2007年10月06日

R162でR8

このところ休日ドライブは琵琶湖や小浜方面が続いていたので久しぶり(?)にもうひとつの定番コースで
途中でエネルギー補給。

Papa'sKitchen
いつもの様に、山里なのに近海の海の幸が美味しい食品デパート(まさかHPが出来ているとは^^;)に立ち寄って・・・

最近Inoue家の定番立ち寄り所になった旧車屋さんのアンテナショップに足を伸ばすと・・・
あっ!!
RENAULT 8
ゴルディーニや素のR8はイベントでも見ているのですが、これはなかなかのレア車。
英国仕様の右ハンドル。
なぜかシフトレバーがありません。

実はATです。

それも・・・
レンジ切り替えが電気式スイッチ

こんなの初めて見ました。
昔のアメリカ車に多く見られたそうですね。
施錠されたままの状態だったので反射で見辛いのはご勘弁。

更に・・・
エンジンが素敵!
A110 1300ccと同じエンジン
欧州にはこんな組み合わせもあったのですね。
7000rpmまで回ってしまうそうです。

「特別な理由で受注生産されたのでは?というAT仕様。
壊れるのは目に見えているのでこれからMTに積み替えるそうです。
でも只今自走できません(笑)
appia
http://www.officehan.com/

今月新たにアバルトが入ってくるそうです。
  

Posted by shino_172 at 22:14Comments(7)TrackBack(0)

2007年02月19日

大きなシトロエンに乗る / C6

この週末は生憎の雨模様。
でもC6の試乗ができるという情報をいただいて、
さっそくBIGシトロエンの新フレンチテイストを体験しに行ってきました。
ドライバーはInoueサン、奥さまは助手席のシートで昔のシトロエンを思い出しながら、にわかセレブ気分?
ゆっくりとC6を繰り出します。
ステアリングはとても軽くクイックなので最初一瞬とまどったとInoueさん。
でもこれは決して不自然なフィーリングではなく直ぐに慣れてしまうとのこと。
しいていうならロールスやジャガー等大きな車のス切り始めが軽いのと同じ部類。
いったん路上に出てしまうとナチュラルそのもの。
輸入車ショウでは営業担当の方が電動パワステと説明していたそうですが、どう考えても電動パワステでは無さそうです。

動き出すとハイドロ独特の心地良い波乗り周波。とても良く効くブレーキを踏んでも、当然ながらノーズダイブは致しません(笑)


C5の少し緩みを持たせた革張りシートとは違い、もっと厚みのある堅い素材。クッションもC5より堅め。しかし形状が抜群、座ると腰を不安定にさせる隙間が出来ません。
シートの良いフランス車の中でも一歩抜きん出ているシトロエン、堅いと言ってもあくまでC5との比較、C6のゆったりとした揺らぎには逆にこの程度の堅さを持たせる方が良いのかもしれません。

そして特筆すべきは昔のシトロエンしか知らない者にとってはシトロエンらしからぬ(笑)剛性感にサプライズ。
ナビ、ドライブコンピュータ、インパネの表示はご覧の通り。
インパネを含めて控えめで印象で上品です。
ドライブコンピュータ表示部分はマルチファンクションディスプレイ、ヘッドライトを点灯するとブルー基調からグレー基調に変わります。
ナビの表示はごく普通。
ただし装着できるのはパナソニック製パイオニア製の純正のみ。
C6は車速が取れないので他の製品を持ち込んでも装着できないそうです。
雨で速度の上がらない幹線道路ばかりではビッグ・ハイドラクティブ・シトロエンの真価が判りません。
堤防沿いの少し荒れた路面も走らせて貰うことにしました。
クリオさんならぴょんぴょん跳ねそうな突き上げの角を
ビロードでコーティングした様にいなす、そう表現するのが解りやすいでしょうか?。
ヘッドアップディスプレイと言うそうです。
映し出されるのは車速やESP作動情報。ドライバーの視線角度からしか見えません。
ヘッドアップディスプレイのデフォルト表示
表示は任意でON/OFF可能
さて、気になるC6の購買層
オーナーさんは複数台の車を所有してその中の1台として買われる方が多く、ドイツ車や日本車からの乗り換えの方は殆どいないそうです。
C5からの乗り換えのオーナーさんはこのディーラーで1名だけとのこと。


試乗を終えて、先ずパッセンジャーシートに腰を下ろしての印象は・・

良いです。かなり良いです。何と言っても居心地が良いです。
これだけの車でありながら同乗者に対する余計な威圧感がありません。
最初からリラックスしていました。これは決して奥さまの神経が図太いのではなく、開放感と気持ちにゆとりをもたらすシトロエンの車作りなのでしょう。

ドライバーのInoueさんに訊いてみます。出来の良さに「う〜ん」と繰り返しうなっていました。
しいて言うなら出足にもう少しパワーが欲しいかな・・
この大きさでは3.0V6は限界なのかもしれませんね。

となると選択は100万円以上高い
2.7Hdi

・・・・・・・・・・
誰か買って!!
  
