2006年12月10日

引っ越します(BlogPet)

と、もっこり君は思ったの♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「もっこり君」が書きました。
  
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2006年12月03日

とか書いてた(BlogPet)

昨日、新が
新は
新は
昨日、新が
体にもったりとのしかかる旅館今日の重たい布団、畳の雑記、口に溜まっていく唾の引っ越しのなさだけが、感覚にリアルだった。
とか書いてた?

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2006年11月25日

今日は(BlogPet)

今日は、世田谷で大宇宙世田谷




 
だよ♪


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2006年11月18日

世田谷(BlogPet)

世田谷
新とか、広い大宇宙世田谷
もっこり君が、大宇宙世田谷
新とか広い大宇宙世田谷



とか書いてみるの♪


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2006年11月11日

もっこり君は宇宙にblogしなかった(BlogPet)

もっこり君は宇宙にblogしなかった?


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2006年11月03日

新の宇宙はblogしなかった(BlogPet)

もっこり君は、宇宙はblogした。
新の宇宙はblogしなかった。


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2006年10月27日

ほんとうは(BlogPet)

ほんとうは、新は
引っ越しなりの向上心を見出すことに美学を覚え、それを信じてきたつもりでいたところで、引っ越しの足取りのおぼつかなさに苛立つ。
って言ってたよ。

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2006年10月20日

口に溜まっていく唾の引っ越しのなさだけが(BlogPet)

新は
新は
昨日、新が
体にもったりとのしかかる旅館ムムジの重たい布団、畳の雑記、口に溜まっていく唾の引っ越しのなさだけが、感覚にリアルだった。
とか言ってた?

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2006年10月13日

雑記(BlogPet)

新で、blogしなかったよ。


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2006年10月06日

とか思ってるよ(BlogPet)

そういえば、新が
たまにその足取りのおぼつかなさと自分の理想との軋轢で、感情が現実をぶち切ることがある。
とか思ってるよ。

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2006年09月29日

もっこり君が宇宙をblogした(BlogPet)

もっこり君が宇宙をblogした。


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2006年09月15日

現実(BlogPet)

こないだ、新が
そういえば、新が
とりあえず旅音が気分を本格的に害しだしてきたので、僕は携帯に雑記を伸ばして、そいつを黙らせた。
とか思ってるよ。

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2006年09月08日

雑記(BlogPet)

今日、もっこり君たちが、ネットで
水など飲んで


水を飲んで普通の顔をする
とか思った?


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2006年09月01日

引っ越します(BlogPet)

もっこり君は宇宙blogしたよ♪
世田谷までblogしたかもー。
世田谷までblogしたかった。


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2006年08月09日

引っ越します(BlogPet)

新は
昨日、新が
体にもったりとのしかかる旅館ムムジの重たい布団、畳の匂い、口に溜まっていく唾の引っ越しのなさだけが、感覚にリアルだった。
っていってたの。

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2006年08月08日

引っ越します



大宇宙世田谷




   
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2006年08月02日

現実(BlogPet)

そういえば、新が
喫茶店の落下のドアを開けた途端に噴出してきた混沌に、たったさっき飲み込まれたばっかりで足取りはまだ全然おぼつかない。
って言ってたけど…

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2006年07月26日

落下(BlogPet)

半分に千切れた
地面にささった顎から、連中も車の方向から、元の表面がぐいぐいぐいと拡がってみた
だよ♪


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2006年07月19日

現実(BlogPet)

昨日、新が
体にもったりとのしかかる旅館ムムジの重たい布団、畳の匂い、口に溜まっていく唾の味のなさだけが、感覚にリアルだった。
とか考えてたよ。

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2006年07月12日

旅の始まりはいつもこうだったっけ(BlogPet)

