2013年01月

看護師1人のみの訪問看護事業所の開設申請を受理/石巻市

 宮城県石巻市は29日、同県内で初めて、看護師1人のみの訪問看護事業所の開設を認めることを決め、市内の看護師の申請を受理した。

 事務手続きなどに1週間ほどかかるため、早ければ来週にも開業できるという。

  訪問看護事業所は、常勤換算で2・5人以上の看護師などを配置しなくてはならないが、震災後の特例措置として人員基準が引き下げられ、現在は宮城、岩手、 福島の3県についてのみ、市町村が認めれば看護師1人で開設できる。特例措置は当初、昨年2月末までとされていたが、2度延長され、現時点では今年3月末 までとなっている。

 申請が受理されたのは石巻市の看護師佐々木あかねさん(28)。一昨年8月に最初の申請を行ったが、同市は「既存の事業所でサービス提供が可能」として受理せず、その後の2回の申請も不受理とした。

 4回目の申請で受理した理由について、同市介護保険課は、「訪問看護の需要の高まりで、既存の事業所では人手が足りないと判断した」と説明する。

 佐々木さんは「地域に根づくよう、頑張りたい。特例措置がまた延長されることを期待している」と話している。

 岩手、福島両県ではこれまで、看護師1人の訪問看護事業所の申請は計6件受理されており、そのうち岩手県一関市と福島県南相馬市の2人が現在も訪問看護を続けている。

(2013年1月30日 読売新聞)

ドクターヘリの運行について/秋田赤十字病院/の場合

 秋田県の委託で秋田赤十字病院(秋田市)が運航するドクターヘリが23日、運航開始から1年を迎えた。

 出動件数は運航前に想定された年間約300件の半数近い163件(試験運航期間含む)にとどまっている。出動を要請する各消防本部側が出動要請をためらったことなどが背景にあるとみられ、同病院は今後、改善策を検討する。

  ドクターヘリは、脳や心臓の疾患、交通事故など重篤な患者を速やかに搬送できるため、救命率の向上が期待される。同病院が基地病院となり、国と県から補助 を受けて運航を始めた。出動要請の基準は、脳卒中の疑いなど運用指針で示されており、県内各消防本部の要請で出動することになっている。

  同病院のまとめによると、23日までの出動要請件数(試験運航期間含む)は212件で、実際に出動したのは163件だった。内訳は救急現場出動が91件、 転院などの施設間搬送が64件、ヘリ離陸後の要請キャンセルが8件だった。要請を受けたが出動しなかったのは49件。理由別では天候不良が34件を占め た。

膵臓がんの抗がん飲み薬の効果

膵臓(すいぞう)がんの手術後、再発予防のために行う抗がん剤治療について、県立静岡がんセンターは23日、標準的に使われている抗がん剤より、消化器がんに広く使われている飲み薬・TS―1(ティーエスワン)のほうが生存率が上がるという臨床試験の結果を公表した。

 米国臨床腫瘍学会で発表される。

 同センターによると、この臨床試験は2007年4月~10年6月、全国33医療機関で、膵臓がんの切除手術を受けた患者385人を対象に実施。現在の標 準治療に沿って塩酸ゲムシタビン(製品名ジェムザール)を点滴する患者と、TS―1を飲む患者に分け、状態を調べた。その結果、TS―1は2年生存率が 70%で、塩酸ゲムシタビンの53%より17ポイント高かった。再発のない生存期間の目安となる「無再発生存期間中央値」は、塩酸ゲムシタビン11・2か 月に対し、TS―1は23・2か月と1年長かった。

終末期の患者を「チューブの人間」と表現/麻生副総理

麻生太郎副総理・財務相は21日に開かれた社会保障国民会議で、終末期医療にふれる中で「さっさと死ねるようにしてもらうとか、いろんなことを考えないといけない」などと発言、終了後に撤回した。

