個人スマホ用のスマートウォッチを用意すべく、今更感はありますがSony製のスマートバンド wena 3を使ってみることにしました。
■ SONY スマートウォッチ wena 3 rubber Black WNW-A21A/B (AA)
個人用スマホとしてiPhone SEを所有し、iPhone SEの通知用としてXiaomi Mi Band 7を使うことにしました。プライベート用のスマホはGalaxy S22 Ultraを用意したわけですが、仕事用のMi Band 7を常時装着しているのはイヤなので、S22 Ultraとペアリングするスマートウォッチを探すことに。
Galaxy S22 Ultraとペアリングするなら、Galaxy Watchが最も親和性が高いと思いますが、まあまあお高いのと、初代Galaxy Watch 42mmを以前利用していたときに、あまりの重量で使うのに嫌気がさしてしまったので、Galaxy Watchにはあまり良い印象がありません。
Googleから発売予定のPixel Watchが気になるところですが、残念ながら発売はまだまだ先。
う〜む、Wear OSを搭載したスマートウォッチは、なかなか良さげな候補が見当たらない…。
というわけで、以前から気になっていた、既存のアナログウォッチをスマートウォッチ化できる「wena 3」を選んでみることにしました。
wena 3 は2020年11月にSonyから発売されたスマートバンドで、いわゆる普通の腕時計のヘッドを装着して利用します。発売から1年半以上も経過していますので、今更詳細なレビューは省略させて頂きますが、wena 3はお気に入りの腕時計にスマートウォッチの機能を持たせることができる…というナイスなアイテムです。
時計のヘッドとセットで販売されているバージョンもありますが、今回はヘッドなしのラバーバンド版を購入。執筆時点でのソニーストアの価格は 26,400円です。
発売から1年半以上経っているのでいまさら…ではありますが、wena 3 ラバーバンド版を購入。
wena 3は普通の腕時計のヘッドとの併用が想定されたスマートバンドなので、wena 3本体は手首の内側に来るカタチとなります。
wena 3のバンドにG-SHOCKのヘッドを装着してみました。
ディスプレイはモノクロですが、視認性は問題なし。小さいですけど通知を読むには十分な領域が確保されています。
wena 3には一般的な腕時計のヘッドを装着できるので、今回はせっかくなのでお気に入りのG-SHOCKと組み合わせてみました。チョイスしたのはG-SHOCKのGM-5600B-1JF(AA)。ただし、ソニー純正のwena 3用パーツでは装着できないため、サードパーティ製のパーツを使って装着します。
そのために用意したのが「G-SHOCK Gショック専用 カスタムパーツ メタルアダプター(楽天市場)」。楽天市場にて購入、価格は4,840円でした。まあまあ高いけど、どうしてもこのG-SHOCKと組み合わせたかったので仕方がない…。
GM-5600B-1JFに「G-SHOCK Gショック専用 カスタムパーツ メタルアダプター」を装着した状態。G-SHOCK 5600シリーズで、22mmmmのバンドが装着できるようになるカスタムパーツです。
メタルアダプターを使用してwena 3に装着してみました。もちろん本来のバンドのほうが好みですけど、これはこれでまあ悪くないかな…。
1週間ほどwena 3をS22 Ultraとペアリングして使ってみました。
アプリの通知に関しては非常に優秀で、Mi Band 7と同じくきっちり漏らさず通知してくれます。振動がかなり強めということもあって、通知を漏らすことがなくなります。ディスプレイの解像度は低いですが、通知を確認するくらいなら必要十分です。タッチの感度も良好で、画面遷移もストレスなく操作できます。
通常のスマートウォッチには無い使い方として、通勤時にはアナログ時計のヘッドを装着し、帰宅後はヘッドを外して軽量なバンドだけにする…ということも可能なので、夜寝るときは軽量なバンドのみ…ということができるのはとても便利です。
Apple Watchよりもバッテリーは長持ちですが、想定していたよりも短く、3日間ほどしか持ちませんでした。他のブロガーさんのレビュー等を見ると5日間程度持つ…と紹介されていたので、もう少し設定をきちんと突き詰めれば、持ち具合は改善するかもです。
