鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の人への感染が、世界で初めて中国で確認されてから30日で1カ月。感染地域は中国東部から他の地域へと拡大し、台湾でも感染者が見つかった。大流行にはなっていないが、感染者は127人に増え、うち24人が死亡した。
日本もウイルス侵入に備え、強制入院などの対策が可能になる政令を5月6日に施行することを決め、警戒を強めている。
中国当局は3月30日に最初の感染者を確認。同31日に公表して以来、毎日のように感染者が増えている。
当初は上海市と江蘇省、浙江省に集中していたが、4月半ばから2市8省に拡大した。