペシャルゲスト・谷川俊太郎(朗読)
■ 曲目 ワルター・ギーガ― そして石だけが残った (Kb ソロ) J.S.バッハ 無伴奏パルティ―タ2番 より (Vl ソロ) 前田智子 悲の海は深く (Sp,Vl,Kb) ワルター・ギーガ― A Flight of songs (Vl,Kb,Sp)
能楽堂の空気はやはり日本の文化。
そこでクラシックとは粋です。
終わってからも暫く、和洋折衷がグワングワン回っていました。
加えて大好きな詩人、谷川さんの朗読を生で体感出来てよかった!
翌日、12月1日(土)
下北沢251にて、アメショー企画「夜に浮かぶ美術館〜第5夜〜」に参戦。
サンディエゴからのSSWやアコーディオン弾き語り、すっかりおなじみのチャーミングなアメショーの四人。 鍋の振る舞われた打ち上げも含め非常に楽しいイベントでした。
企画ならではのA3サイズのアート展示スペースには、来年出す予定のミニアルバムのジャケを一足お先に飾りましたよ。
写真は、アフターステージにてVo.迫水くんと彼がアレンジした花を囲んで。
2007年11月28日
ヴォーカルの葉です。
23日(金)は、新宿ミラノ1で行われた「世界のCMフェスティバル2007」に行ってきました。
「映像はコミュニケーション!CMは文化!!オールナイトで楽しむCM500本」
という、今年で9回目を迎える企画。
チケットは2日ともに完売。
バンジョー隊の演奏から幕開け、CM一本終わるたびに拍手がおこり、それが夜通し続く大盛況ぶり。
ペリエ、ボルドーワイン、壱岐っ娘(麦焼酎)、ジョージアの缶コーヒー、ブルサンチーズ+クラッカーなど、30分間の幕間にはスポンサー提供の飲食物が振舞われます。
が!最初の争奪戦では何もゲット出来ず、、、さっきまでロフトで新旧メンバー勢揃いの濃密なライブを展開してくれたCOTDの打ち上げに乱入し、ビールを入手してくるという暴挙に。
ああ、歌舞伎町は眠らない。
酒とともに朝五時半まで世界圧縮の映像を。
その気のない人を短時間で引き付けることが、CMの最大のコアであることを改めて実感。
流石に朝方は眠りかけましたが、長時間退屈することは全くなかったです。
CMのお仕事を多数やらせていただいているので、以前より我全CMに注目するようになりましたね。
現場のレポート写真はこちらから。
25日(日)の杏露虫企画ライブにお越しの皆さん、出演してくれたアーティストの方々、心優しい恵比寿SWITCHのスタッフ、ありがとうございました!
個人的には、Napalm DeathのTシャツを着た藤井さんが本番ステージ上で眠るという一種のトランスに目を見張りました。
2007年11月23日
ヴォーカルの葉です。
先々週の土曜、花園神社の酉の市に行きました。
見世物小屋「異界へようこそ」の入り口から伺える胡散臭さ。
21歳の新人が鎖を鼻から飲んだり蛇を食べたり、
推定80歳のおはるさん、蝋を舌に垂らして火を噴いたり、、、
寺山修司ワールドは一見の価値あり。
歌舞伎町中の堅気、ヤクザの集まり。
商売繁盛の熊手をお土産に。
こないだは雨で出店界隈の練り歩きが出来なかったので、今夜の二の酉に再び行ってこようかと思います。
さて!
今週末から杏露虫のライブラッシュです。
2007.11.25(sun)@恵比寿SWITCH
杏露虫present"はにかみ誘惑 vol.2 〜sweet〜"
出演:杏露虫 / 藤井隆之進+あだち麗三郎 / オードリーシューズ (ex.メカネロ) / 春風堂
2007.12.1(sat)@下北沢CLUB251
AmericanShortHair present’s"夜に浮かぶ美術館" 第5夜
出演:杏露虫/ American short hair / オラン / Permanent Starlight
2007.12.9(sun)@渋谷O-nest
残響records present’s”inside nuit marker02”
出演:杏露虫/miimi/taxas panda/VELTPUNCH/monocism
皆さん、是非とも遊びに来てください♪♪♪
2007年11月20日
「太田 オレはお前に伝えとかなきゃならねーコトがある。」
立川談志 × 太田光 ふたつの鬼才が遂に競演!
