2014年08月

ニセコ連峰 白樺山登山 959メートル 北海道観光


天気がよいのでニセコアンヌプリに登ってやろうとゴンドラ駅に行ったら、ゴンドラの夏期平日営業が昨日で終わっていたので、困ったのですが、田中さんが「白樺山が景色がきれいで楽に登れる」と言っていたのを思いだし、新見峠を目指す。
新見温泉までは2車線の道が、温泉からは一本道に。
峠のすぐ手前に駐車場があり、道路沿いに入山口があります。
んで、しばらく登ったところで、「目国内岳登り口と書いてあったような気がするな」とググって確認。反対側の目国内岳に登っていました。
白樺山の登山口は、道の反対側にありました。つまりどういうことかというと、ニセコ連山を尾根伝いに縦走するルートが整備されてるんですね。尾根伝いですから登山口が峠にあり、違う山を連絡しているわけです。
で、ダケカンバが登山路に倒れかかる結構ハードな山道を一時間半登ります。秋のトンボが道を先導してくれます。
ダケカンバの林を抜けて尾根に出ると、まず目国内岳と、蘭越町あたりの内陸の景色が目に飛び込んできます。
続いて北側に、岩内の港町と積丹半島の景色が見えてきます。すごい壮大な、地形がわかる景色です。IMG_2747山側のほうは、白樺山から続いて登れるシャIMG_2750クナゲ岳との広大な山麓に続く原生林が見えてきます。すごい眺めです。
IMG_2745その眺めを横目で見つつ、岩場と格闘して、やっと山頂にたどり着きました。山頂は岩場で、棒っきれが一本立っているだけです。
IMG_2734登山者は4人連れの下りの登山者としかすれ違いませんでした。この雄大な空間を独り占めです。すばらしい!
IMG_2724岩場に腰掛けて、電話が通じるみたいなので電話したりして、景色と空気を満喫してから下山しました。
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真狩村の偉人、細川たかしの「歌う銅像」  北海道観光

IMG_2440羊蹄山麓の真狩村は、二年連続で日本レコード大賞を受賞するという大功を成し遂げた不世出の演歌歌手、細川たかしを輩出した村です。ここから出て、すすきののクラブで歌っていて、チャンスを掴んだみたいですね。
彼の功績をたたえるため、1985年には真狩村に「細川たかしを讃える碑」が建立され、1994年には「細川たかし記念像」が建立されました。
この記念像は、「歌う銅像」とも言われ、台座の本人の手形に自分の手形を合わせると、「きたあの〜さかばどおりには〜」と歌い始めます(夜間は近隣の迷惑となるため歌いませんのでご注意ください)。IMG_2442
この銅像のことを聞いたわたしは、羊蹄の名水の野菜販売店のおばさんに行き方を訊ねたところ、「真狩村の橋を渡ってすぐのところに看板が出ている」との答えでしたので、探したのですが看板を見落とし、突き当たりに出ていた「細川たかしを讃える碑、こちら」の看板を見てはるばる「讃える碑」にやってきて、あちこちペタペタ叩いたのですが、「讃える碑」はぜんぜん歌わないのでした。
このようなトラップがそこかしこに仕掛けてあるので、素人は注意が必要です。
IMG_2431真狩村に行かれた際は、ぜひ「細川たかし記念像」と一緒に「わたしバカよね〜♪」と合唱して、北海道を満喫しましょう。
因みに函館から松前方向にちょっと行った知内町は北島三郎の出身地なので、こちらもよろしく。IMG_2445

究極の秘湯、ニセコ薬師温泉 [北海道温泉シリーズ]

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ニセコ薬師温泉は、日本三大秘湯のひとつとされる秘湯です。うまい米で有名な蘭越町の山沿いの道を外れた、かろうじて舗装されている側道の一本道を2キロも山に分け入ったところに一軒宿があります。途中で温泉から帰ってくる車とすれ違いました。
この温泉のすごいところは、源泉そのものに入れることです。湯船の下から源泉が湧いているということで、「これはぜひ入ってみたい」と苦労して探してたどり着いたのですが、どのくらい究極の秘湯かというと、これがすごくって、雪で建物が潰れて閉鎖されてしまっています。
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「5/30閉館」の貼り紙が。ひっくり返ってしまいました。だったら道を入るところの看板に「閉鎖しました」と書いといてくれよ! 「年中無休」って書いてあるんですよ。永久に休んでるじゃねえか!
すれ違った車も、閉館を知らずに温泉まで行ったんですよ・・
玄関のガラス戸から中を見ると、「キタキツネが靴を持って行ってしまいます。ドアを閉めてください」「スズメバチがいます。ドアを閉めてください」と貼り紙が・・・
そういうわけで、「日本三大秘湯」は「日本二大秘湯」になってしまいました。谷地温泉(十和田市)、祖谷温泉(徳島県三好市)です。谷地温泉には入ったから、あとは祖谷温泉だな。39

