2013年06月

医療法人と個人経営の分かれ目はお子さんの教育問題

医業は、売掛金が確実に回収できますから倒産の心配が少ない業種です。きちんと患者さんが集まれば、資金繰り的にも他の業種に比べれば厳しくありません。

そこでクリニックの税務上で大きな問題は、医療法人になるか、個人経営のままで発展するかということです。
医療法人になれば税務上の優遇もある程度受けられますが、これはドクターの考え方次第です。
そこで大きな要因になってくるのが、お子さんの教育です。お子さんが医学部を卒業すれば、その後医療法人成りを考えるドクターも少なくありません。

浅野税理士事務所 愛知県 名古屋 

医療法人と個人経営の分かれ目はお子さんの教育問題

医業は、売掛金が確実に回収できますから倒産の心配が少ない業種です。きちんと患者さんが集まれば、資金繰り的にも他の業種に比べれば厳しくありません。

そこでクリニックの税務上で大きな問題は、医療法人になるか、個人経営のままで発展するかということです。
医療法人になれば税務上の優遇もある程度受けられますが、これはドクターの考え方次第です。
そこで大きな要因になってくるのが、お子さんの教育です。お子さんが医学部を卒業すれば、その後医療法人成りを考えるドクターも少なくありません。

浅野税理士事務所 愛知県 名古屋 

「胃ろう」や人工呼吸器、希望されず

 末期がんや認知症が進行して衰弱した場合、一般人の約7割が、おなかに穴を開けてチューブで栄養を送る「胃ろう」や人工呼吸器を希望しないことが、厚生労働省が27日発表した終末期医療についての意識調査でわかった。

 調査は3月、20歳以上の男女5000人に調査票を郵送し、2179人(回答率44%)から回答を得た。

 末期がんの場合、水分補給の点滴は61%が「望む」だったが、胃ろうは「望まない」が72%、人工呼吸器も67%が「望まない」と回答。認知症の場合は、点滴も「望まない」が40%で「望む」は47%。胃ろうや人工呼吸器は、7割以上が「望まない」だった。

 治療方針などをあらかじめ記載しておく「事前指示書」は、70%が賛成した。ただし、実際に作成している人は3%だった。

肥満の人に肝がんの発症が多い、原因は腸内細菌


 肥満によって増えた腸内細菌が、肝臓がんを発症しやすくすることを、がん研究会がん研究所(東京都江東区)などの研究チームがマウスの実験で確認し、 26日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に発表する。人間も同じ仕組みで肝がんを発症するケースが考えられ、研究チームは「腸内細菌の増殖を抑制すれば、 肝がんの発症予防につながる可能性がある」と話す。

 肥満の人に肝がんの発症が多いことは知られている。研究チームは、太らせたマウスの便を調べたところ、特定の腸内細菌が通常の3000倍以上も増えていた。抗生物質で腸内細菌を殺すと、肝がん発症率が下がった。

 腸内細菌を殺した場合、修復できないDNA(デオキシリボ核酸)の損傷が起きた「肝星細胞」が減っていた。この肝星細胞の働きを調べた結果、種々のたん ぱく質「サイトカイン」を分泌していることが確認された。このうち炎症を起こすサイトカインを作らないように遺伝子を改変したマウスでは、肝がんの発症率 が下がった。

iPS細胞で「加齢黄斑変性」を治療する臨床研究を了承

厚生労働省の「ヒト幹細胞臨床研究に関する審査委員会」(委員長=永井良三・自治医科大学長)は26日、理化学研究所などが申請していたiPS細胞(人工多能性幹細胞)で目の難病「加齢黄斑変性」を治療する臨床研究の実施を条件付きで了承した。

 厚生科学審議会科学技術部会や厚労相の承認を経て、来年夏にも治療が始まる。山中伸弥・京都大教授が2007年に人のiPS細胞作製を発表してから約6年で、iPS細胞を使った世界初の再生医療の実施に向け、大きく前進した。

 対象となるのは、50歳以上で薬など既存の治療法が効かない患者6人。理研の高橋政代・プロジェクトリーダーらは、患者の皮膚の細胞からiPS細 胞を作り、網膜の細胞に変化させてシート状に加工したものを目に移植する。4年間経過を観察して、安全性と有効性を確かめる。先端医療センター(神戸市) とともに2月末、厚労省に臨床研究の承認を申請した。

風疹ワクチン、8月末に不足

 国立感染症研究所(東京)によると、風疹患者数は今春から急増し、5月は全国で毎週800人以上の患者が報告された。今月9日までの1週間では517人に減ったが、ピークを過ぎたかどうかは「まだ何とも言えない状況」という。

