
硫黄山を過ぎて看板を見ながらしばらくドライブすると摩周湖へ行く道路に入ります。最初は両側を背の高い林に挟まれた快適な道で、「天気がよければさぞかしよかったろう」くらいに思っていたのですが、つづら折りの道を何度か曲がって高度が上がるにつれて霧が濃くなり、どんどん濃くなって、最後には目の前しか見えなくなってしまいました。
真っ白です。「なんだこりゃあ」と思っていると、右側に車が停まっているのが視界の端に飛び込んできたので、慌ててその駐車場に停車したのですが、ガスが濃くてどこなのかもわかりません。ちょっと周囲を探索してみると「第三展望台」という看板を見つけたので、ここが摩周湖のカルデラの上にある摩周湖を見渡す展望台だということがわかりました。

しかしながらここまで見事に見えないと、かえってすがすがしいくらいです。

そういうわけで、「霧の摩周湖」を堪能させていただきました。
