練習ノート

静岡大学演劇部の部員が書いていきます。

静岡大学演劇部のサイトはこちら
http://suact.michikusa.jp/

7回目、ラッキーセブンですね。外山です。
秋公演本番二日間が無事に終わりました。
見に来てくださった皆様、寒い中本当に有難うございました!

さてさて。
今回の秋公演では、舞台監督を務めさせていただきました。9月から本格始動して約二か月、今思えばあっという間だったなぁなんて思います。終わってみると、達成感と虚無感が鬩ぎ合ってて不思議な気持ちです。
あっという間のあいだに、バイクに轢かれたりしましたがお仕事をしっかりやりきれました、良かった。

公演後なによりも嬉しかったのは、部員の皆さんからの、ありがとうの言葉です。
一年で新人公演終わってすぐの舞台監督、私以上に先輩方は一年で大丈夫なのかとハラハラしていらっしゃったのではと思います。その上、すぐ体調崩す貧弱………。
それでも、見守って支えていただいたおかげでこのお仕事を全うできました。
ほんとうにありがとうございました。

"新人"から"部員"になってからはじめての公演。舞台監督できたことをとても誇りに思います。

これで、舞台監督とはバイバイなのかぁ、と少し名残惜しいくらいです。
と、いっても片付けまでが公演。
明日、きちんと締めくくり、次の春公演へ良いバトンを渡せたらなと思います。


公演2日目終了しました!
脚本・演出の山本勘太朗です。

観にきていただいた皆様、本当にありがとうございました!

お書きいただいたアンケート、全て読ませていただきました。「おもしろかったです」「次も期待しています」「いい劇でした」このような褒め言葉を見ると泣きそうになり、頑張ってきて良かったと思いました。
また、ストーリーの構成や場転、役者の演技など、ご指摘いただいた点の多くは私も気づいていながら諦めたり妥協した箇所であり、お客さんはよく見ていると感心し、また、それだけよく見ていてくれているのだと嬉しく思いました。

タイトル論争や立て看塗り直し事件など、この公演を振り返ってみるといくつかの衝突がありましたが、それもみんなが本気でやっている証拠であり良い思い出です。


最後になりますが、
ギリギリの人数でしたが、2回公演という試みを見事に成功させた舞台監、莫大なセリフ量にもかかわらず、抜群の安定感を見せてくれた役者達、演出の要望に試行錯誤しながらも、弱音を吐かず努力してくれた役者・スタッフ達、受身に回るだけでなく、より良い舞台のために多くの提案をしてくれた役者・スタッフ達に感謝します。

今日、秋公演の一日目が終わった。
9月から練習を始め、2ヶ月ほど続けてきたものが、今日で終点にたどり着く。
そう考えるだけで寒気のような切なさと、動悸のような達成感とが僕を襲う。

何事にも始まりがあるということは、必然的に終わりも存在する。
そんなことはもちろんわかっているのだが、実際に迎えてみると溢れる想いを止めることができない。
嗚呼無情。

もう少しなにかできたのではないか。
まだまだやれることはある。
など、練習できなくなってから色々なことが頭を駆け巡るが、どれだけやろうと、何をやろうとそういう考えは止まることがない。
後悔は先に立たずとはよくいったものである。

ただ、今の僕らにやれることは、のこり一日。今日の本番を一番いいものにすること。
只其のみ。
やれることはやった。
こう言えるような本番にしたい。

(山口)

このページのトップヘ