2008年11月04日

天高く皆で肥ゆる秋 / LANCIA LYBRA (2)

農協のパンフレット見たいなタイトルバック(笑)  
「天高く馬肥ゆる秋」
本来の意味は秋に襲撃してくる騎馬民族を恐れた中国の農民の故事だそうです。
でも私はやはり今の「空高い実りの秋に馬も肥える」の解釈の方が好き
恐れるとしたら襲い来る食欲と体重増加でしょうか(笑)

10月半ばの秋晴れの日、
リブラの中距離ドライブ、特にまだ走らせていない高速道路での走りを知る為に丹波篠山にシーズン真っ盛りの黒豆狩りへと馳せ参じました。
今回現地案内でお世話になったセニック乗りのお仲間さんとウィリアムズ乗りのお仲間さん。

待ち合わせはいつもの造り酒屋
先ずは地酒を購入。
ここからお仲間さん御馴染みの黒豆畑までは10分足らず。
広い畑は既に収穫を終えて空き地になっえいる部分とまだ株が引き抜かれていない部分が半々。

さて紐で括られているものをそのまま買うのではでは「黒豆狩り」の醍醐味がありません。
畑のオーナーさんが株をいくつか抜いてそのままもっ運んで来てくれます。
ちなみに始めの頃は自分達で株抜きからしたそうな。(お仲間さん談)
とりあえず欲しい分の株をドサッと分けてもらって、あとは自分でぶちっぶちっ

青空の下のこの作業、なかなか楽しいです。
せっかく園芸バサミまで用意してきたのですが素手の方が効率が良さそうです。
株を追加までして、あっという間に山ほどもぎ取ってしまいました(笑)

さぁ、次は三田方面に向って三田牛の店でお肉を調達。
ショーウィンドウにはいかにも美味しそうな肉がたくさん並んでいます。
客で溢れかえっているのでここでは先ず紙に氏名と購入したい肉の種類、量を記入して箱に入れます。
店員さんがショーウィンドウの奥で梱包して名前を呼んでくれるのを待ちます。
それでも休日には1時間待こともあるというから凄い人気です。

私が購入したのは時雨煮用、ハンバーグ用、煮込み用。煮込み料理が好きなんです σ^^ゞ
このルーテシアは一般のお客さんの車。やはり菱車を見かけるとついシャッターを押してしまいます(笑)
牛肉調達後はここから近いお仲間さんのお家におじゃまします。
自然に惹かれて街中のお住まいからここに移られたというお仲間さん。
素晴らしいロケーションです。
心地良い山々を望めるテラスで贅沢にランチタイム。
山間を通る風が心地良い〜。
車でなければワインを飲んでそのまま居付いてしまいそうです(笑)
お仲間さんの奥様によるトロトロ三田牛のシチュー。
カリっとローストされたポテトやクリームチーズと新鮮野菜のサラダなどなどサイドディッシュもたっぷり。

食いしん坊なのでおかわりしてしまいましたσ^^ゞ
さてすっかりお世話になって、そろそろお暇する時間になりました。
実はせっかくここまで来たのでどうしても寄り道したいポイントを見つけていました。
一緒に帰るお仲間さんにわがまま言ってちょっと寄ってもらうことにしました。
(この寄り道についてはまた別レポートで)
154HP/6500
19.0/3750rpm
車体総重量 1380kg 

1st 3.6.06
2nd 2.060
3rd 1.366
4th 0.982 

いよいよ高速道路に入ります。
4速ATゆえのギア比の開きもあり進入加速はやや緩やかで進入即一気にカーンと加速!という訳には行きません。
本線進入にはしっかりと経路とタイミングを見極める必要があります。
ただしこれはあくまでスポーティなクリオさんや、底から込み上げてくる3L/V6パワー持つラグナさんとの比較。
決してトロいのではなく、要はリブラらしくしっとりと美しい動きで運転をしなさいということ。
高速走行も実にフラットでドライバーにいらぬ緊張感を要求する事無く当然ながら快適に500kmのロングドライブを走破できるでしょう。

《追記》 リブラ変貌する

まったりと、少し重く動き出していたリブラですがここにきて急に変化しました。
緩やかな動作が軽くフレキシブルになったと気が付いたのが11月始めの連休前。
3000rpmを越える辺りから5気筒独特のエンジン音に金管楽器の様な響きが加わるように。
試しにInoueサンがスパルタンに右左に曲がるコーナーに、パワーオンのまま進入。
「何ーーーっ!!!」
リブラは挙動を乱す事無くビタッと路面にへばりつきそのまま狙ったラインをトレース、直ぐに次の逆コーナーへの進入体制に。
「やはり純血種だよ・・」
ドライバーのInoueサンだけでなく助手席の私も唖然。

“寄宿舎のお嬢さんに苦手そうな体操をやらせたら難なくやってのけてしまった” そんな心境でしょうか(笑)
そうなると次のタイヤも考えたくなります。
リブラさん、これからまだまだ隠れたポテンシャルを発揮しそうです。
  

Posted by shino_172 at 19:37Comments(9)TrackBack(0)LANCIA

2008年10月28日

天秤座が瞬く時 / LANCIA LYBRA (1)

出逢いとはこんなもの

そろそろClioを降りる頃が来たとは何となく感じていた。
Clioに飽きた訳ではなくましてRENAULTが嫌いになった訳でなく。
適切な答えが見当たらないので周りには「寄る年波に勝てず」と言い訳していたけれど、それも違う。
渋滞の中、重いクラッチを繋いでは離しの繰り返しにも別に嫌になる事もなかった。

ならなぜ?
長い間“走り”を得意とする車に乗り続けてきた。
なのでこの辺でちょっとまったりと運転してみたくなった。
それには50歳という年齢は誰もがそして自分自身が納得出来る年齢である。

きっかけはあったが、だからといって早急な乗り換えを迫られている訳でも無い。
クルマ探しの楽しみとして検索してみようと思った。
方向の選択肢はいくつかあったが最終的にルーテシア2 Ph2 1.4Lが候補になった。
その時ふと「赤メタの車に乗りたい」と思った。
ネットにルーテシア2は何台かヒットしたが生憎赤メタのルーテシアは出ていない。
楽しみながら良い個体が出てくるまで待てばいい。そんな軽い気分でパソコンの前から離れた。
Inoueサンはそのまま興味本位でイプシロンの相場でも見てみようかとLANCIAを検索していたらしい。