通知は漏らさずしっかり連動しますし、操作レスポンスも良好。Suicaにも対応しており、なによりお気に入りのG-SHOCK等がスマートウォッチ化するのはとても便利です。
気になった点もいくつかあって、まずwena 3本体が手首内側にくるので、ノートPC操作時にはwena 3本体と、PCのパームレスト部分に傷が付きそうで、少し気を使います。
メタルなwena 3とPCのパームレストがぶつかり合って、双方キズキズになりそう…。PC利用時には外す…じゃ意味がないので、ヘッドを外してwena 3本体が手首の外側に向くようにしたほうが良さそうです。あとはwena 3にケースを装着するか…。
あとは、組み合わせる時計のヘッドによりますが、G-SHOCKのGM-5600B-1JFをそのまま装着していたときには特に重さを感じませんでしたが、wena 3に装着するとGM-5600B-1JFのヘッドが思っていた以上の重くて驚き…。wena 3のバンドが細いのと、wena 3自体の重量が加わるというのもありますが、この組み合わせだと総重量は110gで、これはなかなか…。重たいからGalaxy Watchを候補から外したのに、その意味がない…。
wena 3にG-SHOCK GM-5600B-1JFのヘッドを装着した際の総重量は110g。Apple Watch SE 40mmとソロループバンドなら、61gで済みます。
あとは、使わなくなった腕時計がいくつかあるので、沢山のヘッドを付け替えして気分転換して楽しもう!…と思っていましたが、wena 3に装着するためのアダプター/パーツが思っていた以上に価格が高く、ひとまず断念…。シルバーとブラックのカラバリがありますが、ブラックだとヘッド1つあたり3,520円もかかります。筆者の事前のチェック不足ではありますが、予想外に高かった…。
そもそも、wena 3に時計のヘッドを装着するためには、「エンドピース WNW-EP」と「エンドピースコネクター WNW-AEC21」が必須なのですが、今回購入したwena 3 rubber Black(AA)にはそのどちらとも付属していません。そりゃあ、全員が全員、時計のヘッドを付けるとは限らないですけど、せめてそれは付属してくれないですかね…。
時計ヘッドを装着するようにするための専用パーツ。2個1セットで3,520円と、まあまあ高い…(シルバーカラーだと3,300円)。
今回、G-SHOCK GM-5600B-1JFをwena 3に装着するのにかかった費用は以下の通り。
Galaxy S22 Ultraと使うスマートウォッチを求めて
個人用スマホとしてiPhone SEを所有し、iPhone SEの通知用としてXiaomi Mi Band 7を使うことにしました。プライベート用のスマホはGalaxy S22 Ultraを用意したわけですが、仕事用のMi Band 7を常時装着しているのはイヤなので、S22 Ultraとペアリングするスマートウォッチを探すことに。
Galaxy S22 Ultraとペアリングするなら、Galaxy Watchが最も親和性が高いと思いますが、まあまあお高いのと、初代Galaxy Watch 42mmを以前利用していたときに、あまりの重量で使うのに嫌気がさしてしまったので、Galaxy Watchにはあまり良い印象がありません。
Googleから発売予定のPixel Watchが気になるところですが、残念ながら発売はまだまだ先。
う〜む、Wear OSを搭載したスマートウォッチは、なかなか良さげな候補が見当たらない…。
というわけで、以前から気になっていた、既存のアナログウォッチをスマートウォッチ化できる「wena 3」を選んでみることにしました。
腕時計と合体するスマートバンド、wena 3
wena 3 は2020年11月にSonyから発売されたスマートバンドで、いわゆる普通の腕時計のヘッドを装着して利用します。発売から1年半以上も経過していますので、今更詳細なレビューは省略させて頂きますが、wena 3はお気に入りの腕時計にスマートウォッチの機能を持たせることができる…というナイスなアイテムです。
