和紙ラミに型押し!!すると・・・すべらないハナシ

2016年06月21日

冷蔵・冷凍保存のパッケージ

「冷凍庫入るんやけど表面加工は何がええの??」

このような問い合わせをちょくちょく受けます。

低温環境下におかれるパッケージの 「敵」
それは 水 つまり結露です。

水分を含むことでパッケージ自体がフニャンフニャンになったり
結露部分が重なってるとパッケージ同士が引っ付いてしまいます。

そこでコーティング、フィルム貼りなどで耐水性や撥水性を持たせ強度を上げる加工をするわけですが。。。

フィルム貼り → 「高い(大阪では完全否定の意)」
撥水ニス → 「もうちょいきれいにならんかな??」「プレスできへんの?」
→結露・凍結しても引っ付きにくい塗料はあるんですけどツヤ感落ちするんですよね。

強度・光沢は欲しいけど劣化はマズい。

こんなとき、SUPがいいかもしれません。
「SUP」って何? という方が多数かもしれませんが

「UVプレス」とか「LCのクリア」とか呼ばれることもある加工です。
紫外線照射で固まる塗料をコーティングしてフィルムで押さえつけ平らにする。
塗膜にボリュームがあり平滑なのでパッケージの強度も上がるしつやっつやになります。

「冷蔵パッケージにはSUP

選択肢のひとつとして覚えていただければ。

フィルム貼るより安くできますっ!!!

プレスよりはちょっと・・・いや、その、勉強します。


(か)

shinseipp at 17:58│Comments(0)加工 あ・ら・かると 

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