森羅百象

あしゅりんが撮影した生物の写真を掲載しています。


2016/08/27
神奈川県 秦野市
ただでさえ街灯もない山中の道で、さらに雨天である。
鼻をつままれてもわからない闇とはこういうものを言うのだろう。
懐中電灯でわずかな視界を得ると、時折生き物が浮かび上がる。
これは、アツバガの仲間。


2016/08/27
神奈川県 秦野市
よく意味の分からない名前である。
コオロギだという事はわかるが、ツヅレサセとは何だろうかと思う。

昆虫の名前は、わりとわかりやすいものが多い。
ヒゲナガなら触角が長い、キベリなら体の縁が黄色、モモブトなら後脚の腿節が太い、アトキリなら胴体の後端部が断ち切ったような形をしている。
だが、ツヅレサセコオロギのように、そんな「文法」からはずれた名前もよくある。

ではツヅレサセとは何か。
これは鳴き声なのである。
ツヅレサセコオロギの鳴き声を「肩刺せ 綴れ刺せ」と聞きなして付けられた名前なのだ。
ツヅレサセコオロギ成虫の出現期は8月から11月くらい。
冬に向けて衣服の手入れをせよ、というわけだ。


2016/08/27
神奈川県 秦野市
カラムシの葉を丸めた巣の中にタテハチョウ系の幼虫がいた。
カラムシなのでアカタテハだと思うが、どっちかというとヒメアカタテハに似ているような気もする。
ヒメアカタテハはヨモギ食のはずだが、カラムシを食べる事があるんだろうか?


2016/08/27
神奈川県 秦野市
見る度にマイマイガの幼虫と間違えていたが、さすがに見分けられるようになってきた。
それにしても、複雑な模様の渋派手な毛虫が、大人になるとモダンで洒脱な配色になるのだから、面白いものだなあ。


2016/08/27
神奈川県 秦野市
丸まった葉を覗くと、雨宿り中のネコハエトリと目があった。
ハエトリグモは網を張らない蜘蛛だが、糸は出せる。
それを使って隠れ家になる場所を作るのだが、この雨宿り場所はちょっと形が違う。
多分、別の虫が作った巣が空き家になったところに避難してきたのだろう。

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