かなーりヤバい町ニセコ 北海道観光

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ただいまニセコ(倶知安町・ニセコ町・蘭越町・真狩村)というところにいるのですが、ここは結構ヤバイところです。
羊蹄山とニセコ連山という雄大な山に挟まれた高原で、ものすごくきれいなところなのでつい油断してしまいがちですが、油断は禁物です。
この地域の特色としては、まず何と言っても水が美味い。羊蹄山やニセコ連山から出てくるミネラルたっぷりのわき水があり、自由に汲むことができます。わたしは二日に一回は汲みに行ってますが、ほんとに美味い。IMG_0451
そして言わずもがなですが、野菜は味が違います。トウモロコシは、本州で食べるものとは別物です。生でも食べられます。枝豆は、大昔に実家で食べていたモノに近い。またあの味が味わえるとは! これからが盛りなので楽しみです。
メロンとか、500円からあります。食べ頃になるまでは冷蔵庫に入れずに待ってます。
さらに肉も、地元で作られた物を道の駅で買うことができます。魚は小樽から。
そうすると、わたしが素人料理で、適当に煮たり焼いたりしただけで、なんでもとびきりうまい料理ができます。素材の味がいいから。
だからいくらでも食べちゃいます。そして酒。水がいいから、地元の酒もうまいんです。またわたしは黒糖焼酎を大量に持ち込みましたが、これを羊蹄山のわき水で飲むと実に美味い! なぜこんなに違うのかよくわかりませんが、ホントにおいしいのでいくらでも飲めます。
そして最高にヤバイのが、余市のニッカで買った原酒を、羊蹄の水で飲むと、どちらも美味くていくらでも飲めます。そこでどんどん飲んでしまいます。野菜とうふ
そして満腹になって寝てしまいます。これを続けていて、ふと我に返ると「い、いかん、こんな事ではダメ人間になってしまう」と思うのですが、翌日には元に戻ってしまいます。いかなる人間でもこの呪縛から逃れることはできないでしょう(と、自分を正当化)。
ニセコは人口が増えています。何が資源かというと、なんと雪なんです。ここの雪は、内陸の富良野とかと違って海が近いのでカチカチにならずに、パウダースノーになり、それは世界最高水準の雪質なんだそうです。冬にスキーをやりたいオーストラリア人を初め、雪を見たことのないシンガポール人、中国人、台湾人、タイ人がやってきて資本を落とし、外人向けのコンドミニアムがにょきにょき建っています。
古き良き日本のスキーロッジは、ほぼ駆逐されつつあります。外人向け仕様なので畳はないですが快適です。不動産価格はべらぼうに高いです。東京都心並みです。
おカネのある人がいるので、本州から移住するレストランやサービス業関係者も多く、質の高いいろいろなサービスが提供されていて、「田舎だから」と不便を託つこともありません。むしろここにある自然の産物をつかって、美味しいものをよりうまく食べさせる店があり、そのレベルの高さに驚かされます。
わたしがいるのは「ひらふ地区」というところなのですが、この名はなんと、阿倍野比羅夫が蝦夷征伐の時に後方羊蹄に陣を敷いたことによるのだそうです。その意味では飛鳥時代に既に文明が来ていたことになります。
IMG_2097でまた温泉がたくさんあります。源泉が豊富で、泉質の違うさまざまな温泉を楽しむことができます。そういう温泉に入った後に、この辺でとれたうまい食べ物を食べて、美味い水でうまい酒を飲んで、満腹になって寝てしまうと、そういうわけでますますダメになっていくわたし・・・
でも長生きは絶対できそうです。ニセコ万歳!
(次回から、ニセコと北海道がどれだけヤバイところか詳細に解説します)IMG_2176

ニッカウヰスキー 余市蒸溜所  NHK連続テレビ小説「マッサン」 北海道観光

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こんな町の中にあるとは思いませんでした(勝手に山の中にある白州をイメージしていた)。竹鶴政孝は広島県竹原市の出身で、実家は竹鶴酒造という造り酒屋(これは広島に講演に行ったときに竹原に連れて行ってもらって聞いたので知っていた)。彼が壽屋経由で余市に来て昭和9年にニッカウヰスキーを設立する話は、北海道では子供の頃から繰り返して聞かされる話なので、この蒸留所は道内からの観光客も多いウィスキーの聖地となっています。
冬には工場が1.5メートルの雪で埋まるので、じゅうぶんスコットランドなんだそうです。スコットランドより雪深いな。
見学コースではまったく紹介されない、ニッカのアイコンの話を二題。
ニッカのマークには兜が書かれていますが、これは広島出身の武将、山中鹿之助のもの。それに狛犬が向かい合っているという国産デザインです。c


