住み慣れた都会を離れて、田舎の自然と共に暮らす団塊夫婦のセカンドライフ。
和歌山県日高郡美浜町より・家造り・田舎暮らし・釣情報・家庭菜園・ガ−デニングなどの日々をつづります。
春作の最後の野菜を収穫しました。今月初めに試し掘りをしたサツマイモは、まだイモが小さかった。 しかし、もう次のエンドウ豆類を植えなければいけないので、全部掘り起こしました。 まあまあの出来ではあるが、奥さんは、「まだ小さい」 と不満顔です。 私としては満足であるが、毎日の料理に使う食べ物に関しては、女性の注文は厳しいようだ。
落花生も同時に掘り上げたが、こちらは不作で、食べれる大きさの物は少なかった。 もう少し置く方が良かったかも知れないが、小さい畑を使い回して、沢山の野菜を作る我が家では、待っている時間がないのである。 これで、春作の野菜は全て収穫を終えた。 そして、掘り起こした畝に、四種類の豆類と、タマネギ三畝を植えれば、今年の秋作の植え付けも終了する。
一段目が積み終わったら、13ミリの異形鉄筋を横筋として入れ、モルタルを天端まで入れて均します。 モルタルは20kgの砂に対して、25kg入りのセメントを1/3入れて空練します。それからバケツ一杯分だけ練って使うようにしないと、直ぐに乾いて硬くなってしまいます。
二段目までは良かったが、三段目になって高くなると、重くて持ち上げるのに腕が痛くなります。 化粧ブロックは一個12kg位あり、110枚を350kg積載の軽トラで四往復して運びました。 お陰で肘の腱鞘炎が悪化して、接骨院通いです。 余り良い出来映えとは言えないが、これで力仕事のブロックが積み終わり、来週にﾌｪﾝｽが入荷したら、又、工事再開です。
雨が降って暇な時は、釣りの道具を作ります。今日はカゴを作りました。 百均で買ったステンレス物干し竿の両端に付けるプラスチック製のキャップを使います。 これはネットで制作方法を見付けたロケットカゴです。 このカゴ作りで一番苦労する所は、上蓋に入れる発泡スチロールと、下蓋のフタになるスベラセ君の加工です。 キッチリと合わせておかないと、使っている最中に、直ぐに外れてしまいます。
カゴの穴あけは、充電式のドライバードリルを使いますが、後はカッターナイフとヤスリだけの手作業です。 今日は七個のカゴと四本の天秤を作りました。 海の近い所で住んでいると、いつでも釣りが出来るので、釣果に拘るより経済的なことを優先しています。 ようするにケチなだけですが、色々と考えながら工夫して作る面白さや、自分で作った道具で釣ると、楽しみも倍増するのは確かです。
ホームセンターで、ブロックやセメントを買っていたら、田舎暮らしのN氏から「今晩アジ釣りに行く」、という電話があった。 その時は奥さんが留守だし、塀の工事もあるから、同行できるか否かは、はっきりさせなかった。 しかし、迷走台風のお陰で、もう二週間ばかり釣りをしていない。 そのためか、ブロックを積んでいても、コンディションが良さそうなので浮き足立ってくる。 仕方がないので、切の良いところで工事を切り上げ、釣りの用意に掛かった。 ピロ君の散歩と食事の用意をしてから浜に出たのは、もう夕日が沈んだ後だった。
ブロックを積む前に、擁壁の天端に80センチ間隔で鉄筋を差し込むための穴をあけます。 穴あけは、ホームセンターで現品限りの特価品で買った振動ドリルを使います。18ミリのドリルビットを付けて、深さはドリルに付いているゲージで決めます。 コンクリートに穴をあけるのは苦労するだろうと思っていたが、案外、簡単にあきました。やはり道具が大事ですね。 
あいた穴にカール付きの13ミリの異形鉄筋（長さ60cm）を刺しこみ、上からハンマーで鉄筋を叩けば、カールが開いて固定されます。
鉄筋が立ったら、いよいよブロック積みに掛かります。 しかし、ブロックを並べて水糸で擁壁天端の水平を確認すると、真ん中が高く両端が低い状態です。 そのため、ブロックの一段目を、一番高い所を基準にして積むと、両端のモルタルが厚くなり、中央はほとんどモルタルが付かない状態でした。 厚いモルタルにブロックを固定するのが難しく苦戦しましたが、何とか一段目を積み終わりました。
