オオタシンヤが思い考えるコト

こんにちは。
みなさまお元気ですか?

最近、スタッフとボーリングに行きました。
2年ぶりくらいに?
ボーリングって良いですね。
ボーリングも良いんですが、ハイタッチが最高にいい!!
喜びを共有している感じがとても良かった。
月に一回、ボーリングの日を作ります(宣言)。

喜びや悔しさを分かち合うって大事ですね。

パーラーにはコミュニケーションが生まれる場創り、
というテーマと言いますか、そういう事を大事にしたいという思いがあります。
カウンターが店舗の半分を占めているのも、そのような思いからです。


【パーラーには大きなカウンターがあります】
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色々な思いや考えをLandscape Products の片山さんに伝え、
提案いただいた、大きなカウンターが印象的な内装デザイン案。
一目惚れの即決でした。


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ふと思い立った時に、フラッと立ち寄って頂きたくて。


一人のお客様でも気軽に料理もワインも楽しんでもらうにはどうしたら良いか?

出した答えはカウンター主体で小さなポーションのおつまみがあるお店。


少人数から大勢のお客様まで

色々なシーンで使って頂きたくて、テーブルが5つにスタンディング席も。

色々ごまかしたくなくて、カウンター越しに

調理や作業する手元が見えるようにオープンキッチに。


またカウンター、お酒や料理を通じて、コミュニケーションが生まれる場になって欲しい。
という思いがあります。


開放感がある空間が理想で、天井が高いこの場所(建物)に一目惚れ。


この街では人気がない、賑わいのないエリアだったことも決めて。
パーラーができることで、このエリアが少しでも良くなればという思いから。



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最近、閉店後に一人カウンターでお酒を飲んで帰るのが日課です。
オープン当時の出来事を思い出したり、これからの事を妄想したり。

僕は今日も元気です。

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みなさん、こんばんわ。
お元気ですか?
今日はパーラのワインについて書いてみようと思います。
12年前にIsolaのオーナー丸山氏(通称:まるちゃん)と
シニアソムリエの立岡氏(通称:兄貴)との出会いが僕のワインとの出会いです。
当時は、ワインは渋くて、濃くて、ウンチクを言いながら飲む大人な飲みものという印象をもっていました。
気軽さはなく、かしこまって飲むお酒。
なので、お酒は好きでしたが、ワインはあまり好きになれず、むしろ苦手な飲みものでした。
まさか自分がワインをメインにしたお店をやるとは考えてもいませんでした。


【7~8年前のことです】
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頻繁に東京へ行ってました。

新しくできたお店や繁盛店を巡り、勉強する為です。

無知な自分には、全てが新鮮で、とても楽しく、給料の殆どを使っていました(笑)

実際に足を運んで、見て、食べて、感じるって大事なことですね。

この時期、色々なことをインプットしたと思います。

自分の好きなお店、苦手なお店も明確になってきました。

繁盛店でも、好きになれない、苦手なお店があることもわかりました。

このころから新しくできたお店や繁盛店へ足を運ぶことをやめました。

その代わり、自分が好きなお店、興味があるお店へとことん通おうと考えるようになりました。

業態やオペレーションよりも店主の思いや考え、センスに興味が湧いてきたのです。


新しいよりも歴史ある。

流行よりも定番。

効率よりも非効率。


【自然派ワインとの出会い】
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偶然なのか、僕が好きなお店には必ずといっていいほど自然派ワイン(ヴァンナチュール)が置いてありました。
また僕が好きな人たちと食事や飲みに行くと必ずと言って良いほど、みんなは自然派ワインを飲んでいました。

自然派ワインという言葉もしらず、ワインに対してあまり良い印象をもっていなかった僕はワインを敬遠し、好きなビールばかり飲んでいました。

ある日、アヒルストアという店でボトルワインを注文する事になり、
しょうがなくワインを飲む事になったのですが、
そのワインを一口飲んでビックリ!!
今まで僕が思っていたワインとは違ったのです。
軽やかで果実美があり優しくて、体に染みわたる感覚あったんです。

「あれ?美味しい」と素直に思いました。
このとき自然派ワインというジャンルがあるのを知りました。

このころから自然派ワインにふれあう機会がぐっと増えました。

地元、鹿児島で毎年行われている”グッドネイバーズ・ジャンボリー(GNJ)”という野外フェスがあります。
自然溢れる「かわなべ森の学校」で行われる夏のお祭り。
見て、学んで、参加して、食べて、音楽で一つになって。
全国からたくさんの人が集まり、みんなでつくる参加型のフェスティバルです。
「良き隣人たち」を意味する”グッドネイバーズ”と「お祭り」を意味する”ジャンボリー”
僕も、できる限り参加している大好きなお祭りです。
このイベントでは毎年アヒルストアが自然派ワインを提供しています。
みんな自然派ワインを片手に気取らずに音楽、食、デザイン、クラフトなどジャンルを超えたクリエイティブを満喫している様子をみて、ワインてもっと気軽で良いんだなと思いました。
同時に、こんなイベントを凝縮したようなお店をやりたいと思いました。