Posted by shino_172 at 18:50Comments(26)TrackBack(0)

2007年02月14日

欲張りな1日 (前) / 京都輸入車ショウ

そしてここに・・・
日本に来るのを心待ちにしている車がいます。
ニッポンでの名前もつけて待っているのに・・・
いろいろ疑問もあるけれどけれど、やっぱり車は運転しないと判らない。

早く走らせてあげたいですね。

そしてコレ・・・
既に発売されているのでもう実車をご覧になった方も多いと思います。
シトロエンにしては意外とシンプルで無難なインテリアですが、さすがに細部まで高級感があります。
使われている素材の革は厚く、シートはC5より堅め。馴染めば少しは柔らかくなるのでしょうか?
明るいベージュ基調のインテリアは優雅ですが、やはり経年劣化を気にするのは貧乏性の奥さまの性。
何と言ってもC6ですからネ、ここはフレンチマフィアを気取って黒い内装も良さそうです。
心臓はラグナさんと同じV63L。但しこちらは6段ミッション。
C5に試乗した時はやはりラグナさんと同じ周波数を感じました。
さて、大きなシトロエンのフラッグシップC6はどんな走りをかもし出してくれるのでしょう。
実は来週から試乗できるそうです。
ブースの営業担当氏2人が「今度試乗に来られるそうだ」と耳打ちしていましたが・・・
買えません!(笑)
おまけ
  
Posted by shino_172 at 23:41Comments(11)TrackBack(0)

2007年01月31日

洗車日和

1月とは思えない陽気です。
そうなると気になるのがこの汚れ。

我慢にも限界があります。
ボディサイドはこの通り。
屋根やボンネットは近づくのも一瞬ためらうほどの見事な豹柄
これではまるで千林商店街のおばちゃんです。

試してみたい商品があります。
「仕上がりが綺麗で簡単だから一度使ってみて」と友人から預かっていたオススメのケミカル。
最近流行っているらしい。

横浜磨材 ポリマーG1000
・・・なかなか印象深いデザインのHPです(笑)

早速ラグナさんで試してみましょう。
まずはどろんこを落とします。
カーシャンプーなんぞ洒落たものは使わず、詰め替え用一袋\78のコーナンの食器洗い用洗剤。

既にボンネットは水を全くはじきません^^;
水はしっかりかけて洗剤を綺麗に落として、水滴のついたままの状態にポリマーG1000をプシューっとスプレー。
その量わずかです。ラグナさんの屋根なら軽く4プシュー。
スポンジでポリマーG1000が行き渡る用に伸ばします。押し付けるようにではなく軽く、なでるように。

一見ボディの水滴をのばしているようにしか思えません。
・・・・本当にこれで効くの?

その後、もう一度全体に水をかけて余分なポリマーを落とします。
余分なポリマーは当然目ではわかりません。
あらら
さっき全く水を弾かなかったボンネットがこの通り。
セーム革で水をふき取ると・・・おおおっ!
久しぶりでピカピカになりました。
これなら何処にお出かけしても恥ずかしくありません。


もう1台のクリオさん、どろんこのままです。
だって君は汚れ目立たないもん ^^;
  
Posted by shino_172 at 12:23Comments(14)TrackBack(0)

2006年12月23日

某年会2006

もっとライトなイメージだった。
いやライトはライトなのだがこれは完全に大人のクルマ。剛性があり操作系は素直、音も路面も正確に伝える。扱い易くお洒落で、そして・・・なかなか硬派である。

二輪乗りののりこさんFIAT Barchetta
試乗したくてうずうずしていたお仲間さん達が大阪南港のATC(アジとれとれセンターの略じゃないですよ)に集まりました。
12月半ばだけれど上手い具合にあまり寒さを感じない曇り空。
少し遅れて会場に着いたら、先に到着したお仲間さんはもう試乗に行っていました。