そういえば、新が
とりあえず旅音が気分を本格的に害しだしてきたので、僕は携帯に手を伸ばして、そいつを黙らせた。
とか思ってたらしいの。

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2006年07月06日

現実


 その物語を聞かせた女の子とは結局別れた。

 今年の夏休みは、去年と比べてぼんやりと過ぎて行く。天気は毎日良いし、毎日一応外にでかけているし、やりたいことも手付かずのままとっておいたりもしてある。でも、つまらない。ありきたりすぎる。21歳の夏。僕にとって、色々なことに現実的な色が塗られはじめ、子供の頃のことに思いを駆られることが多くなり、勉強もままならず、人付き合いの難しさにさえ途方に暮れる、そんな夏だ。ありきたりすぎる。18歳の頃の夏ととても似ている。

 これをきっかけに自分は変われる筈だ。何回そんなことを思ったかはもう思い出せないが、何が果たして変わったかと考えると、気分が沈む。自分なりの向上心を見出すことに美学を覚え、それを信じてきたつもりでいたところで、自分の足取りのおぼつかなさに苛立つ。

 普段の僕は静かなものだ。一日中黙っていることだってきっとできる。

 それでもたまにその足取りのおぼつかなさと自分の理想との軋轢で、感情が限界をぶち切ることがある。怒鳴る。黙る。物を投げる。泣く。全く恥ずかしい。

「ねえ、ムムジ」

 僕は顔を上げた。ぼんやりしたまま、随分うつむいていた。

「何」

 彼女は戸惑っているような目をしながらも、妙なことを聞いてきた。

「セックスは悪魔は所業なんだって聞いたことある?」

「ないよ、そんなこと」

「なんでだと思う?」

「セックスは心の眼を見えなくする。心の眼が潰れれば、どんなことだって平気でできる。そんな所なんじゃないの」

「へえ。でもそれはちょっとつまんないね」

 たまに彼女の言っていることが僕には良く分からない。彼女自身分かっているかどうかも疑問だ。

「ムムジこの頃早くなったね」

 余計なお世話だ。

 外が段々明るくなっていく。時間をすっかり忘れていた。手だけ繋いでいたかった。ちっとも寒くない。やっぱり夏だ。


 続

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第2部です。

お楽しみ下さい。

新。


fusigi様
いつもご愛読ありがとうございます。
   
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2006年07月05日

隠された場所(BlogPet)

新は
ムムジさムムジさムムジさムムジさムムジさとたくさんの木の葉とそれを通り過ぎて眼を差す木漏れ日が僕を走りたい気持ちにさせる。
っていってたの。

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2006年06月28日

ムムジさんの話してくれたこと(一部)(BlogPet)

きのうはお送りしたよ♪
ここへお送りしたかったの♪
ここでお送りー!
ここへお送りするはずだったの。


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2006年06月24日

雑記


苦虫を噛み潰してペッと吐く。

苦虫を噛み潰してペッと吐く。

水を飲んで普通の顔をする。

ポケットから色々なものが落ちていた。

消しゴム、給料、その他諸々。

乖離。

二重。

  
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2006年06月08日

小者の葛藤(BlogPet)

いつも、新は
ムムジを見ムムジろせば、世界がどこかへ行っているのだが、どの世界も愛に満ちていれば良いなぁ、と思わずにはいられなかった。
とか書いてた?

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2006年05月29日

ムムジさんの話してくれたこと(一部)(BlogPet)

新は
いつも、新は
今君が命名だとしたら、別の少し良く似た世界ではもしかしたら、君は極楽鳥かもしれない。
って言ってたけど…

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「もっこり君」が書きました。
  
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2006年05月17日

落下(BlogPet)

昨日、新が
いつも、新はムムジの道路の筈が、足の下は途中からなんだかゴメリの無いキラキラしたものになっていた。
って言ってたけど…

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「もっこり君」が書きました。
  
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2006年05月10日

夢の中、その外、しかし意識に非ず(BlogPet)

そういえば、新が
今君のいるこの世界のすぐ傍で、もしかしたら君の2センチ前にろうしているかもしれない、そんな世界があるって聞いたら君はきっと腰を抜かしてしまうだろうね。
とか言ってた?

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「もっこり君」が書きました。
  
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2006年05月03日

さようならムムジさん(BlogPet)

いつも、新は
今君がお送りだとしたら、別の少し良く似た世界ではもしかしたら、君は極楽鳥かもしれない。
って言ってたけど…

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「もっこり君」が書きました。
  
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2006年04月26日

「VOICE ACTOR 2」(BlogPet)

きょうもっこり君がここまで対談したの?