今 なお進化し続ける 立川談志 の落語と、お笑いムーブメントの最先端を走る 太田光(爆笑問題)のコラボレーションDVD、
『笑う超人』を買いました。
ヴォーカルの葉です。
初めて談志を見たのは寄席ではなく、山中湖でのインプロビゼーションの野外フェス「True People`s CELEBRATION 2006」でのこと。
宵闇が迫る頃、富士山がバックに見えるステージいっぱいに蝋燭を灯して、もちろん楽器は何も持たず、ひょいひょいと現れ古典落語ではなく言葉のインプロを披露。
賛否両論あったようですが、体育座りで見ていた私は、談志の口から出てくる蜘蛛の糸に吸い寄せられるように為留められました。
そういった開けたシチュエーションで落語の天才を体感出来たことはラッキーでした。虜です。
そうそう、最近の若い子たちの間で落語人気が高まりつつあると聞きました。
インターネットやメールのやりとりがコミュニケーションの主流となり、
匿名性、バーチャルな世界へ、、、行くところまで行き、
落語という生身の表現、伝達まで一周しつつあるのかな、と思います。
そういえば、以前は電車に乗っている人人人がみんな携帯片手に移動していたけれど、今は多少減ってきているような。
それから談志だけでなく、太田さんも大好きです。
いつもは暴走気味の太田さんが、へへ〜と従順に小さくなっている様は貴重です。
10月から二人のラジオ番組「今夜はふたりで」も、954で土曜の夜にやっていますよ。
脳みそが細分化していくようです。
2007年11月13日
ヴォーカルの葉です。
湖池屋から発売10周年の、Pinkyスウィートミントタブレット。
ピンキーモンキーの新作TVCMで、
「Pinkyちょうだい♪ Pinkyちょうだい♪」のおなじみのフレーズを歌っています。
ピーチ、グレープ、レモンライム、ライチスカッシュ、
の4フレーバーが新価格100円で発売。
この際、全制覇しなくては。
“モンキーいっぱい篇”放映期間は、2007年11月5日(月)〜11月30日(金)
PinkyサイトからCM画像チェック出来ます。
女子高生の、いけずぅ〜なポーズが少女漫画を彷彿させていて可愛いですよ。
ちなみに、携帯の着うたからも配信されるそう。
2007年11月09日
ヴォーカルの葉です。
11月5日(mon)から11月17(sat)までの間、四谷三丁目にある複合ギャラリーThe Artcomplex Center of Tokyoで、ビデオアートグループ展 が開催しています。
全10グループの中、ヨインメリーさんの短編映像作品「ハアメ」に葉葉と杉本優くんとのセッション曲を提供しています。
書き下ろしではなく、たまたまヨインメリーさんが探していたイメージにピッタリで、こういった運びになりました。
なので即興を生かし殆ど変えずそのまま、絵を邪魔しないよう歌詞のない歌で。
これが、最初から合わせて作ったかのような出来栄え。
私の名前である「葉」の物語であるのも、不思議な偶然。
こうして枝葉のように、どんどん新しい世界に広がっていって欲しいものです。
ギャラリーのオープンを記念して、入場は無料。
二時間ほどのプログラムが1日4回流れます。
興味のある人は、足を運んでみて下さい。
2007年11月06日
ヴォーカルの葉です。
11/2(金)
MICHEL LEGRAND & GRAND ORCHESTRA JAPAN TOUR 2007
東京国際フォーラムに行きました。
映画音楽の巨匠ルグランも75歳。
いやいや、歳の話は必要ないくらい、ピアノを弾き、指揮をしながら、自らも歌声を披露。元気でした。
日本での調達ではなく、本国フランスからのオーケストラと総勢46人でのステージ。
日本公演のゲストプレイヤーであるドラムスの村上“ポンタ”秀一とウッドベースの坂井紅介も加えて。
華やかなルグラン・サウンドは、弦に対して金管が多いのが特徴。
これに、曲によって、ソロハープのカトリーヌ・ミシェルと、バンドネオン奏者の小松亮太が2曲を演奏。
メインヴォーカルは、数々のルグランサントラで歌声を吹き込んでいるルグランの実姉、クリスチャン・ルグラン。
彼女の澄んだフレンチヴォイスが大好きで、ルグランのピアノの脇で仲睦まじく歌う姿に感涙。
曲目は60年代、70年代の名曲が中心。
スクリーンを彩り、昇華させるエンターテイメントな音楽に琴線はブルンブルンし続け、
また映像をイメージしたくなるので、極端な話、目をつむっていても楽しめるコンサート。