「おいっ!アブナイのがあるぞ(笑)」
「またこれはレアで魅力的(笑)」・・それも理想の赤。
「あれっ、出所京都!それもホリイトレーディング」
何とまぁ・・である。
ホリイは以前テージスを見に行った老舗のラテン車ディーラーである。
既に夜の8時半を過ぎている。私が明日にすれば?というのも聞かずホリイに電話をかけるInoueサン。
堀井社長はまだ店に居られた。
そしてさっそく翌日実車を見せて貰うことになる。
サイトの説明は極上車。
でも60.000km越えの2001年モデルなのでそれなりの劣化はあって当然。
1年新しいラグナと1年古いクリオと同様の程度なら“良し”。
かつて何かと手の掛かったプリズマ時代からランチアはどの位進化したのかも大きなポイント。

アポイントを取っていたので綺麗に洗車されて止められていたリブラを見て驚いた。
ボディは新車かと思うほど光沢が保たれている。内装もレザーシートも許容の範囲・・いや、予想以上の保存状態。
キーを受け取りエンジンをかける。
今まで聞いたことの無い独特の共鳴はCoupeFIATと同じ5気筒の2000cc。ただしこちらは当然NA。
外見とたがわずリブラは少し重く、そしてゆったりと動き始める。
クリオとほぼ同世代。全く違う感覚、正反対の性格。地味な外観、
そして作り手の意思が伝わってくるのはクリオと同じ。

今では失われたと言われるステアリングのフィーリングはかつてのランチアテイストのままで嬉しいポイント。
中でも一番驚いたのはかっしりとした剛性感。ルノー同様ランチアもある時期を堺に大きく進化している。
ノストラジックではなく確かに今世紀のクルマ。
タイミングベルトも交換済み。窓は4枚とも前オーナーさんによってレギュレータが交換されていた。
元々はガレージ伊太利亜が入れた車体でホリイトレーディングによって2番目のオーナーに、そして私が3番目。


ランチアとルノー
私にはなぜかこの異なる2つのブランド間には連絡通路があるらしく
行き来しても違和感を感じないんだなぁ・・
  
Posted by shino_172 at 20:01Comments(19)TrackBack(0)LANCIA

2008年10月07日

The Last Drive

1ヶ月経ってしまいました。
残暑の日差しの中にもかすかに秋の気配を感じる9月初旬。
2泊の関東遠征での用事を終え、そして京都への帰る最終日。
京都を発つ時は雨予想でした。
晴れてます。
東名高速道路を大井松田ICを降りて国道246から向った先は・・
前回タイムオーバーで半分しか体験できなかった三保ダム!
狙い通り、誰もいない月曜日
三保ちゃん独り占め!!(爆)

右手は丹沢湖、左手は緑で覆われた三保ダムの斜面。
前回は到達できなかった天端をゲート方面に向って歩きます。
距離は600m弱、なかなか良いウォーキング。

三保ダムのクレストゲートは4門のラジアルゲートと1門のローラーゲート。
ちょうどゲート上の部分に「下を覗いて下さい」と言わんばかりに鉄格子が(笑)
周りに誰もいないので喜んで覗かせていただきます。
萌え〜〜(笑)

ラジアルゲートの曲面が見えますよ!!
雨季や台風シーズンは水が溢れるのを防ぐためにあえてダム湖の水位を下げます。
そのお陰でラジアルゲートの湾曲を真下に拝む事ができました。
大きな減勢工越しに丹沢山系の山並みを眺めます。
ここでは一足早く秋風が吹いていています。
心地良いです。
ユリ、ワレモコウ、マツヨイグサ・・・
緑化された堤体には様々な花が咲いていました。

黄色いヒガンバナが群生しています。
園芸品種のリコリスの様ですね。管理の職員さんが植えたのでしょうか。
花に数匹のクロアゲハが集まっていました。
中に1匹、青く光るカラスアゲハが混じっていました。
ダムの下まで下りても良かったのですが今回は車を上に止めたので下りたら登ってこなくてはなりません。前回下から眺めたので今回は上からという事で良しとしましょう。


さて、この時点で11時前。効率良く美保ダム訪問が出来たおかげで時間に余裕があります。
寄り道してI富士宮ICを降りてご当地焼きそばを初体験しました。
美味しいです!!^O^
そしてこれが8年間共にしたクリオさんとの
最後のロングドライブ・・・
やはりクリオさんは良い車という事を改めて認識した旅でした。



良い思い出になりました。


・・・・・
追記
三保ダムではダムカードを
配布していません ^^;;;;
  
Posted by shino_172 at 08:44Comments(5)TrackBack(0)DAM

2008年07月08日

50e anniversaire /oshino in Oshino

小さなホテル・スターティングオーバーの朝。

快晴です!
ぐっすり眠りすぎてどんな夢を見ていたのか忘れてしまいました。

豪華でとても美味しい朝食♪
「卵た大きくて大盛りになってしまいました」とシェフであるオーナーの奥様。
我家の卵大王大喜び(笑)
パンの他にコーヒーと朝のデザートがつくのですが撮影に気がついた時は既にお皿は空っぽでした
今回もすっかりお世話になりました。
チェックアウトを済ませ、出発です。
県道71号線を再び北上します。
ビューポイントから、昨日寄り道した本栖湖の眺め。湖手前が樹海。
ここからパノラマで連写してみましたが富士山の裾野は広すぎてこのblog幅では納まりません。
国道139号沿道の道の駅なるさわ富士山くっきり!!

そして本日の訪問場所は・・
けっしてウケ狙っているわけではありません^^ゞ

国の天然記念物忍野八海は八つの富士山の
湧水池。
現在の忍野村はその昔は宇津湖という湖だったそうです。
800年〜802年(延暦19〜21年)の富士山の噴火(富士山延暦噴火)により今の山中湖と忍野湖に別れ、後に忍野湖は干上がって8か所に湧き水の池が残ったのが今の忍野八海です。

忍野八海に訪れたのは2度目。
初めて訪れるまで昔ながらの素朴な田園の雪景色に富士山・・という風景を思い描いていましたが実際は見事に観光地化されています。
紛らわしい事に一番目立つ「中池」は実は人工の池。
それでも何となく面白かった印象があるので再度訪ねてみました。
名水百選に指定されている忍野八海の湧き水。
富士山に降った雨や雪が20年(一説には80年)もの年月をかけて湧き出てくるそうです。
忍野八海の観光だけでなくその湧水は重要な水資源として、周辺地域の農地への供給のほか桂川を経てやがて相模湖に注ぎ京浜地区の生活を支える役割も担っています。

