韓国・聯合ニュースによると、中東呼吸器症候群(MERS)に感染した患者を診療し、隔離対象となっていた韓国人医師が、海外に出国していたことが分かった。

光州市と全北淳昌郡保健医療院は同日、「MERSの陽性判定を受けた患者を診療し、『自宅隔離対象者』となっていた医師が6日、夫人と共にフィリピンに出国し、翌日帰国していたことが分かった」と明らかにした。

関係者によると、同医師は「MERSの症状が全くない」と主張し、自宅隔離対象者となっていることに強く反発していたという。