ボカづくり35人

 8月に入ってもまだ大学は休みにあらず。1日から試験。成績もつけねば。
 5日は長野県寄宿舎教員研修会でのボカ造り。
 30人強の初めての方がほとんどだという事前情報。しかも時間は1時間ちょい。
 とすれば、下ごしらえが必要。
 基盤の処理はほぼクリアした上での実施。  
 今回から電池ボックス、基盤の接着をグルーガンではなく、マジックテープに。
 この案は確かVOCA王子の伝説のバナナVOCAで以前見たことがあった。
 グルーガンでの接着は楽だが、強度にはかなり問題。
 今回からは完全にマジックテープに移行を検討。
 ただ、スピーカの接着方法がマジックテープでは代用できない。
 今回はボンドで事前に取り付け。
 かなり仕込んでいって、合計6回ハンダ付けすれば完了。
 それでも十数本しか半田ごてが使えない条件で、約1時間で全員が成功。
 まあ、どうにかご希望には添えたか。

 
 


shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 09:14  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 

神の国紀行③

 伊勢神宮で身も心も清めた翌日は三重県立特別支援学校実践研究協議会へ。
 ICT分科会の恐れ多くも助言者を。
 報告された2校の実践はどちらもすばらしいもの。
ありきたりだけれど、ICTの実践で最も大事なのは、機器活用それにあるのではなく、それを使ってどのようなコミュニケーションが生まれたか、ということに尽きる。
 子ども達の姿を中心に語られた今回の報告は参加者にとって参考になったのではないだろうか。
 支援学校のICTに関する実践報告の後、グループでの討議、そして助言を、という流れだが、当然時間は押す。というか、むしろ杉浦のまとめはいらないかもと。
 それでも25分お時間をいただいたので、グループ討議の間に、ちょいちょいと作ったスライドでお話。 
 その昔、行動主義心理学を学ぶ中で、佐々木正美さんの言葉として(実は典拠を見つけられていないが)、
 Not achievement, But emotionという言葉を教えられたことがある。
 これは、できたこと、ではなく、できて嬉しいという気持ちを強化することが大事であるという意味だ。
 気持ちという切り口は実は行動主義的には論理矛盾があるが、教育的にはむしろそれを大事すべきといわれたことをよく覚えている。
 これをICTに換えて、コミュニケーションで言えば、
 機器を使って伝わったこと、ではなく、機器を使って伝わって嬉しいという気持ちを強化することが大事である。
 ということになるだろう。従って、機器は何でもいいわけだ。
 そんなことを少し確認させてもらってお話終了。
 
 そんなこんなでお役目終了。

 3日間の神の国紀行は終わった。  
 

shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 08:31  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 

神の国紀行②

 総合教育センターでのミッションが終われば、上田へ戻るー
のが普通だが、実は今回は翌々日にもお声を。
なので中日はオフ。

そこで、やはり三重までお邪魔しているのだから、お伊勢さんへ。
伊勢といえば式年遷宮にサミットとたくさんの観光客と警護のイメージがあって近づかなかった。
今回様々お世話いただいた三重教育委員会の先生から、今はピークがちょっと過ぎて、お参りするにはもってこいとのこと。
では、ゆっくりお昼頃に、と思ったら。その先生曰く、できるだけはやくとのこと。神様は早起きなのね。
それならばと5時に起きて、津から伊勢市へと向かった。
伊勢市駅にはいくらかの参拝客がいるものがわずか。
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まずは外宮から参拝ー
考えてみれば、伊勢参りは小学校の修学旅行以来。
まずは清めを。
その昔、占いに凝っていた頃は、清め場で必ず尺占い。尺を神水の中に入れてかき回し、手を離す。
そして流れによってくるくる回る尺が止まり、その柄が指す方向に歩いて最初に聞く言葉が箴言というもの。
興味のある人是非。
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そんなことはさすがに伊勢神宮でやったら罰が当たりそうなのでやめておこう。
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ほとんど人のいない神社はそれだけでパワースポット。何か日本にいないような気分になる。
次は内宮。こちらには丁度いい時間の始発バス。それに乗って。
天気が曇りのせいもあって、ますますしーんとした気分。
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何ともいいものだ。
結構外国人の姿がちらほら。
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どうなのかな、こういう雰囲気って。
せっかく来たからとまだほとんど店が閉じられた観光お土産道を歩いていると開いている店が。
そう。赤福本店。
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三重に来たから、桑名のハマグリ、松阪の牛肉に伊勢うどんと行きたい所だが、身体の中の爆弾がそれを許さない。サイゼリアでスープとパンの毎日。餅とあんこなら大丈夫。
古風な店内の小上がりで、赤福餅とお茶。
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川面を眺めながらしばしー
少し雨が落ちてきた中を帰路につく。
それでもまだ8時ぐらい。行こうと思えば、それこそ京都まで帰れるなと思いつつ、少しだけ、寄り道。
以前から見たかった宇治山田駅の駅舎。
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昭和のはじめに建てられたものらしい。近代建築は何故にこんなに美しいのか。
曲線と直線のコンビネーションがいい。
花弁をイメージしたものか、八角形の照明にしばし見とれる。
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そんなこんなでつかの間のお伊勢参りが終わった。








shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 07:45  | コメント(2)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 