そして終盤、何度見たかわからない名作「シェルブールの雨傘」がラストで、大満足の一夜でした。
<11.02 set list>
1st set
三銃士 (『三銃士』'73)
ブライアンズ・ソング (TV『ブライアンズ・ソング』'71)
サマ・ミー、ウインター・ミー (『Picaso Summer』'72)
マルティーナ ('65) (with 小松亮太)
ユー・マスト・ビリーブ・イン・スプリング (『ロシュフォールの恋人たち』'67)(with 小松亮太)
マイ・ラスト・コンサート ('00)
これからの人生 (『ハッピーエンド』'69)
おもいでの夏 (『おもいでの夏』'70)
愛のイエントル (『愛のイエントル』'83)
2nd set
ジャン=ポール・ラブノー組曲
『城の生活』('65)
『コニャックの男』('70)
『うず潮』('75)
美しき愛のかけら (『美しき愛のかけら』'69)
世紀末の香り (『愛と哀しみのボレロ』'81)
君に捧げるメロディー (『結婚しない族』'82)
ロシュフォール・メドレー (『ロシュフォールの恋人たち』'67)
シェルブールの雨傘 (『シェルブールの雨傘』'63)
風のささやき (『華麗なる賭け』'68)
アンコール
・愛のささやき (『水の中の小さな太陽』'71)
2007年11月02日
ヴォーカルの葉です。
銀座アップルストアで、iMacを購入しました。
先月26日発売のLeopardを待ち、自室のデスク周りを入念に掃除。
満を持して昨日家に届き、盛大に一人酒盛りをしながらのセットアップ。
可愛くて可愛くて、、、。
300以上の新機能を搭載、とのこと。
使いこなさなくては。
2007年10月28日
ヴォーカルの葉です。
みなさんは、ソックモンキーをご存知でしょうか?
ソックモンキーは、20世紀初頭にアメリカで生まれました。
1930年代の大恐慌時代、苦しい生活のなか、身近にあった労働者用のソックスから作られたソックモンキーは、母や祖母から子供たちへの心を込めたプレゼントとしてポピュラーになりました。
どこかとぼけた、ユーモラスな表情。
手作りならではの懐かしくて温かみのある、愛しいぬいぐるみです。
このソックモンキーの写真集『ソックモンキーは君が好き』が、
マガジンハウスから10/25に発売されました。
本書に掲載されている「ソックモンキーのうた」(ソックモンキーの作り方が歌になっています)を、リードヴォーカルで子供達と一緒に「満天星組」名義で歌っています。
私のロリータ節が炸裂。
iTunes Storeより配信もされていますよ。
ソックモンキーのうた−Single
2007年10月23日
ヴォーカルの葉です。
今月ユニチャームから発売された「ソフィはだおもい」
肌につく経血を1/10にカット。
生理中敏感肌や、かゆみにやさしい生理用品。
私は、このCMの歌を担当しております。
バックはサックス四重奏で、とてもドリーミーな仕上がり。
新婚の瀬戸朝香さん出演の「青空篇」と、
商品が全面に出てくる「トップシート篇」の二種類。
はだおもい公式サイトのCM情報から試聴出来ます♪
2007年10月18日
ヴォーカルの葉です。
10/16、火曜日。
[Ja-palooza 07 第1弾]@新宿ロフト
ご来場の皆様、ありがとうございました。
大勢のオーディエンスがいて、しかも盛り上がっていると、こちらも否応なしに燃えますね。
加えて猫騙のステージで、CAR SEATのデュエットもやらせていただきました。
レコーディングは別録りだったので、初めて一緒に歌えるぞ♪
とゆうことで羽をお揃いのつもりで付けていきましたが、ことさら奇妙なツーショットだったかもしれません。
呼吸が大事なのでアイコンタクトでぴったり、真っ赤な目が強烈で、あっという間に終わってしまいました。
上杉さん感謝!
さらに打ち上げでは、気持ちよくベロンベロンに酔いました。
今度の日曜日は西麻布ブレッツにて、葉葉ライブには欠かせない杉本優くんのソロライブにゲスト参加します。
ラップトップと生ピアノで、サウンドトラック一枚を体感するようなライブとなりそうです。
昨日のリハでは、出番待ちのとき思わず詩の朗読でもしたくなってしまいました。
私は、歌というよりは、音の1パーツのような登場になるかと。
初めての箱なので(新譜が素晴らしい細野さんも以前出演したところ)、それもまた楽しみ。
実りの秋、多義にわたって活動しています。報告でした!