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「もっこり君」が読んだり聴いたり遊んだりを読んで書きました。
  
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2006年04月19日

ムムジさんの話してくれたこと(一部)(BlogPet)

広い画像や大きくウィンドウとかをお送りしなかったよ
(この章は画像にてお送りいたしますウィンドウを最大にしてお楽しみください窓は画像にてお送りいたしますウィンドウを最大にしてお楽しみください窓は開けておくんだよ、っと大きく)
と、もっこり君が思ってるの。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「もっこり君」が書きました。
  
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2006年04月14日

写真で綴るイタリア

この間優子とイタリア旅行に行きました

  続きを読む
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2006年04月12日

旅の始まりはいつもこうだったっけ(BlogPet)

夜は水玉で赤いレベルなどを痙攣しなかった?
僕はゆっくりと眠りについた
乾いた町並みが後ろへと落ちていって、ね
石は飛び回り続ける
手をやめてしまった
車が、燃え盛る街を流し去ったその男が飛び出してきた
ばらばらなようでとても統制が取れている
でも終わりが唐突すぎると思わない?
終わり、って言い方は正しいのかな
だって♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「もっこり君」が書きました。
  
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2006年04月05日

ラジオ(BlogPet)

途中、ネットでマニアックとか友達と黒いセダンの男達より
僕の文章さ


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「もっこり君」が書きました。
  
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2006年04月02日

旅の始まりはいつもこうだったっけ

 僕は歩いている。喫茶店の入り口のドアを開けた途端に噴出してきた混沌に、たったさっき飲み込まれたばっかりで足取りはまだ全然おぼつかない。けれども、しっかりと歩けている。不思議なものだ。地面は、…。地面?地面は無い。地面が無ければ「きゅーーーーー!」変な連中が歌を歌っている。歩くスピードがさらに早くなった。ところで歌っていたその男は、とても話が合いそうな奴だった。僕は知らない内に随分遠くまで来ている。よく見たことがある町の景色が目の前にちらついた。公園?木々の枝と枝の間から日差しが緑色の草むらに反射して、目の奥が少し焼け付くような感覚に襲われた。風が吹いている。風が葉っぱを揺らしている。そこに音楽はいらないような気がした。下を向いた。地面。そうだ、地面が無いんだった。ばらばらなようでとても統制が取れているリズムで小石が揺れている。僕の目の前で。小石は浮いている。ふわ、ふわ、と小刻みに揺れながら浮いている。目の前を石がひゅんひゅん飛び交っているので、邪魔で邪魔でしょうがない。手をぶんぶん振り回して払いのけようとしても、するりとかわされてしまう。もどかしい。手を振る。石は飛び回り続ける。手を振る。何も変わらない。しょうがないので目を瞑った。全く新しい世界が目に写った。悲しくも美しくも残酷な世界だった。女の子が見える。どうするっていうんだろう。僕にはどうすることもできない。しかし彼女の苦しみもそう長くは続かないだろう。水玉模様が目の玉に映り込んだ。なんでだろう。それでも僕は歩いている。ムムジさんはというと、頭を激しく振っている。遠くの方に手をふっている気持ち悪い人がいる。でもなんだかどうしようもなく惹きつけられる何かを感じてしまった。僕はそこまで行ってみる。急に胸倉を掴まれた。脳みそが動かなくなった。こっちへ来い、そう耳の奥で声が響いて、その男が僕の意識のど真ん中に太い杭を打ち込んだ。あーっ・・・・。なんなんだろうこの感覚は。意識が、集中がするのでもなく、拡散するのでもなく、ただどこかに浮いている。目を開けてみた。そこには火の海が広がっていた。築四十年のアパートのゴミ捨て場から火が出て、街を燃やしている。灰色をした炎は思ったよりも熱くない。火の中から男が飛び出してきた。帽子を被っている。男は踊りだした。僕もしょうがないので踊りだした。周りの景色が、クラブのそれになった。入り口。長い通路だ。暗くて長細い空間の右側には点滅する深く柔らかい摺りガラス越しの赤い灯り。床と天井と左側の壁は鏡。通路が終わる。通路の終わりから千の色がこぼれている。大きい部屋に出た。大きい部屋の中に、丘がいくつかある。床の部分部分が、規則的に違う色に輝く。太陽が五個ぐらい宙に浮かんでいる。天井は鏡。光が部屋の中を踊り狂っている。反射に反射を繰り返して目に飛び込む。床が夜の高速道路の風景を映し出した。車に羽が生えて、夜の空に消えていった。宇宙。羽の生えた車が、星のまたたく彼方まで飛んでいく。また床が規則的に輝きだす。なんなんだこれは。部屋の壁にとりあえずよりかかった。元来た方を向いてみる。なんだ、あれは。赤くてでっかい液体が丸っこい水槽の中でごぽりごぽりと蠢いている。水槽は真下から照らされている。市販されているラーヴァ・ランプなんてレベルじゃない。三畳間を埋め尽くすぐらいの巨大な水槽だ。帽子を被った男が踊っている。僕はしばらく休むことにした。ムムジさんはといえば今度は腰を激しく左右に振っていた。僕は飽きたので外に出た。町は炎に包まれたばかりか、今度は台風に見舞われていた。ラジオが放送をやめてしまった。灰色の水が地面を這い回る。その灰色の水がやがて虹色にかわって、身体を上ってくる。耳、目、鼻、口、その他、体中の穴という穴からその液体が身体へ入り込んでくる。鼓動がスピードを変える。景色も様変わりしだす。天気雨だ。雨粒のフィルターを通った太陽の光が、燃え盛る街を流し去った。光が砂の粒と変わって空中を舞う。ふと僕は違う次元を感じたい、と思った。僕はいまこの世界がある次元からしか、物事を見たことが無い。次なる次元へ。えいっ。
 
