2012年02月

2012年02月28日

現在、「エアー緩衝材製造機」の研究を行っています。
前回は、エアー緩衝材が機械から出てくる瞬間を映像にしてみました。

http://shirai-co.com/cusyonboykidou%28syoumen%29.htm

袋は、長さ55mm(エアー入りの状態)、1組4連・・
もちろん、長さは55mm、1組4連と決まっているわけではありません。
幅広く調整できます。
その調整方法ですが、機外のパネルではなく、機内のスイッチで行います。
頻繁に変更するものではないからでしょう。
cusyonboynaibutyousei
写真のスイッチを押したり、引いたりして、長さと連鎖数を
調整します。
長さは、1回で約1cm変わるようです。
実際に試してみないと


shiraico at 09:00包装機械メンテナンス 

2012年02月27日

現在、「エアー緩衝材製造機」の研究を行っています。
以前、この機械の内部の運転の様子をご覧頂きました。
今回は、エアー緩衝材が機械から出てくる瞬間を映像にしてみました。

http://shirai-co.com/cusyonboykidou%28syoumen%29.htm

袋は、長さ55mm(エアー入りの状態)、1組4連・・
まるで蛇のように這い出してきます。
エアーの注入状態も問題はありません。

えっ?
袋が小さすぎるって?
4連では物足りないって

そりゃぁ、箱などに詰める製品によって、緩衝材の大きさも異なってくるでしょう。
そういう時は


shiraico at 09:00 

2012年02月21日

現在、「エアー緩衝材製造機」の研究を行っています。
この機械の内部を見て、最も「精密」だと思われる部分・・
おそらく、「送りローラー」の部分でしょう。
前回、その溶着シーンをアップでご覧頂きました。

それがきっかけで、「取扱説明書」を読んでみたのですが、
スチールベルトに関する注意書きが多いことに気づきました。
一つ気になったのは、
「スチールベルトは黒い面が表です。絶対に逆には取り付けないで下さい。」
という注意書き・・
このスチールベルトは表・裏があるようです。
「逆に取り付けないで」と書かれると、そうしたくなるのが当研究所・・
しかし、「絶対に」という言葉が前置きされていますので、「大惨事」の予感が 
まぁ、予備のスチールベルトを持っていれば、「実験」してみるのですが、使い物
にならなくなると、この後、「実験」ができなくなるのでやめることにしました。

しかし、「研究所」と名乗る以上、何らかのコメントが必要・・
誰も期待していないかっ 
でも、少しだけ・・

このスチールベルトの表は黒く、裏面は「スチール色」・・
黒い表面は、フィルムと接触し、裏面はヒーターと接触する・・
この点から想像すると、このスチールベルトは、表側だけに何らかのコーティング
がなされているだと思います。
そして、このコーティングはフィルムと接触するので、「テフロン加工」のように
接着しないようになっているのだと思います。
ですから、コーティングである以上、高温には弱く、ヒーターと直に接触すると
このコーティングが剥がれるか、損傷するはずです。

こんな想像、「研究所」としては意味がない・・
実験したいのは山々ですが、その後、困るので


shiraico at 09:00包装機械メンテナンス 

2012年02月20日

現在、「エアー緩衝材製造機」の研究を行っています。
この機械の内部を見て、最も「精密」だと思われる部分・・
おそらく、「送りローラー」の部分でしょう。

前々回、写真にて「送りローラー」の片側を見て頂きました。
そして、スチールベルトとタイミングベルトが同時に回転して、フィルムを送り出し、
フィルムを溶着させているとご説明しました。
今回は、その溶着シーンをアップでご覧頂きましょう。

http://shirai-co.com/cusyonboyyoutyakubu.htm

よくご覧ください。
ヒーターがスチールベルトを押している状態で、スチールベルトはフィルムを送り
出しています。
ヒーターは、あくまでもスチールベルトを熱しているだけで、フィルムを熱している
わけではありません。
直接、溶着させるわけではないので、少し心配が
気温差が大きい場合は、溶着不良が発生するのでは?
しかし、室外で使用するならともかく、室内で使用する場合は、ほとんど影響が
ありません。
事実、真夏と、真冬で運転しましたが、フィルムの「送り側」では、溶着不良は
発生しませんでした。
もちろん、最初にフィルムのセッティングミスをしてはいけませんが・・

念のため、「取扱説明書」を読んでみたのですが、
「適正温度は、フィルムの種類や機械の周囲の温度により、異なりますので、
その都度調整してください。」
と書かれてありました。
おそらく、1度「適正温度」を見つけると、よほどのことがない限り、ほとんど調整
する必要はないと思いますが・・

これは、想像ですが、このスチールベルトはかなり特殊というか、計算されて作ら
れていると思います。
少なくとも、熱伝導率が高くなければ使い物になりません。
何か代替品があれば、実験してみたいのですが、スチールベルト自体を見かけ
ることがないので


shiraico at 09:00 

2012年02月14日

現在、「エアー緩衝材製造機」の研究を行っています。
この機械の内部を見て、最も「精密」だと思われる部分・・
おそらく、「送りローラー」の部分でしょう。

前々回、写真にて「送りローラー」の片側を見て頂きました。
そして、スチールベルトとタイミングベルトが同時に回転して、フィルムを送り出し、
フィルムを溶着させているとご説明しました。
今回は、スチールベルトについてご説明致します。

スチールベルトは、チェーンやタイミングベルトと異なり、ほとんどの場合、動力を
伝える部品ではありません。
今回の実験機「エアー緩衝材製造機」の場合は、フィルムを送り出しながら溶着
するという「離れ技」を行うために必要となっています。

cusyonboysteelbeltこのスチールベルトは、写真の通り、一見するとかつての
カセットテープとも思えるような、細く薄いベルトです。

幅は5mm、薄さを表現しますと、少し触っただけでも、ねじれるくらいの状態です。
これくらい薄くないと、ヒーターの熱をフィルムに伝えることができないからでしょう。
そこで心配事が・・
「切れる(折れる)ことはないの?」
ということでしょう。

いい質問ですね〜
その答えですが・・
「切れる(折れる)ことはあります」
ということになります。
頻繁にはありませんが

このスチールベルト・・
薄いがゆえに、タイミングベルトよりも切れる(折れる)ことが多いようです。
タイミングベルトやチェーンと異なり、動力の伝導部品ではないので、市販されて
いません。
ですから、メーカーから取り寄せるしかありません。
スチールベルトがないと、当然、この機械の起動はできませんので、予備品として
1本だけでも用意してもらった方が良いと思います。
少し高額ではありますが・・
同じスチールベルトが2本使用されていますから、1本あれば十分でしょう。
それから、時々、このスチールベルトに損傷がないかどうかの点検も必要です。

スチールベルトの交換は、六角レンチがあれば、容易にできますので、予備品が
あれば安心だと思います


shiraico at 09:00包装機械メンテナンス 
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