池にはたくさんの水性の植物や生物達が棲んでいました。
面積は小さくても底は深く複雑で地底洞窟で繋がっている処もあるそうです。


 涼しかった前日から一変して強い日差しが照りつけます。
暑さで少しバテてきたので、「湧池」と「濁池」だけを見て忍野八海を後にして忍野村本当の目的地に向います。

水に恵まれた忍野はその天然の水で作られた「忍野蕎麦」が有名。
忍野村には何軒もの「忍野蕎麦」を食べさせてくれる蕎麦処や製麺所があります。
訪問先は以前お仲間さんが蕎麦とうどんを送って下さった
「おしの製麺所」
実はこの「おしの製麺所」は
気前が良すぎる試食の量でかなり有名らしいです。
休日ともなればツーリングのライダーやドライバーでかなり混むそうですが月曜日が幸いして運良く空いていました。

店に入ると描いていたイメージとは少し違う小柄でちょっと可憐?(笑)なおばちゃんに「試食しますか?」と
聞かれました。
実はボリュームいっぱいの朝食を食べた上に当初の予定より早く到着したのであまりお腹は空いていません。
「少しだけ」と言ったら先ずわんこそば位の量の暖かいままの蕎麦が丼に入れられ出てきました。
この位の量なら大丈夫そうです。
でも茹で方はかなりいい加減。

続いておばちゃん「うどんも食べる?」
「今と同じくらいでお願いします」
「その前に冷たい蕎麦出すからね」
「・・・え?!」

出てきた分量は十分に1人前
で、次に出てきたうどんもしっかり1人前!!^^;
あちらこちらのレポート報告されていた事は決して偽りではありません。
やっぱり茹で方はかなりいい加減。
でもこの蕎麦とうどんは
ちゃんと茹でるとかなり美味!
これは先にお仲間さんが送って下さった時に証明済みです(笑)

試食したら買って帰るのがこの店のルール。蕎麦2箱とうどん一箱、もちろん辛子味噌も購入。
後で家で説明書通りに茹でたら試食の数倍美味しかったことは公の内緒です(爆)
続いて近所に美味しい豆腐屋さんがあるというので立寄ります。
豆腐故に冷凍保存ができないので2〜3日で食べきれる分だけ購入。
先に来ていたお客さんは何と段ボール箱一箱にいっぱい購入していました。

ここも試食ができるようです。
試したかったのですがさすがにお腹に余地がありません。
あとで調べてみたらやはり半端でない量がでてくるとのこと。
どうやら忍野は相当気前が良い土地柄の様です(笑)

これで今回の旅の目的は一応全て達成。
時間にゆとりがありますが、帰りも東名ルートに決めたのでとりあえず忍野から山中湖を経由して御殿場に出ることにしました。
途中で見つけた三島由紀夫文学館の看板。上手いこと御殿場までの道沿いにあります。
三島好きなInoueサンとあって記念館の前まで行ったのですが・・残念!月曜日なので休館。
次に来訪れる場所としてとっておきましょう。
そうそう、今回素通りした富士山レーダードーム館も興味があります。

山中湖から御殿場までの道筋には閉館したアバルト自動車美術館の建物が佇んでいました。
そいえば松田コレクションのポルシェ博物館に続き今年の2月にはフェラーリ博物館も閉館したそうです。
これも時代の流れなのでしょうか。

そんな思いが頭を駆け巡りながら、猫達が待っている我家に向けて富士の裾野を後にしました。
田舎そば おしの製麺所
0555-84-7381
山梨県南都留郡忍野村忍草891
角屋豆富店
0555-84-2127
山梨県南都留郡忍野村内野556
スターティングオーバーで
バースディ・パウンドケーキをいただきました^^
  
Posted by shino_172 at 17:44Comments(10)TrackBack(0)allez! 行こう!

50e anniversaire /Stating Over night

この宿は本当に落ち着きます。
一昨年に初めて宿泊して以来すっかり定宿になりました。
行き届いたもてなしとオーナーご夫妻のお人柄に旅の疲れも忘れ和みます。

昼間の間食をセーブしのたは奥様の作るディナーを楽しみにしていたから(笑)
食事の後は軽く談笑。
ちょうどオーナーご夫妻も薔薇に興味を持たれているそうで話が弾みます。

・・・今晩は良い夢が見られそうです
小さなホテル
スターティングオーバー
http://www.starting-over.net/
  
Posted by shino_172 at 16:55Comments(7)TrackBack(0)allez! 行こう!

50e anniversaire /河口湖の薔薇

チキンラーメン、東京タワー、oshinoは同世代 スカイラインは1年先輩♪

雲は覆っているけれど雨は暫くお休み模様の6月半ばの日曜日。
大台到達のプレミアムなお祝いを兼ねて今年もおじゃまします。すっかり御馴染みの富士山の麓に向けて出発です。


この2月に開通した新名神。お初のInoueサン、ここを走るのがお楽しみの様です。
オンシーズンを過ぎたせいかガソリンが高騰しているせいか、道は空いています。
調子に乗って余計な出費をしない様、今回は特にいつも以上に気をつけて走ります。
道が空いているのでペースを落としている割に快調なドライブ。

せっかく来たので先ずは新名神の土山SAで遅めのモーニングカフェタイム。
伊勢湾岸道から名古屋港のちょっとわくわくするコンビナート群の景色を眺め再び東名に合流。
浜名湖ICをパス、今回のランチポイントは・・・
3月の関東遠征の時に通り過ぎてしまった日本坂PA
こにPAには焼津さかな工房が入っていて焼津特産の新鮮な魚介がいただけます。
Inoueサンは
上大漁定食、私は人気メニューの漁師寿司
おやつにここでしか売っていない
温州みかんパンも狙っていたのですが、後々の事を考えて今回は我慢。

富士ICで降りて国道139から県道71鳴沢道を進みます。
目指すのは河口湖。
UKAI河口湖オルゴールの森

河口湖周辺に花の美しい所はないかと検索するまでこのミュージアムの存在をを知りませんでした。

薔薇が見頃ということでチェックしたのですがなかなか大規模な施設の様です。

エントランスホールを入ると1920年ベルギー製世界最大級のダンスオルガンが出迎えます。
ちょうどエントランスホールのダンスオルガンの演奏が始まるところ。
機械仕掛けの人形がまるでそれぞれが楽器を奏でているかのように動き出します。さすがダンスホール用に作られたとあって実際のオーケストラそのものの迫力です。

コレクションはタイタニック号のラウンジ様に制作されて出航に間に合わず現存したという歴史的にも貴重な自動演奏楽器や、機械仕掛けで人形が動くものなど当時のヨーロッパ貴族文化の芸術性と技術力を実感させるレベルの高いものばかり。
自動演奏楽器と弦楽四重奏によるコンサートも行われています。
http://www.kawaguchikomusicforest.jp/photo/index.html

ショップエリアの高級オルゴールを扱うフロアを覗いてみました。
ここでは販売だけでな
による購入後のアフターサービスも行っているそうです。
中古のルノー車なら余裕で買える位高価なオルゴールが並んでいます。
スタッフの方がひとつゼンマイを巻いて鳴らしてくれました。
曲はカノン。優しくてどこか懐かしさを呼び起こすこの曲はオルゴールの音色にとてもよく合います
高貴な響きをしばし堪能した後は、花が満開の庭園を散策します。

テーマパークの様な作りですが、スイスの庭園をイメージしたそうで各所きっちりと手入れが行き届いています。
カフェで一休みすることにしました。
満席でしたが上手いことテラス席がひとつ空きました。
店員さんの丁寧な接客が好印象。
オルゴールの森の庭園は見頃を迎えた薔薇の花で溢れていました。
敷地内には550種3500本の薔薇が植えられているそうです。
薔薇専門のを集めた庭園もあって、それはゴージャスです!