  麻生氏は終末期医療や延命治療に言及した際、終末期の患者を「チューブの人間」と表現し、「私は遺書を書いて『そういうことはしてもらう必要はない。さっ さと死ぬから』と書いて渡してある」と発言。さらに「いい加減死にてえなあと思っても、『とにかく生きられますから』なんて生かされたんじゃあ、かなわな い。しかも、その金が政府のお金でやってもらっているなんて思うと、ますます寝覚めが悪い」などと述べた。

 会議の終了後、記者団に対して、「個人的なことを申し上げた。終末期医療のあるべき姿について意見を申し上げたものではない」と釈明した。その後「国民会議という公の場で発言したことは、適当でない面もあった」として、議事録から発言を削除する意向を示した。

インフルエンザの患者が昨年の2倍に/国立感染症研究所まとめ

インフルエンザの患者が急増し、患者数が昨年同期の2倍近くに上っていることが、国立感染症研究所のまとめで18日わかった。

 専門家は本格的な流行に入ったとみて、マスクの着用や手洗いなど感染拡大の防止を呼びかけている。

 感染研などによると、全国約5000か所の医療機関から今月7~13日の1週間に報告された患者数は、1医療機関あたり平均12・07人で、前週の3倍に増えた。20歳以上の成人が65%を占め、ウイルスの型はA香港型が8割強となっている。

  都道府県別では、群馬県で同27・71人、茨城県で同25・88人、千葉県で同22・52人と、関東地方で患者が多い。佐賀県で同19・97人、愛知県で 同14・14人など九州、東海地方も多い。9県で警報レベル(同30人以上)、38都道府県で注意報レベル(同10人以上)の地域がある。

(2013年1月19日 読売新聞)

服用量を少しずつ増やせる便秘薬発売

大正製薬は、服用量を少しずつ増やせる便秘薬「コーラックファースト」を発売した。便秘薬でおなかが痛くなることを心配して、服用を敬遠していた若い女 性らに使ってもらうのが狙い。1錠あたりの有効成分量を従来品の半分に減らし、1回の服用量を1錠から4錠まで調整できるようにした。

インフルエンザ警報発令

 愛知県は16日、県内にインフルエンザ警報を出した。発令は昨シーズンより1か月ほど遅く、県は「帰宅後のうがい、手洗いを徹底してほしい」と呼び掛けている。

 県は、県内の医療機関195か所を発生動向調査の対象としており、13日までの1週間に半田保健所管内で、定点観測している1医療機関あたりの患者報告数が、警報基準の30人を上回り、30・33人となった。県下全域では14・14人だった。

(2013年1月17日 読売新聞)

メラトニンでぐっすり睡眠

60歳以上の不眠に効果絶大なのが、メラトニン。睡眠薬よりも自然な選択肢だ。
http://www.bihadahime.mobi/p3/

使えるホルモンは唾液で検査する

ホルモンの分析材料は、基本的には血と唾とオシッコの3種類。夫々に利点と欠点があり、目的によって最適な材料を選ぶ必要がある。クリニックでは全て検査可能だが、お手軽入門編なら唾液検査をおススメしている。簡便で安価に活性のある=使えるホルモン量のを測定出来るからだ。
  主に副腎皮質、卵巣、そして精巣で産生されるステロイドホルモン類は、血液中では蛋白質と密接に繋がっているもの(結合型)が大部分を占める。実はこの結合型は非活動型で、もしもの貯金的存在に過ぎない。これに対し実際的にホルモンとして働いてくれるのが、”非結合型”だ。freeなので細胞受容体と結合し、ホルモンとして作用する。
  血液で測定出来るのは結合型と非結合型の合計量、つまりホルモンの総資産額なのに対し、唾液は実際に使える現金(非結合型)だけを測定出来るのだ。

iPS細胞研究に10年間で約1100億円

政府は10日、様々な細胞に変化する能力を持つiPS細胞(人工多能性幹細胞)を利用した創薬や再生医療を加速するため、10年間で約1100億円の長期的な研究支援を行うことを決めた。