 こうした中、妊娠を望む女性や妊婦の夫に予防接種の費用を助成する市区町村が拡大。5月初め、市区町村に補助を出していたのは東京と千葉、神奈川の3都 県だったが、その後は大阪府や愛知、兵庫、奈良、和歌山各県などが始め、京都府も関連議案を府議会に提案中。大阪府では全市町村が助成制度を設けた。

 これを受け、乳幼児への定期予防接種を除く任意での接種回数が急増している。厚労省によると、例年は年間30万回だが、今年は5月だけで32万回に上った。


 予防接種のワクチンには、風疹単独用のものと、はしかとの混合の「MRワクチン」がある。単独用は生産量が少なく、予防接種では主にMRワクチンが用いられているが、月35万回を超えるペースが続くと、8月末には不足する見込みだ。

 兆候はすでに出ており、大阪市天王寺区の「おおつかレディースクリニック」の大塚志郎院長は「以前は販売業者に注文すれば翌日届いたが、今はいつ届くかわからない状態」と話す。

 卸売販売会社「スズケン」(名古屋市)は「すべての注文に応えられない状態で、出荷調整している」。子会社が風疹ワクチンを製造する製薬会社「第一三共」(東京)は「需要がここまで膨らむのは想定外だった」とし、今年の製造計画量を2年前の2倍に増やした。

がん治療の1万人納得度調査スタート

 厚生労働省は今年から、がん治療を受けた患者が病院の対応に満足しているかどうかを探る大規模調査に乗り出すことを決めた。

 がん治療を担う全国の拠点病院で、患者への情報提供や相談体制への受け止め方を1万人以上に質問する。国がこうした調査を行うのは初めてで、同省は結果を診療体制の改善や国の施策作りに役立てたい考えだ。

 調査では質問用紙を使い、入院患者が受診時から退院後の通院治療までを通して医師や看護師らの対応をどう感じたかを尋ねる。

風疹の抗体検査を呼びかけ/産科婦人科学会

 妊娠中の女性が感染すると生まれた子どもに障害が出るおそれがある風疹。その予防接種は、妊娠適齢期を迎えている男女の接種率がともに低くなっていま す。また、子どものころに風疹にかかったと勘違いしていたり、ワクチン接種をしても十分な免疫ができていない人もいるということです。

 このため、日本産科婦人科学会は不妊治療のクリニックなどに対し、妊娠を希望する女性に風疹の抗体検査を行って十分な免疫があるか調べるよう呼びかけることを明らかにしました。

鍼灸

鍼灸(しんきゅう,Acupuncture and Moxibustion)とは、身体に鍼や灸を用いた刺激を与えることで、多様な疾病への治療的な介入や健康増進を可能とする医療技術であり、日本では「医師」の他「はり師」「きゆう師」がこれを行える。

鍼灸 鍼灸2 鍼灸3 鍼灸4 鍼灸5 鍼灸6 鍼灸7

筋ジストロフィーの発症にかかわる生理活性物質発見

 筋肉が徐々に衰える筋ジストロフィーの発症に、細胞内にあり、発汗のコントロールなど体内でさまざまな働きをする生理活性物質「プロスタグランディン」 がかかわっていることを、神戸大大学院の竹島泰弘特命教授(小児科学)らの研究グループが発見し20日、発表した。オランダの医学雑誌「クリニカ・シミ カ・アクタ」に掲載された。

 竹島特命教授は「プロスタグランディンによる炎症を抑える薬剤は多く存在しており、筋ジスの治療に役立つ可能性がある」と話している。

 筋ジスは遺伝子異常で筋力が低下する病気で、幼児期に発症。筋細胞の壊死(えし)と再生を繰り返して筋肉の萎縮(いしゅく)が進むが、発症の仕組みは十分に分かっていない。

 プロスタグランディンは血圧を安定させるなど多岐にわたる役割があり、筋肉の炎症や発熱にもかかわっている。研究グループが4~15歳の患者と健常者 で、尿に含まれるプロスタグランディンの代謝物質を測定した結果、患者の代謝物質が増加し、歩行障害が進行する8歳以降で特に増えたという。

新種コロナウイルス、サウジの病院で人ヒト感染

 中東を中心に広がっている重症急性呼吸器症候群(SARS)と同じ新種コロナウイルスについて、サウジアラビア保健省やカナダ・トロント大などの国際チー ムは19日、サウジの病院で人から人への感染が起きたと発表した。昨年9月以降、中東から欧州に拡大、計38人が死亡しており、世界保健機関(WHO)は 警戒を呼びかけている。