そして何より驚いたのは薔薇のコンディションの素晴らしさ。
専門家によって管理されているとのことですがを屋外でこれだけの薔薇を完璧な状態で管理するのは並大抵の技術ではないと思います
改めて「園芸の行き着く先は薔薇」という言葉の意味が判るような気がしました。
美しい音色と素晴らしい薔薇を堪能して大満足でオルゴールの森を後にしました。
宿に行くまでまだ少し時間があります。
河口湖大橋を渡る時、雲の合間から富士山が一瞬姿を現しました。
富士五湖の一つ、本栖湖に寄り道してみる事にしましょう。
4時を過ぎても湖ではウインドサーフィンや釣りを楽しんでいる人達がいます。

湖を一周してみました。
本栖湖には5千円札に描かれている逆さ富士のビューポイントがあります。
また雲が覆って逆さ富士どころか富士山の姿すら確認できません。
でも実際に逆さ富士が見られるのは年に数回も無いそうなので、もし見ることができたら本当に幸運ですね。
ではそろそろ宿に向いましょう。
UKAIオルゴールの森
http://www.kawaguchikomusicforest.jp/
  
Posted by shino_172 at 16:45Comments(6)TrackBack(0)allez! 行こう!

2008年06月03日

雨上がりにちょいとそこまで

近江富士
公私共に何かと忙しくしているうちに梅雨空の6月になってしまいました。
おまけにこうガソリが値上がりしては大好きな遠出もついつい渋りがちになってしまいます。
という訳で近場を探訪することにしました。
琵琶湖大橋の袂、大津側にある道の駅「びわ湖大橋お米プラザ
できたばかりの頃は何もなかったのですが、最近は内容も充実して土日ともなれば駐車場が車でいっぱいになります。
建物は琵琶湖に面していて、琵琶湖大橋を右手に湖畔に出ることができます。
1階フロアーのファーマーズテーブルでは
お気に入りの仰木の卵や近江の農家さんが作った新鮮な野菜が格安で販売しています。

いっぱい買ってしまいました ^^ゞ
道の駅に寄り道をした後はそのまま琵琶湖大橋を渡ります。
暫く走って田園地帯の真ん中を守山方面に右折した所が沢山の花やガーデニングアイテムで溢れてた今回の目的地。

ちょうどバラの咲く季節で、敷地内は綺麗に仕立てられたつるバラが満開です。
我家のバラもオベリスク仕立てにしようかと思案中なので要観察事項です(笑)
実は大元は骨董屋さん
和骨董や英国アンティークも充実して、遠くからやってくる骨董ファンも少なくないそうです。
敷地内に猫がいました。
店の飼い猫なのか、住み着いた野良なのか?
声帯を痛めているのかやたら悪声なのですが、とても愛想が良く猫好きのお客さんになでられていました。
ウッドハウスの中は輸入雑貨が沢山。目移りしてしまいそうです。

椅子も乾いたのでガーデンを眺めながらオープンカフェで一休憩。
メニューは全てオーガニック。コーヒーを頼んだら小さくカットしたシフォンケーキが付いてきました♪
なかなか居心地が良い場所です。

ただしアンティーク好き、ガーデニング好き、雑貨好きの方はお財布の紐に注意しましょうね。

開命堂
http://www.kaimeido.com/index.html
  
Posted by shino_172 at 19:08Comments(8)TrackBack(0)allez! 行こう!

2008年04月24日

咲くのかな?

ご存じない方には意外かもしれませんが、
私、車と食べる事の他にガーデニング好きでもあります。
しばらく手付かずでしたが、昨年辺りからまた少しずつ庭をいじりを始めています。

花の都パリ!
やはりフランスに花は似合います。

2週間ほど前、ルノーディーラーのキャンペーンで花の種をプレゼントしていました。
ちょうど発注していた部品を受け取りに店に行とうと思っていましたが、肝心の部品が間に合いませんでした。
そして後日ディーラーから種が送られてきました。
カンパニュラの種です。

紙マッチの様になっていてひとつずつ切り離して土に差します。
メッセージが添えられていました。
天気が良かったのでさっそく作業。
植え込み完了
では無事に花が咲くよう願掛けしましょう。
RENAULT F1が今期花開きますように -人-

ほとんど浜田大明神のノリ
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
カンパニュラ
キキョウ科 二年性 草花 原産 ヨーロッパ・アジア
カンパニュラの代表的な品種は”メディウム”(和名フウリンソウ)という品種
風鈴のような形をした花を4〜5月頃に咲かせる南ヨーロッパ原産の二年草【※】
【※】二年草:種を撒いてから花が咲くまでの時間が1年以上〜2年未満
今期咲くんでしょうか?・・^^;
ついでに「アロンソ君」と命名
  
Posted by shino_172 at 10:55Comments(10)TrackBack(0)Tea time  想う

2008年04月09日

第2回 ネコ洗い

桜も咲いて
暖かくなりましたネ

ということは・・・
モカちゃ〜ん、ニコちゃ〜ん お風呂入りましょうね^^

この日はInoue家の恒例行事となった第2回ネコ洗い
先ずは水遊びが好きなニコちゃん、そうとも知らずバスルームについてきます。

あれ?いつもと様子が違うよ。

バスルームにはおとうちゃん(Inoueサン)もいます。

何か嫌な予感・・あっバスルームのドアが閉められちゃった。

Inoueサンがシャワーのお湯を出します。

やっぱりぃ〜 出してぇ〜出してぇ〜 わぁお わぁお

凄い声です^^;

