2017年08月21日

鳥羽歳時記九月「秋風月」  

鳥羽歳時記九月「秋風月」    

~季節を感じるおもてなし~

旧暦八月は仲秋。月見月、秋風月、木染月、紅染月、萩月、燕去月、雁来月と異称の多い月。空には鰯雲が広がり、トンボが飛びかい、夜には「虫すだく」となる。秋澄む季節。大陸から来る移動性高気圧によって、上空の空気が降りてきて空が澄み、眼に入るものや耳に入るものがはっきりとする。清秋。水澄む、空澄む。秋風も白のイメージと重ねて「色なき風」という。「暑さ寒さも彼岸まで」の秋分を迎える。この日を中日とした七日間は、仏教の年中行事の秋の彼岸会が営まれる時期。彼方の岸、理想の境地が彼岸。秋分の日から夜が長くなり、夜長の季節に変わる。日本独自の「敬老の日」は十八日。

●二十四節気
9/7 白露 露が白く結ぶ頃。ようやく秋らしく気候に。朝露の美しさ。
9/23秋分 昼夜の時間が等しくなる。彼岸の中日。この日から夜が長く。

●雑節
9/1二百十日、9/11二百二十日 立春から数えて210日目と220日目。この頃に台風が上陸することが多い。昔は二百十日が早稲、二百二十日は中稲(なかて)の花が咲くころと重なったため、「厄日」と呼んだ。
9/18 社日

●七十二候
9/7 草露白(くさのつゆしろし)
9/12鶺鴒鳴(せきれいなく)長い尾をしきりに上下に動かす。恋教え鳥
9/16玄鳥去(つばめさる)南方へ渡る燕。秋燕
9/23雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)雷が鳴らなくなる。
9/28蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)虫が支度を始める時期
9/2 水始枯(みずはじめてかるる)水田を干し稲刈りに備える

●伊勢神宮の祭典
九月二日   抜穂祭 神宮神田(伊勢市楠部町十時)
  十七日  神宮大麻暦頒布始祭(内宮神楽殿十時)
  二十三日 秋季皇霊祭遥拝(内宮祓所八時)
二十二~二十四日 秋の神楽祭(内宮神苑特設舞台十一時、十四時)
三十日  大祓(内宮祓所十六時) 

●伊勢鳥羽志摩の祭典
九月五日 夫婦岩大注連縄張神事(伊勢市二見町・二見興玉神社)
  十五、十六日 安乗の人形芝居(志摩市阿児町・安乗神社)、
  十五日 守武祭俳句大会(伊勢市宇治神社)守武忌は旧暦8/8
  十六~十月一日 来る福招き猫まつり(伊勢市おかげ横丁)
  十七日 馬瀬狂言(伊勢市黒瀬町公民館)県無形民俗文化財
  十八日 わらじ祭り(志摩市大王町、九月申の日) 十六日わらじ作り

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2017年07月21日

鳥羽歳時記八月「親月」

鳥羽歳時記八月「親月」   平成二十九年七月十二日

~季節を感じるおもてなし~

立秋を迎えると暦の上では秋。三秋は初秋・仲秋・晩秋。九秋は秋の九十日間のこと。異称に金秋、白秋、素秋がある。「あき」には、「飽き満ちる」ほどの収穫、空が明らか、紅葉の赤が転じた、それぞれの説がある。
八月の立秋を過ぎても厳しい暑さは続くが、「残る暑さ」となる。暑中から残暑見舞いに変わる。「涼し」も、新たな涼しさ「新涼」と呼ぶ。旧暦七月七日の七夕、十五日の盂蘭盆会、二十四日の地蔵盆と祖先を供養する月(親月)でもある。古くは七夕の頃、水辺に棚を建て、機織りの乙女の棚機女が神の衣を織る祭事が行われた。それが中国から入ってきた宮中行事「乞巧奠」、織姫・彦星の伝承と結びつき、「七夕」が「たなばた」と呼ばれるように。水辺で豊作を祈り、お盆の前に水辺で禊祓いを行い、先祖を迎えた。そして満月の夜に送り出した。二十四日は地蔵にちなむ行事ではあるが、お盆が近いため地蔵盆の名がある。志摩半島の海辺では、八月末に盆送り行事の「おいやれ」で海に流す。

●二十四節気
8/7 立秋 秋立つ、秋に入る、今朝の秋。この日から暦の上の秋。
8/23処暑 「処」は収まる。暑さも一段落するとされる。
●七十二候
8/7  涼風至(すずかぜ、いたる)
8/12 寒蝉鳴(ひぐらし、なく)
8/17 蒙霧升降(ふかききり、まいおりる)
8/22 綿柎開(わたのはなしべ、ひらく)綿の萼(がく)がはじける頃
8/27 天地始肅(てんち、はじめてしじむ)天地の暑さがようやく衰える
9/2  禾乃登(かすなわち、みのる)禾とは穀物、稲の成熟する時季

●伊勢神宮の祭典
八月四日 風日祈祭 午前5時外宮、9時内宮 10時瀧原宮、伊雑宮 
そのほかの宮社4日中に行う。摂社以下遥祀(巡回祭典  なし)*五大祭は巡回祭典を行う。
農作物の成長期にあたり、天候が順調で風雨の災害もなく五穀の稔りが豊かなであるよう、御幣を捧げてお祈りするお祭り。
八月初旬 かん水を煮詰める作業 御塩殿神社御塩焼所 かん水→荒塩→堅塩
●伊勢鳥羽志摩の祭典
八月一日八朔参宮(伊勢神宮)、稲が稔るころの田の実(頼み)の節句とも。
外宮さんゆかたで千人お参り
十五日を中心に かんこ踊り(伊勢市周辺)
八月三十一日 おいやれ船  鳥羽市桃取町  盆送り行事


「初秋に」
八月の暑い盛りに迎える立秋。秋はじめ、秋口、初秋、新秋という季語には、日差しや空の色、雲、風にどこか新しい季節の始まりを感じさせます。
この月は祈りを捧げるときでもあります。
旧暦ならば七夕飾りの短冊に願いを書き、ひと月遅れのお盆には先祖を家に迎えるための準備の墓洗いや、盆の夜には盆踊りをして供養をします。伊勢地方では、独特の装束を身に付けて踊る「かんこ踊り」が盆の夜、盛んです。
また原爆忌、終戦記念日を迎え、追悼の行事があります。そして子どもを守る地蔵盆を経ると、志摩半島の海辺では月の末に盆送りの「おいやれ」舟を流します。かつて旧暦に行われた頃には、空には半月や満月が輝いていました。
朝や夕には、涼風を感じるようになり、ほっとするときも。残る暑さをうまく乗り切りたいものです。

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2017年07月19日

日本の伝統工芸 組子

この春リニューアルオープンした 和食レストラン もんど岬の内装に使用している
日本の伝統工芸 組子。
作成いただいた有限会社小堀木工所が全国建具展示会で最高賞の「内閣総理大臣賞」受賞されました。

また鳥羽国際ホテルにお出かけいた際には是非一度ご覧くださいませ。

https://www.city.shima.mie.jp/kakuka/seisakusuishin/shichokoshitsu/topics/h29dekigoto/1499153474420.html

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