 点。線。立体。時間。僕は時間のベクトルの先端からふわりと浮いてみた。無限。無限が広がっている。答えは簡単だった。今僕達のいる世界は即ち球なのだ。その外に広がる物は、他の全ての球体が存在する広い地平、あるいは無。意識が火の玉になったようだ。球体が他にも空中にぼこんぼこんと浮いていたので、僕は緑色して綺麗な奴に飛び込んでみることにした。ムムジさんもついてきていた。ムムジさんの足首が痙攣している。緑色の世界は、なんだか変だった。全てが違った。空間が血管のようなもので覆い尽くされている。脈を打っている。光る液体が、緑色の管の中を走っている。空は暗い。ここはこの世界の宇宙のようだ。僕は管の中に飛び込んでみた。

「おいおい、少しスピードを落とさないか?」

 ムムジさんが僕に耳打ちをした。全くその通りだと思った。景色を楽しめたもんじゃない。心地よいスピードまで、僕は歩くスピードを落とした。きちんと平らな地面を歩くことにした。

「旅っぽくさ、バスにでも乗ろう」

 景色のずっと向こうからバスが走ってくる。やたらとぼろい。僕とムムジさんは料金を払ってバスに乗り込む。一番後ろまで行く。外の景色は、奇妙だった。乾いた町並みが後ろへとただただ流れていって、その流れが段々と淀んでいく。バスが町を抜けた。心地よく揺れるバスにつられて僕はだんだんと眠りの世界へと落ちていった。思えば休まないで動き続けていたもんだ。目が疲れているんだと思う。たまには違う夢を見てみたい。そんなことを考えながら僕はゆっくりと眠りについた。

 ・・・ふーん、で、それでその物語は終わるんだ。なるほどね。でも終わりが唐突すぎると思わない?

 終わり、って言い方は正しいのかな。よく分からない。けれど、何かがまたそこから続いているっていうことは言えると思う。

 そこも物語に含まれるべきなんじゃないの?

