2014年05月

「選択療養制度」=混合診療」の対象拡大/規制改革会議

 政府の規制改革会議(議長=岡素之・住友商事相談役)は28日、公的な医療保険が使える診療と、使えない診療を組み合わせた「混合診療」の対象拡大につながる「選択療養制度」(仮称)の創設を求める意見書をまとめ、厚生労働省に提出した。

 6月にまとめる新たな成長戦略に明記するかどうか、政府内で調整する。

  新制度は、医師と患者が合意した治療法について、身近な医療機関で混合診療の対象として認める仕組み。医師が治療法の安全性などを記した「診療計画」を作 成し、関係機関に申請する。第三者の専門家が、治療の安全性や有効性などを確認すれば、対象として認められる。公的な保険が利かない高額な抗がん剤治療な どを想定している。

 現行制度では、混合診療は、効果や安全性が不確かな医療が広がる恐れがあるとして、先進医療の場合を除いて禁止されている。先進医療以外で患者が保険外診療を受けた場合、保険診療部分も含めて全額自己負担になる。新制度では、患者負担は一部で済む。

マーズ(MERS)コロナウイルス

 中東を中心に感染が広がる新型コロナウイルス「マーズ(MERS)コロナウイルス」の患者数が今年4月以降、急増している。

 中東諸国からの帰国後の感染が、米国でも確認されたことから、厚生労働省は国内での発生に備え、検査や診療態勢の強化に乗り出す。

  世界保健機関によると、2012年春から今年3月末までの2年間の世界の患者数は206人だったが、4月から5月23日までの約2か月で429人の感染が 確認された。中東諸国だけでなく、欧州から中東への渡航者が帰国後に発症する例もある。米国でも今月、帰国後の感染者2人が相次いで判明した。全体で患者 の約3割が死亡している。

 感染源は当初不明だったが最近、ラクダが感染源との見方が強まり、生乳を飲み感染する可能性も指摘されている。医療機関での院内感染の報告も多い。急増の背景には、感染防止策の不徹底にラクダの繁殖期が重なったとの見方がある。

  このため厚労省は今月、医療機関を受診した中東からの帰国者のうち、〈1〉38度以上の高熱と重い呼吸器症状〈2〉軽症でも現地の医療機関を訪れたり、ラ クダとの接触や無殺菌乳を飲んだことがあったりする――などの場合、確定検査や同省への情報提供を自治体などに求める通達を出した。近く開かれる専門家会 議で受け入れ先の医療機関や診療態勢について検討する。

 このウイルスは現時点では患者と濃密に接しない限り、人から人に感染は広がらないとされている。

 マーズ(MERS)コロナウイルス=Middle East Respiratory Syndrome Coronavirus 2012年に初めて報告され、主にアラビア半島で広がっている。感染後2週間以内に発症し、高熱やせきから重症肺炎などを起こすが、軽症例も確認されている。

悪性腫瘍、認知症などへの食生活の改善や栄養補助

悪性腫瘍、認知症などへの食生活の改善や栄養補助
当院は通常の内科診療のほかに、インターフェロンによる肝炎治療、関節リウマチに対する抗サイトカイン療法も行っています。
それに加えて、糖尿病、脂質異常症、肝不全、腎不全、心不全、慢性関節リウマチ、悪性腫瘍、認知症など、症状が進んだ患者さんのような、著しく代謝が乱れている方に対して、症状緩和に加えて、代謝(活性化・抗酸化)コントロールによる病態管理・改善にも取り組んでいます。
慢性疾患というのは「治らない病気」ですから病気とうまく付き合っていく必要があるのですが、薬物コントロールで病気が治らなかった人に対しては、食生活の改善や栄養補助によって細かく管理しようというアプローチです。

漏斗胸とは

漏斗胸とは

漏斗胸は前胸部の陥凹により心臓及び肺の圧迫をきたす病気です。先天性の遺伝的疾患で1,000人に1人に発生すると言われています。
漏斗胸による前胸壁の陥凹により、心臓及び肺は圧迫されるので、少しでも軽減させるために背筋を真っ直ぐに保てず猫背になるというのが重要な症状の一つです。

脳梗塞を発症したときに損傷範囲が広がるのを抑えるたんぱく質を発見!

 脳梗塞(こうそく)を発症したときに脳細胞の損傷範囲が広がるのを抑えるたんぱく質を、大阪大などの研究グループがマウスを使った実験で突き止めた。まひや意識障害など、脳梗塞の後遺症を抑える新薬の開発につながる可能性がある。

 阪大の島村宗尚准教授(健康発達医学)らは、脳梗塞患者の血液成分と症状との関係を調べた海外での疫学データから、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などにかかわるRANKL(ランクル)というたんぱく質に着目。わざと脳梗塞を起こしたマウスの脳に、発症の4時間後にRANKLを直接注入したところ、注入しなかったマウスと比べて、脳の損傷部分の体積が6割ほどに抑えられたという。

 脳梗塞の時には脳の免疫細胞が周囲の細胞の死を促す物質を出しており、RANKLはその放出を抑えていることも見つけた。

 ただ、RANKLは骨を壊す細胞を刺激する働きがあり、骨粗鬆症を起こすおそれがあるという。島村さんは「新しい治療につながる可能性があるが、投与しすぎないよう検討が必要だ」と話した。論文は20日付の米科学アカデミー紀要に掲載される。

