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弁護士の梅田です。
先日、クラーク記念国際高等学校静岡キャンパスにお邪魔して、薬害肝炎に関する授業をさせていただきました。当事務所からは、青柳と梅田が参加しました。

薬害肝炎とは、今から数十年前、主に手術時の止血剤として使われていた血液製剤に肝炎のウイルスが混入していたことが原因で、その投与を受けた患者さんの一部が肝炎に罹患してしまったという、痛ましい事件です。
かつて、これが薬害であることを突き止めた一部のC型肝炎患者さんとその弁護団が、国と製薬会社を相手に裁判を起こし、長く険しい道のりを乗り越え、勝訴判決を獲得したのです。この尊い判決がきっかけとなり、国は薬害肝炎患者を救済するための特別法を制定しました(この特別法にのっとり、薬害によって肝炎にかかったことが裁判上認められた患者さんに対しては、一定の給付金が支払われます)。
この薬害肝炎事件の中でも、C型肝炎に関する事件については、各県に弁護団があり、その弁護団同士が連携・協力するシステムが構築されています。そういった弁護団が中心となり、現在でも、薬害肝炎被害者を救済する活動が行われています。当事務所も弁護団の一員ですので、もし心当たりのある方は、どんな小さな情報でも結構ですので御相談いただけたら幸いです。

この授業では、生徒さんたちに、医者・製薬会社・国・弁護士・マスコミの立場にわかれたロールプレイングをしてもらいました。それぞれの立場から、薬害肝炎についてどのような意見をもったか、どのような解決策が考えられるか、それぞれの立場がどのような協力体制を作れるか、を議論してもらいました。生徒さんの意見は示唆に富むものが多く、またSNSを駆使するといった新しい世代ならではのアイディアもたくさんありました。我々にとってもとても勉強となりました。








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