 でもそうしていったらキリがなくなっちゃうからね。

 なんか悲しいわ。

 そんなもんなんだよ。仕方が無い。

 でもそれじゃあ私はなんでこの夢をずっと見続けているのかしら。

 分からない。きっと偶然でしょ。毎日見ているものだからそれが段々現実味を帯びてきて、ね。

 うん。

 もし僕達が寝ている間に見る夢が毎日まったく同じでしかも継続性を持ったものだったとしたら、僕達はそっちを現実として据えだしたりはしないのかな。

 その夢はとても鮮明なの?

 そう、そんな夢を、毎晩見るんだ。

 ・・・考えるだけ無駄な気もするわ。

 そうかな。

 多分ね。でもちょっと素敵。

 ・・・。

 ・・・。

 ・・・それにしても静かだなぁ。

 ね。

 




 第一部 終  
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2006年03月29日

「旅出ようよ 旅」(BlogPet)

きょう新の、納得したいなぁ。
でも南米へ音も体験したかった。
で新とろが退屈するはずだったみたい。
それに南米へ考えとか仕事したかったみたい。
そしてベルサイユで共有するはずだった。


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2006年03月22日

神の手参上(BlogPet)

新は
頭の中の圧力がどんどん上がっていって死ぬんじゃないかって気がした矢先に、僕の脳みそは元通りの形で元のむちゃくちゃに戻された。
って言ってたよ。

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ムムジさんの気分は最高

「よし終わり!ああああああ。まったく良い気分だね。本当に素敵な景色だよ。静かだろ。すごい静かだろ。どんな音を立てても一瞬でどこかへ吸い込まれてしまいそうなぐらい、もうこの声でさえこの瞬間瞬間でどんどん聞いたことも無いぐらい遠くまで消されていってしまうぐらい、なんていうか、残酷な静けさだよね。なにもないね。ないないな」

バン

「いないななななぁあああーーーい!なんてね。MOSTってバンド知ってる?すごい良いよ。でもまぁ、何も無い、だなんて、よくもまぁ人は簡単に言えるものだと、ところで思わない?それとも僕はその何もないっていう事実を恐がっているだけなのかな。今この目と心の前に提示されている現実というものを失うのは、確かに恐いね。そういえばしばらく前からそんなことを考え出していたよ。あ、どこかにその時のことを書いた日記があった気がするよ。ちょっといいかい?えーっと・・・。あった。なになに、目を閉じていても、開けていても、ただ闇。救いようもない闇。窓の外の森のざわめきも、分厚いガラス二枚を隔てれば、ただの沈黙に変わる。闇と静寂。体にもったりとのしかかる旅館特有の重たい布団、畳の匂い、口に溜まっていく唾の味のなさだけが、感覚にリアルだった。五感全てを遮断されたわけじゃないけれど、視覚と聴覚を取り去られただけで、僕はとても寂しくて恐い場所に飛んで行った。だってさ。ばかに丁寧な日記だね。誰かにでも見せるつもりだったのかねえ。なんだか笑っちゃうね。なんでおかしいかって、なんていうのかな、分からないや。なんか辛気臭い話題になっちゃったねえ。ごめんよ。ところでさ、君がずっとあの黒セダンを追っている所を、見ていたんだ。知らなかったよね?どこからって?僕はね、常に君の前を走っていたんだ。分かるかい?僕が黒セダンの一台を運転していたんだよ。あ、びっくりしているね。それもまぁしょうがな、あぐっ・・・・殴ることなんてないだろ。いててて。気の毒になるぐらい切実な気持ちを抱いていたなんてことは、僕が一番良く分かってるはずだよ。でもね、これからもう少し事情を説明したいんだけれども、一つだけもう僕を殴らないって約束してくれるかい?そうでもしてくれないと落ち着いて話すことなんてできやしないからさ。いい?まずね、一番君が疑問に思っている部分だと思うんだけど、僕が急に生き返ったようにみえたことについて。あの時まで鉄砲なんて手にしたことなかっただろ?仕組みがどんな風になっていて、なんてことももちろん知らないよね。あはははははは。ごめん。殴らないで。あの時ああやってバタッて倒れてその後君がセダン何台かに気を取られバンている隙によくできた死体人形と摩り替わったんだ。君はそれをとりあえず担ぐかなんかして僕と賞金を引き換えに行く。こんなことを言うのも妙な話だけど、あの時はずいぶん丁寧に身体を包んでくれたね。しかも手早かったものだから、その後観察されて変なところに気が付かれないで済んだ。ありがとう。でまぁ、君が身体を届けたのも、そこは僕の知人がやってるんだ。お金は僕の貯金。黒いセダンの連中も僕の十代の頃の友達。適当なこと言ってるようにしか聞こえないかもしれないけど、旅にはさ、少しぐらい、波乱があった方がいいじゃない。へへへへ。あのラジオ放送もね、カーステに細工をしてただけなんだ。きちんと、事前に、録音してたんだよ。それであとは君が進む方向の景色にちらりと一日三回ぐらい現れて、ね。あ、君が鼻で大破させちゃったセダンに乗ってた人たちなら大丈夫だよ。緊急用脱出ボタンがちゃんとついてるんだ。あんなでっかい鼻が空を切って飛んできたら、びっくりするけど、やっぱりすぐ気づくからね。バックミラーにそんなものが急に映ったら。でまぁ、あとは想像に任せるよ。演技が少し臭い部分があったよね。ああ恥ずかしい。まぁ、今までのはいってしまえばライブでいう前座だよ。今までのも面白かっただろ、けど、これからくるのはもっと凄いんだ。これから先に起こることは、僕にも分からない。僕は今まで影でこそこそ動いて君をまだ行ったことのない場所に色々と連れていってたんだけど、あれ、車の中からの景色なんて覚えてない?おかしバンいね。まぁいいか。でもね、今僕はまた君の前にこうしている。これからは一緒だ。誰も何もコントロールなんかしちゃいない。景色が意外と普通に見え出してきているのは、沢山の混沌が統制を学んだだけなんだ。それがね、逆に凄く恐いんだ。混沌が統制を学んだとしたら、その混沌の動きは以前より制限されているわけだろう?必要でなくなったエナジーが混沌の中に溜まりだすんだ。そしてそれがだんだん増えていって、バン、って破裂する。そっからがどうなるかって?分からないよ。そんなことがわ」