 下村文部科学相が同日、iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥・京都大教授と懇談し、表明した。日本発の革新的な研究成果を世界に先駆けて実用化し、国際競争力の強化につなげる姿勢を国家戦略として明確にする。

 iPS細胞の研究開発政策を担当する文科省が、今年度の補正予算案で、研究拠点となる京大iPS細胞研究所の研究棟新築などに約200億円を計上。さらに新年度から10年間、国内の広範なiPS細胞研究を対象に、毎年約90億円ずつ継続的な支援を盛り込んでいく。政権交代で予算編成が仕切り直しになったことを受け、文科省が表明済みだった支援規模(約200億~300億円)を大幅に拡充する。

(2013年1月11日 読売新聞)

ニキビ跡改善

フラクセルとは波長1.54nmのレーザー光線(microbeams)でミクロン単位の穴を一定間隔で開ける、つまり皮膚に傷を付ける事で、それを治そうとする創傷治癒機序過程に便乗してニキビ跡を目立たなくしてしまおうと言う方法だ。繰り返し行う事で可なりニキビ跡は目立たなくはなるが、エッジ立ってしまったくっきり&しっかりのクレーター様ニキビ跡の改善は難しい。
  炭酸ガスレーザーによる面取りを併用すると、ぐ~んと効果がUPする。

ニキビ治療

ニキビって、結構奥が深い。例えばって? ケミカルピーリングなんて手技はニキビの定番的治療法として知られているが、ピーリングやってる間はニキビが出来なくて調子が良かったのに、止めたら再発なんて話を聞いた事ない? 毛穴を塞いでいる角質を、そりゃピーリングで剥いでしまえば、脂が溜れる筈もなく、当然バイ菌の餌食にはなりえない。だが、もしあなたが亜鉛やビタミンAが不足していて、角質を過剰に作り易い状態に傾いているなら、それを根本から是正しない限り、他力本願的にケミカルピーリングを行ったところで、止めれば元の木阿弥だ。病院で、ケミカルピーリングで大量に溜まった借金=角質を除去して時間を稼いでる間に、する事しなきゃ治んない。 
  …こんな小姑のような事をちまちまやって行くのが、病院のお仕事なんだ。

民間ハンセン病療養所が閉所/熊本市

入所者がいなくなったことを理由に約114年の歴史に幕を閉じることになった熊本市西区の民間ハンセン病療養所「待労院(たいろういん)診療所」が10日、閉所した。

 待労院診療所は1898年(明治31年)、布教で熊本を訪れていたフランス人司祭が開設。まだ国立の療養所がない時代で、「非人道的な生活」を余儀なくされた患者の救済に当たった。

 国の強制隔離政策に伴って入所者は1948年に121人に達したが、社会復帰や高齢化を背景に年々減少。昨年11月末に最後の1人が合志市の国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」に移ったため閉所が決まり、4人いた職員も同12月末で退職。現在は、元院長補佐の女性らが資料の整理など残務処理にあたっている。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=70994

いわき市立病院、完成を2年前倒し

福島県いわき市は7日、新たに建設する市立病院について、病院本体の完成時期を2016年度内とし、当初の想定より2年前倒しすると発表した。新病院は地域の医療水準の向上や災害対応力の強化を図るためで、早期完成を求める市民の声に応えた。

  この日に発表した基本計画によると、新病院は、現在の市立総合磐城共立病院(いわき市内郷御厩町)の敷地内に建設する。総合診療科を新設し、地域医療機関 からの紹介患者の受け入れを円滑に行う。がんや脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患の医療態勢も充実させる。建物は免震構造にするほか、ヘリポートを 設置し、災害拠点病院としての機能を強化する。

 病床数は将来的な人口減少を考慮して、現在より約160床少ない670床程度となる。一方、緩和ケア病棟を20床新設し、ICUや産科病棟もそれぞれ増床して、先進医療や救急医療の質を高める。

九州国際重粒子線がん治療センターの治療費の補助を検討/佐賀県

佐賀県の古川知事は4日の年頭の記者会見で、5月にオープンする鳥栖市の「九州国際重粒子線がん治療センター」について、高額が見込まれる治療費の補助を検討していることを明らかにした。