神の国紀行①

 
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ご縁があって、昨年度に引き続き三重県からお声がけをいただく。
今回は総合教育センターでの研修。お題は「コミュニケーション障がいとICT」。
支援学校だけではなく、小中高と多様な参加者で中身に結構悩んでしまった。
一般的なお話を午前に。
午後は鈴鹿市の勝井先生の実践報告
勝井先生のお話がとても面白かった。先生ご自身曰く、機械が苦手。
それ故に、方法に縛られていない活用方法が、子ども達によく合っている。
この実践を見せていただいた上で、午後は活用研修。
ここのモチーフは「アポロ13」。
与えられた条件で、実践場面を想定した解決策を。
アプリ入りタブレット、アプリなしタブレット、ノートPC、紙。
靴紐の結び方、忘れ物、分数の割り算等々。出てきた支援策の多様なこと。
そうこれこそが大事。決まった答えがない中で、最大限コミュニケーションを図りながら
考える。タブレットと紙に違いがなくなる。
結構疲れたけれど、勉強になった一日だった。
  




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通常学級での特別支援教育

 

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最近多いテーマでのお話。U市内小学校からお声がけ。
 「そんなのは難しい」、「できることとできないことがある」等々、正直なご感想。
ごもっとも。則やってほしいなんて無理を言うつもりはないです。
しかし、自分も含めて、現状で由とする力が働きやすい。
とすると、あえて極端なお話をして、少し今を見直していただける可能性が大きい。
 先日ある会議で、次のような子どもの実態描写が。
「騒がしい所では落ち着かない」
「先生の話が長いと途中から聞いていない」  
「音に敏感でうるさいところでは落ち着かない」
特に最後の指摘について、少し聞いてみた。
子どもの実態はわかるが、例えば机や椅子の脚に
テニスボールをつけるようなことはしているかと。
すると、
「そういう方法は初めて知りました。」
あらら?これってすっかりポピュラだと思っていたんだけれど。
どの実態も、人類なら誰でもそうなんじゃないのか。

 またあるところでは、
「入試で使えないんだから、いくら書けなくて、読めなくてもタブレットは使わない方がいい」ってご意見。
そもそも学校は勉強を教えることが本務であって、入試への対応は本来の仕事ではない。
これが建前だっていうことは、百も承知だが、それにしても、社会の現象に迎合するにも程がある。
今の実態で学習を保障することに尽力する以外にやることはないはずなんじゃ?
思わず、「どのみち役に立たないというなら、二次方程式も、化学式も全て学ぶ必要がないし、もっと言うと、どのみち何を食べてもみんなウ○コになるんだから、おいしいもの食べても無駄で、ゴミでも食べろって、そういう意味ですか?」と聞いてしまった。

様々に変化する現状の中で、何を変え、何を変わらずに大事にするか。その見極めができることが専門性なんじゃないかと思うのだが。



shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 12:05  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 

森毅の「人間大学」

 
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その昔、Eテレを教育テレビと言っていた頃、「人間大学」という番組があった。立花隆や五木寛之、梅原猛等、錚々たる顔ぶれ。シリーズものなので、がっちり資料を見たりと割とお勉強テイストの番組。
 そこに登場した森毅センセー。「数学・文化・人生」ここで驚いたのが、森センセー、手ぶら。資料なし。全くの思いつきで話している。時折「えっとー」と言いながら、数学から社会、哲学、歴史までを縦横無尽。中世ヨーロッパの科学者の話をしていたかと思ったら、吉田山で迷ったから学問における迷走の大事さと危険に話が展開し、その危険性は、河原町で倶利伽羅紋々のお兄さんに出会うようなモンと笑ってる。そして、すごいのはこれで話が収まるのか、と思った瞬間「今日はこれくらいで終わりますわー」とエンディング。スタッフからはよくもまああんなに適当に話していていいタイミングで終われるなと感心されたらしいが、ご本人曰く「時間が来たから止めただけ」。このシリーズはその後本になったが、担当者が驚いた。適当に話しているだけだと思っていたら、編集してみると、きちんと全体のまとまりがあったという。
 今年もあちらこちらでお座敷をかけていただくことが多いが、ここ最近、少し気になる傾向が。
 内容を結構指定されるのだ。これこれこういう話をして下さいとか、○○に触れて下さいとか。
 当然、資料も事前に送れと言われる。
 勿論、特別支援教育の話はすることに違いはないが、その場のノリって結構大事。何気ない開始前の雑談から話が切り口が見つかることがある。そしてまたその方が、話もうまく進むし、聞いている人にとってもきっと印象に残るだろうし、研修としての意味があると思うのだ。
 ある意味では、特別支援教育って話の方向性は決まっている。障がいのある子ども達の教育なんて、適当にやっとけばいい、ってな話になるわけがない。
 研修を終えた後に、それぞれの先生方が、如何にその仕事に面白さと意味を見つけて少しでも前に進めてもらえるかにかかっているというものだと思う。
 あんまりあれこれ言うのなら、与えられた時間中、机の上にごろ寝して、資料とは全く関係ない特別支援教育噺を思いつくままにやってみようかな。
 歳をとったせいか責任感と羞恥心は社民党の議席ぐらいに減少ししとるからね。

shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 10:08  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 

