小屋っ子の戯言

芝居に笑い、芝居に泣き、芝居に落ち込み、芝居に励まされる日々をつらつらと。

金曜日、朝からなんとなく浮足立って、めんどくさい仕事も鼻歌混じりでやっつけて、いそいそと帰社。ポイポイ適当にボストンバッグに荷物を詰め込んで、23時、夜行バスに飛び乗る。遠征――この甘美な響き。。非芝居クラスタに、夜行バスで遠征してくる!と言うと、決まって …
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とある座長さんに、何気なく「五郎兵衛はおやりにならないんですか?」と聞いたことがある。その役者さんに実にピッタリだと想像していたからだ。すると思わぬ答えが返ってきた。「やりたいんやけど、八百屋できる人がおらんからなぁ…」。とある座長さんに、朝比奈という役 …
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彼が最後の力を振り絞って突き刺したのは、弥五郎?それとも……?劇団炎舞 橘鷹勝誕生日公演@立川・けやき座お芝居『河内十人斬り』熊太郎:橘炎鷹弥五郎:橘鷹勝松永寅次郎:橘光鷹熊太郎女房おぬい:橘麗花弥五郎妹おやな:橘姫花木こり愛媛県:橘炎乃介松永伝次郎:橘ひ …
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枯れた草の向こうに立つ、その人たちの顔は見えないわずかな風がもったりと揺れるような、そんなアンニュイな旋律が木馬館の暗がりに漂い出しました。島津亜矢さん歌う『船頭小唄』です。劇団炎舞@浅草木馬館橘炎鷹座長『船頭小唄』俺は河原の 枯れすすき同じお前も 枯れ …
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そこのキミ!「ジワ」って言葉知ってるかい?歌舞伎用語なんだけどね、ビックリするほど綺麗な役者さんが出てきたときとかに、客席が「……!」って息をのんだ音が波(=シワ)のように劇場中に広がっていくことを言うんだ!(ちなみに、ワタシは『二人椀久』で花道を出てき …
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侠客というにはまだ青い。けれど、その華は新芽に芽吹く。劇団炎舞@浪速クラブお芝居『男華』笹川繁蔵/飯岡助五郎:橘炎鷹座長洲崎の政吉:橘鷹勝政吉女房おせい:橘麗花国定忠治:橘魅乃瑠【あらすじ】ある日、侠客・飯岡助五郎(炎)のもとに、同じく侠客・笹川繁蔵から …
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♪あーの日 あーのとき あーのばーしょで きーみに会えーなかーったらー♪ ほんと、そうですね。 あの日あのとき川越で出会ってなければ、こんな気持ちになっていることもありませんでしたね……。 えっと――ロスってます\(^o^)/はい、炎舞ロスでありま …
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◆見たことがない人おもしろい「イキモノ」だなぁ。これが、優さんの第一印象だった。「イキモノ」だなんて役者さんに到底失礼な形容かもしれないけど、でもそれは、彼女が「今まで見たことがない」風情をまとっていたからこそ浮かんだ言葉だ。初見のお芝居は『籠の鳥』。優 …
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完全に2017年ですが、めげずに2016年の舞踊5本!◆沢田ひろしさん『風の盆恋歌』@三吉演芸場(2/24)この命ほしいならいつでも死んでみせますわ 夜に泣いてる三味の音……生きて添えないふたりなら 旅に出ましょう 幻の……おわら恋唄 道連れに生涯忘れられない指折りの …
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人様のベスト芝居&舞踊を読んではニヤニヤしている今日この頃。私も簡単に総括!ということで、まずはお芝居編です。◆劇団新『平成に現れた森の石松』@けやき座(2/13)石松を演じた新さん。ベスト5の作品にはもちろんそれぞれ好きなところがあるのですが、これはもう「新 …
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