静岡県静岡市葵区沓谷(くつのや)の臨済宗 正覚山 菩提樹院には、市指定文化財「伝駿河国分寺の塔心礎(とうしんそ)」があります。

寺院の塔の心礎(中央の柱の礎石)に用いられた石材です。

江戸時代中期の明和8年(1771年)、駿府城代武田越前守信村により駿府城三の丸城代屋敷内の社の手水鉢(ちょうずばち)として、奉納された事が刻まれています。

市指定文化財 伝駿河国分寺の塔心礎(手水鉢)
20241

昭和5年(1930年)、駿府城内にあった日本赤十字静岡支部の庭(現在の県総合福祉会館所在地)で発見。

昭和28年(1953年)、駿河国文尼寺の後身だといわれる菩提樹院へ寄進されました。

探訪は自己責任で!!

女戦国大名と呼ばれた今川義元の母 
市指定文化財 寿桂尼の墓 
曹洞宗 洞谷山 龍雲寺の記事はこちら


菩提樹院にある
徳川家康の財宝強奪・江戸幕府転覆を計画(慶安事件)
軍学者 由比正雪の首塚の記事はこちら


臨済宗 正覚山 菩提樹院の地図
TEL 054‐261‐3272
無料駐車場あり

アクセス
東名高速道路 静岡ICの北北東

臨済宗 正覚山 菩提樹院
20242

塔心礎実測図
20243


市指定文化財 伝駿河国分寺の塔心礎(手水鉢)
20241

石の上面に直径約1m、高さ約20cmの円形の柱座があり、その中央に長径46.52cm、短径35cmの楕円形の孔があります。
本来は寺院の塔の心礎(中央の柱の礎石)として、用いられたものです。
孔は、釈迦の骨を入れる舎利孔(しゃりこう)であったと推測されます。
手水鉢として利用するため、直径約34cmの丸い孔を楕円形に拡大。
20244