今日から奥さんが東京の孫の所に行き、序に旅行をするので、10日ばかり留守になります。 又、やもめ暮らしが始まります。
買って来たブロックや鉄筋などを、軽トラから降ろす時に間配りしておきます。 それからブロックを積む擁壁の上端をケレンします。インパクトの先に付ける鉄ブラシで上手く行くと思っていたが、擁壁天端に吹き付けした塗料がなかなか落ちないために、トンカチでハツリながらの作業になってしまいました。
修理や補修は思わぬ所で時間を取られることが、往々にしてあります。 擁壁の上に、そのままブロックを積めば簡単ですが、ブロックとコンクリートの接地面を良くしておかなければ強度が保てません。 見えない所に手間をかけることで、良い仕事になります。 そのために、ケレンだけで今日の作業は終わってしまいました。明日からブロック積みの作業をしたいのですが、お天気が良くないようです。
台風17号で倒れた、道路側の塀の修復方法は決まりましたが、助っ人は居らず、私ひとりでやらなければなりません。 工事は壊れた塀を全面を撤去して、メッシュﾌｪﾝｽに作り変えることにしました。始めに壊れた塀の撤去作業です。
ビス止めのラチスフェンスと、土留めの枕木は簡単に外すことが出来ました。 しかし、土に埋め込まれた縦枠の枕木が重くて、どうしても抜くことが出来ません。本来なら重機を使って引き抜けば良いのでしょうが、そんな機械は持ち合わせておりません。 仕方なくチェーンソーで切り倒すことにしました。 しかし、枕木は硬くて、なかなか切れません。
朝から掛かって夕方になって、やっと塀の撤去が終わりました。 しかし、倒した枕木は、そのままでは重くて運ぶことが出来ませんので、暫くは足場代わりに、下に置いて使うことにしました。 ”台風がくれた楽しい仕事” とは言ってみても、指の腱鞘炎や肘痛が悪化することは間違いないようです。しかし、ネットでフェンスを頼んでしまったので、最後までやり切るしかありません。
左の鉢は土佐寒蘭の桃花「日光」という事で購入して、昨年、花を見ましたが、花容が「日光」と違うように思われました。そして、今年の新芽に紺覆輪が入ったので、色々と調べた結果、薩摩寒蘭の「北薩の誉」ではないかと思われます。
こちらは自作のラン鉢に植えた変えた、土佐寒ランの「紳曲」です。花は白金鵄の部類に入ります。昨年は古い蘭小屋で咲かせたために、花径と花が緑色に染まり、本来の美しさが出ませんでした。今年は新しい蘭舎で、採光や温度差に気を配ったので、花径が鮮紅色で来ています。後は淡黄色の大輪の花を咲かせ、鮮紅色の花径との美しいコントラストを見せて欲しいものです。
この鉢は、大きな新芽が出て、マイ棚で初めての花となる土佐寒蘭の「姫百合」です。宿毛市西谷産で、花径は淡桃色の細幹で、淡黄色の花を咲かせます。
アジが釣れ出したことを田舎暮らしの先輩のN氏に連絡したら、早速、行こうと言うことになり、煙樹ヶ浜に出撃です。 四時過ぎに浜に着いたが、釣り人はN氏一人だけである。 今日はマゼ（南風）が強く、フィリピン沖で停滞している台風21号の影響で波が高く、土手を波が越えて来ている。 この様な時は土手の下に道具を置いて、手持ちで釣らなければならない。
のようだが、つくづく釣り情報は早く伝わることに驚いた。 アジが釣れ出すまでは、集魚のためのエサまきだ。 8時頃から食いが立ったが、肝心な地合いに焦って、ベイトリールがバックラッシュを起こしてしまい、仕掛けを作り直す気力もなくリタイヤした。 今日の釣果は先日と一緒で、25cm前後のアジが6匹と32cmのチヌが1匹である。 N氏も私と同じくらいの結果だったが、S氏は二桁に乗せたようだ。 コンディションに左右されたり、肝心なところでトラブルのは、まだまだ発展途上人の域を出れないからだろう。
ハカマ
昭和24年生まれの団塊世代です。住み慣れた都会を離れて、残された人生を楽しむために、温暖な気候の和歌山県美浜町にやってまいりました。 見知らぬ土地で暮らすことの不安はありますが、それよりも、今までの人生とは違った「夢と喜び」を、新しい環境で見つけていきたいと思っています。
座右の銘 ”足るを知る者は富む”