Photo by Junichi Otsuki.
2007.9.27@shimokitazawa251
2007年10月16日
ヴォーカルの葉です。
10/13、土曜日。
ブラジルから、イヴァン・リンスの来日公演に行ってきました。
Ivan Lins(vo, key)
Marcelo Martins(sax)
Marco Brito(key)
Joao Castilho(g)
Nema Antunes(b)
Teo Lima(ds)
千秋楽の会場はファン大集結の様相を呈し、大合唱に包まれました。
陽気にグイグイ攻めてくる中にギラリと輝くサウダージ、メロディの美しさは流石。
アンコール一曲目、客席からリクエストがかかった『Love dance』を披露してくれました。
甘くしっとり、本日のベストアクトでした。
しかし100パーセント楽しめない遺憾なことがありました。
ある女性店員の接客です。
ブルーノートは、殆どが自由席で整理番号順に一人ずつテーブルへの案内。
フロアに入った時には結構席が埋まっていたので、
二階桟敷席を指定したところ、、、
店員「二階席はガラス越しからの観覧となりますが、よろしいでしょうか?」
私「え?前行った時はそんなものなかったですが、ガラスあるんですか?どんな感じか見てみてもいいですか?」
店員「あまりお勧めはしませんが、、、、音も一階フロアより遠くなります。」
、、、、、、カーキ・キングを桟敷から見たのは2005年の春だったから、それから何か事故でもあってガラス張りの席にしたのかな、、、、?
結局、近場のステージ上手側の席にしましたが、終演後確かめに行ったらガラスなんてものは当然ありませんでした。
従業員がガラスの有無を知らないなんてことはあってはならないし、仮に知らなかったなら断言はしてはいけない。
そこまで案内するのが面倒だったのか、馬鹿にされていたのか、一体どうしてそんな嘘をついたのか、やりきれないです。
しかも、若者にとってはけして安くは無いチケッ代を払っているのだから、なるべく好みの条件で見たいというのに。
彼女にとっては嫌というほどライブと同じ空間に(イヴァンだけでも8回目)いるのでしょうが、
私にとっては初めてで、もしかしたら最後になるかもしれない一度きりのイヴァン・リンスのライブです。
客にもアーティストにも愛情がない人は働いて欲しくないです。
久し振りに寝ても覚めても腹が立っていたので、ライブ内容よりも長々と綴ってしまいました。
さて本日は、何度も何度も訪れた新宿ロフトのステージに初めて立ちます。
杏露虫の濃縮還元ライブになることと思われます。
それでは、行ってきます!
2007年10月10日
ヴォーカルの葉です。
10/5、金曜日。
私が最も色っぽいと思う女性シンガー、リッキー・リー・ジョーンズ待望の来日公演、
行ってきました。
素晴らしかったです。
もうすぐ53歳になろうかという彼女、ドラム・ベース・ギターと四人でのざっくりしたステージ上に縛りを作らず、自由に飛んでいました。
ベースの真ん前の席だったので、セットリストが丸見え。
一曲一曲確認しながら聞いていましたが、
中盤急に「ちょっと、Company(1stアルバム収録のピアノの名曲)やりたいんだけど、あなたギター弾いてくれる?」
とベーシストに言い放ち、突如始まったギター(ベーシストですが)と2人向かい合い歌っていました。涙物。
一日ごとのセットリストどころか、1stと2ndステージでも演目が違うみたいだ。
アンコールもなし、ルーズだがその時々の瞬間に厳しいスタイルを貫いているのですね。
2004年春のオーチャードホールは席も遠かったからか、なんとなく不機嫌そうに感じました。
今回は幼女のように無邪気に楽しんでいて、一時間半のステージが終わってからも本物のライブ余韻に、三連休を牛耳られました。
豆知識ですが、TOM WAITSのBLUE VALENTINE裏ジャケの金髪女性は、
当時トムの彼女だったリッキーです。
2007年10月05日
ヴォーカルの葉です。
先月27日、251でのライブにお越しの皆さん、ありがとうございました。
新曲で固めたセットリストでしたが、アルバムがたくさん売れて万歳!
