2012年10月09日

研究機となった「帯掛機」・・
ようやく運転してみると・・

アーチにある紙テープが下りてきて、対象物を結束するはずが、アーチの上部で
紙テープが止まってしまうというトラブルが発生し、すぐに手直しをしました。
再度、運転開始!
今度は、問題なく結束できました。
しかし・・
次の紙テープがアーチを一周しない。
そればかりか、紙テープがアーチのガイドから離脱し、外に飛び出してしまう・・
これも、何度やっても同じこと・・
不思議だ・・
この研究所に持ち込んで、とりあえず運転した時にはこのようなことはなかった

よく見ると、溶着部分の「バンドガイド」が開いたままになっていました。
その「バンドガイド」を手で戻して運転してみると、1回は結束しますが、同様に、
次の紙テープがアーチを一周しません。
見ると、やはり、溶着部分の「バンドガイド」が開いたままになっていました。

帯掛機は、自動梱包機と同じような構造しているので、よくわかるのですが、
溶着後、溶着部分の「バンドガイド」は開きますが、当然、すぐに元に戻らなければ
なりません。
次のバンド(テープ)を一周させなければならないからです。
「バンドガイド」が開いたままだと、ガイドの役目を果たさず、紙テープが横に飛び
出しても不思議ではありません。

これまた、運転前に触りすぎたのが原因のようです。
原因をつきとめなければ


shiraico at 08:30包装機械メンテナンス 

2012年10月01日

研究機となった「帯掛機」・・
ようやく運転してみると・・

アーチにある紙テープが下りてきて、対象物を結束するはずが、アーチの上部で
紙テープが止まってしまう・・
何度やっても同じこと・・

ここで、自動梱包機との機構の違いを思い出しました。
帯掛機の包装資材は紙テープまたはフィルムテープですから、引き締めによる
包装資材の「力」だけではアーチのガイドは開かないのです。
つまり、アーチの上部にも開閉用の「駆動装置」が取り付けられているはず・・

よく見ると、何かワイヤー状のものが・・
そして、アーチのガイドに何かを引っかける形状のものが・・
ということで、想像がつきました。
このワイヤーにより、アーチガイドを開閉しているのだと・・

となると、どこかでワイヤーが外れているはず・・
おそらく、ここだろうと思って、ワイヤーを引っかけて、運転開始!
すると、紙テープはアーチの上部で止まることなく、対象物を見事に結束
しかし、次の紙テープがアーチガイドを一周しない。
これまた、何度やっても同じ

ここで、教訓!
「観察」は運転を十分楽しんでからに


shiraico at 08:30包装機械メンテナンス 

2012年09月24日

研究機となった「帯掛機」・・
観察ばかりして、運転が遅くなりました。
触りまくって、運転するのは良くないのですが・・

この研究機・・
「引退機」ではなく、「現役」で使用されていた状態で譲って頂いたわけですから、
さっさと運転すれば良かったのですが、観察しすぎたようです。
運転してみると・・

アーチにある紙テープが下りてきて、対象物を結束するはずが、アーチの上部で
紙テープが止まってしまう・・
何度やっても同じこと
そんなバカな!
借り受けた時、少しだけ確認したがそんなことはなかった・・
この時、初めて、「観察しすぎた」と気づきました。

どうして、紙テープがアーチの上部で引っ掛かって結束しない?
ここで、梱包機との機構の違いを思い出しました。
帯掛機の包装資材は紙テープまたはフィルムテープですから、包装資材の「力」
だけではアーチのガイドは開かないのです。
ということは


shiraico at 08:30包装機械メンテナンス 
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