時計のヘッドとセットで販売されているバージョンもありますが、今回はヘッドなしのラバーバンド版を購入。執筆時点でのソニーストアの価格は 26,400円です。
発売から1年半以上経っているのでいまさら…ではありますが、wena 3 ラバーバンド版を購入。
wena 3は普通の腕時計のヘッドとの併用が想定されたスマートバンドなので、wena 3本体は手首の内側に来るカタチとなります。
wena 3のバンドにG-SHOCKのヘッドを装着してみました。
ディスプレイはモノクロですが、視認性は問題なし。小さいですけど通知を読むには十分な領域が確保されています。
wena 3には一般的な腕時計のヘッドを装着できるので、今回はせっかくなのでお気に入りのG-SHOCKと組み合わせてみました。チョイスしたのはG-SHOCKのGM-5600B-1JF(AA)。ただし、ソニー純正のwena 3用パーツでは装着できないため、サードパーティ製のパーツを使って装着します。
そのために用意したのが「G-SHOCK Gショック専用 カスタムパーツ メタルアダプター(楽天市場)」。楽天市場にて購入、価格は4,840円でした。まあまあ高いけど、どうしてもこのG-SHOCKと組み合わせたかったので仕方がない…。
GM-5600B-1JFに「G-SHOCK Gショック専用 カスタムパーツ メタルアダプター」を装着した状態。G-SHOCK 5600シリーズで、22mmmmのバンドが装着できるようになるカスタムパーツです。
メタルアダプターを使用してwena 3に装着してみました。もちろん本来のバンドのほうが好みですけど、これはこれでまあ悪くないかな…。
悪くはないけど気になる点も多い
1週間ほどwena 3をS22 Ultraとペアリングして使ってみました。
wena 3 の良かったところ
アプリの通知に関しては非常に優秀で、Mi Band 7と同じくきっちり漏らさず通知してくれます。振動がかなり強めということもあって、通知を漏らすことがなくなります。ディスプレイの解像度は低いですが、通知を確認するくらいなら必要十分です。タッチの感度も良好で、画面遷移もストレスなく操作できます。
通常のスマートウォッチには無い使い方として、通勤時にはアナログ時計のヘッドを装着し、帰宅後はヘッドを外して軽量なバンドだけにする…ということも可能なので、夜寝るときは軽量なバンドのみ…ということができるのはとても便利です。
Apple Watchよりもバッテリーは長持ちですが、想定していたよりも短く、3日間ほどしか持ちませんでした。他のブロガーさんのレビュー等を見ると5日間程度持つ…と紹介されていたので、もう少し設定をきちんと突き詰めれば、持ち具合は改善するかもです。
通知は漏らさずしっかり連動しますし、操作レスポンスも良好。Suicaにも対応しており、なによりお気に入りのG-SHOCK等がスマートウォッチ化するのはとても便利です。
wena 3 の気になるところ
気になった点もいくつかあって、まずwena 3本体が手首内側にくるので、ノートPC操作時にはwena 3本体と、PCのパームレスト部分に傷が付きそうで、少し気を使います。
メタルなwena 3とPCのパームレストがぶつかり合って、双方キズキズになりそう…。PC利用時には外す…じゃ意味がないので、ヘッドを外してwena 3本体が手首の外側に向くようにしたほうが良さそうです。あとはwena 3にケースを装着するか…。
あとは、組み合わせる時計のヘッドによりますが、G-SHOCKのGM-5600B-1JFをそのまま装着していたときには特に重さを感じませんでしたが、wena 3に装着するとGM-5600B-1JFのヘッドが思っていた以上の重くて驚き…。wena 3のバンドが細いのと、wena 3自体の重量が加わるというのもありますが、この組み合わせだと総重量は110gで、これはなかなか…。重たいからGalaxy Watchを候補から外したのに、その意味がない…。
wena 3にG-SHOCK GM-5600B-1JFのヘッドを装着した際の総重量は110g。Apple Watch SE 40mmとソロループバンドなら、61gで済みます。
