先週末の当欄で、リチウムイオン電池製造装置などを手掛けるテクノスマート(6246)が年間配当を39円の予想から74円にほぼ倍増すると発表したことや、岡三証券(8609)がPBR1倍越えまで年間10億円以上の自社株買いを行ない、配当と合わせた総還元性向を50%以上にすると発表したことをお伝えしたが、両社とも今日はストップ高買い気配で終わっている。テクノスマートは300円高(22.8%高)の1616円となり、PBRも1.1倍と1倍割れを脱した。
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世界的な金融システム不安がくすぶる中で、日本株は引き続き底堅く推移している。今日の日経平均は一時前日比で160円ほど安くなる場面があったが、大引けでは34円安と今日の高値圏で引けた。TOPIX(東証株価指数)」も大引け間際には一時プラス圏に浮上する場面があったが、日経平均と同様、前日比0.1%安で終わっている。東証マザーズ指数が今日で3日続伸となり、市況解説ではバリュー株からグロース株に物色の矛先がシフトしているとも言われるが、それはまったく表面的な解説に過ぎない。
今日の日経平均は520円高の2万7466円と節目の2万7500円近辺まで戻った。今3月期の配当落ち分が252円あるので、実質的には2万7000円台前半ということになるが、欧米発で経済史に残るような金融システム危機が起こったというのに、日経平均は地相場の2万7000円台まで戻ってきたことにかなり違和感を覚えるというか、日本株の底堅さを感じる。
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