「ピック病」

 お盆休みの最中、松山市内のホテルで朝食のバイキングを「食い逃げ」した愛媛大学の40歳の女性准教授のニュースに「なんで、また?」と思った人は多いに違いない。暑さのせい?
   いや、事件は高齢者が発症するアルツハイマーとは異なる、若年性認知症の一つが原因ではないかという指摘も出ている。
社会的地位を考えれば食い逃げはあり得ない
   准教授は2013年8月16日朝、ホテルに入って朝食のバイキング会場で食事をとり、支払をしないまま立ち去るのを見つかって通報され、建造物侵入の疑いで逮捕された。所持金はなかったという。准教授は広島在住だが、ホテルに宿泊しておらず、朝食券を持たないまま朝食会場に入ったため従業員が注意して見守っていた。
   准教授の社会的地位や年齢を考えれば、食い逃げや建造物侵入という行為はふつうにはあり得ないことだろう。そこでクローズアップされているのが、若年性認知症の「ピック病」だ。働き盛りの40~50代が発症のピークとされ、感情や思考などの精神作用を支配する前頭葉が萎縮するため感情の抑制がなくなり犯罪や反社会的な行為を行ってしまうようになる。

アルツハイマーに比べて知られていない
   ピック病は、同じ大脳委縮性疾患のアルツハイマー病と比べて平均発症年齢が若い。アルツハイマーが記憶力低下などの知的機能が衰えるのに対し、ピック病は、特に初期では記憶力や計算の能力は保持する一方で自制力が低下し、感情の荒廃性が著しくなるという。専門家によれば、一日のうちでこうした状態になるのはごく短時間だったりするため、見つけにくく、自覚されないことも多いようだ。アルツハイマーに比べて知られておらず、診断できる医師も多くはなく、介護以外の有効な対処法がないのが現状だ。
   ピック病は、チェコの精神医学者アーノルド・ピックが1892年に最初の症例を報告したことから名づけられた。120年以上も前から存在がわかっている病気で、働き盛り世代が失職したり社会的地位を失ったりするのをこのまま見過ごせないとして、厚生労働省は数年前から実態調査に乗り出している。

不定愁訴

不定愁訴 町田 たむら整体
医科学的な検査では異常はないが、様々な不具合や不調がある状態を言う。

     例えば

めまい、耳鳴り、頭痛、動悸、息切れ、不眠、喉の異物感
不安感が続く、疲労感、首肩のこり、背部痛、手足の痺れ
などが代表的な症状です。

首に関する書籍や雑誌は数多く出版されています。

また、著者はカイロプラクター、整体士だけではなく
西洋医学の先生方もいらっしゃいます。

首は、整体やカイロプラクティックの業界だけではなく
西洋医学界でも着目されています。

     体の歪みは
オットセイのバランス芸に例えると分かりやすい。

ボールを頭、オットセイを背骨に例えると
ボールの傾き(不安定さ)に応じて、オットセイが動きつつ
バランスを保持している。

つまり、頭の傾きに応じて、背骨が歪んでくる。
ということ。

在宅医療

医療法人 菅沼医院 在宅医療
認知症、脳梗塞、末期がんの患者さんのために在宅医療を行っています。医師、訪問看護師、調剤薬局でチームを組み、薬を使って疼痛を緩和し、病態をコントロールします。
症状として多いのは、認知症、脳梗塞、末期がんの患者さんです。豊田市内では、末期がんの患者さんを在宅医療している開業医は珍しいかもしれません。

医師、訪問看護師、調剤薬局でチームを組み、患者さんのご自宅に伺って愁訴を伺い、治療を行います。
薬を組み合わせてうまく使うことによって、疼痛を緩和し、病態をコントロールします。短い凝縮された訪問治療の間に、しっかりとした治療を行っています。
症状の重い患者さんの場合は、24時間対応を行っています。

代謝(活性化・抗酸化)コントロールによる病態管理・改善

愛知県 菅沼医院
豊田市 内科・リウマチ科・代謝(活性化・抗酸化)コントロール・予防接種・特定健診

当院は通常の内科診療のほかに、インターフェロンによる肝炎治療、関節リウマチに対する抗サイトカイン療法も行っています。
 それに加えて、このホームページでご紹介していますが、糖尿病、脂質異常症、肝不全、腎不全、心不全、慢性関節リウマチ、悪性腫瘍(がん)、認知症などで症状が進んだ患者さんのような、著しく代謝が乱れている方に対して、症状緩和に加えて、代謝(活性化・抗酸化)コントロールによる病態管理・改善にも取り組んでいます。
 これは、薬物コントロールで病気が治らない慢性疾患の患者さんに対して、食生活の改善や栄養補助によって細かく管理しようという、内科診療の新しいアプローチです。

「日本専門医機構」が発足、統一基準で専門医を認定

 学会ごとに認定しているために、質のばらつきや乱立が指摘されてきた「専門医」を、新たに統一して認定する組織「日本専門医機構」が7日、発足した。日本医学会、日本医師会、全国医学部長病院長会議が調印した。

 専門医については昨春、厚生労働省の有識者検討会で、第三者機関で認定基準や研修プログラムを作り、認定する仕組みに改める方針が示されていた。

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