昨日は、シェイクスピア四大悲劇のひとつ『オセロー』の舞台を見に埼玉芸術劇場まで。
演出は蜷川幸雄、出演は吉田鋼太郎、蒼井優、高橋洋など。
男の嫉妬、人間の脆さ、初日の緊迫感が4時間続き、すっかり消耗してしまいました。
朝まで呑んでチャージ。
今月21日まで。
2007年09月17日
ヴォーカルの葉です。
昨日の柏ALIVEにお越しの皆様、
誘って下さったaieさん、ありがとうございました。
ラウドなイベントにはラウドな選曲で、オリオンビールで張り切り、
本日はどうしたものか首が痛いです。
さてさて、実に10ヶ月振りのライブハウスでのソロライブを、
恵比寿天窓SWITCHにて行います。
明日、9/18(火)19:00開演でトップバッターです。
今回はグランドピアノとバイオリン2人をバックに弾き語り、
とういうクラシカルなスタイル。
ピアノのマサル君とは、14日のカルテット・スラヴェイの来日三郷公演に一緒に行き、
意思の疎通もバッチリです。
杏露虫とは一味も二味も違う内容ですが、
興味のある方は是非是非いらしてください!
2007年09月14日
ヴォーカルの葉です。
先週末、フランスから台風とともにやってきた御歳90歳の国宝アーティスト、アンリ・サルヴァドールの引退公演を見に、六本木ミッドタウンへ。
先月オープンしたばかり、 ブルーノートを少し大きく立体的にしたようなセレブ空間。
ステージのバックはガラス張りで夜景が。
ホーン含む10人編成のバックからスタート。
しかし、3曲目になってもアンリは現れない。
体力的に限界なのだろうから1日2ステージにするなんて!
主催者の配慮にじらされました、、、、。
4曲目「それが人生(ラヴィセラヴィ)」から顔を皺くちゃにさせたアンリ登場で、シャンソン・ジャズ・ボサノバの垣根を越えた彼独自の世界を繰り広げ、こちらも笑顔。
白の帽子とパンツに青いジャケットで、ステージドリンクは赤ワイン、粋なステップで歌っておりました!
小野リサさんもサプライズゲストでジョビンの曲をデュエット。
そう、ジョビンにボサノバ誕生のインスピレーションを与えたのは、アンリの曲だったそうな。
一時間少々の短いステージでしたが、 芳醇な彼の包容力を味わえて本当によかったです。
その他のレジャー。
巨人vs阪神の試合観戦に東京ドームへ。
遠い昔にここで売り子をしていたのですが、直視する余裕など殆どない肉体労働でしたので、ドームの熱気をようやく堪能出来ました。
ここ数年でも指折りのデットヒートだそうで、 阪神ファンは忘れられない週末でしょうね。
大フアンのペドロ・アルモドバルの最新作「ボルベール」
やっと劇場で見れました。
サントラを聞き込んでいたので、ああ、ここでこう使うか!という音先行の見方。
よかった、ペネロペの目が頻繁に充血していて釘付け、ジーン。
一昨日はメンバーみんなで浴衣で納涼船。
赤い目のキリンが並ぶ集積所、空港から離陸する飛行機を下から見上げる、ビール飲み放題、浴衣ダンサーズに群がる輩、非常に熱いナイトクルージングでしたね。
この結束力で、日曜は柏まで遠征ですよ♪
2007年09月05日
ヴォーカルの葉です。
遅ればせながら、先月の青山月見ル君思フでのライブにお越しの皆様、
ありがとうございました。
その週末は、麻布十番納涼祭り〜浅草サンバカーニバル〜高円寺阿波踊り〜原宿よさこい祭と怒涛の祭りラッシュ。
祭りの後のクールダウンさながら、iPodのプレイリストからはラテンカラーがとたんに影を潜め、風邪と微熱を繰り返しています。
去年は一度もひかなかったツケでしょうか、、、。
なによりも声帯が命であるのに荒れ、鼻声とゆうコンディション。
今年の三大目標〜〜〜〜インド独り旅、断食修行を終え、最後の富士登山を無念にも断念。
しかし風邪をひいてグワングワンしている状況は嫌いではないです。
ライブ日でなければ、治癒力を知る良い機会なので歓迎します。
話は変わって、愛すべき巨匠イングマール・ベルイマン死去とゆうニュースは、成田山の仏教図書館のスポーツ新聞で知りました。
そんな彼に「若き巨匠」と言わしめた同郷スウェーデンの若手奇才ルーカス・ムーディソン監督作品を、ベルイマン追悼&バトンタッチに、まとめて観ました。
* ショー・ミー・ラブ
* エヴァとステファンとすてきな家族
* リリア4-ever
まさにモダン!そしてリアル!