お湯は怖くないけどこの雰囲気がイヤ

シャンプーつけて、クシャクシャクシャクシャ泡泡あわあわ・・・
バスルームから出たがるけれどドアにへばり付いたまま見事に洗われるニコちゃん。
最後はInoueサンがシャワーの暖かいお湯でシャ〜
「ほら気持ちいい、こんなに気持ちいい」
ずぶ濡れで松ぼっくりみたいになったニコちゃん。
さぁタオルでふきましょうね〜。

タオルはいいから早く出してよぉ(怒#)

ドアを開けたらあたりをびしょびしょにしながら一目散で出て行きました。

さぁ次はモカちゃん。
勘の良いモカちゃん、ニコの様子で察した様です。机の下に入り込んでしまいました。
Inoueサンと二人がかりでモカ捕獲。
じたばたじたばた。
何とかすり抜けようと抵抗するモカちゃん。でもドアを閉められてしまいました。

出してよぉ〜

諦めも早いのか意外と大人しく洗われているモカちゃん。。
シャンプーつけて、クシャクシャクシャクシャ泡泡あわあわ・・・
シャワーのお湯でシャ〜。
ハイお終い。
濡れるとやたら貧弱になるモカちゃん。

またこんなにしちゃってぇ(プンプン)

表情は明らかに不機嫌。


この様子を写真に撮りたかったけれど床がびしょびしょでそれどころではありません。
さて2匹は自分達で1時間ほどかけてグルーミング。濡れた毛もすっかり乾きました。

やっぱりお風呂上りは気持ち良いみたいでその後窓辺でぐっすりお休み。
機嫌もすっかり直っていました。
おデブではないのですがやたら重いつやつやニコちゃんのお尻。
大らかなのか鈍感なのか?チャームポイントのカギしっぽをつかまれてもなぜか平気。
さぁ次はいつお風呂入りましょう^^
一緒に浴槽につかるのはInoueサンのささやかな夢だそうな(笑)
そういえば
最近車ネタ少ないですね(笑)
  
Posted by shino_172 at 20:51Comments(4)TrackBack(0)ねこ

2008年04月07日

VIVA!ニッポン

フランス車の輸入バリエーションが少ないニッポン。パーツも高いし、ディーゼル車は入ってこないし、フランス車乗りにとって日本は損・・?

そんな日本に生まれて良かったと思う雅なひと時。

春色のイメージはピンク黄色
京都も桜色のピンクで溢れました。足元は一気に若草の明るい緑色で埋め尽くされています。
車だらけ人だらけの観光地から少し外れた我家のエリアの桜もようやく満開になりました。
混んでいる街中には出ず、近所の桜でお花見です。
同志社高校の横を流れる川沿いは地元の桜ポイント。
自然の川底が残るこの川は6月になるとたくさんのホタルが飛び交います。
以前ここで青い鳥を見かけました。カワセミでした。
月曜日の今日は無常にも花散らしの雨・・
街中の桜は散ってしまうでしょう。でもここより更に北部の今津や奥琵琶湖の桜はまだまだこれから。
ドライブを兼ねてしばらくは桜の饗宴を楽しめそうです。
ピンクは桜色 緑は若草色
http://www.biwa.ne.jp/~mamoru-y/



VIVA!
世界一のニッポンの朝ごはん!
  
Posted by shino_172 at 22:03Comments(9)TrackBack(0)Tea time  想う

2008年04月01日

携帯写真備忘録

  
Posted by shino_172 at 19:57Comments(3)TrackBack(0)Tea time  想う

2008年03月27日

寄道して三保ちゃんに会いに行く

前記事の「B級グルメde関東遠征」に引き続いてすぐにUPしたかったのですが、お忙し期間に突入してしまい間が開いてしまいました。関東遠征道中記のおまけ編です。
御殿場インターまでやってきました。さんざん寄り道しておなかいっぱいの高速道路の旅も厚木まで残すところあと少し。
でもここで一旦降りてまた道草。せっかく来たので時間の許す限り突き進む事にしました。

R246に出て大井松田方面に向います。
この辺になるとR246も首都圏界隈の万年渋滞大通りのイメージとは様子が違いますね。
御殿場ICから県道76号線を丹沢湖方面に進みます。
上を見上げると東名高速谷峨高架橋の赤い橋脚がそびえています。

既に陽がかたむきかけているので県道76号線は道はがらがら。
渋滞したら嫌な道ですが、適度なカーブの連続でリズミカルなハンドル操作が楽しめます。

76号線から標識を通りに分岐してしばらく、目指すものは突如現れました。


中州の様に河川に積み上げられた土砂は整流の役目をしているのでしょうか??
三保ダム
神奈川県が誇る日本でも有数のべっぴんダム。
上の写真の姿だけを見るとあたかもコンクリートダム。実は本体を岩石や土砂を積み上げて作られているロックフィルダム。下流側はアースダムの様に覆土と芝が施されています
この様に複合的な構造を持つロックフィルダムは珍しいそうです。

三保ダムが作るのが神奈川の観光スポットとして有名な
丹沢湖。人造湖でありながら周辺環境に溶けこんだ美しいロケーションで「ダム湖100選」、「かながわの景勝50選」にも選ばれています。
さ丹沢湖側に直接車で行く方法もあったのですが訳あってダム公園広場に車を止めるました。
ダムの上に行くのに自力で登らなくてはなりません。
何と公園駐車場のゲートには「
4時閉門」の看板。只今
3時37分
「23分しか無い!!」
道中でのんびり間食しすぎました。
いや、それを承知で強行したのですが。
田の入発電所
三保ダムは多目的ダムで発電も行われています。

駐車場からダムへ発電所の上を通る遊歩道がつながっています。
常用放流隋道」を通って発電所に水を送っている水圧鉄管。
水流の音が響いています。
デジカメの自動調節で周りがハレていますが中は真っ暗。怖いけどつい覗きたくなるんですよね(笑)
う〜ん残念!時間切れでダム本体に達することできず。
まぁ
少しくらい戻るのが遅れたからと言ってそこまで正確な時間で閉じ込められるものでもないのですが、ここにはもうひとつ、是非見ておきたいダムがあるのです。
少し早めに遊歩道を降ります。
ミニ三保ダム ^^♪
とても楽しいアイディアです。
それにしても良く出来ていますね。小石を積み上げてちゃんとロックフィルしています。
誰が作ったのでしょう。




最後に下からご本尊を拝んで(笑)
私の印象はスフィンクス!
二重の減勢工(放流した時に下流への水流の勢いを抑えるために作られる構造物)はかなりの迫力とインパクトがあります。