ATCのシアトルズベストカフェで珈琲を飲んで待っていると先の仲間さんが満面の笑みで戻ってきました。 

では私達も乗せていただきましょう。でも奥さまこの日はかかとの高いブーツ、なので今回はInoueサンの運転で助手席に乗り込みます。
ステアリングを切りながらInoueサンが身体に伝わるフィーリングを語ってくれます。

暫く聞いていたら、奥さまどうしても運転をしてみたくなりました。

「え〜い!靴脱いじゃえ」
普通に運転するならこれで十分!
裸足でゆっくりクラッチを繋ぐと、なるほど〜これはイイ感じ。
少し重めの操作系は人の感覚に心地良く色気を湛えて奥深い。
さすがBarchettaはイタリア娘。

試乗から帰って、また次のお仲間さんとバトンタッチ。
シアトルズベストカフェのテーブルに戻ると、お仲間の
すっぴんクリオさんがお土産に持ってきてくださった「おいすぃ〜い生チョコ」がもう半分無くなってる(笑)
最後にもう一度乗りたいと飛び出していったお仲間hititさん、どこまで行ってしまったのでしょう?・・・やっと戻ってきました。やっぱり満面の笑み。
「売る時はご一報を」とオーナーさんに交渉しています(笑)

そろそろお腹を満たしに行くことにしましょう。のりこさんは一度Barchettaを家に置いて現地集合。
走り去っていくのりこさん、カッコイイなぁ〜。
会場には夜の部から参加のお仲間さん達も集まってきます。
お仲間o-kaさんが懇意にしている中華料理店「金陵飯店」
小さなお店なのに実はこれが凄い。
気さくなオーナー
健ちゃん中国一級資格を持つ調理人!
賑やかな夜は更けていく・・・

カロリーオフの為?5つ前の駅で降りて真夜中の道を2時間かけて帰宅したお仲間さん1名 ^○^

2階建て電車の1階でサスペンションウィッチングを楽しみながら帰宅したお仲間さん数名 ^○^ 
男の子って楽しみ多くていいな〜

翌日頭にタンコブできていた者1名・・・(謎)
風邪ひいて、10日ぶりの更新となりました ^^:
実は某年会から一週間経ってます。

お腹はとっても元気なのですが、只今声出ません
  
Posted by shino_172 at 12:32Comments(11)TrackBack(0)

2006年10月31日

シトロエンBX /やわらかフランス

今年のFBMも終りました。FBMと言えばシトロエン。
不思議ワールド・シトロエン・・・・117Coupeの次の車はBXと決めていました。
イタリアの伊達と共に、憧れだったフランスの日常。
それは柔軟の中の頑固さ、合理性の中の優しさ。
シトロエンのぺっちゃんこ
湘南の砂浜近くに止まっていた1台のBX。私がBXを意識した最初の出会いです。
その時Inoueサンが言います。
「シトロエ〜ンのぺっちゃんこ。エンジン切って放っておくと車高が下がるんだよ」
凄いなぁ・・・ヨーロッパの車って。この垢抜けたフランス車のオーナーはどんな素敵な人なんだだろう。
いつかこの車に乗りたいなぁ・・・

それから数年後の1989年、我家にBX 19TRIがやってきました。

優しく平和で温和な日々・・少し人間じみて、たまに意固地
目新しくも、感心させられる事多しのシトロエン流。
フランス人はプラスチックの使い方が上手!樹脂素材がベストと割り切っています。
耐久性は別にして・・


もう1台が1.6のプリズマだったので、グレードは少しパワーにゆとりのある19TRIを選びました。
歴代のシトロエンに比べれば確かに“らしさ”は希薄。まして最終型なのであの最初に見た近未来的なボビンだったメーター周りも変更されてすっかり普通のデザインです。
でもアキュームレーターの緑色のボールで制御された生き物の様な身のこなしは十分にシトロエン。
たまに駄々をこねて油圧の仕事をサボります。
※走る時はくれぐれもノーマルで(笑)
暫らくするとInoueサンはやはり少しばかりいじりたくなるようです。
フォグランプ(GTi純正)だけは納車時から取り付けていましたがホイールキャップ装着のてっちんをGTi 16Vのアルミに、樹脂のバンバーとミラーをボディーと同一塗装、ステアリングはmomoのピニンファリーナに交換しました。
後々の2000年のFBMで、当時のお仲間さんから京都で見たこと無い仕様のBXを見た事があるという目撃談を聞きました。既に手放して7年以上経っていたこの時、我家のBXはまだ現役で走っていた事を知りました。