バン

「かっ・・・何か聞こえた?気のせいだよね。それにしても、本当にやきもきさせてごめんよ。ゲームぐらいの気分だったんだけど、ちょっとオープニングが強烈すぎたか。いきなり僕を撃ち殺す、なんてね。申し訳ない。ふう、なんだか久しぶりに会うもんだからついつい話しまくっちゃったよ。飲み物あるかい?さっき全部飲んだ?とりあえず飲み物がほしいな。近くにありそうかなぁ。」

 今日のムムジさんはいつになく饒舌だった。途中から話を聞くのも段々苦痛になっていたことは、言わないでおこう。僕達は砂漠を離れてとりあえず近くの喫茶店に入った。店の中で、混沌が大爆発を起こそうとしていた。

 バーン
  
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2006年03月15日

ムムジさんの話してくれたこと(一部)(BlogPet)

きのうもっこり君が、ここまで画像みたいなお送りされた!
きょう、お送りされた!


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「もっこり君」が書きました。
  
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2006年03月12日

隠された場所

 ムムジさんが蘇っている。しかも、見た目だけは、二十代前半だ。ともすれば、僕と同い年だってことだってありえる。しかし、目の前の黒いスーツの青年は、妙に枯れた雰囲気を醸しだしていた。表情豊かなところが、幸か不幸か、顔に皺を増やしたんだろう。ムムジさんは昔、こんな風だったんだ。髪の毛は、長くて黒くて、荒れている。真ん中に分け目がある。クリーニングに出したのは随分も前のことなんだろうけれど、よれよれの細いスーツがとてもかっこいい。白いシャツの襟も、黄ばんでしまっている。ムムジさんが、立ち上がった。