田沢湖は見ることができなかったけれど閉門時間も過ぎたのでそろそろ三保ダムを後にしましょう。
リベンジ(再訪)する所が増えてしまいました ^^ゞ
  
Posted by shino_172 at 10:41Comments(3)TrackBack(0)DAM

2008年03月16日

B級グルメde関東遠征

由比PA  
実家が東京なのでしばしば関東遠征します。
「あの美術展を見よう」「この店に行こう」と思うのですが、実のところほとんど希望通りにはいきません。
それどころか私自身の事は全く出来ない事が多く、関東のお仲間さんに連絡を取っても上手く時間を合わせて会えるのは3回に一度あるかないか。今回もどうやら私のフリータイムは無さそうな気配。
でもここはドライブ好きの私。遠征先で思い通りに動けなくてもお楽しみは道中にも溢れています。
今回は高速道路の美味を堪能する旅にしました。
予定が二転三転して、出発は3月の8日の土曜日。タイミング良く一気に春めいて絶好の行楽日和です。
混雑を念頭に入れて朝9時過ぎに家を出ます。それでも予定より1時間の遅れ(笑)
嬉しい事に先日新名神が開通したばかり。新しいルートで38kmショートカット。

新名神 土山SA
パーキングから周りに広がる景色を狙いましたが
よく判らない画像になってしまいました(笑)
この辺りは気候が変りやすいのか、雲が多めです。
京都東から名神に入ると土曜日だけあって多めの交通量も新名神に分岐すると上手く交通量が分散されます。
さあ、新名神初体験。新しい舗装と広い道幅は走りやすく鈴鹿山系へ続く切り立った山の稜線がダイナミックでなかなか風光明媚です。。

せっかくなので土山SAに寄ってみることにしました。
上り線下り線で施設を共有する大きなSAです。売り場には京都、滋賀、名古屋、三重県エリアのお土産が並んでいます。
賑やかですがまだ造成中の箇所もあり、ご当地SAならではの雰囲気に落ち着くのはこれからですね。
亀山から東名阪そして伊勢湾岸道へ進路を取ります。伊勢湾岸道は何度か利用しましたが、その都会的なダイナミックさにはいつも圧倒されます。
正確な時刻をチェックし忘れましたが豊田JTCから東名に合流したのは11時半前後。
お仲間さんからオススメ情報を頂いていました。

遠州豊田PA 「遠州どて丼」「遠州ねぎとろ丼
小笠PA  「うなぎバーガー」
牧の原SA  「遠州黒豚ミックス定食」
日本坂PA  「焼津まぐろ二色丼」「漁師寿司」
日本平PA 「桜えび入りたこ焼き」
由比PA 「由比丼」「清水港丼」
富士川SA 「静岡おでん」「富士宮やきそば」
愛鷹PA 「牛筋ラーメン」
どれにしようかな・・牧の原付近でかなりお腹が空いてきましたが、今回は海の幸「焼津まぐろ二色丼」に焦点を合わせます。
しかし・・ここでちょっと失敗、「日本坂」と「日本平」を間違えて、一つ先の「日本平」に来てしまいました。

日本平PAのオススメは
「桜海老入りたこ焼き」
お昼ごはんを食べる前におやつになってしまいまいしたがせっかくなのでいただきましょう。2〜3個食べて持ち帰れば良いし・・
ところがこれが
美味!!
桜海老の旨みと香ばしさがたこ焼きと一緒に口いっぱいに広がります。程好くお腹も空いていたので止められなくなってしまいました。
あ〜あ・・全部食べちゃった。

これで海の幸の丼を逃すと後で悔やみそうです。
日本平から16kmほどしか離れていない次の由良PAにも気になるラインアップが・・

由比も名物は桜海老。
桜海老を卵でとじた
「由比丼」を選びました。
丼なのに表示されているカロリーが400k/calと低いのも大事なポイント(笑)
400k/calと言えど、出てきたのは香の物と味噌汁もついたしっかりとした丼です。たこ焼きで下地ができているので果たして食べ切れるでしょうか・・・
ところがこれがまた
美味!!完食してしまいました。

実はもう一人のお仲間さんから教えて頂いたオススメがあります。
御殿場手前の駒門PAの富士山の伏流水で作った「アメリカンドッグ」
TVで紹介された大人気商品だそうです。
そうとうお腹がいっぱいのはずなのに端っこを一口かじると
・・美味っ!!
ほんのり甘い衣と肌理が細かい大きなソーセージ
お腹が空いていたら2本食べられます(笑)

御殿場で一度東名を降りてこんな所にも寄り道 →

道中が全てこの調子なので家を出てから既に6時間を費やしていました。
最近のSAやPAはそれぞれが個性を競い合って楽しいですね。
小規模なPAに意外と思わぬ発見をすることもあります。
飲食メニューの中には持ち帰り専用の「速弁」の様に既にB級という域ではくくれない逸品も出てきています。
今回は下り線の情報は集めていませんでした。
お土産を買いついでに寄ったのは富士川SA.。上り線の富士川SAが頑張っているので下り側にも何かありそうです。
このSAは上りも下りも景色が良いですね。
雨上がりで富士山は隠れていましたが富士宮市を望む景色は雄大です。

富士川と言えば富士宮焼きそば。でも行きの道中ですっかり頭の中に桜海老が湧いてしまった私。やはり桜海老に惹かれて選んだのが見た目も華やかな「かぐや姫丼」
を炊き込みご飯に地の特産を乗せた欲張りなメニュー。
真ん中の赤い蓋の小瓶は
桜海老塩。お土産売り場で買えます♪
サービスエリアのインフォメーションで配布されているガイドも情報満載で見ているだけで楽しいです。
表は地図、中は各サービスエリアの情報が載っています。
ちなみに富士川SAの後は、伊勢湾岸道の刈谷ハイウェイオアシス生どら焼き珈琲で小休止。
サービスエリア情報
NEXCO中日本
NEXCO東日本
NEXCO西日本
追伸
皆様からご心配いただいた左足首もお陰様で快調そのものでした<m(__)m>
  
Posted by shino_172 at 21:21Comments(10)TrackBack(0)

2008年03月04日

リハビリ開始

先日、自らの不注意で左足首を痛めてしまいました。
おかげで3ペダルのクリオさんを動かす事ができません。
先週は養生の為に家に篭城していたり必要時にはLAGUNAを借りていたり。
しかしInoueサンも時々LAGUNAを仕事に使うのでいつまでも頼っている訳にはいきません。

幸いその後痛めた箇所は順調に回復。
そろそろ甘やかしてばかりいないで足を慣れさせましょう。
10日ぶりにクリオさん始動です。
果たしてMT操作覚えているかな(笑)
恐る恐るクラッチを踏んでエンジンスタート、ギアをRに入れてバックでそろ〜とガレージから出ます。
先ずはOK!この時点では足首に負担は無く、難なく操作できました。

そのまま10km程のお買い物コースへ。
ここまでも順調。良し良し♪
目的地でワインを3本調達して戻ります。

あれっ・・足首は痛くないのですが左足のふくらはぎがひ〜ひ〜言ってます。
やはり無意識のうちに足首をかばっているのでしょうか?

