2015年02月

 デング熱の予防対策を示した初の指針案

 デング熱の国内感染が昨年、約70年ぶりに確認されたことを受けて、厚生労働省の専門家委員会は、蚊が媒介する感染症の予防対策を示した初の指針案をまとめた。  都道府県などに対して平常時から感染リスクの高い場所を把握し、蚊の幼虫や成虫の駆除を行うなどの対策を求めている。  デング熱のほか、同じく国内に広く生息するヒトスジシマカが媒介するチクングニア熱が主な対象になる。いずれも高熱や関節痛、発疹などの症状が出る。デング熱は重症になると出血などの症状が出て、死亡するケースもある。チクングニア熱の国内感染例はないが、海外で日本人が感染するケースが増えている。  指針案は、デング熱などが海外から持ち込まれ、国内で蔓延(まんえん)することを想定。都道府県などは対策マニュアルを整備するほか、医療関係者や市町村担当者らによる対策会議を設置して定期的な訓練を実施する。感染者が出た場合は、推定感染地の立ち入り制限や蚊の駆除などを行うことを求めた。

漏斗胸治療の効果

漏斗胸治療の効果

心電図

漏斗胸手術の効果 心電図1

 この症例では、手術前のP波が逆転して落ち込んでいましたが、正常になる場合から平坦になるところまで改善 されています。不完全右脚ブロックだったQRS波は正常になる事が多いです。漏斗胸が改善されて、心臓の位置のズレが治ったので、電気のベクトルが正常に 近くなっているわけです。

漏斗胸手術の効果 心電図2

 次の症例ではP波が改善し、不完全右脚ブロックパターンだったQRS波も、正常心電図に改善しています。


「着床前」臨床研究を承認…正常な受精卵だけを子宮に戻す

日本産科婦人科学会は10日、東京都内で倫理委員会を開き、受精卵の染色体の異常を広く調べ、正常なものだけを子宮に戻す「着床前スクリーニング」の臨床研究の最終案を承認した。今月末にも開く理事会で正式決定する見通しだ。  計画案では着床前スクリーニングを受ける人を300人集め、受けない場合に比べて流産を減らしたり、妊娠や出産の可能性を高めたりできるかを検証する。  着床前スクリーニングを受ける人は体外受精でできた受精卵の染色体の数の異常を調べて、異常がないものだけを子宮に戻す。ダウン症や、低身長や不妊などを特徴とするターナー症候群など、障害はあるものの、生まれる可能性がある受精卵も選別の対象になる。  着床前スクリーニングは「命の選別」につながるとの批判もあり、学会は会告で禁じているが、今回は臨床研究として特別に認めた。倫理的な課題は医学的に有効性が認められた時点で改めて議論するとしている。
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