endaness

ごぶさたしております。かねこです。

マガジンZが、今月発売された3月号で、休刊となりました。
創刊からの9年間、ご愛読ほんとうにありがとうございました。

連載に復帰することが出来ないまま、休刊を迎えることとなってしまい、ごめんなさい。
漫画版「カルドセプト」の続きが今後どうなるかは、未定です。

担当の編集さんから、「最後の号のマガジンZに、なにかメッセージを書きますか?」と誌面にスペースをいただき、ごあいさつを書かせていただきました。
できることなら「きっとどこかで漫画版カルドセプトを完結します!」と書ければ…、と思ったのですが、
ぼくの現状では、責任を持って読者のみなさまに完結をお約束することはとうてい出来なく、不誠実な言葉になってしまうと思い、書けませんでした。

今はただ、漫画版カルドセプトを読んでくださり、ナジャランたちを応援いただいたみなさまに、心からお礼を申し上げることしか出来ませんでした。
申し訳ありません。

創刊からの9年間、連載や単行本で、漫画版カルドセプトを読んでくださったみなさま、
ほんとうにありがとうございました。
毎回、全力を尽くして描きました。載せることの出来た物語を、楽しんでいただけていましたら、
それが一番うれしいです。

物語を最後まで描けないまま休刊を迎えてしまったこと、とても申し訳なく思います。
ほんとうにごめんなさい。

お医者さんと、編集さんとも長く相談した結果、回復するまで休載をいただくことが、一番早く漫画を再開できる道だ、と確信していました。
今でも、その選択以外はなかった…と思っています。
再開する際には、毎月の連載というペースが難しいなら、可能なペースで完結までの6話ほどを描き上げてから、
一挙に本誌掲載、または単行本7巻という形でいきましょう、というご相談も、編集さんとしていました。

休載のさなかに、マガジンZ本誌の休刊が決まってしまうとは、だれにも予想できませんでした。

休刊のお話を知った時には、担当さんと編集長さんみずから立川までいらっしゃって、丁寧なご挨拶をいただきました。
たびたびの休載や、療養のための長い休載をいただいてしまい、編集部の皆様にもたいへんご迷惑をおかけしてしまいました。
それでもなお、再開を前提にした打ち合わせをしていただき、編集部の皆様には最後まで最大限のご支援をいただきました。

カルドセプト10周年、サーガとDS版の発売という、カルドセプトにとって記念すべき時期を、漫画のクライマックスで
盛り上げることができず、大宮ソフト様とJAMSWORKS様、カルドセプトの御関係者の皆様にもご迷惑をおかけする
こととなってしまいました。
DS版の発売直前くらいに漫画を完結させ、お預かりしたバトンをお返しできれば理想的だ!と、1年前くらいには
思っていたのですが…、それも果たせませんでした。

読者のみなさまをはじめ、たくさんの方のご期待にお応えすることが出来ませんでした。ごめんなさい…。

漫画版カルドセプトが、この先なにかの形で完結できるかどうかは、今は責任を持ってご相談できる状態にありません。
それ以前に、自分がまた絵や漫画が描けるのかどうか、今は自信がありません。
この先のことを考えたり決断したりする前に、とにかく療養して、判断力を取り戻してから考えようと思っております。

taresan


宮崎駿さんの、「能力とかアイデアは布巾と同じで、出し惜しみなくしぼり尽くせば、またそのぶん水を吸い込むのだ」
という言葉を座右の銘に、毎回がクライマックス!になるよう、出し惜しみなく全力で漫画を描いてまいりました。
長い休載をいただいたのも、それが漫画を続けるための一番の近道、と思ってのことでした。
休載のままひとつの終わりを迎えてしまい、読者の皆様には、ほんとうに申し訳ありません。

この先どうなるかは、今はやはり、なにもお約束をできません…。
お医者さんは「不調はかならず治りますよ」、と言ってくれています。
それがいつになるのか…、また「治る」というのが漫画をまた描けるようになる、というのと同義なのかどうかわかりません。
(「漫画を描かねばならない!」という執着自体が病気の一因だとしたら、それを解かれるのが「治る」ということだったら…)
色々な方の、同様の不調の体験記や本などでも、「治っても、以前の自分に戻るわけではない」という感想を多く目にしました。

この先、どうなるのか、今はわかりません…。
今は、まだ漫画を描くことが出来ません、としか申し上げられません…。ごめんなさい。o(_ _)o

療養が実れば、またいずれ、絵のお仕事をできる…かもしれません。
その時は、よろしければ、また見てやっていただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

皆様もどうぞ、くれぐれもお体に気をつけて、新年をお過ごしください。
なにかいいことがみなさまに訪れる、良い年になるよう、お祈りしております。


syugyou


※追記----------------------------
アップしたあと読み返したら、ネガティブなことばかり書いてある気がしてきました。
療養のおかげで、「なにか物を作りたい」という意欲は、すこし回復してきています。
いまはまだ、「粘土こねてみたいな」とか「手芸でもやってみようかな」という程度のもので、お仕事で絵を描くほどの活力は、今はまだ無いのですが…。
お医者さんの言葉を信じて、療養と回復に努めます。