次につま先から突っ張る様な微かな違和感・・・。
急に運動させたので筋肉がびっくりしているのかな?

家に戻ると今度は患部がじんわりと「ちかれたび〜」と訴えていました。
でも少し休むと直ぐに落ち着きました。
無罪放免となるにはもう少しだけ時間が必要ですね f^^;
明日も自分のメンテナンスに行ってきます。

タイムリミットは4日間・・・
気になるのはクリオさんのクラッチがけっして軽くない事

雛祭り♪
雛祭り♪
家の中ではお転婆なお雛様と腕白なお内裏様が走り回っているので
玄関外に桃と春の花を飾りました =*^_^*=
  
Posted by shino_172 at 17:42Comments(10)TrackBack(0)Clio

2008年02月21日

にゃんこス GANG

犯人


犯行自覚あり
2年前に新調した
フロアーソファのへりは・・・
←こちらが犯人


多分犯罪認識無し
いつになったらできるのか?・・INOUE家の畳替え
いまだPCケーブルとミニカーが無事なのが謎


猫blog移転計画中につき、しばらくの間「にゃんこス」をこちらに統一します<m(__)m>
  
Posted by shino_172 at 12:11Comments(10)TrackBack(0)ねこ

2008年02月14日

st.ホワイトデー

この冬3回目の本格的な雪景色。
日本中を白一色に埋め尽くした前回以上に積もりました。

12日の夜から降り始めた雪はあれよあれよと積もり始めて
あっという間に一面の銀世界。

気温が低くてなかなか溶けません。
翌朝一番のお仕事。
雪が積もると
門扉にできる造形。
バス来るのかなぁ・・・
ちゃんと来ました。
ヤマボウシに咲いた雪の花。
寒いのなんのって・・でも
暖房していない部屋でひたすら元気なネコ。
クリオさんは夏タイヤだから
チョコレートは
足跡つけながら
買いに行きましょうか。
  
Posted by shino_172 at 12:58Comments(6)TrackBack(0)Tea time  想う

2008年02月04日

“おまへんな〜”

我家で毎年行われる恒例行事、「おまへんな〜」。
“おまへんな〜”とは「有りませんねぇ」の京都弁。
当選しているの
おまへんな〜と言いながら年賀状を1枚1枚めくります。
今年から番号発表の日が遅くなったので見事に忘れていました。

「おまへんな〜、おまへんな〜」
始めた頃は私のイントネーションが悪くInoueさんから発音指導。
「おまへんなー」ではなく「おまへんなぁ〜」
私が最初に覚えた京都弁?文章で書いても区別つきませんねぇ。

その時流を反映して年々多彩になる当選商品、今年は魅力的。
海外旅行も良いけれど、奥さまらしくヘルシアかルクルーゼの鍋が欲しいなぁ。
iBookでもいいよ・・って当るんかい!(笑)

その昔、こんなものが当りました。
実は当ったのはInoueサンのお父さんなのですが。
この電子レンジは今もしっかり現役です。
当時の日本製品は丈夫です。
で、・・・結果はやっぱり“おまへんな〜”
当たっていたのは4等2枚


Inoue家、今年も惨敗
  
Posted by shino_172 at 20:50Comments(10)TrackBack(0)Tea time  想う

2008年01月16日

Slowly start

2008年
今年のディーラーの営業が始まると同時にラグナの2回目の車検入庫。
ごそごそとコタツから這い出て、戻って来たラグナさんで今年の活動の開始です。
車検前のラグナさん 京北町にて
13日の日曜日に行われた京都女子駅伝折り返し地点まで自宅から車で5分。
今年は現場に見に行こうか計画すれど寒波到来であえなくコタツでぬくぬくTV観戦
そして休日最後の月曜日、今年初の琵琶湖方面へ出陣しました。

この連休はどんよりとした雪雲に覆われ、時折小雪が舞い散る寒い京都

今年の始動を幻想的な琵琶湖の雪景色で飾るつもりで目指すものの、あれれ・・湖北に近づくにつれ晴れてきます。それどころか滋賀県西部の豪雪地帯、
朽木村の道路沿いには除雪した雪すらありません。
気温は低いのですが風の加減でしょうか?雪雲があまり来なかったようです。
そういう訳で、白い雪景色が撮れなかったので、白いグラタンの写真で我慢(笑)
途中で寄った洋食屋さんの日替わりランチはホタテとマカロニのグラタン。
「明けましておめでとうごさいます♪」
いつもの魚清さんにご挨拶。
湖西道路を京都に向けて戻ります。
先月より少しだけ遅くなた日没。比良山上空の雲間から漏れる陽光が湖面に反射して綺麗でした。


blogも奥さまもスロースタート。
今年のスローガンは
「のんびりまったりマイペース」
あまりに濃くてまとまらなかった昨年の未報告レポートも何らかの形でUPします。
車検の詳細は後日別途報告 ^^; ←この顔文字で想像して下さい。

さて、今年はどんな愉快な
愛すべき困難が待ち構えているでしょう?

もうす3年目になるのでTOPの絵を少し変えてみました。
  
Posted by shino_172 at 19:23Comments(9)TrackBack(0)Tea time  想う

2008年01月05日

謹賀新年2008

2008年が皆様にとって素晴らしい1年になります様に


しばらく更新が滞っていましたがそろそろ復活します ^^ゞ
  
Posted by shino_172 at 18:38Comments(11)TrackBack(0)Tea time  想う

2007年11月19日

ダムめぐり 相模・宮が瀬

中央自動車道・相模湖ICから厚木にかけての国道412号線沿道にある名の知れた2つのダム。
神奈川の発展を支えた相模ダム、そしてTDMでもおなじみ宮が瀬湖を形成する巨大な宮が瀬ダム。
目的地厚木までの通り道、時間の許す限りで寄り道してみましょう。
相模湖ICを下りるとおのずと国道20号線に入ります。そのまま走り相模駅を越えると412号線方面に分岐して、暫くすると相模湖をまたぐ相模大橋を渡ります。ここで左手を向くと相模ダムが見えます。
堤高58.4m、堤長196mの重力式コンクリートダム。
重力式コンクリートダムとはコンクリートの重さで水圧に耐える日本では代表的な方式です。
相模ダムは利水と発電の目的で日本初の多目的ダムとして昭和22年に完成しました。
しかしその建設には軍の介入や建設反対住民に対する政治的圧力など当時の激動の日本を象徴する暗い過去も背負っています。
そして60年もの年月を経て、京浜地帯を始めとする神奈川の水瓶として現在も活躍しています。
黒ずんだコンクリートが長い間神奈川を支えてきた歴史を物語っています。
古い波止場のようなごつごつとした姿に、幼少の頃に戦争を経験し昭和の高度成長期を休まず働き続けてきた頑固オヤジを見ているようです(笑)