これが僕の自然派ワインとの出会いです。
これが僕のワインに対する先入観が無くなり、自然派ワインを好きになった出来事です。


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【パーラーの開業】
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日に日に
自分が思い、考えている事を表現するリアルな場所を作りたいと強く思うようになりました。
「今までになかった」「学び・発見・繋がりがある」「自分たちが通いたくなる場所」
このキーワードが頭にこびりつき毎日毎日妄想にふけていました。

たくさんの人が顔を合わせ、語り、笑う。
幸福がいつも溢れているような場所をつくりたい。

ビストロでもバーでもバルでも居酒屋でもいい
それらを全部括った、自分たちらしい独自の酒場をつくりたい。

お客様にとっても、働き手にとっても、街にとっても
最高の場所をつくりたい。

「そうそう、こんなお店が欲しかったよね」
そんな声が聞こえてくる事を妄想しながら、パーラーの詳細を考えて行きました。
自分たちが住む街に自分たちが通いたくなる場所をつくろうと!!

自然派ワインと出会ってからは、
豊橋に自然派ワインを気軽に飲めるお店があったらな〜とずっと思っていた事もあり、
自然派ワインとみんなが笑顔になる料理のお店というコンセプトが決まるのに時間はかかりませんでした。

Landscape Products
Landscape Productsの中原さんや片山さんに相談してからはオープンまであっという間でした。
記憶が無いくらいです(笑)。
またこの辺の話は追って書きますね。

なにはともあれ、自然派ワインとみんなが笑顔になる料理のお店「THE PARLOUR」は2017年4月下中に
無事にオープンする事ができました。
まだまだ、思い描いていたお店へはほど遠いですが、
しっかりと、あの頃、思い描いた景色へ向かって、一歩一歩進んでいきます。
これからもパーラーを宜しくお願いいたします。


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オープンして1ヶ月くらい経った夜にご来店頂いた2人の女性のお客様に、
「ここのワイン好きです」といわれた日の事は、今でも鮮明に覚えています。


僕は今日も元気です。

みなさん、こんにちは。

お元気ですか?
今日はパーラーメニューについて考えている事を書いてみようと思います。


【なぜパーラーのメニューが少ないのか】
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パーラーのメニュー数は周りの飲食店と比べて極端に少ないと思います。

なぜかというと、

多い方がすごい、偉いという価値観がないのが理由です。

多い少ないよりも丁寧とか信頼とかを大事にしたいと思っています。

もちろんお客様にとっては多い方が選択肢があって良いと思うのですが、

ただ選択肢を増やす為だけの何となくの一皿は嫌で。

しっかり理由のある、楽しんで、満足していただけるメニューがパーラーの理想です。



【理由があることを大事に】
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今流行っているからこのメニューを取り入れよう。

みんな好きだからフライドポテトはとりあえず入れておこう。

などといった理由でメニューを決めるのは嫌です。

ですがフライドポテトでも、僕の友人が鹿児島で作っているジャガイモを使って「こんなフライドポテト初めて!!」という驚きと発見と繋がりのあるパーラーの揚げジャガイモを考えたり提案したりする事は大好きです。


「この時期の、この素材を、こんな風に調理して食べたら最高だよね」

「東南アジアが好きなスタッフが生春巻きと自然派ワインの組み合わせをオススメしたい」

といったような自分たちにちゃんと理由があるコトを大事にしたいと思います。

「安さ・お得さ」よりも「丁寧・信頼」を大事に「発見と繋がり」のあるメニューづくりを心がけ、これからもチャレンジしていこうと思います。
自分たちが良いと思うものを、どうぞと胸を張ってオススメする。


「自分たちが通いたくなるお店」という視点を大事に。
デイリーで使いができる酒場を目指します。
すっごく美味しくてクオリティー高いけど肩肘張らずにワインをグビッと、つまみをお箸でサクサクッと頬張ることのできるカジュアルなお店。
そんな事をイメージしてパーラーを作りました。

・対価が同等ではなく、対価の価値が大きな空間、商品、サービスにこだわりたい。

ホテルやレストランのような非日常も素敵でカッコイイけどユースホステルや定食屋で凄く快適という状況を作りたい。


こんなことを企画書に書いていました。
みんなで力を合わせて快適な状況をつくります。

今日も僕は元気です。

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