 国際チームは4~5月、新種ウイルスの感染者が相次いで出たサウジ東部の病院で感染状況などを調べた。この結 果、透析室や集中治療室などで患者から患者へ広がっていたことが分かった。医療従事者に感染したケースもあった。2003年に起きたSARSの大流行で は、医療機関での集団発生から感染が広がったと考えられている。

向精神薬の依存、疾患の治療中に発症

 ベンゾジアゼピン(BZ)系といわれる向精神薬の依存や乱用に陥った患者の8割以上が、アルコール依存など別の疾患の治療中に発症していたことが、国立 精神・神経医療研究センター(東京都小平市)の調査で分かった。BZ系は用量内でも乱用・依存に陥る可能性が指摘され、欧米では処方を避ける傾向にある。 診察せずに処方されたケースも4割あり、調査した専門家は、医師の不適切な処方が発症につながったと指摘している。

子宮頸がんワクチンの接種方針転換、保護者や医療機関が混乱

子宮頸がんを防ぐため、国はこれまで、ワクチンの接種を呼びかけてきたが、ここへきて一転、「積極的には、お勧めしていません」と発表した。この突然の方針転換に、保護者や医療機関の間に混乱が起きている。
娘を持つ母親は、「副作用が怖い」、「(副作用が)怖いので、やめようかなと」と話した。
子宮頸がんワクチンの接種をめぐり、娘を持つ母親から上がる不安の声。
厚生労働省では、子宮頸がん予防ワクチンについて、定期接種を続けながらも、積極的には勧めないというパンフレットを作製し、積極的な接種の呼びかけを一時中止することを決めた。
日本で、年間およそ2,700人が亡くなっている子宮頸がん。
2013年4月から、子宮頸がんワクチンが定期接種に追加され、小学校6年生から高校1年生までの女子を対象に、原則無料で接種が行われている。
ところが先週、厚労省の検討部会が、突然の方針転換を決めた。
桃井 真里子座長は14日、「より、安心をして接種していただくために、積極的勧奨を一時差し控えて、早急に情報を収集する」と話した。
積極的な接種の呼びかけを一時中止する。
ワクチンの接種後、体の痛みや、しびれなどの報告が相次いでいた。
娘がワクチン接種した、東京都内に住む主婦・松藤美香さんは「(厚労省の決定は)小さな1歩だったけれども、(ワクチン接種)中止に向けては大きな1歩だったと思っています」と話した。

けいれん性発声障害

 自分の意思に関係なく声が出にくくなる難病「けいれん性発声障害」(SD)の患者らでつくる「S.D.C.P発声障害患者会」(事務局・千葉県市川市) が、症状や患者の置かれた実情などを紹介するリーフレットを作成し、全国の学校現場への配布を始めた。周囲の誤解からいじめを受けたり不登校になったりす るケースもあり、「病気だと知ってほしい」と訴えている。

 SDは声帯が勝手に閉じて声が出せなくなる原因不明の病気で、声が詰まったり震えたりする。多くの患者を治療する新宿ボイスクリニック(東京都新宿区)の渡嘉敷亮二院長によると、患者は全国で少なくとも推定約2万人に上るという。

 10~30代の女性の発症が多く、外見上は健常者と見分けが付きにくい。あがり症と誤解されたり、精神障害と誤って診断されたりすることもある。会社員 になってから発症した田中美穂・同会代表(46)は「会員の多くは授業で答えが分かっているのに言えない、声が出づらい様子を同級生らにまねされるなど、 学校でつらい思いをしてきた」と明かす
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130616-00000010-mai-soci

歯周病とアルツハイマー

「アルツハイマー病の進行を食い止めたり、その予防に“歯周病治療と予防”が大きな役割を果たす可能性があることを、今回の研究結果は示しています」と語 るのは、名古屋市立大学大学院の道川誠教授だ。この研究は5月31日から開催された日本歯周病学会で発表され、世界中から注目を集めている。

「今回の実験では、人工的にアルツハイマー病に罹患させたマウスを2グループ用意し、その一方だけ歯周病に感染させました」と愛知学院大学歯学部・野口俊 英教授は言う。そして「そのマウスを解析した結果、明らかに歯周病を発症したマウスのほうが認知機能障害が増悪していたことがわかりました」と道川教授。

 アルツハイマー病と歯周病の関連性が実験で証明されたのは、世界初のこと。さらに実験開始から約4ヶ月後、マウスの脳を調べると、記憶をつかさどる脳の 海馬にアルツハイマー病の原因となるアミロイドベータタンパク質が沈着していた。歯周病菌に感染したマウスのほうが、その沈着面積で約3.1倍、量で約 1.5倍にも増加していたという。