一気に今後が楽しみな監督トップになってしまいました。
明日からは台風9号関東に上陸とのことで、軽く興奮しています。
2007年08月19日
ヴォーカルの葉です。
8月17日(金)
世界に名だたるブルガリア国立民族合唱舞踊団「フィリップ・クテフ」の合唱部門の来日公演を見に、高崎の群馬音楽センターまで行きました。
遥々北上した甲斐ありました、、、、、素晴らしかったです!
2列目真ん中から臨むステージに終始瞳は潤み、
息も出来ないほどの美しさに一曲が終わる度に深呼吸をすると、いう具合。
どんな研ぎ澄まされたバンド演奏も、彼女達の力強いアンサンブルには敵いません。
ホールを出ると「酷暑どうした!?」
という感じに公演内容と相まってヒンヤリ気持ちいい。
(実際金曜の夜から土曜はここ連日の気温から10℃くらい低い幻の涼しさ。
フィリップ・クテフのお陰です)
帰り道、早速iPodでブルガリアン・ヴォイス。
LRでは到底再現出来ないダイナミクスですが、一生聞き続けていく音楽でしょう。
歌詞の内容など判らなくとも、ブルブル感動してしまうブルガリアン・ヴォイスですが、
ここはひとつ最も有名であろう「トドラは夢見る」の歌詞を紹介。
私もかつてオープニングSEに使用させて頂いた、11拍子(2+2+3+2+2)の名曲。
「大きなオリーブの木の下で、トドラは夢を見ます。
恋人が花束とエンゲージリングを持ってやってくる...」
その時、風が吹き、小枝がトドラの上に。
トドラは目を覚まし、風さんに言う。
「ちょうどいいとこだったのに、どうして風を吹かすの?」
もともと作物が良く育つために歌う民謡であったり、子供に聞かせる子守唄やおとぎ話だったり、庶民の生活に根付いたものばかり。
ますますブルガリアを訪れたくなりました。
2007年08月06日
ヴォーカルの葉です。
遅ればせながら、下北沢251のライブに御来場のみなさま、ありがとうございました!
私はあの後フジロックへは行かず、
成田山は新勝寺の断食参篭道場にて、一週間の断食修行を行ってきました。
山篭り中、摂取するものは水のみ。
ご不尊不動明王のご加護のもと、不動の信念と心身の鍛練を体得するのが目的です。
詳しい感想は、終了時に提出した作文をそのまま載せてみるので、
興味のある人は読んでみてください。(寺に渡すものなので文章が固めですが)
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世界中の飢えに苦しむ人々の誰が「食を断つ行為」を買うでしょうか?
衣食住の満たされた現代の日本では、お金を払って「断食修行」の体験を手に入れるのです。
快楽を追求せずにはいられない、もがき、やるせなさが皮肉にも人生の苦になっていたようです。
目を閉じれば、今まで食べた美食たちが走馬灯のように駆け巡る毎日は「苦」そのものでした。私は今まで食に振り回され過ぎていたのかもしれません。
食欲とは何なのでしょうか?生きるため、食べる喜び、感謝、これが揃って初めて食欲が満たされるのだと痛感しました。
また食だけでなく、どれほどストイックになれるかにも興味がありました。
電子機器を一切使わない、他人との接触も殆どない、通俗世界から離れた一週間。
喜怒哀楽の登場がこれほど少ない、平な時間を続けられることも知りました。
水面が凪になったからこそ、深海が澄んで見えてくる。
冴えた魂での生活から得た収穫は多大でした。阿字観での瞑想、朝は四時半起床で、吐き気と眠気と闘いながらながらのお墓の掃き掃除、朝護摩参拝で願う時、境内の散歩、水行場見学、般若心経の本を読み、写経。どれも味わい深いものでした。
最後に、昨夜近所の祭りでしょうか?幸運にも打ち上げ花火を道場の瓦葺屋根の下から眺めることが出来ました。
