念願の「骨」展見てきました

2009年08月23日

突然ですが、今、東京にいます。

今回の東京行きは、5月のはじめに山中俊治さんのブログを見て、その企画展「「骨」展」がどうしても見たくなって、東京行きを決めホテルの予約もとっていたのです。

3ヶ月半ほどの待ちに待ったその展示会に、今日行ってきました(そして、この展示会、実はもうすぐ終わります)。
home

一番見たかったのは、明和電機さんの「WAHHA GO GO」と前田幸太郎さんの「骨蜘蛛」、そして玉屋庄兵衛さんの「弓引き小早船」。

今日は運良くギャラリーツアーが開催されていて、解説を聞くことが出来、そして、からくり人形の「弓引き小早船」の実演を見ることが出来ました。

これは船に乗ったからくり人形が弓をひいて矢を的に当てるというもので、私は弓道をやっていたことがあるので、興味津々でした。
弓道では、右手に「かけ」という鹿の皮の手袋のようなものをするのですが、これの親指と人差し指の間に弦をひっかける溝があり、そこに弦をひっかけて、なおかつ弦が外れないように手をひねって、弦を後ろへと引いていくのです。
もちろん矢の方にも、矢のおしりに弦をがひっかける(通る?わかりやすい表現が思いつきませんが)溝があり、矢の溝に弦が通っているのですが、矢自体または弦自体を指でつかんでいる訳ではないのです。

ちょっと、絵が想像できないかもしれませんが、そういう動きを人形が出来るんだろうか?どうしているんだろうか?と思っていたのです。

答えは、矢が違いました。
弦をひっかける溝は、矢のおしりではなく羽と矢のおしりの間の側面にあり、矢のおしりを人形が指に挟んで、溝にひっかかった弦ごと後ろにひいていたのです。
そして、矢を飛ばすときは指を開いていたのです!

なるほど!と思うと同時に、じゃぁ人間はどうして、そういう仕組みで弓をひいてないんだろう?と。
弓道という「道」になる過程で、より美しさ、形が重要視されて、今の形になったのだろうか?
それとも、今の形の方が、より効率が良かったのかな、とか考えたりしました。

・・・久々にブログ書いたと思ったら、またまた、長くなってきました。
ので、あとは簡単に・・・。

「骨蜘蛛」は、なんであんな質感なんだろう(骨って、もっとツルッとしたイメージ)。
時計の分解パーツは、目をこらして見るようなパーツが、とても美しくて、うっとり。
人の影がトレースされて勝手に動き出す(題名忘れました)のは、人の影だと、どう動いても似たような動きになってしまったんだけど、影を映し出す光の元に近づいて手だけを写してみたら、指の1本1本が蛇のような面白い動きになった・・・とかとか。

いろいろ、面白かったです。
東京だけど、見に来て良かったです。


本当に長くなって、すみません(また陶芸と関係ないし)。
せっかく東京に来たので、欲張って見て回ったとこ、簡単に。

「骨」展のギャラリーツアーの時間まで、時間があったので、最初にサントリー美術館の「美しきアジアの玉手箱」展。
asia_no_tamate

ここのショップで、素敵な鍋島柄の磁器の香水瓶が売られてました。
あんなのも作ってみたいです。

次に「骨」展を見て、次に見たい展示会場に行く途中、偶然見つけて、ギャラリー間の「カンポ・バエザの建築」展。
campo


新聞に記事が載っていて、絵の美しさに、これも絶対に見たかった、ニューオータニ美術館の「小林かいちの世界」展。
kobayashi

色合いとか、模様の配置とか、全体の雰囲気とか、とても私の好みでした。

東京国立近代美術館工芸館の「?!コレクション・涼しさ招く」展。
kougeikan

銀線細工の飾り壺がすごかった。

そして最後に、明和電機アトリエの「WAHHA GO GO 開発ドローイング展」。
meiwa

そうです、これは「骨」展にあった、あの「WAHHA GO GO」です。
これもたまたま最近、明和電機の社長さんのブログを読むようになって、なんとこの東京行きのタイミングで、こんな展示をしはる!とのことで、ブログに載っていた地図を頼りに行っていきました。

結構、細かい構造の説明が映像で流してはったので、そんなことまでこだわって作ってはったのか、とか、そんな構造になっているのか、と思ったり。
やっぱり、本制作の前に、違う素材で模型を作ってみはるんだなあ、とか。
ドローイングも、発想がいろいろな方向に飛んで、面白かったです。


とまあ、こんな1日でした。
本当に、長くなって、最後まで読んでくれはった方、ありがとうございました。
(あんまり長くて、書いているうちに日付が変わってしまった・・・)


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