長野県特別支援教育連盟佐久支部総会研修会

 
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昨年度から御依頼のあった上記の会でのお話。
 ここでもお求めの中身はテクノロジーなんだけれど、どうにもそれだけを話す気にならない。
 そもそも特別支援教育はってことから話し始める。
 支援機器の紹介もしたいけれど、ある意味そんなものはどんどん新しく変化するわけで、なんでもいい。
 ようは状況に応じてどんどん変化すること。これ。
 時間いっぱい頑張ってみたけれど、はてさて・・・
 それにしても、これは佐久だけではないんだが、「ニトロちゃん」を読んだことがある人がほぼ0。
 あんまり関心がないのかな。
 
    

shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 16:29  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 

中学生向け人権学習

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特別支援にまつわる研修会には今年度になってもいくつかお声を。
そんな中、中学校の人権学習にお呼ばれ。
 発達障がいについての理解促進って簡単に言うけれど、結構難しいお題。
公民館向けにやっているような「発達障がいの理解と支援」なんて内容では、きっと?だろう。
 あれこれ考えて、「『できる』『できない』『わかる』『わからない』はどこから来る?」と言う演題に。
 ICFの考えをもとに、環境からの働きかけ方に大きな影響を受けるというお話。
 よく使うネタとして、話題の転換についていけない疑似体験を入れるが、今回はそれを先生に。
子ども達がいとも簡単に答えられる問題に、先生が誤答連発。
そこに生まれるものは、嘲笑であることに、中学生自身が気づいてはっとしたようだ。
なんとなく笑ってしまうが、それがとても辛いものになることー
当たり前にできることが是とされる学校で、できないことがどれだけ恥ずかしく辛いことか。
これは想像しないとわからないだろう。
 どれだけ伝わったか心配だったが、一部感想を読ませていただくと、概ね
理解してくれたようだ。「できない人の努力不足ではなく、周りの努力不足」なんて書いている子もいて、先生達の授業のハードルを上げてしまったかもしれない。
 会場も柔道場だっただけに、真っ向勝負の50分だった。
 

 

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信州デジタルキッズラボ

 
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先週23日、デジタルキッズラボが開催。
 あらら、今回は誰も来ない?と思うほどの、申し込みなれど、どうも直前ダッシュが当たり前の緩さを知ってか知らずか、明けてみれば20人弱の参加が。
 
 一言で言うと、うーん、ここまで来たか、と同時にここまでしか来てないか、というもの。

 U養護やイエロー学校の支援学校、そして、そこ母艦にしての通常学校への支援には、正直心躍った。
 O先生、しましまさん、そして代表と、役者そろい踏みの実践とはいえ、いやー、痒い所に手が届いている、
というか、綿密に計画して、届かせているわけで。真似できないなと。いやいや、そう思いつつ真似したい!と叫びそう。
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しかし、同時にU市内の中学校での現状、ネット環境やら、学校によっては、校内コンセンサスの状況のあれこれをお聞きしていると、非常に厳しい展開であることがわかった。

終了後、しましまさんとも話したんだが、いよいよ、主戦場での戦いになってきた。
 
そう、うすうすみんな気づいていたこと。
 
困難さ、障がいの原点。

それは学校自身だったということ。

決まった教科を、決まった教科書で、決まった方法で教える。

ありとあらゆるものが多様性を飲み込みながら発展している世界なのに。

唯一蝸牛レベルの歩みである学校(それはもちろん大学も)が、その歩みの遅さによって障がい製造マシンに
なっているという事実。

緻密な作戦を大胆な方法でー

細かい支援を、大なたを振るうように。

ナウシカが世界を破壊したようなー

ここからはさらに難しく、そして面白い仕事が待ち受けているー

そんな相対的な局面がない混ぜになった不思議な感覚。

静かな会だったが、参加した人それぞれがこれからやるべきことを
確認できたんじゃないか。






 

shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 10:40  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 

CSUN2016参戦記final

わずか数日でしたが得たもの、考えたことがたくさんありました。
最も嬉しかった光景。
発表を聞いてくれた方にプレゼントしたKotoDama。
するとー
こんなもらったんだ!ほら、回転させると喋るんだよっ!
なにこれ!

自分はやはり、作ることで前に進めるんだということを改めて認識した時間ー
日常を離れてわかることがある。
また行けたらいいな。〈完〉




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