いつも水を汲んでいる甘露水の前にある古いホテル。昭和29年には昭和天候皇后が行幸。その後増築され、観光客がバスでガンガン来てた昭和30〜40年代の空気がそのまま滞留しているようなホテルです。
売りはでか〜い露天風呂で、凍結防止のために温泉が流されている階段を下りると、周りの山とでっかい青空を眺めながらゆったり浸かることができます。古い露天風呂なので、周りは岩ですが、底はコンクリート。岩に鉄分がついて変色しています。周りの木から葉っぱやらいろいろなものが落ちてきてプカプカ浮かんでいて、いくらスタッフが取り出してもムダな抵抗なようで清潔感はありません。混浴なんだけど、女性は温泉着をフロントで貸しているので、一緒に入っているとこっちがバカみたいです。
泉質はナトリウム‐塩化物泉とナトリウム‐炭酸水素塩泉の2つがあり、内湯では両方楽しめます。どうも内湯は女風呂のほうに力を入れているらしい。男湯は殺伐としています。女性専用露天風呂有り。
「美肌の湯」との看板に偽りなく、しばらくするとお肌に独特のぬめりが出てきてツヤツヤになります。
湯上がりにはロビーで、冷えた甘露水を給水器から飲むことができます。