『空しさに徹し切ったとき、はじめて光いっぱいの空(くう)が手に入ります。
ここに自分の心の管理と人間性開発という”生きがい”を体得できます』
何だか禁欲を貫いた褒美に、般若の知恵が夜空から降ってくるようでした。
平成十九年 八月四日
**************
そして最終日の朝、おかゆと焼き味噌と梅干が振舞われます。
食べた瞬間、手塚治虫先生のブッダの一場面に飛びました。
六年間の苦行を捨てた釈尊は、山を下り河で身体を清め、スジャーターという娘のすすめる乳かゆで疲れを回復し、菩提樹のもとで座禅を続け、”さとり”を開かれた、あそこ。
そんな、5kg痩せた、私のナリタロックでした。
2007年07月17日
ヴォーカルの葉です。
原美術館での企画展
『ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語――夢の楽園』
に行ってきました。
アウトサイダー・アートを代表する一人のダーガー。
天涯孤独、養護施設育ちの雑役夫、60余年間、誰一人知る者なく制作され、死の寸前に偶然発見された驚異の作品群、、、、創作の謎が伝説化する生涯の持ち主です。
無垢なる少女達が大人たちの悪に抗い戦う1万5000頁の大長編小説
『非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語。
子供奴隷の反乱に起因するグランデコーアンジェリニアン戦争の嵐の物語』
挿絵として描かれた300枚の水彩画は、3メートルを超えるものも多数。
その中から45点(ほとんどが日本初公開)と、彼のアパートの写真も展示。
今や数十億単位で競売にかけられるゴッホも、
生前に売れた絵はたった1枚、とゆうのは有名な話。
ダーガーは、ある意味これを超えています。
売る以前に発表するまでもなく誰に見せることもなく、
死ぬ間際の81歳まで自分の妄想を形にし続けたのだ!
私は幼少期、色々な場所に宝物を隠して一人で遊んだ記憶があります。
大切なものこそ、見せびらかさずに密やかに楽しんだりしました。
もしかしたら、彼は自ら作り上げた世界を、むしろ独り占めしたかった、
完璧な秘密主義者であり、永遠の子供だったのでは、、、、
なんてパラドックスを思ったり。
真相はいつまでも明るみにならない、
とゆうところが熱狂的な人気の要因でありましょうか?
オタクを超越した元祖引き篭りともいえる人生が、
日本の現代っ子に訴えるところあるのでしょうか?
閑散が特徴の原美術館が、お洒落な若者で賑っていましたよ。
何にせよ、ダーガーにとっては他人が知ろうが知るまいが、
どう思われようが、関係ないのです。
そんな彼の孤独の中に常備された、無償の愛に平伏しました。
原美術館HP:EXIBITIONS〜PASTをクリック
2007年07月12日
ヴォーカルの葉です。
火と氷の島・アイスランド、それにまつわるエトセトラが大好きです。
どれくらい好きかと問うならば、22歳の誕生日を祝いにアイスランドの温泉ブルーラグーンに独り浸かりに行ったくらい。
とりわけ、音楽は抜きん出て面白い人が多く耳が離せないわけですが、
奇才ヨハン・ヨハンソン初の東京ソロ公演で、霧の彫刻家・中谷芙二子さんによる霧環境との共演、となれば、私、噴火しそうです。
北極圏にまで食い込むアイスランドに比べれば、
お台場の日本科学未来館のシンボルゾーンなど近い近い。
ステージは彼も含め三人で、キーボード・ピアノ・パーカッション・プログラミング・チェロ。
時間軸も忘れ深く深く漂うようなドローンに、ストッキングよりも薄いスクリーンに映し出されるビジュアル・アート、本物の水からのみの体に優しい霧が会場全体を包んで消えて、客電が点いた時はテレポート後のようでしたよ。
水浸しの終演後、ワイン片手にうろついていたヨハンに、サイン頂きました!
