痔とは何か
肛門の内側に生じるいぼ痔
マイクリニック大久保は長年、痔の治療に携わってまいりました。
肛門は腸の最終部であるわずか数センチの部分ですが、ここに様々な病気が起こります。なかでも痔核(いぼ痔)の頻度が最も高く、人口の約半数が罹患すると
もいわれています。他に裂肛(きれ痔)、痔ろう(穴痔)、ポリープ、がんなどがあります。痔核は二足歩行する人間にのみかかる病気で、腸の終点である肛門
まで届いた血液が、重力に逆らって心臓に戻ってくる過程において、血液がうったいすることが原因のひとつと考えられています。また、硬く太い便をいきんで
排泄するときに、肛門を支える筋繊維が過進展・断裂をおこして、肛門の粘膜が滑脱することも原因と考えられています。痔核の主な症状は、出血、腫れ、脱
出、痛みです。
ALTA療法/アルタ療法=内痔核硬化療法はメスを使わない、切らずに治す痔の治療法です
痔に直接、注射を打って血管に炎症を起こします。
まったく痛くない痔の治療法です。
肛門の内側に生じるいぼ痔(内痔核)であれば、硬化療法で簡単に治せます。内痔核硬化療法(ALTA療法/ アルタ療法)とは、痔に直接、注射(ジオン注)を打って血管に炎症を起こして痔をつぶすものです。痛みを感じることのない粘膜、粘膜下層に注射しますの で、治療中まったく痛みを伴いません。所要時間は5分から10分程度。もちろん日帰りでできる治療です。