韓国保健福祉省によると、同国での中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスへの感染者は、15日午前までに死者16人を含む計150人となった。聯合ニュースによれば、南東部の釜山で初の死者が判明した。

  釜山で死亡したのは、62歳の男性感染者だった。一方、院内感染者が多く出ているソウルのサムスンソウル病院で5月末に感染した30代の男性医師が、隔離 されないまま今月10日まで同病院で勤務を続けていたことが、保健福祉省により明らかにされた。医療施設や自宅での隔離対象者は5200人を超えている。