ヨハン・ヨハンソンの世界
ちなみに彼が曲を提供した、グレゴリー・コルベールのアート・プロジェクト
「Ashes and Snow」素晴らしすぎます。
Ashes and Snow
アイスランドのミュージック・シーンを追ったドキュメンタリー映画
『スクリーミング・マスターピース』も渋谷シネクイントで7/7から公開中。
もちろんヨハンも登場します。
アイスランドはビョークだけではない、とゆうことを十二分に味わえるはず。
スクリーミング・マスターピース
2007年07月04日
こんばんは、ヴォーカルの葉です。
今、世界で最も旬な女流アーティスト「マルレーネ・デュマス」
日本初の展覧会を見に、東京都現代美術館へ行きました。
ここのレストランの、ウニのクリームパスタで腹ごしらえをしてから鑑賞したのですが、
濃厚でエロティックなパスタの味がそのまま平面の絵画に乗り移ってしまいました。
ほとんどが人物画で、
それぞれに意思があり、
まるで怪しい雑踏に飛び込んでしまったような、
あるいはこちらが逆に観察されているような、
もっと眺めていたいのだけれど、
考えることが面倒で早く帰りたいような、
そんな暑い日でした。
公式HP
2007年06月24日
ヴォーカルの葉から、お知らせです。
セガトイズからの新商品「げんきにあるくよ!アンパンマン」
(アンパンマンのラジコン)のCMソングを唄っています。
金曜夕方のアニメ・アンパンマンの枠で確実にオンエアされるとのことだったので、
ちびっこ同様、オープニングをワクワクしながら見ました。
CM動画&製品詳細
2007年06月20日
こんにちは、ヴォーカルの葉です。
今回のブログは日付逆流でいきます。
6/18(月)
東京国立近代美術館にて、
「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」
オープニング・レセプションに行ってまいりました。
今まで行った写真展の中で、最も強い感激。
彼が切り取ったのは、
特殊な舞台装置があるわけでもない、日々の一コマ。
どんな作り物よりもリアルで、全てが鮮烈。
20世紀の決定的瞬間を見つめ続けてきた一人の足跡から、
世界中を垣間見れ、
そして今生きている自分の環境をまた知り、
少しでも感受性のある人ならば、
なんでもない日常が輝いて見えてくることでしょう!
「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」HP
二階ギャラリーでは「アンリ・ミショー展 ひとのかたち」が同時開催。
これまた、なかなかお目にかかれない展示です。
彼の言った言葉、
「特別な意図を持たずに描いてごらん、
機械的に描きなぐってごらん、
紙の上にはほとんどいつも、いくつかの顔が現れる。」
クリエイティブ全てに照らし合わせられるであろう確信が、
少しずつ判るような気がします。
「アンリ・ミショー展 ひとのかたち」HP
素晴らしい二つの企画展は8/12までやっていますよ。
6/17(日)
新宿芸能花伝舎の体育館特設ステージにて、
劇団ルームルーデンスの舞台を鑑賞。
演目はオスカーワイルドの「サロメ」をオーケストラバージョンで。
学生時代の旧友Oozeが参加してたわけですが、
それを抜きにしても非常に面白かったです。
生身の人間が目の前でパフォーマンスをすることの不思議さを浴びましたよ。
大阪、広島公演もあるようです。
劇団ルームルーデンスHP
6/15(金)
下北沢CLUB QUEにて、ok presents『点と線Vol.4』
トップバッターだったので、共演した tricoさん、古明地洋哉さん、okさん
全てじっくり見ることが出来ました!
打ち上げも二次会まで大勢で、いいイベントの証拠でしょうか。
ご来場の皆様ありがとうございます、とても楽しい一日でした。
2007年06月08日
ヴォーカルの葉です。
6/2まで渋谷文化村ミュージアムで開催していた
「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」に行ってきました。
モディリアーニの描く、焦点のない瞳と頬っぺたの高揚に吸い込まれそうになる人物画の素晴らしさは勿論。
妻ジャンヌの隠れた才能(とゆうか、あまりにも短い作家生命のため一般に知られていなかった)に初めて出会う。
病死した夫の二日後、妊娠八ヶ月で21歳のジャンヌは二人目の子供を身篭ったまま、ベランダから飛び降り自殺を図った。
「運命のアーティスト・カップル」と呼ぶには悲恋すぎる結末も、
展覧会をグッと色濃くしていたように思います。
最後の展示には、ジャンヌの綺麗なオリーブ色の遺髪がありました。
文化村HP
その後は、同じく文化村オーチャードホールで「The Real Group」のライブ。
スウェーデンの男女5人組で、使うのは自らの声のみ。
本当に何もないステージから浮き出してくるアカペラのエンターテイメント。
主旋律よりも、なかなか耳にすることのないボンッボボンッとゆう重低音の声ベースを追いかけていました。
至極個人的なトピックとしては、
二年くらい伸ばしっぱなしだった黒髪を明るくしました。