今年も無事に発売日ゲットできました、iPhone 14 Pro。外観やソフトウェアなど、複数回に渡ってご紹介していく予定です。第1回目は外観のチェックと、1日ですが使ってみた感想など。

iPhone 14 Pro



ダークでカッコいい、スペースブラック


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年々簡素化していくパッケージと内容物。SIMピンを残してくれているのが救いでしょうか…。

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カラバリはスペースブラックをチョイス。新色のディープパープルにもかなり惹かれましたが、結局はこの色に落ち着きそうな気がしたので。

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強烈な存在感を放つ背面のメインカメラ。レンズの厚みがスゴイ…。

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iPhone SE スペースグレイアルミケースとおそろいの色合いになりました。



1日使ってみたけれど…


iPhone 14 Proを受け取った9月16日はテレワークをしており、そのまま週末に突入なので外出もしておらず、外での撮影なども行っていません。今週末は大型台風が来るので、カメラ画質や、かなり進化したという動画の手ぶれ補正などは来週以降の確認となりそうです。

というわけで、カメラ以外での体感を書かせていただこうと思います。


常時表示ディスプレイ

一番変化を感じたのは、やはり常時表示ディスプレイでしょうか。ディスプレイが常についているので、これは今までのiPhoneにはなかったことなので、一番変化を感じます。

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左が点灯状態で、右が常時表示状態。常時表示ディスプレイはかなり明るめで、壁紙が階調維持されたままきっちり表示されており、壁紙によっては「あれ?画面ついてる?」と勘違いするほど。

”変化を感じる”だけで、猛烈に便利になったか?と聞かれると、それはビミョ~。今までだって画面をちょっとタップすればいいだけですし、通知があればそのときはディスプレイが表示されるので、感動するのほど進化点ではないです。Androidでは何年も前からある機能ですからね。

もちろん、iPhone 14 Proの常時表示ディスプレイは”暗くなったときの壁紙の階調を維持できている点が凄い”というのは知ってますけど、まあ実用性という点では感動するほどのメリットではないです。

常時表示ディスプレイ有効時のバッテリー消費については、AV Watchさんのレビュー記事によると、「3時間で、消灯時:3%消費、常時表示時:6%消費」とのこと。個人的には気にするほどの消費量ではないのと思っているので、とりあえず有効にしてあります。

 【西田宗千佳のRandomTracking】円安直撃でも、買うならiPhone 14 Pro。触って分かった“進化の価値” | AV Watch


ダイナミックアイランド

ダイナミックアイランドは、まあUIとしては面白いと思います。邪魔な部分を、ソフトウェアでうまくカバーして、機能の一部として有効活用するというのは、いかにもAppleらしいアプローチだと思います。




ただ、今のところダイナミックアイランドの恩恵はそれほど得られていません。外出していないので音楽を聞くこともないし、タイマーもほとんど使うこと無いし…。これは筆者個人の使い方の問題だとわかってはいますが、twitterやYouTube、電子書籍、Webサイトの閲覧などしてますけど、ダイナミックアイランドを活用できているシーンが、今のところ無いです。今後の各アプリのアップデート待ちといったところでしょうか。

iPhone 14 Proになって、ノッチ部分が減って良かったか?と聞かれると、そこはビミョ~。YouTubeの動画を見る際は、iPhone 13 に比べて14 Proのほうが向いてないんじゃないの?と思うことも。以下、海外Tech系のThe Tech Chapチャンネルの動画ですが、iPhone 13なら画面にわずかだけノッチがかかるだけですが、14 Proだとダイナミックアイランドが半分以上かかってます。

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iPhone 14 ProとiPhone 13での、アスペクト比 2:1 のYouTube動画再生時の比較。13だとノッチがほんの少しかかる程度ですが、14 Proだと半分ほどかかってしまっています。

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同じ動画をフルスクリーンにした場合の違い。どっちのノッチが気になるかと聞かれれば、どっちも気になる…。

上の画像で再生しているYouTube動画はアスペクト比が 2:1 で、海外Tech系だとよく見かけるアスペクト比です。Marques Brownle氏の動画も 2:1 ですね。国内は 16:9 が主流なので問題ないですが…。

動画全体で見たらノッチがかかっているのはわずかな領域ですので、邪魔になるほどじゃないですが、iPhone 13と比べた場合に劣化しているというのは、少しモヤモヤします…。



ガジェット好きとしては大いに満足


iPhone 14 Proは、価格と機能を考慮すると、誰にでもオススメできる端末ではありません。ただ、筆者はガジェット好きなので、この美しいデザインとカラーリングのiPhone 14 Proをゲットできたことに大いに満足しています。

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なんとも美しい色合いとデザインの筐体…。レンズはデカすぎるけど。

今後は、追って確認予定のカメラ性能に期待しているのと、ダイナミック・アイランドを使った面白い機能がどんどん出てくれることにも期待しています。早速以下のようなものも出てきていることですし。

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カメラ撮影はしばらくできそうにないので、この後はiPhone 14 Pro用のフィルムやケースのレビューが続きます。