初めてオーナーズクラブに入会したのもシトロエン。
ちなみにランチアは当時まだクラブが出来ていませんでした。
当然インターネットが普及していない時代なので会員同士の交流は会誌と年に一度のミーティング。ここでの歴代車に乗るシトロエニストによる強烈な洗礼は忘れられません。愉快痛快そして・・・
ヘンタイ
今も時々乗りたくなるトロエンBX。
ゆっくり腰を上げて、ふんわり穏やか争い事無縁の温和な日々。
ある意味BXとプリズマの組み合わせは、自分が一番自分らしくいられた時期かもしれません。
Inoueサンにはもの足りなかったかもしれませんけれどネ・・・(笑)

そしてこの後菱車がやってきて、Inoue家はおかしな方向へと迷い込んでしまうのです。
サフラン咲きました。
パエリアが2回ほど作れそうです。
  
Posted by shino_172 at 22:58Comments(18)TrackBack(0)

2006年09月12日

鮫に乗る/PEUGEOT407 Coupe

数週間前から店頭にお目見えしていた獅子鮫さんを見に近所のプジョーディーラーに遊びに行く。
もっと早く行きたかったのだけれど、ここの店長さんとはお付き合いも長いのでやはりゆっくり時間を取れる時にと思っていたら今頃になってしまった。
と言うことで、いつもながらの奥さまによる“ゆる〜い”レポート。
画像で初めて見た時はえらくキャラクタナイズに走ったという印象も、実物を見るとそれほどアクが強くない。はっきり言って実物の方がいい。

基本的に4枚ドアと同じインテリア。ワインレッドとのツートンはなかなか上品で、作りも良い。
エラを連想させるスリットはあくまでビジュアル?指を突っ込んでみたら穴はふさがっていた。
展示車と思っていたら試乗もさせていただけるとの事で、早速Inoueサン運転で助手席に乗り込んでみる。
発進は静かでゆったりとした重みがある。1720kgもあるクーペだから慌ててはいけない車なのだろう。
試乗車はちょうど1000kmほど走っていた。「本当は3000km位走り込んで欲しいのですが・・・」店長さんが語る。

実際どのような層が購入するのか聞いてみると、メルセデスからの乗換えでこれを最後の車にと買いに来る年配層が多いとのこと。メーカーの側の狙いもそこにあると言う。確かに407
Coupeはクラシック・メルセデスの雰囲気かもしれない。

しかしそうなるとひねくれ者には正規ラインナップから消えた607が気になるところ・・・。
今や日本での市場を確保したかに思えるPEUGEOT。いったいこの500万円以上もする車がどの位売れているのか聞いてみた。
何とこのディーラでは一週間に1台売れているという。

試乗を終えてコーヒーをいただきながらの雑談はPEUGEOTの顧客管理の話に及ぶ。
・・・・・・・・・・・・。
確かにこちらのインポーターはやるべきことをきっちりやっている。
Inoue家にはちょっと遠い存在の407Coupe
丁寧に作られた印象がある車だけれど、世の風潮とは言え18inch+ランフラットタイヤ
(235 / 45 R18 Y)の乗り心地は何だかなぁ・・・。

※日本に導入されているのはラグナさんと同じ3.0/V6エンジンを搭載した6段AT車。
ハンドルが右も左も選べるのは羨ましい限り。

For sale!

ルノーのちょっと古い高級車も見に行ってみる
R25 リムジン
  
Posted by shino_172 at 18:30Comments(9)TrackBack(0)

2006年08月30日

クリオさんの次のタイヤ

最近どうもクリオさんの乗り心地が悪いと思ったら・・・。
気がついたら20,000km近くも走ってた。
このところ2人で出かける時ほとんどラグナさん。
クリオさんが長距離で活躍するのは奥さまが実家に帰る時ぐらいだから距離は以前ほど伸びていない。
それでも2年ちょっとで20,000kmだから普段のお買い物だけにしてはよく走ってる。
考えているのがこれ

Pilot Sport、良いタイヤだけれど舵角が大きくなるほど動きが遅れてついてくるような感覚がいまひとつ馴染めない。
今度のは
お嬢トロにも装着されているタイヤ。
まだ出たばかりでなかなかインプレがレポートされていないけれど、Alfa147乗りの方のレポートを見つける。
かなり良さそう。お値段もPilot Sportよりは少し安いかな。
あっ、先にラグナさんもタイヤ交換だっけ!?

