トップページ » 2019年08月
2019年08月

Farewell!信州カンファ2019☆5

  そこまで、やはりこのワードはNGなのかと感じた。そう、あきらめの特別支援教育。
   話を聞いて、どうこうではなく、教育にはあってはならないという感じ。出てきただけでアウトです、的な受けとめが多く、驚いたし、正直がっかり。
   ブログ記事にも書いたけど、 AACって、ノーマルな方法をある種あきらめた上で別ルート、ワープ航法的な抜け道的な感じがあり、その哲学が既存の教育技術、すなわち西川きよし的コツコツスモールステップをぶち壊しにしてるようで、清々しくさえ感じていたのだが、多くの人はまたそこでも、あきらめずコツコツ行きたいとは仰天。緩さ基調のカンファにも正しさと謹直さの王蟲が侵入してきた頃合いにやはりカンファはやめて正解だったと、思わざるを得なかった。
IMG_2320

   


shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 00:00コメント(0) この記事をクリップ! 

Farewell!信州カンファ2019☆4

  お昼を挟んで、荒波シリーズ。
いやはや、このコーナーを通じても、やはり少しずつではあるけれど、改善されとるのねということ。しかし、まだまだということも。よくよく整理しておきたいのは、あることが許されるようになりました、というとさもよかったように感じるが、そもそもそんな許可を必要とするものなのか、という大枠自体を疑うことは忘れたくない。運動会の練習が楽になりました、ということは、確かにいいんだろうが、そもそも練習は必要か、はたまた運動会は必要か、ということも俎上にあげる必要はないかということ。
  感覚的な疑義や疑問、そして愚痴や不平不満。これらは最近、その見てくれの不細工さ故に否定されているような気がする。しかし、不細工で格好悪いことはそんなに駄目なのか。そういった感覚的なマイナス反応こそ大事じゃないかとも思う。正当な反論のフォーマットに合わせるうちにしっかり毒を抜かれてはいまいか。議論が噛み合わないということもまた議論なのでは。いずれにしても、社会の変化相応に、学校のあれこれが変わればいいな。数十年後、あんなことを議論していたとはと笑い話になってくれていることを心から願う。
IMG_2317




shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 00:00コメント(0) この記事をクリップ! 

Farewell!信州カンファ2019☆3

   カンファ前、その後もあちこちにお邪魔する巡業が続いている。このカンファ関係の記事の一部はその途中で書かれたものが多い。本体の仕事のものや依頼をいただいての講習や講演。何かしらのお話をするという点では同じはずなのに、カンファのそれとはお話する際の気持ちが違う。立場的には、あまりよろしくはないらしいが基本的には、どこでも話したいことを話している。が、しかし、カンファでのそれはまとまりや結論を明らかにしないものばかり。特に今年の卵を立てる話についてはその傾向が強い。本歌は「たのしい授業」。このプロットを知った時、大学生相手にやってみたいと思った。念ずれば叶う、で実際に1年生は相手に卵を立てる事をやったことがある。
コロンブスの卵の逸話。
この逸話がいつの間にか卵は立たないもの、という認識を生み出した。
それを破るのは懐疑的精神と実験。
大学生にはこのあたりをわかって欲しくて力を入れた。今回はあまりメッセージは強く出さなかったからか、単なるアトラクションと捉えられただけみたいな印象。正直なところ、物見遊山的な参加者が多かったように感じたのも事実。ラストというバイアスの悪影響だと思うが。最近さまざまな場面で感じることが多い。非常に表明的な理解というか。いろいろいいたいことはあったけど、伝わらないなら、それでいい。それもラストに相応しい。
IMG_2316



shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 00:00コメント(0) この記事をクリップ! 

Farewell!信州カンファ2019☆2

   唯一と言ってもいい杉浦の仕事。それはブログ「実行委員長に聞く」。この始まりは何だったか記憶していない。
   ただ単に、こんな内容ですなんてカンファの紹介では芸がないし、対談している方が話があちらこちらに飛んで楽しい。おしゃべりスギちゃんと言われることが多いが、実は自分から話すよりも、どこまでもパッシブに質問されとるうちに、どんどん考えが出てくる感じ。その最たる例がslideのボカサミットでの代表、ぽっしゅん本田、ボカ王子との掛け合いや、学校脱力化での原さんとの話。特に後者はデジタル化した音声データがあるが、これがなかなか楽しい。久しぶりに探して聞き直すかな。またこういった座談ってリードする人の裁量がかなり要求されるが、この点ですごいのが代表。うまいところに次々とボールを打ち分ける落合の内野ノックみたい。代表のノックに左右に振られているうちに自分の考えが見えて来て、また他者と重なりに気づいたり。信州カンファの10年そのものがそんな感じとも言えるかもしれない。
   よく誤解されてるのが、実行委員長に聞く、のインタビュアが本田先生だと思われていること。いやいや、本田先生はあんな普通な返しはするわけないでしょ。あくまでも杉浦の二人羽織。とはいえ今回本田先生から文字数が実は11万字聞いて驚いた。毎回、毎年のことなんだが、書く内容を決めてキーボードを叩くことはない。書き始めることで徐々に今考えてることが浮かび上がってくる。''最近どう?"'どうもこうもないよ"なんて風に何もないところから話が出てくる。このインタビューがあったから自分の考えみたいなものの方向が生まれ、カンファやスイッチラボで話す中身が生まれた。最終巻を読み返してみる度に、このテイストの特別支援教育本っていいなと思う。
IMG_2401




shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 00:00コメント(0) この記事をクリップ! 

Farewell!信州カンファ2019☆1

  公民館でのミーティング以降は、雑誌slide9の画伯のマンガにもある通り、メールでのやり取り。つまりはそのすべては本田先生の手になる。以前は会計部分は杉浦が担当したこともあったが、悲しいくらいにできない。結局仕事のできる人に集まってしまうのは本当に 申し訳なかった。
   これまた老人の繰り言になるが、カンファ開始時は本田先生と杉浦が激しくメールをやりとりするだけでカンファすべてを決定。
    参加した人全てが気づいていると思うが、杉浦は本当に飾りだけの実行委員長。でもそんな立場に偶然にもなれたことは本当に幸せなことだった。
    はてさて、あまり何かが決まらない打ち合わせが終わった後のメール合戦を通じて、大喜利、お土産等が決まると後はただひたすらに当日を待つことになるのである。
IMG_1925


   


shinshu_switch_labshinshu_switch_lab  at 00:00コメント(0) この記事をクリップ!