米国発で再びAIバブルの崩壊懸念が高まってきた。NYダウは先週12日水曜日に史上最高値を付けたものの、翌13日にはパウエルFRB議長の利下げの先送りを示唆する発言などで、2日連続の大幅安となった。一方、AI関連株の比率が非常に高いナスダック指数は先月29日に24019ポイントの最高値を付けた後、先週末の安値2万2436ポイントまで7%の急落となった。これは主にAI関連株の7−9月期決算が市場の期待に届かなかったり、来期の予想がイマイチだったりしたことが最大の原因だが、データセンターのAIサーバーの減価償却期間を長期化させるなどの会計操作に疑念がもたれ、それをヘッジファンドなどから指摘されてAIバブル崩壊懸念が高まったことが背景にあると言える。
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前回、「日経平均は11月中にも高値更新がありそうだ」と書いたが、今日、ひと足早くTOPIX(東証株価指数)が最高値を更新して引けた。これまで終値ベースの最高値は先月末の3331.83ポイント、ザラ場ベースの最高値は今月4日の3352.79ポイントだったが、今日はザラ場高値3362.43ポイント、終値3359.33ポイントと名実ともに新値更新となった。日経平均は今月4日の最高値まであと1600円弱の距離がある。
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米国企業の決算発表が先週末で終わり、日本も今週いっぱいで終了する。このため、決算発表に伴う米国発のAIバブル崩壊懸念は、一時的にせよ、かなり下火になるだろう。そういう見通しもあって、今日の日経平均は635円高の5万911円と急反発したわけだが、まさしく日本は決算発表シーズンの終了日にオプションSQを迎えるので、まだ今週いっぱいは波乱含みの相場展開になると予想される。
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