平成28年9月17日(土)、上塩原の箒根神社(ほうきねじんじゃ)で例祭が執り行われました。この神社は1440年頃の創建と伝えられているもので、上塩原地域の人々によって代々守られているお社です。
100世帯ほどの集落ですが、毎年9月17日のお祭りには子供からお年寄りまでが集い、つきたてのお餅が振る舞われたり、伝統芸能・郷土芸能が披露されたりします。

ちょうど訪れた12時半頃には、「上塩原古代獅子舞」の奉納が始まるところでした。笛とささらの音に合わせて、3匹の獅子が太鼓をたたきながら舞います。時に軽快に、時に厳かに舞が行われました。

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栃木県内で伝承されている獅子舞は、二系統があるといわれていて、こちらは文挟流(ふばさみりゅう)です。現在の日光市の文挟という地区から広まったといわれています。もう一系統は関白流(かんぱくりゅう)といって、現在の宇都宮市関白という地区がルーツということです。一人立三匹獅子舞で、雄二匹と雌一匹により様々な演目が伝えられてきたそうです。詳しく調べる機会があったら、ぜひ学んでみたいと思いました。

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獅子舞の奉納が終わると、今度は小学生たちの登場です。こちらは「上塩原源太踊り(げんたおどり)」。花笠を持って回したり担いだりしながら一生懸命踊っていました。

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資料によると、大正8年に「八木節」で有名な足利堀込源太節の流れである「源太郎踊り」が伝承されたということですが、八木節として完成する前の段階の唄や踊りが伝えられているらしく、塩原の盆踊りの太鼓の音頭に合わせて独自の進化(変化?)をたどってきたといわれます。

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指導をする大人の人たちに混ざって、太鼓や唄を小学生が担当していました。可愛らしくて頼もしい後継者たちですね。