先立つものが多すぎるので
クリオさん、もう少しだけ我慢しよう・・・


お買い物に行こうと着替えたら急に空が鳴り出した。
あっという間に砂降り。
よりによって出かけようとした時に・・・
斜め降りの雨にやれやれと思っていると西の空から日が差してきた。
ふと窓から外を見ると・・・
これを見てから行きなさいということだったのネ。
雨が止むまで20分ほど東の空を眺めていました。
追伸
SP SPORT MAXX」についてアドバイスを下さった皆様
ありがとうございます。
  
Posted by shino_172 at 23:17Comments(16)TrackBack(1)

2006年08月22日

LANCIA PRISMA / 初めての欧州車

初めての欧州車、LANCIA PRISMA 1.6ie
コンパクトで上品なスモールランチア。
確かに京都に移動する前にもう1台増車する必要があったが、まさか本当にランチアを買ってしまうとは思わなかった。

当時の東京の住まいは目黒通りと環八に近く、土日ともなれば夫婦でディーラー巡りをするのが楽しみの一つ。
JAX,,、チェッカー、オートロマン、アトランティック、そして・・・・。
何度か足を運んだガレージ伊太利亜。艶かしいマセラティと憧れのランチア。
営業担当者が主人に言葉をかけた。「試乗してみませんか?」
試乗車として用意されたのはプリズマより一回り大きなTEMA ie Turbo
ジウジアーロデザインのバランスの良いプロポーションにLancia blueを施した1台。
回すと実にイタリアらしい官能的な金管音が響き渡る。
しかし、決して速い車ではない。音だけ30m先を行ってしまう。
何かの車雑誌にも書かれていた。「まるで自分の運転が上手が上手くなったような気にさせる」

素晴らしいのが、ナチュラルなステアリング・フィール。
先日体験させていただいたDELTA同様、やはりランチアの操舵感覚は今まで体験した車の中でもトップクラス。

実はプリズマを運転するために私がひとつ克服しなくてはならないのが“左ハンドル”
初めから何の抵抗も無く操作してしまうカンの良い人もいれば、鈍い人もいる。
納車後暫くは助手席に専任していた。

今から思えばこの組み合わせが一番濃濃く思える。後に117Coupeの次の車となったシトロエンBXと。

ラテンの醍醐味、イタリア車ならではの洗礼も当然ながら受けた。

納車間もなくエンジンの異常高回転。スロットルワイヤが引っ掛かったのか何かは忘れたが、もちろん即入院。

ボンネットを開けた。エンジンルーム内部に明かりが点いていて明るい。「さすがイタリアの車は日本車に無い配慮が・・いや違う!」スモール球がソケットごと脱落してエンジンルームを照らしていたのだ。
そもそもイタリア車がそんな配慮するハズ無い。

スタンドで手洗い洗車を頼んでその場を離れた。戻ってくるとスタッフが何やら内部を一生懸命拭いている。「水かけたら内部が濡れてしまったんです」よく見たらドアのヒンジが曲がっていて隙間がある
もちろん入院、整形治療。
 ・・・・・・・etc

あんまり入院するのでディーラーも気の毒に思ったのか代車を出してくれるという。
会社から帰ると駐車場にマセラティ・ビトゥルボが停まっていた。

そんな訳で、何が起きても驚かないラテン車乗りの精神はしっかりと身についた。

カーグラフィックが選んだ「女性が似合う車」がプリズマだった。
TVではプリズマの運転席に向かって歩いて行く女性の後姿が映し出される。

車選びのセンスを褒められているみたいでちょこっと嬉しかった。
  
Posted by shino_172 at 00:11Comments(10)TrackBack(0)

2006年08月06日

バンパーがズレてるよ

真夏の太陽の下、何と2ヶ月ぶりにクリオさん洗い。
あれっ?
バンパーが外れています。


実は近所まで来たついでに寄ってくれたお仲間さんがみつけてくれました。
はめ込もうと押してもはまりません
さっそくディーラーにGO!
ディーラーのメカニック氏曰く

「これ・・この型はみんななってしまうんですよ。
エンジンの熱などで変形してしまうんですよね。直しようがないです」
つまりこういうこと。
「外れて落ちることはあるのでしょうか?」

「一応ビスでとまっているので大丈夫です」

「では放っておきます」

「手作りなのでどれ見ても合っていないんですよ(苦笑)」

「・・・・・・・・・!」

手作りという言葉に弱い。
 ところでさっきから
何やら気になるのですが・・・・・
※オーナー氏の了承の上掲載しています。
京の4様発進準備中!
  
Posted by shino_172 at 07:57Comments(24)TrackBack(0)