
ニセコ連峰の中でも、ひとつだけ山頂付近が白くて目立っているイワオヌプリ。アイヌ語で「硫黄の山」という意味で、硫黄が露頭して山が白くなってるのでとても目立ちます。ニセコアンヌプリの隣の山です。ニセコアンヌプリの頂上からもよく見えるのですが、「あの白いところがどうなっているのか見てみたい」と思い、登ってみました。
ひらふから、ニセコアンヌプリをぐるっと真反対に回って(25km)、また五色温泉横の駐車場に駐車します。ここが標高750m。
五色温泉の源泉横の神社の裏が登山口です。そこからりっぱな石段がしばらく伸びていてビックリ。


入林ポスト前のベンチに4人ほど腰掛け弁当を食べながらこっちを見ているので、この長い階段を一気に上がらなければならないというプレッシャーがあり、登り口としては最悪です。
必死で登って、階段のてっぺんの林の影に隠れたところでゼエゼエ息を整えます。見栄を張るんじゃなかった・・・
そこからは登山道になるのですが、これが野草の生えているトレッキングコースや、砂地や、ハードな岩場やガレ場へと、さまざまに目まぐるしく変わるので、飽きません。おそらく火山性の土地であることが、こうした景観の変化と関係があるのでしょう。





山頂からは、谷を挟んでニセコアンヌプリが。山頂の避難小屋も見えます。当たり前ですよね、向こうからもこっちが見えたんだから。



北側には大沼とワイスホルンが。
西側はチセヌプリなどニセコ連山の一部が見渡せます。
ガスが中空からさーっと渡ってきて、 ニセコアンヌプリの姿を隠したかと思うと、数十メートル先も見えなくなって、またさーっと晴れていきます。なかなか目まぐるしく変化します。


山頂からの眺めを独り占めして楽しんでから、火口をぐるっと回る周回路を歩いてみます。北西に大沼が見えます。

で、五色温泉に戻って露天風呂に飛び込みました。五色温泉はから松の湯より、大浴場の露天風呂のほうがいいなあ。
天国でした〜
