メカニカル・スイッチごと交換可能なキーボード「Massdrop CTRL Keyboard」を使ってみたのでレビューします。

CTRL Keyboard

 Massdrop CTRL Mechanical Keyboard | Price & Reviews | Drop (formerly Massdrop)


Dave Lee氏オススメの逸品


CTRL KeyboardはDROPというブランドが販売しているキーボード。公式HPからしか購入するルートが無く、しかもいつでも購入可能ってわけじゃないので、購入自体のハードルが高いキーボードです。冒頭でも述べた通り、CTRL最大の特徴はメカニカル・スイッチをユーザにて自由に交換できるという点。筆者はこのキーボードの存在をDave Lee氏のレビュー動画で知りました。




注文時にはキースイッチを選択可能で、執筆時点ではHalo True/Halo Clear/Kaihua Speed Silver (Linear)/Cherry MX Blue RGB (Clicky)の計4種類。筆者はDave Lee氏がオススメするKaihua Speed Silver (Linear)で注文してみました。執筆時点では、2営業日の最速出荷の送料込みで$226.38=¥24,200とまあまあ高めのお値段。打鍵感を確認せずにキーボードを買うのは勇気がいりますな…。



随所にこだわりが見える高品質キーボード


注文から待つこと18日、ようやく筆者の手元に届いたので早速チェックしてみます。

CTRL KeyboardCTRL Keyboard
 シンプルなパッケージ。説明書っぽいものはなく、ホットキーの組み合わせ一覧が付属。

CTRL Keyboard
 USB Type-C、キーキャップ取り外し用のツール、スイッチ取り外し用のピン、スタンド×2が同梱。

CTRL Keyboard
 キーボード本体。キーキャップはブラックとグレーの組み合わせ。

CTRL KeyboardCTRL Keyboard
 キートップはちょっとザラザラと質感で、手汗によるテカリがほとんどきになりません。キーキャップと本体は隙間があるので、掃除は簡単そうです。キーボードの奥側にはUSB Type-Cの接続口が左右に設けられています。


CTRL Keyboard
 キーボード背面。上下合わせて6個の滑り止めゴムがあり、スタンド取り付け用の穴が左右に設けられています。

CTRL KeyboardCTRL Keyboard
 付属のスタンドパーツ。強力な磁石で背面にくっつくようになっています。

スタンドパーツは磁石でキーボード裏に取り付け可能となっており、かなり強力にくっつきます。多少の使い方ではズレたり動いたりするようなことはなさそうです。Dave Lee氏の動画では横からの力でスタンドパーツが外れてしまっていますが、その後に改良が加えられたのか不明ですが、同様のことをしてもパーツが取れたりするようなことはありませんでした。

CTRL Keyboard
CTRL KeyboardCTRL Keyboard
キートップを取るパーツはよく見かけますが、キースイッチを外すツールが入っているのがCTRLの特徴。スイッチをつまんで上に引っこ抜くと、簡単に交換可能です。



自由度は高いが入手難易度も高い


キーボード自体はごく一般的な87キーの英字キーボードとなっており、特殊な配置/機能等は別段ありません。デザインを見てみると、筐体はフラットな設計なのでキー間の掃除が簡単。本体はそれなりに厚みがあり、個人的にはパームレストとの併用が必須な高さです。キートップはザラザラとした質感で、今まで試したキーボードのなかで一二を争う指紋の付きづらさ。背面にはUSB Type-Cの接続口が左右に設けられており、利用状況によって選べるのもGoodです。裏面には、マグネットで固定するスタンドパーツ取り付け用の穴が何か所か設けられています。スタンドパーツの場所を自由に選べるのはうれしいですけど、高さの違うパーツが同梱していればなお良しでした。別売りで売ってたりするのかな…?

キーのイルミネーションはキー1つずつ独自にカスタマイズが可能で、専用サイトにて設定を入力→ファームウェアファイルとして出力→インポート、という少々面倒くさい手順が必要になります。

 Keyboard Configurator | Drop (formerly Massdrop)

キーボード自体のレビューとは離れますが、今回初めて体験したKaihua Speed Silverスイッチは、う~ん、ちょっと固めかな…。個人的にはもう少し柔らかいタッチのスイッチが好みかも。

でも大丈夫! このCTRLならキースイッチを簡単に交換できちゃいますので、ぜ~んぶ青軸スイッチに簡入れ替えるなんてことも超簡単。なんなら、キー1つ1つを異なるスイッチで設定することだって可能です。今は存在していないスイッチも、筐体を変えることなく将来的に導入可能、っていうのはなかなか面白いのではないでしょうか。

安い製品だと英語キーボードの長いスペースキーがグラついたりしますが、CTRL Keyboardはそういったこともなく、隅々まで丁寧に作られた、質の高いキーボードです。何より自由にキースイッチを交換可能ですので、打鍵感が気に入らなかったらスイッチだけの交換で済むのが嬉しいですね。

気になる点としてはスタンドパーツがちょっと背が低いのでもう少し高めのパーツが欲しいのと、キーボードとしてはちょっと価格が高い点、そして購入の敷居がやや高い、といったことろでしょうか。個人的には高いけどオススメのキーボードです。

次はLogcool G913のレビューです。