● 歯周病生活記 :: 第26話 :: 別室にて自費治療のいざない・・・「本題」
前回は余談が長くなってしまったが,自分自身,「一億総健康教」への入口へ一歩進もうとしていた。歯を残せるものなら多少の出費でも・・・こういった考え方は,立派な煩悩と言ってもいいだろう。早く抜けても,それは天命だと思える人だっているのだから。
さてさて・・・お昼の診察開始15分前,いつものように歯科衛生士さんが名前を呼ぶ。そして,以前から気になっていたスペースム診療室内に設けられた「談話室」--へと通された。
そこには,初診時に撮影された口腔内のパノラマ写真と,石膏で作られた歯形,そして,今後の治療におけるオプションと思われる施術が掲載されたパンフレットが置かれていた。
その日は,清々しい秋のひだまりが,談話室をやさしく包んでいた。というか,診察がはじまる前の診療室は,あの歯科医院独特の緊張感から開放されているといったほうが正しいか。
程なくして,院長である担当の歯科医師ご登場。特別に時間を取るということで,かなり饒舌にいろんな説明があるのかと思いきや・・・
「このレントゲン写真をご覧いただければわかりますが・・・前歯のこの部分と,この左上の奥歯(6番大臼歯)の前後,右下の奥歯のこの部分(6番大臼歯と7番大臼歯)」,そして右上の一番奥の歯の後ろの部分の歯槽骨の吸収が著しいです。
待合室でこのパンフレットを見てもうすでにご存じかと思いますが,エムドゲインというものを塗布する外科手術によって・・・そうですね,歯槽骨の約6割は再生します。(若干の沈黙の後)・・・右上の一番奥の歯については,定期的に麻酔をして歯石を取るなりして様子を見ようかと考えています。」
う〜ん,どうして同じように歯槽骨が減っていても,一本の歯だけは同じような歯槽骨の再生手術はできないのか? 若干の疑問は残しつつも、言葉少なに続ける歯科医師。しかし,パンフレットに書いてある料金については具体的に口にはしない。こちらがあまり金を持っていないことを感じたのか(苦笑),気をつかったのだろう。具体的な金額は伏せるが,もちろん数万円の世界である。全部の歯のトータルではない。一歯の料金である。
いやはや・・・今後の出費に不安はよぎるが,説明は約5分ほどで終わり、
「では、今後の治療を進めていくために,もう少し詳細なレントゲン撮影をしなければなりませんので・・・それに今日は四千数百円かかりますが、よろしいですか?」
と、無言の了承を介して,さっそく自費治療を加えることを前提に,歯周病治療の第二ステップが始まった。
(第27話につづく)
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Posted by shisyubyo at 21:32│
Comments(7)│
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去年30代で歯周病(歯槽膿漏)になってしまって2月まで歯医者に通院。ようやく完治した、と思って油断していたら・・・今度は6月くらいにまた別の歯ぐきに異変がΣ(・∀・`;) 仕方なく昨日久しぶりに歯医者にいったらレントゲン撮られて「以前の症状より悪化してい.
歯周病の逆襲(((( ;゚д゚)))アワワワワ【A Shelter From Livedoor-Blog(仮)】at 2005年08月11日 00:44
ひろきの部屋日記のひろきです。
はじめまして。
このたびは、トラックバックしていただき、ありがとうございました。
歯周病治療を始めて、間がないので、いろいろと教えてくださいね。
これからもよろしくお願いします。
ひろきさん、コメントありがとうございます。
歯周病治療をはじめてこれからのようですが・・・歯周病って、ある意味ずっと付き合いながらという部分があると思いますので、これからも、このブログが意見交換の場となれば幸いです。
ちなみに、こちらはメインテナンス中ということになっていますが、これからもどんどんこれまでの過程を綴っていきます。
はじめまして。
こころぐ*金魚でトラックバックして
いただきました壱嬢と申します。
お礼が遅れてしまいまして申し訳ありません。
ありがとうございました。
私は、歯医者さんには
このたび6年ぶりに行ったのですが
ほんとうに、たくさん脅かされてきました。
でも6年たって、
だいぶ歯医者さんが進化しているんだなと
思いました。
きれいでしたし、パソコンやデジカメ
大活躍でしたし…。
(新しいところにいったからかも、ですが)
まだ幸いに歯周病には至ってないですが、
予備軍みたいなので、
ちょくちょく通って予防していきたいと思います。
ここを読ませていただいていただき、
歯周病についてかなり勉強になりました。
歯磨きとマメな通院、頑張ろうと思います。
これからもしっかり拝見させていただきます♪
はじめまして、こんにちわ☆
トラックバックしてくださって、ありがとうございました(*'ー'*)
久し振りに歯医者さんへ行って虫歯はなかったものの、先生から丁寧に歯みがきの仕方を教えてもらって、これからは気をつけようと思っているところです。
今度、歯石を取ってもらいに歯医者さんへ行くので、そのときの様子をまた日記に書くつもりです。
>壱嬢きんぎょさん
書き込みありがとうございます。歯周病は予備軍のうちに丁寧なケアをしてくれる歯科医院に出逢えたならば、とても幸運だと思います。あの忌まわしい歯茎の腫れは・・・やっぱり経験しないに越したことはありませんから。
これからも、どんどん話を展開しますので、しつこくこのブログとお付き合いくださいませ。私も、壱嬢きんぎょさんのブログを楽しませていただきます。
>きまさん
書き込みありがとうございます。先生から直接、歯みがきの仕方を教えてもらったなんて、とても親切でいいですね。歯石をとってもらうのも、付き方の度合いによりけりですし、先々の歯の健康を考えれば、ちょっとした出費に過ぎないと思います。
歯石取りの様子を書かれるとのことで、こちらも楽しみにしています。
TBありがとうございました。
「歯周病生活」というタイトルにかなりビビリました。
そんなに付き合いが長くなるのかと・・・_| ̄|○
これからいろいろとお世話になるかと思います。
どうぞよろしくお願いしますです。
>kingsnakeさん
書き込みありがとうございます。そうなんです。脅すというわけではありませんが、それなりに通院することは覚悟しなければなりませんし、ある程度の治療が見えてきた後も、定期的なメインテナンスにいかねばなりません。
でも、多くの人は、そういうことに力を入れていない歯科医院に通い続け、グラッときたら抜歯!みたいなパターンが多いのではないでしょうか? むしろ、「悪化してます」なんて言ってくれる歯科医のほうが、患者にとっては良心的な歯科医だと思いますよ。
これからもお時間があればご訪問してください。こちらも粘っこく更新していきます。