歯周病とアルツハイマー

「アルツハイマー病の進行を食い止めたり、その予防に“歯周病治療と予防”が大きな役割を果たす可能性があることを、今回の研究結果は示しています」と語 るのは、名古屋市立大学大学院の道川誠教授だ。この研究は5月31日から開催された日本歯周病学会で発表され、世界中から注目を集めている。

「今回の実験では、人工的にアルツハイマー病に罹患させたマウスを2グループ用意し、その一方だけ歯周病に感染させました」と愛知学院大学歯学部・野口俊 英教授は言う。そして「そのマウスを解析した結果、明らかに歯周病を発症したマウスのほうが認知機能障害が増悪していたことがわかりました」と道川教授。

 アルツハイマー病と歯周病の関連性が実験で証明されたのは、世界初のこと。さらに実験開始から約4ヶ月後、マウスの脳を調べると、記憶をつかさどる脳の 海馬にアルツハイマー病の原因となるアミロイドベータタンパク質が沈着していた。歯周病菌に感染したマウスのほうが、その沈着面積で約3.1倍、量で約 1.5倍にも増加していたという。

米連邦最高裁判決「自然の状態遺伝子について、特許を認めない」

 米連邦最高裁は13日、乳がんや卵巣がんの原因となる遺伝子について、自然の状態では特許を認めないとする判決を出した。

 遺伝子検査用など人為的な操作を加えた遺伝子は、特許に値すると認めた。米国での遺伝子特許に一定のルールを示した判例で、企業にとっては、DNA技術の利用がしやすくなり、この分野への参入が活発化する可能性もある。

  乳がんや卵巣がんは「BRCA1」「BRCA2」と呼ばれる遺伝子に変異があると発症しやすい。米ユタ州のミリアド・ジェネティクス社がこれらの遺伝子に 関する特許を取得しているが、米市民団体「自由人権協会」は、特許のため、乳がんの遺伝子検査費用が高くなっているとして、2009年に提訴していた。

(2013年6月14日 読売新聞)

遺伝性乳がん予防の乳房切除手術、実施を承認

 特定の遺伝性乳がんに対する発症リスクを減らす目的で乳房を切除する手術について、相良病院(鹿児島市)は13日、院内の倫理委員会を開いて手術の実施を承認した。病院は、具体的な希望者の有無については明らかにしていない。
 乳房の予防切除は、米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが手術を受けたことを公表し注目された。国内では、聖路加国際病院(東京都)が実施しているほか、がん研有明病院(同)も導入を予定している。 

人工乳房の保険適用承認、7月から

 乳がんの全摘手術後の、乳房再建に使う人工乳房の保険適用が国内で初めて、12日開かれた厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)で承認された。

 7月から保険が適用される。自費診療で100万円程度かかっていた患者負担が、大幅に軽減されることになり、患者にとって朗報だ。

 保険適用が認められたのは、米アラガン社の人工乳房(6万9400円、患者負担は通常その3割)と、人工乳房を入れるために皮膚を伸ばす組織拡張器(3万2100円)。昨年9月に薬事承認を受けていた。

 保険には月の負担上限額(一般的な所得の場合約8万円)を定めた高額療養費制度があるため、手術代などを含めた患者負担は大幅に軽減される。日本では1年に約6万人が乳がんを発症。うち約2万人が全摘手術による乳房再建の対象になるとみられる。

(2013年6月12日 読売新聞)

行橋京都メディカルセンターの内覧会

 行橋京都メディカルセンター(福岡県行橋市東大橋)が完成し、関係者向けの内覧会が開かれた。

 今月27日にも急患の受け入れを始め、発達障害の診察や病気になった幼児の保育などの体制も夏までに整える。

 メディカルセンターは、行橋京都休日・夜間急患センター(同市中央)の老朽化に伴い、京都医師会が約4億6000万円をかけて昨年7月から建設を進めてきた。運営は京築広域市町村圏事務組合が手がける。

 2階建てで、延べ床面積は既存施設の約3倍にあたる1946平方メートル。休日・夜間の急患対応として内科、小児科、歯科の各診療科や調剤コーナーを備えるほか、新型インフルエンザなどの患者に対応するため、発熱外来も新たに設けた。

 病気になった生後4か月~小学3年の子どもを預かる「病児病後児保育」も、2階の保育室(4室)で実施する。1階の発達障害診断と合わせ、子ども未来研究センター(福岡市)に運営を委託し、7~8月から業務を始める予定。

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