July 17, 2006

Etape du Tour  -1-  出発まで

4c3975db.JPG 高校入学と同時に自転車ツーリングを始めた34年前、とりあえずの最終目標は北海道を自転車で走ることであった。当時「世界ペダル紀行」池本元光:著を読んで、世界を股にかけるツーリングの素晴らしさにも心動かされたものの、実際に自分の姿がそれにだぶることは決してなかった。その後も自転車ツーリングの楽しさを満喫していたつもりであったが、海外へ足を伸ばすと言うことは(十分な情報がなかったこともあるが)、それほど海外への情熱があったわけでもなかったので、国内ツーリングで十分満足していた。
 そんな私が、短期間とはいえヨーロッパを走る(しかも Etape du Tour を)ことになろうとは。仕事に就いたらきっと長期休暇は取れないだろうと思っていたので、25年前に最初で最後とヨーロッパを訪れた(もちろん初めての海外旅行)。生きたヨーロッパに接して、「ああ、もっと早く訪れていたら、再訪はもちろん自転車で走ることも可能だったかもしれない」とは思ったのも後の祭り。

 それからあっと言う間の四半世紀。結局何が今回参戦のきっかけになったのか、今でも明確に思い出せない。リョウさんという Etape du Tuor 参加者に知り合い、話を聞いたことも理由のひとつだろう。はっきりしているのは、3年前の乗鞍からの帰路(バス仕立てで勢い込んで行ったのに台風で中止、意気消沈した)みんなの前で「3年後に Etape du Tour に行く」と明言したこと。その年始には(仕事や家庭の状況から)不測事態が起こらなければ、3年後が Etape du Tour に参戦にベストな時期と判断していた。仕事柄もあるのだろうが、できる時にできることは思い残すことのないようにやっておきたい、という気持ちが年を経る毎に強くなってきたことが一番の理由かもしれない。そのやっておきたいことのひとつが、ヨーロッパを走る・Etape du Tour 参戦であった。
 最近では、様々なメディアで Tour de France や Etape du Tour の情報が得られる。スカパーでは毎日ライブ放送が見られるし(残念ながら拙宅にはないが)、雑誌の特集も多い。そんな中で、一度生で見てみたいと思っていたのと、やはりヨーロッパを実際に走ってみたい、という二つの願望を同時に叶えてくれると思われた今回のツアーに参加することに決定。折りしも今年の Etape du Tour は、あのL'ALPE D'HUEZ がゴール、観戦はピレネーの Tourmalet と願ってもない設定となった。年が明けて早々に申し込み。まだまだあると思っていた出発日は、忙しさに追いやられてあっと言う間に迫ってきた。そして、十分な下調べも準備もできないまま機上の人となってしまった。

 しかし、実際に参加してきた今、好天に恵まれたという条件もあるのだが、何にも変えられない貴重な時間を過ごせたと思っている。もちろん、いくつかの反省点もあるのだが、この素晴らしい時間を少しでも当HP(ブログ)を訪れて下さる皆さんに伝えられたらと思う。残念ながら、走ること・制限時間に追われ、余裕を持って写真を撮ることができなかったので、後から見ると駄作ばかり。実際の雄大さは、こんなものじゃない。少しでも興味をもたれた方、無理してでも行ってみてください。その価値は十二分にありますよ。
 写真は Tourmalet への登り。写真左中央付近が峠。あまり写っていないが、道には観戦目的の自転車乗り&歩行者が延々と続く。

shinyama7591 at 21:45│Comments(0)TrackBack(0)Etape du Tour 

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