 ちょうどその時だった。そう、ちょうどその時だった。ふわりと僕の体は縦に一回転をした。もう一回転。くるり。もう二回転。くるりくるり。くるくるくるくるくるくるくる。視界がだんだん遠のいていくと思ったら、僕の予想を裏切って、そこにははっきりと鮮明な景色が広がっていた。ぐるり。ぐるり。ぐ。るり。そこは元のホテルの部屋。目の前に黒いスーツの青年が立っている。ムムジさんだ。 

「随分若返ったね、ムムジさん。」

「この頃から大してなんも変わってなかったよ。」

「なんでまた生き返ってこれたの?」

「死んでるのもつまらないからね。」

「死後の世界はどんな場所だった?」

「眉間を自分で撃ち抜いたからね。とても熱い鉄の塊が、目と目の間を通って、頭の後ろまで通り抜けていくんだ。通る道に火傷させながら。それが一瞬の内に起こって、次はなにか温かい液体がそこからほとばしる感触。意識がぐにゃりとなって、おしまいさ。」

「・・・そこから先のことだよ。」

「そこから先?」

「死後の世界、って言っただろ。」

「相変わらず君の視点は凝り固まっているね。世界、って君は言うけど、君が言う世界っていうのは要するに、君が今ここにいる世界を雛形とした時間というコンセプトを有する3次元の空間のことを指しているんだろ?死んだ後に訪れるのは、そんなチンケな世界じゃない。時間、っていう観念すらも無いんだからね。何かを覚えているか、なんてそんな馬鹿馬鹿しい。僕は輪廻転生を信じているんだけど、魂とかそういう曖昧なものを、その根底には据えてはいないんだ。エネルギーっていう観念で輪廻転生を、って聞きたいかい?」

「いや、面倒臭いからいいよ。」

「じゃあ旅の話をしないか?」

「随分せっかちだね。帰ってきてくれて喜んでいるんだから、少しは浸らせてくれよ。」

「僕もまた君と会えて嬉しい。だから尚更早くこの話がしたいんだ。」

「そこまで言うなら。」

「・・・・・・・・・・・」

 ムムジさんが、突然黙った。下を向いている。相変わらずよく分からない人だ。とりあえず、僕は、なんだか喉が渇いたので、水道水を取りに洗面台まで歩いていった。足取りがふらついている。初期衝動が、今の僕には欠けている。もっとも、「初期」衝動である時点で、僕にそれが2度と訪れることがないわけだ。「初期衝動的」衝動、脳髄まで吹っ飛ぶ何か、そんなもんどうするっていうんだろう。頭が変なことを考えている。コップを取る、蛇口をひねる。そしたら世界が水道管に吸い込まれてしまった。

 ぎゅるるるるん

 真っ暗闇に、水道の蛇口が間抜けな感じに浮かんでいる。

 ただ、静かで、暗い。

 吸い込まれてしまった世界にいた僕らはたまったもんじゃない。またあの変な感覚だ。意識が細いチューブでゆっくりとどこか違うところへ押し出されていく感じ。しかし、今回ばかりは、意識がすっ飛ぶ早さが格段に違った。どひゅん、とあっという間に僕と僕のいた世界は、管の向こう側へと辿り着いた。そこには、他の色々な世界が流れていた。まとまってどこかへと流されていた。世界という世界が、排水溝よりもうんとでっかいチューブの中に、ひしめきあっている。同じ方向へと、ぐにゅ、ぐにゃり、とお互いを歪めあって、進んでいる。ところでなんで僕には景色が鮮明に見えているんだろう。あ。僕は、浮いている。ムムジさんも、浮いている。

「なに、これ。」

「水道だよ。」

 ムムジさんが吐き捨てるようにそう言ったので、僕は納得せざるを得なかった。どこへ向かっているんだろう。前に進めない。空中を動くのは意外と難しい。

「前、って念じるだけでいいんだよ。」

 なるほど。前。体がじわりと前へ動いた。もっと前。じわりじわり。簡単だ。

「スピード制限は?」

「聞いたこと無いね。」

 僕はせっかちなので、「排世界溝」の続く先へと飛んでいった。排、なんて言ったらどこかへ捨てられているような感じがするが、目の前に広がっているそれは、そのイメージとは程遠いものだった。混沌。調和。順応。反応。全てが渦を巻いてひとつの蠢く液体となってひとつの方向へと動いているのだ。ひとつの結果へと。視界がだんだん両脇から白くなっていく。