相模ダムによって作られた相模湖は神奈川県を代表するレジャースポットのひとつになっていてダム湖100選にも指定されています。
しかし多くの古いダム同様上流域から流れ出た土砂がダムで堰き止められ堆積してしまう問題も抱えています。
土砂が堰き止められると湖の貯水量が減るばかりでなく、下流に砂が供給されないために河岸や海岸の侵食も懸念されます。早急な対策が必要となってきました。
クレストゲートを見たいのですが、相模ダムを下流側から撮影するポイントがありません。
では、ダムカードGETしに参りましょう!

物怖じせず管理事務所に乗り込んでいく奥さま(笑)
穏やかな口調の事務所の兄さんが
「うちでは発行していないですね」

あらら・・・私の勘違いでした^^;

朝、京都を発って相模ダムでけっこう時間を潰したのにまだ余裕があります。これなら宮が瀬ダムにも寄れそうです。
相模湖から厚木まではたった30kmほど。
国道142号線をひたすら進みます。
途中にも沼本ダムや分岐する県道56号線方面に進めば津久井湖を形成する城山ダムにも行けますが今回は行き先を宮が瀬ダムに絞ります。

ばらくすると宮が瀬ダムの表示が見えてきました。
案内に沿って左折、緩いワインディングを走ると宮が瀬ダムサイトとして整備されたあいかわ公園に到着します。
平日は駐車料金はタダ!
ダムのすぐ側の駐車場に止める事もできますが事前予約が要ります。
今回の様に空いているなら予約無しでも管理の方に一言断ればOKです。
しかし今回はもうひとつ目的があったのであえてダム傍には止めません。
あいかわ公園からダムまでは徒歩で10〜15分程度。けっこう距離があります。
公園内の矢印でダムに向うのですがそのまま進めばダムのふもとに到着できるのですが、ここで何を間違えたのか丘を登ってしまいました。
500km運転した直後に山登りしなくても・・・(汗)
その甲斐あってか(笑)ここでしか見られないアングルで姿を現した宮が瀬ダム。
でかーーーっ!!
思わず口をついて出た言葉です。息をのみます。
凄いものを見てしまったという第一印象でした。
堤体高 156m
堤体長 400m
首都圏最大級の巨大ダム。堤体の高さは関東圏では現在奈良保ダムに続いて2番目。
宮が瀬湖の最大貯水量は
193,000,000 m?。箱根の芦ノ湖とほぼ同じ水量。

さすが新しいダムだけあって設計が垢抜けています。
ゲートレスの自然越流タイプの非常用洪水吐は湖側と下流側で段差になっています。 
カッコイイ〜!!
宮が瀬ダムサイトに設けられた、水とエネルギー館に入ってみましょう。
事前にお仲間のひろたんさんから情報を得て是非行ってみたかった施設です。夏に訪れた日吉ダ
ムなど、最近はこの様に開かれた施設を持つダムが増えてきました。
ここでは水の重要性やその活用だけでなくダムができるまでの様子や発電の仕組みが展示され、ライブラリーや図書コーナーではダムマニアならずとも(笑)興味深い資料を自由に閲覧する事ができます。
飽きないのでついつい長居してしまいそうです。
時間は既に4時を過ぎています。
夕暮れが近づいてきましたがまだまだ見たいものが控えています。先を急ぎましょう。
←これに乗らないと!!
ダム建設時に機材運搬用として設置されたインクライン
ダム完成後は外部からの堤体管理とビジターのダム見学として改造されて活躍しています。
頻繁に運転されているので、あまり待たずに乗る事ができます。
大人300円(往復でも300円)
時刻表
最大斜度35°
スキーのジャンプ台の斜度とほぼ同じだそうです。
ガイドの女性スタッフは地元の方の様です。
あちらこちら撮影していたので「下見ですか?」と聞かれました(笑)
毎週水曜日と待ちつき第2日曜日には日に2回、観光放流が行われます。
4分ほどでインクラインは下に到着します。
本当なら行きはここからエレベータに乗って上がるべしでした(笑)
ダムと車を止めたあいかわ公園間はロードトレインも走っているのですが、ここでもあえて徒歩で戻ります。
少し歩いて改めてダムの全景を見渡しました。
深いV字渓谷に立ちふさがる巨大なコンクリートの塊。
よくもまあこんなものを造ってしまったと思います。

この壁の向う側でどれだけの営みが水の底に眠っているのでしょう。

私はかつての自然豊かで静かな渓谷だった頃の宮が瀬に行った事がありません。
恩恵と犠牲、感謝と恨み、利益と崩壊・・計画されたその時からダムが背負わされる宿命。
膨大な水と同時に人間の限りない思惑を支え、そして耐えているかの様に宮が瀬ダムは悲哀と色気を漂わしながらそびえていました。

だからこそ活かさないといけないと思います。沢山の思いに報いるためにも。

さて、ダム傍の駐車場に車を止めず、帰り道ロードトレインで楽チンしなかったのは・・・

小石屋ダム
ここに寄りたかったからです。
お洒落なデザインのかわいい副ダム。デートスポットに良さそうです(笑)
宮が瀬ダムの放流で急激に下流域の水かさが増すのを制御するための減勢の役目を担い、発電所も備えています。

副ダムとは言え堤体高さは34.5mと立派にダムの定義をクリヤーして、小さなダム湖にも小石屋湖という名が付けられています。
(日本では減速として堤体高15m以上をダム、それ以下をと定義しています)
小石屋とはもともとこの辺りの地域名だそうです。
時間は5時前、日が短くなったので辺りが薄暗くなってきました。
駐車場は5時で閉まるのでそろそろ退散しなくてはなりません。
宮が瀬のダムサイトは見所満載です。必ずまた来ます!!
と、言う事で戦利品 v(^〇^)v
ダムカードと宮が瀬ダムが作れてしまうペーパークラフト
ひろたんさん、情報感謝!



関連サイト
http://www.ktr.mlit.go.jp/sagami/
http://www.miyagase.or.jp/
  
Posted by shino_172 at 18:55Comments(12)TrackBack(1)allez! 行こう!