
人に道を訊ねながら、帯広郊外の愛国町の愛国駅にやってきました。というのも、愛国駅は廃止されてしまっている駅なので、カーナビで検索しても出てこないんです。
昭和62年に廃駅になったのですが、昭和48年に「新日本紀行」で紹介され、「愛の国から幸福へ」でブームになったことで有名な駅です。でもそもそもの由来は、昭和後期の歪んだ時代意識を感じさせる「愛の国」なんぞではなくて、「国を愛する」ということだったはずです。
この駅や地名は、中国が攻めてきている今日、もっと見直されるべきだと思います。愛国大橋とか、あらゆるものが愛国で溢れているところです。

ホームには9600型蒸気機関車が展示してあります。引きも切らず観光客がやってきますが、見るものが限られているので回転率がいいです。
なお、近くの幸福駅は建て替え中。