 あれ。なんだこれ。なんだここ。どこだここ。え。ここにいていいのかぼくは。ここがいきさきだなんてそんなことがあるわけがない。そんなことがあるわけがない。

 僕はムムジさんがいた方へ、ふわふわと戻っていった。僕が思ったとおり、ムムジさんは僕が勝手に立ち入り禁止の場所へ入ったことを怒っていた。僕はムムジさんの後を付いて行くことにした。下を見下ろせば、世界がどこかへ行っているのだが、どの世界も愛に満ちていれば良いなぁ、と思わずにはいられなかった。ムムジさんは、ひゅっと上に飛び上がった。続いて僕も。天気雨が降っている。雨粒が頬で弾かれて、太陽の光を反射して、虹色をあちらこちらに振り撒いている。その液体と色とが西日に刺し砕かれて、光る粉になって下の世界に降り注いでいる。ゆっくりと降り積もっている。その粉は、夢の欠片と似ていた。ムムジさんはどんどん進んでいく。僕も付いて行く。砂漠だ。ピラミッドが見える。
砂漠の上を今ヒュンヒュンとムムジさんとしばらく飛んでいるわけなのだが、どうやら地平線の遠くの方で、どかどかどかどかどかどかどかどかと物凄いことが起こっている。なんなんだろう。近づいてみたい。

「行って来なよ。」

 僕は地面に降りて、そこまで走っていった。今日は特によく走れた。太鼓を叩いている男が数人、その周りを白い布を身に纏った女子供が数十人いる。僕が追いつくや否や、皆座り込みだした。音がやんでいく。一体なんだって言うんだろう。風の音が野太く空気を揺さぶっていく。抱え切れない重みを持って照りつける太陽。流れ落ちる汗は砂にあっという間に蒸発させられる。ひどく暑い。

 そのうだるような暑さに気が付いてから、およそ十五分が経った頃だった。空にヒビが入った。決して絶望を予期させるような種類のヒビではなく、さらに素晴らしいものへの昇華、そういったものを意味するヒビが空に走った。ヒビがどんどん細かくなっていく。どんどん細かくなっていく。ぴしぴしぴしぴしぴしぴしぴしぴし。空にくまなくヒビが走った。

パリン

 無数のガラスの破片の様なものが、砂漠に突き刺さる。太鼓を持った男達数人は、踊り狂っている。白い衣の女子供は、くるくる回っている。なんだこれ。空中に踏みとどまった空の破片が、ひとつの形でまとまって浮いている。なんだなんだなんだ。ぎらり、と鈍く光っている。ひどく黒い。ピラミッドの形だ。調子に乗って近寄ってみたら、僕の脳天がピラミッドの頂点に直撃した。頭の頂点に穴がぷすり、と開いて、そこにピラミッドが刺さっている格好だ。ピラミッドが高速回転を始めた。痛い。穴が広がっていく。ひどく痛い。あまりに痛かったので僕は頭に突き刺さったピラミッドを右手でむんずと掴んで、遠くまで放り投げた。くるりくるりと不思議な弧を描いて、ピラミッドは空中を飛んでいく。やばい。あっちはムムジさんのいる方向だ。無常にもピラミッドはヒューンと空中を舞っていき、ムムジさんを直撃。ムムジさん即死。ああなんてこった。また殺してしまった。せっかく生き返ってきてくれていたのに。また生き返ってくるのだろうか。ああムムジさん、ごめんなさい。なんていう状況はどうしても避けたかったので、右の靴をピラミッドに向かって投げつけた。ピラミッドは脆くも壊れた。ムムジさんがこっちに飛んできている。

「ムムジさん、今までのは一体何だったんだい?」

「ツアーだよ。」

ムムジさんが吐き捨てるようにそう言ったので、僕は納得せざるを得なかった。
  
Posted by shinmatsumoto at 09:10Comments(3)TrackBack(0)