  知事は、センターの利用促進に関し、「専門医療機関への周知やインターネットなどの口コミ情報を意識していきたい」と強調した。その上で、患者への支援策 について、「補助金や貸し付け制度など、県民が利用しやすい環境をつくりたい」と述べ、来年度当初予算案に関連経費を盛り込む考えを示した。

  また、林農相が年末に潮受け堤防排水門の開門調査を開始する方針を示した国営諫早湾干拓事業(長崎県)に関連し、「1月前半にも農相らに会い、(早期開門 を望む)県や漁業者の思いを伝えたい」と語った。一方で、長崎県側が開門に反対している点については、「国の調整に期待したい」と述べるにとどめた。

(2013年1月5日 読売新聞)

シワ・たるみは、年齢不詳の美魔女の最大の敵

シワ・たるみは、年齢不詳の美魔女の最大の敵だ。
  そこでまず、たるみ対策。重力に逆らう生き方のご提案だ。フェイスリフト(手術)には敵わないけど、術後のダウンタイムと効果を天秤に掛ければ、手術以外って選択も十分ありではないのだろうか。
  そして、シワ対策。夕方、化粧室でファンデーションが皺で撚れてしまっている自分に愕然としたら…、考慮すべき時期だろう。
  併せて歳と共に広がる毛穴の改善が加われば、美魔女力は更にアップ。
http://www.bihadahime.mobi/p5/

遅延型フード(食物)アレルギー

  腸内細菌の乱れの原因の一つとして挙げられるのが、遅延型フード(食物)アレルギーである。細胞が慢性的に炎症が続き、原因不明の体調不良や、慢性的な疲労感、慢性的なアレルギー疾患等々を引き起こすのだ。
  原因としては経口免疫耐性の不足、ストレス、抗原の過剰、消化不良、腸内微生物の不均衡、免疫の弱体等が挙げられる。抗体は約半年で半分になる為、レベルにより半年から3か月間の原因食材の除去が治療の基本となる。
  検査はアメリカの検査会社で行う為、結果が戻るのに約3週間程度の日数を要する。

ノロウイルス食中毒で営業停止/東京プリンスホテル

東京都は4日、ノロウイルスによる食中毒を起こしたとして、港区の東京プリンスホテルのレストラン「ポルト」に同区が3日間の営業停止処分を出したと発表した。

  都によると、ポルトで先月12~13日に食事をした76人が下痢や吐き気などの症状を訴え、26人からノロウイルスが検出された。調理師ら従業員19人からもノロウイルスが検出された。いずれも回復している。

クリントン国務長官はエコノミークラス症候群?

米国務省は12月30日、脳しんとうを起こして療養中のクリントン国務長官(65)が同日、回復を調べるための検査で血栓が見つかったため、ニューヨーク市内の病院に入院したと発表した。

 血栓溶解剤を投与し、48時間経過を観察するという。

 血栓ができた部位は不明だが、米CNNテレビは専門医の話として、「溶解剤で治療していることから、深部静脈血栓症とみられる」と報じた。深部静脈血栓症は、長時間同じ姿勢のままでいることにより、脚の静脈に血栓ができるもので、エコノミークラス症候群とも呼ばれる。

(2013年1月2日 読売新聞)

AEDで人命救助

自動体外式除細動器(AED)を使うなど的確な心肺蘇生術で高齢者を救ったとして、宮崎市は宮崎ケーブルテレビ社員・塩崎浩則さん(36)ら4人に感謝状を贈った。  他に表彰されたのは、電気工事会社「明光社」社員・小玉愛(ちか)さん(27)、宮崎地区交流センター職員・小松研一さん(61)、同・松尾早穂(さお)子さん(54)。  宮崎市吉村町の宮崎地区交流センターで10月28日、男性(83)が絵画鑑賞中に突然倒れ、心肺停止状態に陥った。センターにいた4人は連携し、119番通報や備え付けのAEDの使用、心臓マッサージなどを適切に行い、救急車が7分後に到着するまで心肺蘇生の対応を取った。男性は11月に退院し、センターの絵画教室に通うまでに回復した。
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