すすきのにあるヒゲのおじさんがウィスキーを飲んでいるでっかい看板の絵、この起源はあいまいなのですが、「キング・オブ・ブレンダーズ」と呼ばれていたW・P・ローリー卿をモデルとして、東京のデザイナーが創業当初にデザインしたものなんです。ローリー卿の絵が残っているわけではないので、まったくの想像の産物なんだと思います。この絵がラベルになったブラックニッカが発売されたのは昭和40年。あまりに目に馴染んでいるため、みんな起源をあまり気にしないみたいです。
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「日果」というのは、ウィスキーが熟成するまでくだものジュースを売って凌いでいたので、その名残だとか。
夏休みなので余市でつくっている原酒はほとんど売り切れ。ここは世界で唯一、石炭直火でポットスチルを加熱する醸造をやっているので、原酒に独特の香りが残るというんですね。わずかに残った5年物を買って帰りました。飲んでみた感想は、「独特の香り」じゃなくて、もともとのウィスキーはこういうものだろうということですね。忘れていたものを思い出した感じ。みんな、値打ちがわかってて買ってるんだな。
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なんか竹鶴政孝の妻の話は、来月からNHKの朝の連ドラになるようですな。しかしその件は、余市蒸溜所のどこにも告知されていなかったし、ガイドも何も言わなかったし、町のどこにものぼりとか垂れ幕とかありませんでした。見上げた物だと思うと共に、町のみなさんの誇りを感じました(見落としていただけかも)。e
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今年の夏は北海道で過ごす

2014年の夏は、北海道で越します!

そういうわけで、北海道にやって来ました。
今年の夏は北海道で過ごすというのが、わたしの計画だべさ。
なまら涼しいべさ。


 歯科医がヒアルロン酸注射による顔のしわ取りに参入

厚労省困惑「慎重に」

 歯科医がヒアルロン酸注射による顔のしわ取りに参入する動きが広がっている。

 普通は美容医療だが、歯科診療の延長で口周りのしわ取りも治療メニューに加えるというもの。

 歯科医過剰の時代、他との差別化による生き残り策の一環というが、厚生労働省は「一般的な歯科治療ではない」と困惑、歯科医によるしわ取りの実態について情報収集を始めた。

■医師が一般的

 ヒアルロン酸によるしわ取りは、一般的には美容外科医ら医師が手がける。保険の利かない自由診療で、医師が海外の製剤を個人輸入するなどして行う。

 ところが、輸入代行会社ウェルハート(東京都千代田区)によると、2、3年前から歯科医の注文が増え始め、ゼロだった輸入希望者は今や500人近く。同社が開く歯科医向け美容治療セミナーも、毎月開催するほど希望者が多い。

 7月に都内で開かれたセミナーには、歯科医5人が参加。座学と実技に熱心に取り組んだ。講師の美容歯科医、清水洋利さんは「歯科治療の延長上の選択肢として希望者に行うなら問題ない。技術的にも、麻酔で日常的に注射をする歯科医には向いている」と話す。

 参加した40代の男性歯科医は「入れ歯をインプラント(人工歯根)にして上唇の縦じわが残り、気にする人がいる。美容外科より気軽な歯科で治療できれば喜ばれる」という。

■過当競争

 厚労省によると、医療施設で働く歯科医は2012年時点で全国に約10万人おり、人口10万人当たりの数は40年前の倍ほど。歯科診療所は約6万8000という過当競争の時代だ。

  そもそも顔のしわ取りは、歯科の診療領域なのか。関係者が根拠としているのは、厚労省の専門家会議が1996年、歯科の診療領域の一つに「口唇」を挙げた こと。解剖学的に口唇とは、唇だけでなく口周り全体を指すため、鼻の下やほうれい線のしわ取りも治療対象になるという解釈だ。日本歯科医師会も違法行為に は当たらないとしている。

■眉間や目尻まで

 ただ、関係者によると、眉間や目尻のしわ取りにまで手を広げている歯科医もいる。ヒアルロン酸の注射は、感染で腫れたり、不適切な場所に入って不自然に盛り上がる部分ができたりする心配がある。

iPS細胞とレトロウイルスの関係

 人類の祖先に感染し、細胞内に定着したウイルスの遺伝子が、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の質に大きな影響を与えることを突き止めたと、京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授と高橋和利講師らのチームが発表した。  質の高いiPS細胞を効率よく作製する技術につながるという。5日の米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載される。  iPS細胞は、基本的には皮膚細胞など通常の細胞に4種類の遺伝子を入れて作る。できたiPS細胞の中には、筋肉や神経など様々な細胞に変化する性質が弱いなど、質の悪い細胞もあるが、その詳しい原因は不明だった。  発表によると、チームは通常の細胞からiPS細胞を作製する際、「LTR7」と呼ばれる遺伝子が活発に働くことを発見した。この遺伝子の働きは、正常なiPS細胞では、ある時点を境に弱まるが、質の悪いiPS細胞では活発に働き続けており、iPS細胞から通常細胞を作る際の妨げとなることがわかった。
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