あとは、使わなくなった腕時計がいくつかあるので、沢山のヘッドを付け替えして気分転換して楽しもう!…と思っていましたが、wena 3に装着するためのアダプター/パーツが思っていた以上に価格が高く、ひとまず断念…。シルバーとブラックのカラバリがありますが、ブラックだとヘッド1つあたり3,520円もかかります。筆者の事前のチェック不足ではありますが、予想外に高かった…。
そもそも、wena 3に時計のヘッドを装着するためには、「エンドピース WNW-EP」と「エンドピースコネクター WNW-AEC21」が必須なのですが、今回購入したwena 3 rubber Black(AA)にはそのどちらとも付属していません。そりゃあ、全員が全員、時計のヘッドを付けるとは限らないですけど、せめてそれは付属してくれないですかね…。
時計ヘッドを装着するようにするための専用パーツ。2個1セットで3,520円と、まあまあ高い…(シルバーカラーだと3,300円)。
今回、G-SHOCK GM-5600B-1JFをwena 3に装着するのにかかった費用は以下の通り。
- wena 3 rubber Black … 26,400円
- エンドピース WNW-EP 22mm … 3,520 円
- エンドピースコネクター WNW-AEC21 … 3,300円
- メタルアダプター … 4,840円
合計で、38,060円。思っていたよりもかかってしまった…。
あと、個人的に一番気になったのはアラームの設定。wena 3本体からでは設定済のアラームのオン/オフしかできず、アラーム自体の設定はスマホのアプリから設定が必要。その設定もなぜか、wena 3アプリを起動 → デバイス設定 → おやすみ時設定 で設定が可能という…。個人的には通知の次に使う機能なので、せめてアプリのトップ画面から設定できるようにしてほしかった…。
wena 3自体のコンセプトは好きだし、発売から1年半以上経った今も、少しずつアップグレードしていて、これからが楽しみなスマートバンドではあります。ただ、ちょっと思っていたのと違った…というか、筆者にはちと合わないかな、これ…。
というか、wena 3を使って一番感じた…というかずっと頭に引っかかっていたのは、あくまで筆者の用途に限った話ではありますが、より安価でより軽量なApple Watch SEで、wena 3以上のことができちゃうんだよね…ということ。お気に入りの腕時計をスマートウォッチ化できるというのがwena 3の最大の魅力なので、単純にApple Watchと比較することは正しいとは思いませんが、やはりiPhone+Apple Watchにおける親和性、使い勝手の良さが改めて際立った…というのが事実です。やはり自分にはApple Watchが一番合っていたのか…。
さて、どうしたものか…。
あと、個人的に一番気になったのはアラームの設定。wena 3本体からでは設定済のアラームのオン/オフしかできず、アラーム自体の設定はスマホのアプリから設定が必要。その設定もなぜか、wena 3アプリを起動 → デバイス設定 → おやすみ時設定 で設定が可能という…。個人的には通知の次に使う機能なので、せめてアプリのトップ画面から設定できるようにしてほしかった…。
改めて気付かされる、iPhone+Apple Watchの良さ
wena 3自体のコンセプトは好きだし、発売から1年半以上経った今も、少しずつアップグレードしていて、これからが楽しみなスマートバンドではあります。ただ、ちょっと思っていたのと違った…というか、筆者にはちと合わないかな、これ…。
というか、wena 3を使って一番感じた…というかずっと頭に引っかかっていたのは、あくまで筆者の用途に限った話ではありますが、より安価でより軽量なApple Watch SEで、wena 3以上のことができちゃうんだよね…ということ。お気に入りの腕時計をスマートウォッチ化できるというのがwena 3の最大の魅力なので、単純にApple Watchと比較することは正しいとは思いませんが、やはりiPhone+Apple Watchにおける親和性、使い勝手の良さが改めて際立った…というのが事実です。やはり自分にはApple Watchが一番合っていたのか…。
さて、どうしたものか…。
ウェナ(wena)
2020-11-27
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