メインのPC/スマホについて、いったんWindows/Androidで行くことにしたので、プライベート用のスマホとしてGalaxy Z Fold 3を買ってみましたが…。

Galaxy Z Fold 3



ちょっと合わなかった…


まず最初にお伝えしておきたいのは、Galaxy Z Fold 3は使って1週間ほどで手放してしまったので、この記事ではZ Fold 3 の写真や動画が全く無いです。「よし、ブログ素材用にそろそろ撮影するか!」となる前に手放してしまいました…。その理由を以下に書いていこうと思います。

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写真を撮る間もなく手放してしまった、Galaxy Z Fold 3 docomo版。


スペックは文句なし


Z Fold 3はSoCもカメラもディスプレイもフラグシップ級の最強モデルです。しかも、フォルダブルでありがながら防水というおまけ付き。カメラはS22 Ultraほどではないものの、それでもかなりの高画質であり、ディスプレイも120hzに対応しています。メイン画面のアスペクト比は22.5:18で、4:3に近い比率は電子コミックを読むのには最適なサイズです。

↑ワタナベカズマサさんのtweetから。電子コミックには最適な画面サイズです。

1週間ほど使ってみましたが、120Hzのディスプレイはヌルヌルで気持ちよく、Webサイトも大画面で見れるので色々はかどりました。特に、電子コミックは見開きでも十分読めるサイズ感なので、とても読みやすかったです。



良かった点・ スペックはフラグシップ級。すべての操作がサクサクで快適。
・ 120Hzのディスプレイはヌルヌルかつとても美しい。
・ フォルダブルなのに防水対応。もしものときも安心。
・ 4:3に近い画面比率は電子コミックリーダーとして最適。



電子コミックには最適な画面比率だが…


一方で気になる点も。それは各種アプリの最適化問題。4:3に近いアスペクト比のディスプレイでは、いろいろなアプリがそのサイズに最適化されておらず、特にtwitterなどでは横に広〜く表示されてしまうため、一度に視認できる情報量が猛烈に少ないです。アプリの分割表示/ウィンドウモードにすれば良いんですけど、そういうことじゃないんですよね…。

↑Z Fold 3のtwtiterでは、こんなふうに画面いっぱいに画像が表示されちゃいます。これが良いときももちろんあるんですけど、筆者個人的としてはビミョ〜。

Gmailも横画面にしないと2ペイン表示ができないなど、まだ十分に最適化されてないな…という印象を受けました。一応、Googleからはタブレットに最適化された「Android 12L」が発表されていますので、それが適用されるならばこの問題は改善するかもです。



あとは、中央の折り目部分。フォルダブルの宿命とも言えますが、電子コミックを読んでいる際にはほとんど気になりません。ただ、動画視聴時において、暗いシーンの多い映画を見ていると、やはりどうしても中央の折り目が気になります。画質も音質も非常に良いだけに、ここだけが非常に惜しい…。なお、Z Fold 4ではこの折り目が改善しているとの噂です。

筆者の主なスマホ用途はWebサイト閲覧/twitter/電子コミック/Youtube/Amazon Primeといったところで、Z Fold 3はそれらの大半を快適に利用することができました。ただ、twitterとYouTube、Amazon Primeに関しては、画面比率問題と中央の折り目問題のせいで、ちょっとだけ微妙でした。



気になった点・ Z Fold 3の画面サイズ費に最適化されたアプリが少ない。
・ 動画の暗いシーンでは中央の折り目がどうしても気になる。



つぎ、行ってみよう。


今回挙げた気になる点については、次期Z Fold 4とAndroid 12Lで解決されそうな予感ですが、さすがにそれは待てないので、Z Fold 3は諦めて、別の端末を使ってみることにします…。